アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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神楽「前回のアサルトリリィ百合ヶ丘の化け狐は!」

八狐「早朝から作戦会議を開いた」

海音「そして、サポートチーム、アタックチーム、ノインヴェルト戦術チームに別れ、先行でサポートチームが出陣した」

凪「そして、敵ヒュージの一団を見つけ、私含め五人は偵察に向かったのですが............」

道真「急にケイブ反応が現れ、その反応は特型ヒュージのものだった」

三夜「ほら、急いで向かうぞ!早くせぬとサポートチームの連中が持たん!」

琢磨「分かってるっつの!だからこうして急いでんだろうが!」

音夜「耐えてくれよ、海音、凪........!」

颯馬「うん、急ぐよ!本編へどうぞ!」


集合ⅩⅢ REVENGE MATCH 前編

 

神楽達が狙撃を開始した一方、恋花達は_____

 

バァン、バァンと銃声がこだます

 

瑤「始まったね............」

 

紅巴「灯莉ちゃん達、大丈夫でしょうか.......?」

 

海音「大丈夫だよ、あっちには神楽と凪がいるし」

 

海音が紅巴を落ち着かせるように言う

 

姫歌「あっちの心配をしてる余裕はないわよ!もう敵は動き出してるんだから!」

 

恋花「まずったね........こんな遭遇戦になるなんて。一葉達アタックチームが来るまで持たせないと」

 

神琳「ですが、雨嘉さん達を狙撃ポイントに配置済みだったのは不幸中の幸いですわ」

 

恋花「そうだね、向こうには鷹の目と神楽の陰陽術があるから、そういう意味では理想的か。それにこっちにも陰陽術持ちがもう一人いるし」

 

恋花が海音のことを一瞥する

 

瑤「ヒュージの足止めをしつつ、援軍の到着を待つ......遅滞戦闘だね」

 

紅巴「き、緊張してきました..........っ」

 

すると、神琳は何を思ったのか紅巴に近づき、話し掛ける

 

神琳「紅巴さん、少しよろしいですか?」

 

紅巴「えっ、あっ、はい、なんでしょう、神琳さん......!」

 

神琳「そんなに固くならないで?確かに大変な状況ですが、私達が力を合わせればきっと上手く行きますわ。だってここには三つのレギオンの精鋭が揃っているんですもの」

 

紅巴「そ、そうですよね........叶星様や高嶺様だけじゃない......あの夢結様や梅様のような経験豊富な方も向かっているんです......ありがとうございます、神琳さん!私、なんとか戦えそうです!」

 

神琳「そうですわ、私達のレアスキルは戦局を左右しかねない重要な役割なのですから、しっかりしなくてはなりませんよ?」

 

紅巴「うっ......そ、そうですよね......あぁ、何だか別の意味で緊張してきました.......!」

 

神琳「ふふふ.........お互い頑張りましょう、紅巴さん」

 

海音(.........!この気配.......!)

 

海音が何か気配を感じ取り、身構える

 

結梨も気配に気付いたのか同時に立ち上がり、

 

結梨「皆!ヒュージ来るよ!」

 

それと同時にヒュージの一団がこっちに向かってくる

 

紅巴「も、もう来たのですか..........っ!?」

 

恋花「はぁぁぁぁぁっ!!」

 

恋花はブルンツヴィークをシューティングモードにし、ヒュージに放つ

 

海音「変身!」

 

「DUAL ON」

 

「BEAT AND BOOST」

 

海音はビートバックルとブーストバックルをドライバーに装填して、操作し、仮面ライダーナーゴ ビートブーストフォームに変身し、ビートアックスでヒュージを一閃する

 

恋花「皆!陣形を組んで!現れたヒュージを各個撃破するよ!」

 

神琳「かしこまりました!」

 

紅巴「わ、私も参ります........!」

 

恋花「いいよ、その意気その意気!ヒュージなんてぱーっとやっつけちゃいましょ!」

 

恋花は激励するが、

 

恋花(とはいえ、この進行速度は良くないね。神楽達が掩護射撃をしてくれてるとはいえ、場所が悪すぎる......頃合いを見計らって、ここは放棄しないと.......手遅れになる前に来てよ、一葉.........!!)

 

と冷静に状況を判断し、心の中で別行動を取っている一葉に呼び掛ける

 

姫歌「恋花様!横からヒュージがっ!?」

 

恋花の側面からヒュージが三体近づいていたが

 

結梨「やぁぁぁっ!」

 

海音「はぁっ!」

 

結梨のグングニルと海音のビートアックスがそれを防ぎ、そのままそれぞれ武器を振るい、ヒュージ三体を一瞬で葬る

 

結梨「恋花下がって!」

 

海音「隊長がやられたら元も子もないですよ!」

 

恋花「くっ、こんな距離まで.........!やらせるかってーの!」

 

恋花は一瞬下がり、二人の掩護射撃に回る

 

海音「こうなったら..........!」

 

海音はビートアックスのエレメンタルドラムを三回足で押す

 

「FUNK BLIZZARD」

 

海音はすかさずインプットトリガーを引く

 

「TACTICAL BLIZZARD」

 

海音はビートアックスを奏で終えると、ヒュージ達は氷漬けにされる

 

海音「今のうちに退きましょう!早く!」

 

海音は恋花に進言する

 

恋花「うん、皆早く退いて!場所を変えて戦うよ!」

 

姫歌「はい!」

 

海音「殿は私が!」

 

結梨「私も行く!」

 

瑤「お願い、海音、結梨」

 

恋花達は海音と結梨を殿にし、ヒュージが凍りついてる間に後ろに下がる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________

 

廃墟_________

 

恋花達は廃墟まで下がってそこでヒュージを迎え撃っていた

 

姫歌「はぁ、はぁ、はぁっ.........」

 

姫歌が疲弊してるところをヒュージが腕を伸ばしてくるが

 

海音「姫歌危ない!音盤陰陽術第壱曲、稲妻走り!」

 

海音が離れた距離から黄色い五線譜のエフェクトや稲妻を纏ってヒュージに蹴りを入れる

 

結梨「やぁっ!」

 

結梨は、海音が蹴って結梨の方に飛ばしたヒュージを一刀両断する

 

紅巴「大丈夫ですか?姫歌ちゃんっ」

 

紅巴が姫歌に駆け寄る

 

姫歌「う、うん、問題ないわ。それより、いつの間にこんな場所に来たの?」

 

紅巴「分かりません........ヒュージを引き付けながら移動してたらここに.........」

 

恋花「別に追い詰められた訳じゃないよ」

 

恋花が戦いながらそう言う

 

姫歌「恋花様..........っ!」

 

恋花「二水達が見つけたの、敵のケイブと___

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特型ヒュージをね!」

 

海音「!!」

 

海音がヒュージ達の後方に控えている黒い羽が生えている特型ヒュージに気がつく

 

姫歌「あ......あれは......あれが.......特型ヒュージなの?」

 

紅巴「黒い羽..........なんて禍々しいのでしょう。他のヒュージとは明らかに雰囲気が違います.......」

 

神琳「ですが、私達が対応すべきは他にあります。事前の作戦通り、周りのヒュージを殲滅しましょう」

 

姫歌「で、でも、まだ叶星様達が........!」

 

姫歌がそう言った次の瞬間_________

 

紅巴「きゃっ...............!?」

 

何処からか銃弾や斬撃が飛んできて、ヒュージを吹き飛ばす

 

颯馬「はぁっ!」

 

道真「っらぁっ!」

 

そして、仮面ライダータイクーン フィーバーニンジャフォームに変身した颯馬と仮面ライダーバッファ ゾンビブーストフォームに変身した道真が両サイドからヒュージに攻撃を加える

 

それに追撃を掛けるように叶星がが銃撃を加え、ヒュージを一網打尽にする

 

サポートチームが後ろを振り向くと、そこにはアタックチームがいた

 

叶星「お待たせいたしました。アタックチーム、合流です」

 

瑤「間に合ったね............」

 

梨璃「皆さん、ここまで引き付けてくれてありがとうございます!この場所なら戦えます........!」

 

夢結「前回とは違う、開けた土地。この場所こそ、ヒュージの死地となるわ」

 

琢磨「戦場は前よりもずっといいな」

 

楓「ほほほほっ!私の誘導策がバッチリ嵌まりましたわ!」

 

鶴紗「実際に動いたのは恋花様達でしょ?」

 

一葉「とにかく、今はヒュージを片付けることに集中しましょう。もう逃がす訳にはいきません」

 

恋花「連携の特訓は出来たのー?そこが未完成だと意味ないぞー」

 

一葉「結果はこれからお見せします。私達の力で未来を掴みましょう!」

 

恋花は茶化すように一葉に話し掛け、一葉はバッチリですとばかりに笑みを浮かべる

 

鶴紗「...............うん」

 

ミリアム「じゃが、二水達がおらんぞ?サポートチームが揃わんと作戦が始められんではないか?」

 

梅「...........いや、もう来てるぞ」

 

梅がそう言った次の瞬間______

 

「DEPLOYED POWERED SYSTEM GIGANT SWORD」

 

「READY..........FIGHT」

 

神楽「はぁっ!」

 

突如現れた魔法陣からパワードビルダーブーストフォームに変身した神楽が出てきて、ギガントソードを振り、ヒュージを薙ぎ払う

 

神楽「よぉ、待たせたな堕天使さんよ。化けて出てきてやったぜ」

 

神楽はギガントソードを肩に置く

 

結梨「!神楽!!」

 

結梨は神楽を見ると嬉しそうに声を上げる

 

雨嘉「他の皆も来てる」

 

更に魔法陣から雨嘉も出てきて、それに灯莉と千香瑠、凪も続く

 

ミリアム「っ..............雨嘉!」

 

雨嘉「何処からでも狙い撃てるよ.......私達なら」

 

神琳「あら、雨嘉さんの顔つきが変わりましたわね」

 

雨嘉「あの三人と戦えるの嬉しいから.......私も頑張りたい」

 

神琳「ふふふ、いい出会いを果たしたようですわね」 

 

二水「ま、待ってくださ〜い!私もいますぅぅう!!」

 

二水が遅れて魔法陣から飛び出てくる

 

梨璃「よし!これで全員揃ったね!今度こそ皆の力を合わせて敵を倒しましょう!」

 

恋花「りょーかい!サポートチーム、いっくよ~!」

 

灯莉「突撃ー

 

音夜「お前ら、雑魚は切り捨ててあいつ目掛けて行くぞ」

 

吹雪「了解しました」

 

琢磨「前の借りはここで返してやるよ」

 

颯馬「叶星先輩達も準備は大丈夫ですか?特に高嶺先輩は無理しないでください」

 

高嶺「心遣いありがとう、けど準備は万全よ」

 

颯馬「そうですか、なら行きましょう」

 

高嶺「ええ」

 

叶星「アタックチーム、戦闘開始!」

 

アタックチーム「おお(はい)(うん)!!」

 

アタックチームの面々は臨戦態勢を取り、ヒュージが再び襲い掛かることで戦闘の火蓋が再び切られた

 

ヒュージの一団がこっちに突進してくる

 

藍「ヒュージ、来たよ!」

 

梨璃「スモール、ミドル級ヒュージの掃討はサポートチームに任せます!私達は特型ヒュージの元へ!」

 

千香瑠「どうぞ行ってください!他のヒュージは近づかせません...........!」

 

梨璃「道真さんと吹雪さんは前に出てヒュージの露払いをお願い出来ますか!」

 

道真「おお、任せな!行くぞ吹雪、蹴散らすぞ」

 

吹雪「はい!」

 

音夜「俺らも斬り込むか」

 

琢磨「おうよ!」

 

三夜「わしらが先駆けじゃ!」

 

八狐「とにかく特型ヒュージに近づくよ!」

 

道真を先頭に、アタックチームの仮面ライダーと式神が突撃をする

 

道真「っしゃ、一番槍!」

 

道真がジャンプし、身を翻してゾンビブレイカーを特型ヒュージに叩き込む

 

ヒュージはダメージを確かに負ったが、やはり大ダメージ、という程ではない

 

道真「チッ.........やっぱ硬ぇな.......天使の癖して甲殻類かよこいつ」

 

道真が舌打ちをする

 

三夜「ふむ、ならば........貪欲なる者よ、この美しき花の匂いに酔いしれ。万霊魔道術参式、鈴蘭の邪香」

 

三夜が夜突を振り、紫色の煙をヒュージ達に放ち、そのまま煙は消える

 

そして三夜は夜突を繰り出してヒュージに攻撃を入れる

 

一葉「私達も攻撃を加えます!」

 

吹雪「はぁぁぁっ!」

 

音夜「おらっ!」

 

八狐、吹雪、音夜、颯馬、琢磨、三夜、一葉、藍も攻撃を加える

 

が、それすらもヒュージにまともなダメージは入らない

 

琢磨「くっ............」

 

鶴紗「..............同時攻撃でも駄目か」

 

吹雪「いえ、そうでもありません。少なくとも私達が攻撃している間は、あれの動きは鈍ります」

 

三夜「そうくるか.......なら一葉、セカンドプランじゃ」

 

一葉「はい!颯馬さんと梅さんはヒュージを撹乱してください!いずれ隙が出来るはずです」

 

颯馬「了解、忍びの出番だ」

 

梅「それなら任せておけ!」

 

梅は縮地を発動し、猛スピードを移動して、颯馬はニンジャの分身を召喚し、動き始める

 

藍「一葉、らんたちも!ぶんぶんして、ぐるぐるってする!」

 

一葉「分かった、行くよ!」

 

一葉と藍も颯馬達に協力することを示す

 

高嶺「少しギアを上げなくてはね。叶星、久々に全開で行くわ」

 

叶星「っ、無理はしないでね、高嶺ちゃん」

 

夢結「見せてもらうわ、グラン・エプレの双璧の実力を」

 

高嶺「ふふっ、貴方のような方と肩を並べて戦えるなんて光栄ね。血が滾るこの感覚............懐かしいわ」

 

楓「それでは行きますわよ!スリー.......ツー........ワン......」

 

音夜「Get set go」

 

音夜が居合の体勢から強く踏み込んでヒュージに向かって斬り込み、二、三撃打ち込む

 

楓「あーっ!抜け駆けはよろしくありませんわよ!」

 

藍「てやあぁぁぁぁ!!」

 

藍がヒュージにモンドラゴンを何度も叩きつける

 

梅「おっと、私はこっちだぞっ」

 

ヒュージは梅に光弾を放つが、縮地を発動している梅にはあっさり避けられる

 

颯馬「どこ見てんだよバーカ」

 

颯馬の分身が一気にヒュージに斬り込み、ダメージを負わせる

 

道真「琢磨!」

 

琢磨「もういるぞ!」

 

道真「ナイス、んじゃ..........行くぞ!」

 

琢磨「おう!」

 

琢磨はラクトクラップメットを二回叩く

 

「MONSTER STRIKE」

 

琢磨「おらぁっ!Yeah!」

 

琢磨はモンスターグローブにエネルギーを溜めて、大きな拳に変化させ、ヒュージにパンチを食らわせ、道真の方に飛ばす

 

道真はゾンビブレイカーのカバーを足でスライドさせる

 

「POISON CHARGE」

 

カバーが下がりきると同時にトリガーを引く

 

「TACTICAL BREAK」

 

道真「食らいやがれ!」

 

道真はオレンジ色を纏った斬撃を強く踏み込んで一閃する

 

叶星「高嶺ちゃん、挟み込みましょうっ。タイミングを合わせて______」

 

高嶺「ここねっ!」

 

道真が攻撃をした隙を突いて高嶺と叶星が側面に回り込み、両サイドからヒュージに攻撃を加える

 

一葉「これでもかっ...........!」

 

八狐「合わせるよ、一葉ちゃん!」

 

一葉と八狐が追い討ちを掛ける

 

叶星「高嶺ちゃん!皆に連絡して!!ノインヴェルト戦術を始めましょう!」

 

高嶺「分かったわ。一柳隊の皆さん、ヘルヴォルの皆さんはサポートをお願いします!」

 

一葉「了解しました」

 

神楽「オーライ!」

 

梨璃「了解です!」

 

姫歌がノインヴェルト戦術の特殊弾をデュランダルに装填する

 

姫歌「特殊弾装填完了したわ!行くわよ紅巴、準備はいい?」

 

紅巴「はいっ、姫歌ちゃん。心と体の準備出来ましたっ」

 

姫歌「じゃあ行くわよ、それっ!」

 

姫歌がマギスフィアを紅巴に向けて放つ

 

紅巴「ひぃ........な、なんとか受け取りました......」

 

紅巴「次は.......灯莉ちゃん。あれ......見当たらない.....灯莉ちゃーん、何処ですか??」

 

次のパス相手の灯莉を見つけることが出来ず、紅巴は灯莉の姿を探す

 

灯莉「こっちこっちー

 

灯莉は、何故かミドル級、スモール級ヒュージ達の群れの後ろにいた

 

紅巴「あんな遠い所に........それに間にヒュージがいてパスが出来ない.......」

 

しかし次の瞬間、

 

颯馬「はぁ、しょうがないな。行くよ音夜」

 

颯馬はフィーバースロットのレバーを倒す

 

「GOLDEN FIVER VICTORY」

 

音夜「ああ、三秒でぶちのめす。音盤陰陽術第壱曲、稲妻走り」

 

音夜は居合の体勢を取る

 

そして颯馬と音夜は同時に踏み込み、猛スピードでミドル級、スモール級ヒュージを三秒で蹴散らす

 

颯馬「露払いは終わらせたぞ、今だ紅巴さん!」

 

紅巴「ありがとうございます!颯馬さん、音夜さん!では、灯莉ちゃん..........お願いしますっ!」

 

紅巴が灯莉にパスし、灯莉はマギスフィアを受け取る

 

灯莉「おーらい、おーらいよしっ、受け取ったよ!」

 

姫歌「灯莉っ、ヒュージがそっちに向かったわよ!気をつけなさい!」

 

灯莉「はーい。パスを邪魔されるのは前に海辺で予習したもんね!このぐらいの速さなら余裕っさらせんぱい、いっくよー

 

灯莉は沙羅にパスする

 

しかし、その前に突如としてヒュージが三体現れる

 

灯莉「あっ」

 

姫歌「ロストしちゃう........!」

 

沙羅?「あちゃー、これはしくったね.........なーんてね」

 

そう言った瞬間、突如として沙羅の姿が海音に変わる

 

海音「残念でした、本物はそっちだよ!」

 

沙羅「ナイス囮役、海音ちゃん!」

 

ヒュージ達の前に沙羅がいきなり現れてマギスフィアを回収する

 

ユーバーザインを使って海音に自分の気配を移して囮にし、それを察した海音は敢えてヒュージの気を引き付けたのだ

 

海音「流石です沙羅さん!」

 

海音はそのままビートアックスで沙羅の後ろにいるヒュージを切り刻む

 

沙羅「それじゃ次は........高嶺!」

 

沙羅はジャンプして突進してきたヒュージを躱し、高嶺にマギスフィアを渡す

 

高嶺「ナイスパスよ、沙羅!」

 

高嶺はマギスフィアを受け取る

 

高嶺(次はラストパスね。特型ヒュージに警戒されている状態だと叶星に危険が及ぶ可能性がある。タイミングが難しいわね.........)

 

神楽「うっし、道真二人でヒュージの気を引きつけるぞ」

 

マグナムブーストフォームにフォームチェンジした神楽は道真に呼び掛ける

 

道真「おう!」

 

神楽と道真がヒュージの周りを攻撃しながら動き回る

 

「BULLET CHARGE」

 

神楽はマグナムシューターをハンドガンモードにして、特型ヒュージに攻撃を食らわせる

 

道真「一矢に籠る冷気はやがて氷となり広がり行く。雪月夜陰陽術術式弐、氷弩」

 

道真の腕部にエネルギー体でできた弓矢が装備され、矢をどんどん放つ

 

特型ヒュージの体に矢が刺さる、矢が刺さった部分から氷がパキッパキッと音を立てながら広がる

 

その影響か、特型ヒュージの動きは鈍くなり、更には神楽達二人に意識が向き、特型ヒュージは神楽達に向けて攻撃を始める

 

神楽「っしゃ、意識向いたか」

 

梨璃「皆さん!神楽さん達の援護をしましょう!」

 

雨嘉「了解」

 

一葉「分かりました!」

 

梨璃達は神楽達の周りにいるヒュージを撃ち倒し、更に特型ヒュージに撃ち掛ける

 

叶星「神楽くん、道真くん!助かったわ!高嶺ちゃん、パスをお願い!!」

 

高嶺「叶星!行くわよ!それっ!」

 

高嶺はマギスフィアを叶星にパスする

 

叶星「ナイスパス!高嶺ちゃん!」

 

叶星はマギスフィアをキャッチする

 

叶星(神楽くんと道真くんの陽動で警戒がそっちに向いている.........今しかないわね)

 

叶星「はぁぁぁぁ...........これで決めるわ!ノインヴェルト戦術、フィニッシュショット行きます!」

 

叶星はクラウ・ソラスをシューティングモードにし、特型ヒュージにマギスフィアを放つ

 

マギスフィアはヒュージに向かって一直線に飛んでいき、大爆発を起こす

 

姫歌「や、やったわ...............!」

 

高嶺「...........いえ、何か様子が___」

 

神楽「.........喜ぶのは、まだ早ぇみてぇだな」

 

全員「!!!」

 

爆発した後の黒煙が晴れると________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無傷の状態の特型ヒュージが姿を現した

 

琢磨「.......おいおい冗談じゃねぇぞ」

 

叶星「直撃したのに..........防がれたっ?」

 

梨璃「...........そ、そんな、ノインヴェルト戦術が通じないなんて..........っ」

 

梨璃達は動揺を隠しきれていなかった

 

海音「推測だけど.........多分あの黒い羽が関係してるかも。颯馬達の静寂の凪みたいに」

 

ミリアム「つまり、あの黒い羽にノインヴェルト戦術を阻害する何かの力が作用しているということじゃな」

 

雨嘉「っ...........どうすればいいの?」

 

夢結「まずはあの羽をどうにかしなければならないわ。そして、もう一度ノインヴェルト戦術を........」

 

紅巴「も、もう一度ですか?ノインヴェルト戦術の連続使用なんて______」

 

高嶺「紅巴さん!余所見をしては駄目!」

 

紅巴「え?」

 

紅巴の元に特型ヒュージが光弾を飛ばす

 

紅巴「っ!?」

 

紅巴はそれに気づくが、避けるのが間に合わずそのまま被弾すると思った刹那、

 

ドンッ!!

 

紅巴「きゃっ!?」

 

紅巴は体当たりされて横に突き飛ばされる

 

それと同時に_________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音夜「っ............!!」

 

突き飛ばした張本人の音夜が光弾を受けていた

 

音夜は協奏で防ぐが光弾をいなしきれず吹き飛ばされ、羽織を操って複数の杭を作り、地面に刺して何とか勢いを削ぐが、それでも完全に殺しきれず、後ろにあった廃墟に思い切り激突し、廃墟が崩れ落ちて土煙が起きた

 

海音「!音夜!!大丈夫!?」

 

紅巴「お、音夜さん!そんな............!!」

 

土煙が上がると、音夜は崩れ落ちた瓦礫の中心で立ったまま気を失っていた

 

海音「音夜!音夜!!しっかりして!!音夜ってば!!」

 

海音と紅巴が音夜に駆け寄る

 

海音が音夜を横たえさせ、目に涙を浮かべながら気絶している音夜を揺さぶる

 

が、音夜は目を閉じたまま目覚めず、体には電流がジジッと音を立てて走っていた

 

琢磨「音夜.........!てめぇ、よくも!!」

 

琢磨は激昂し、ラクトクラップメットを二回叩く

 

「MONSTER STRIKE」

 

琢磨「食らえ!!」

 

琢磨は巨大化したモンスターグローブ二つで特型ヒュージをタコ殴りにし、更に上から下に拳を振り下ろし、特型ヒュージを打ちのめす

 

特型ヒュージは吹き飛ばされる

 

琢磨「.........................チッ、これでも駄目かよ」

 

土煙が晴れると、多少傷は負っていたが致命傷には至っていない特型ヒュージがいた

 

神楽「俺が行く!八狐、ついてこい!」

 

八狐「了解!」

 

リリィ達に動揺が走る中、神楽達二人は戦闘を継続する

 

道真「加勢するぜ神楽!」

 

吹雪「私も参ります!」

 

そこに道真と吹雪、琢磨、三夜が加わる

 

颯馬「おい音夜、大丈夫か!」

 

叶星「音夜さん、しっかりしてください!」

 

紅巴「あ、あぁ..........音夜さんがヒュージの攻撃から私を庇って........!そんな、どうして........っ?」

 

夢結「っ、まだ戦闘中よ!足を止めないで........っ!」

 

楓「そう!ですわよ!」

 

神楽達に加勢してヒュージに攻撃している夢結と楓がそう言う

 

紅巴「...............っ!」

 

紅巴が握っている音夜の手がピクッと動く

 

音夜「ってて..........随分やってくれんじゃねぇか、あのエセ天使.........」

 

海音「!!音夜..........!よかったっ..........!」

 

海音が音夜に抱きつく

 

音夜「..........海音、悪い。心配させたな」

 

海音「うん、心配したんだからね.........!」

 

音夜は微笑を浮かべて海音の頭を手を後ろに回してポンポンと叩く

 

音夜「紅巴、怪我はねぇか?」

 

紅巴「は、はい.........でも、音夜さんが.........」

 

音夜「気にすんなバーカ。こんな軽傷、戦国でもう慣れた。それに.........ちょっと目ぇ醒めてきたしな」

 

音夜は埃や塵をパッパッと払って立ち上がる、そして音夜の体に黒と赤色の稲妻がパリッ、パリッと所々に走る

 

楓「ふぅ.............おちおちショックは受けてられませんわね」

 

あっさり復活した音夜の様子を見て楓はふぅ、とため息をつく

 

夢結「高嶺さん、貴方マギがもう______」

 

夢結は高嶺のマギの消耗に気づく、恐らくノインヴェルト戦術の影響だろう

 

高嶺「私のことは構わず、特型ヒュージを。叶星、貴方もよ」

 

叶星「っ.........!分かったよ。高嶺ちゃん」

 

姫歌「叶星様...............」

 

叶星「まだ戦闘は継続中です。一柳隊以外の皆さんは私の元に集まってください」

 

ヘルヴォルとグラン・エプレが一ヶ所に集まる

 

一葉「叶星様..........やるんですね」

 

叶星「ええ、あのヒュージを倒すまで私達は退けません。ここが.........私達の戦場です」

 

一葉「はい!ヘルヴォルもご一緒します!」

 

叶星「これより、敵ヒュージに向けてグラン・エプレ及び、ヘルヴォルによる総攻撃を仕掛けます」

 

叶星「.........勝利のために........皆さん.......私に着いてきてください!」

 

叶星はグラン・エプレ、ヘルヴォルのメンバーにそう呼び掛けた





ここで補足しておきますが、式神は死んだりはしませんが、普通の人間のようにダメージ(傷)は負います。音夜が吹っ飛ばされたのもそれです。流石に式神無傷だと俺(私)TUEEEE状態になってライダー達やリリィ達のパワーバランスが崩れますから

次回、「REVENGE MATCH 後編」

ということで、次の話でまた会いましょう

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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