アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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前回のあらすじは!

一、神楽達がそれぞれ同じライダーに変身する者と戦う中、颯馬と道真も同じライダーに変身する者と戦っていた

二、だがその最中に颯馬の方では五十嵐大二の悪魔、カゲロウこと仮面ライダーエビルが乱入し、颯馬とぶつかってしまったため、桜井景和を逃がしてしまった

三、道真の方も、仮面ライダー王蛇こと浅倉威、仮面ライダー鎧武・闇こと葛葉紘汰?が乱入、王蛇に変身解除に追い込まれた吾妻道長を助け、その場から撤収するのだった

謎の乱入者後半、一体どうなる!?



混沌Ⅳ 謎の乱入者 後編

その頃の神楽達は_________

 

神楽と英寿、二人ともブーストライカーでバイクチェイスをしていた

 

そこに更に_________

 

一輝「いた..............!」

 

一輝が仮面ライダーリバイ ジャッカルゲノムで英寿を追い掛けていた

 

そして一輝は英寿が乗っているブーストライカーにパンチをするが、英寿もバイクを右へ左へと運転して避ける

 

しかもその途中、英寿が荒い運転で進路を塞いだため、

 

神楽「うわっ!?」

 

神楽は何とか避けたが、そのまま転倒してしまう

 

神楽は受け身を取ると、そのままブーストキッカーで飛び、英寿を追い掛ける

 

すると一輝の攻撃が英寿に当たり、ブーストライカーは爆発する

 

その寸前に英寿は鞄を持って飛ぶと、近くにいたキャリアカーに乗り移る

 

そこに仮面ライダーリバイ レックスゲノムにフォームチェンジした一輝と、ブーストの能力で追いついた神楽も飛び乗ると、そのまま三者相対する

 

神楽「はぁっ!」

 

神楽は英寿にパンチを繰り出すが、

 

英寿「甘いな!」

 

英寿は神楽の攻撃をひょいひょいと避けると、そのままマグナムシューター40Xを装甲が薄いところに当てるが

 

神楽「甘いのはどっちだ!」

 

神楽はキャタピラローラーをその間に割り込ませ、急所を防ぎ、攻撃を受けた反動で敢えて後ろに下がる

 

一輝「ナイス神楽!」

 

すると入れ替わりで攻撃をしたのは一輝だった

 

一輝は神楽の後ろから現れ、英寿にパンチやキックを食らわせる

 

英寿「へへっ、やるなぁ.........」

 

英寿は神楽と一輝に対して指クイをする、かかってこいよという意味だ

 

神楽「へぇ、二対一でも余裕ってか。まぁ不本意だが、二対一で行かせてもらうぜ」

 

一輝「神楽.........いいのか?」

 

神楽「どうしてもこいつから取り返したいものがあって.........だから泥臭くても勝ちに行きます」

 

一輝「そうか..........じゃあ行くぞ!」

 

神楽「はい!」

 

英寿「泥臭くても勝ちを取りに行く姿勢........俺は嫌いじゃないぜ」

 

神楽「はあぁっ!」

 

一輝「はっ!」

 

神楽と一輝は二人とも英寿と戦い始めた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方の海音は_________

 

海音「ちょっ!待ってよー!」

 

祢音「嫌だね~!」

 

海音と祢音は障害物でおいかけっこをしていた(普通に迷惑)

 

祢音は人にぶつかったりしながら商店街を逃げる

 

海音「あっ、ごめんなさい!」

 

海音は人とぶつかると頭を下げてすぐに追い掛ける

 

海音(しまった!ここ商店街だから加速したら人にぶつかるじゃん........!)

 

海音は今更そのことに気がつく

 

海音(せめてニンジャにしとけばよかった~!)

 

海音は後悔しながら走る

 

すると

 

音夜「おい海音!前見ろ前!」

 

脳内で音夜が警告をする

 

海音「えっ_________」

 

海音は前を向くと、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

海音「きゃあっ!」

 

??「うわぁっ!」

 

祢音と誰かが角から出てきて正面衝突してしまう(少女漫画?)

 

海音「いたたた...........」

 

音夜「余所見するからだぞ全く..........」

 

音夜が脳内で呆れる

 

海音「しょうがないじゃん.......すみません前見てなくて」

 

??「はい、こちらこそ..........あ」

 

海音「...................あ?」

 

海音が起き上がると、顔全体がコブラモチーフの青とオレンジ基調の仮面ライダーがいた

 

するとそのライダーは海音に飛び掛かる

 

海音「うわぁっ!?」

 

海音は倒されると、そのままコブラのライダーが馬乗りになって海音に掴み掛かる

 

??「幸四郎の悪魔はどこにやったのよ?」

 

海音「............幸四郎の..........悪魔?なんのことですか?」

 

??「惚けないで!あんた達が運んでいるものが幸四郎の悪魔なのよ!」

 

海音「えっと.............ごめんなさい、それ私じゃないです。というか人違いです」

 

??「..............えっ?」

 

海音はビートバックルとフィーバースロットバックルを狭い空間で上手く外すと変身解除する

 

??「その制服.............まさか」

 

海音「私は東雲海音、神庭女子藝術高校一年生です。私はその悪魔っていうのについては本当に何も知らないんです」

 

??「..................」

 

コブラのライダーはドライバーを上に倒すと、バイスタンプを抜く

 

するとゴポゴポ、と泡が立つような音と共に変身が解除されると一言で言ったらクールが似合う少女が出てきた

 

さくら「ごめんね、訳も知らないのに掴み掛かっちゃって。私は五十嵐さくら、仮面ライダージャンヌよ」

 

さくらは立ち上がると海音に手を伸ばす

 

海音「ありがとうございます」

 

と海音はさくらの手を掴み、立ち上がる

 

さくら「って、そんなことしてたら悪魔連れ去った子見失っちゃった!」

 

海音「あ~!どうしようー!颯馬とか神楽になんて言えば........」

 

さくら「..........神楽?もしかして上泉神楽のこと?」

 

海音「えっ、何で知ってるんですか?」

 

さくら「それは................」

 

さくらは海音に前に神楽と共闘したことを話す

 

海音「なるほど、昔一緒に戦って.........」

 

さくら「神楽くんには本当に助けられたよ」

 

海音「そうなんですね..........ん?」

 

海音はひょこっと背伸びする

 

さくら「どうしたの?」

 

海音「もしかしてあの子じゃ...........」

 

海音がある方向を指差す

 

そこには鞄を持って、紺色と黒のユニフォームを着て、ドライバーを付けた少女が走っていた

 

海音&さくら「いたーーー!!」

 

海音とさくらは祢音を指差しながら大声で言う

 

祢音「!逃げなきゃ...........!」

 

祢音は走って逃げる

 

海音「追い掛けましょう!」

 

さくら「うん!待ちなさーい!」

 

海音とさくらは祢音を再び追い掛ける

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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轟栄一邸______

 

戒真「本当に最強の力が手に入るのか?」

 

コラス「やってくれるさ。ギーツ、浮世英寿ならば」

 

戒真とコラスは父の轟栄一の屋敷の中でモニターを見ていた

 

戒真「ギーツ........こいつが不敗のデザ神か」

 

戒真は神楽と一輝を相手している英寿を見るとそう呟く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

その頃の神楽達は_________

 

キャリアカーはトンネルの中に入っており、神楽はフィーバースロットでサムライブーストフォームにフォームチェンジして戦っていた

 

神楽「はぁっ!」

 

神楽はマグナムシューター40Xの弾丸を弾き飛ばしながら進む

 

英寿「へぇ、戦車の次に侍か。どっちも見ない姿だな」

 

振り下ろされたサムライスラッシャーをマグナムシューターの銃身で防ぐ英寿

 

一輝「はぁっ!はっ!」

 

その間を縫って一輝はパンチを繰り出し、避けられたのを見越して回し蹴りを食らわせる

 

英寿「くっ、はぁっ!」

 

英寿も負けじとカウンターを食らわせる

 

神楽「ぐぁっ」

 

神楽は後ろに下がる

 

すると急にトラックが揺れる

 

一輝はバランスを崩し、トラックから落ち掛ける

 

そこを英寿が容赦なくマグナムシューター40Xを向け、弾丸を放つ

 

一輝「おいっ、やめろって!」

 

「オーインバスター50!」

 

一輝はオーインバスター50を取り出すと、英寿に向かって振り、更に神楽が英寿を引っ張って斬り掛ける

 

その隙に一輝はキャリアカーに乗り直す

 

一輝「はぁっ!」

 

神楽「食らえ!」

 

神庭と一輝は同時に斬りかかるが、英寿は倒れて避け、トンネルの看板を落とす

 

神楽「!」

 

「UPPER STANCE」

 

神楽はカシラプッシャーを押して、上段に構えるとトリガーを引く

 

「UPPER TACTICAL KILL」

 

エネルギーが溜まったサムライスラッシャーの刃で看板を一刀両断する

 

しかし______

 

神楽「!やっぱ目隠しか.......!」

 

英寿はその隙に後ろに下がって降り、マグナムシューターにセットしたマグナムバックルのリボルバーを回し、トリガーを引き、マグナムシューターのトリガーを引く

 

「MAGNUM TACTICAL BLAST」

 

マグナムシューターから数多の弾丸が放たれ、神楽は後ろに後退り、一輝はオーインバスター50を手から取り落としてしまう

 

英寿と一輝、そして神楽は下に降りると互いに睨み合う

 

するとキャリアカーが揺れて、英寿は鞄を取り落としてしまう

 

??「うわぁー!滑るー!」

 

その鞄が滑り落ちていき、更にそのタイミングでオーインバスター50が落下、そして鞄の側に落ちて、シーソーの要領で上に上がってしまう

 

神楽「!やっべ!」

 

一輝「まずい!」

 

英寿「っ!」

 

神楽と一輝、英寿は同時に飛び上がり、その鞄に手を伸ばす

 

だが、英寿は神楽達を蹴り飛ばし、鞄を手に取る

 

神楽「くっ」

 

神楽達は着地する

 

??「ナイスキャッチ!」

 

一輝「返してくれ!その中に入ってる悪魔は俺達の家族なんだ!」

 

神楽「それと同じく中に入ってる宝石も、俺達の仲間が変化したものなんだよ」

 

英寿「へぇ、悪魔も家族思いだなんて知らなかったよ」

 

一輝「俺達は人間だ!これには、深い訳が.......話し合えば分かる!」

 

英寿「だったら二人とも顔を見せろ」

 

神楽「.............ああ」

 

一輝「.............分かった」

 

神楽と一輝はそれぞれバックルとバイスタンプを抜くと変身解除する

 

英寿「!.............こいつは奇遇だな」

 

英寿も変身解除する

 

一輝「君は..........!でもあれ?会ったことあるような気もするけど会ったことない気もする........」

 

神楽「えっ...........?」

 

英寿「..............やっぱり世界がおかしくなっているな」

 

神楽(....................確かに、何か俺の知っている記憶と知らない記憶が混じってる気がする.........まさか)

 

神楽は一つの仮説が頭に浮かんだ

 

英寿「話は取り敢えずこのキャリアカーを降りてからだ」

 

神楽「.............ああ」

 

神楽達はキャリアカーがトンネルから出ると飛び降りて、歩きながら訳を話すのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃の琢磨達は____________

 

琢磨「いい加減離れろこの悪魔!」

 

琢磨はバイスにくっつかれていたが、すぐに引き剥がした

 

あの後琢磨達は結局変身解除し、そのままバイスにちょっかいを掛けられながら走っていた

 

バイス「お前幸四郎の悪魔持ってんじゃないのかーい?」

 

琢磨「持ってねぇし、今俺達それどころじゃないんだ」

 

バイス「えーーっ!?持ってないの!?俺っちショック何ですけどーー!」

 

バイスが激しいリアクションでそう言う

 

三夜「う、うるさい奴じゃのう.......(あと何か声が音夜に似とる気が........)」

 

中の人一緒だからね(同じ◯村昴)

 

琢磨「でもあいつら何処に...........!」

 

琢磨がふと前を見ると、そこには緑色のIDコアをデザイアドライバーに付けている、颯馬とは違うタイクーンの変身者である桜井景和がへとへとになっていた

 

景和「はぁ、はぁ........何あいつら......仲間割れしてくれたから助かったけど......」

 

と膝に手を置いて息を整える

 

すると

 

グイッ!

 

景和「うぁっ!?」

 

景和は胸ぐらを掴まれる

 

胸ぐらを掴んだのは琢磨だった

 

琢磨「おい、お前らが運んでいる宝石を出せ」

 

景和「だ、誰だよ君........!」

 

琢磨「俺は青柳琢磨、仮面ライダーパンクジャックだ!」

 

景和「パンクジャックさん!?いなくなったんじゃなかったんだ.........あれ、でも名前が違うな......」

 

琢磨「名前が違う?何のことだ?そんなことより、宝石は何処だ、早く教えろ!」

 

三夜「琢磨、逸る気持ちは分かるが落ち着け。流石にやりすぎじゃ」

 

三夜は琢磨を窘める

 

琢磨「..........あ、すまん。ついカッてなっちまって、悪かったな」

 

琢磨は景和の胸ぐらを離すと謝る

 

三夜「そこの者、いきなり悪かったな。これには事情があるんじゃ」

 

景和「ゲホッ、ゲホッ........どういう事情なんですか........」

 

琢磨「それは............「~」?」

 

琢磨と景和のスパイダーフォンの着信音が鳴る

 

琢磨「?神楽?どうしたんだあいつ」

 

景和「英寿くんから?何で.......」

 

琢磨と景和は電話に出た_____」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

その頃の道真達は_________

 

道真は暫く逃げると川沿いの広場に不時着する

 

道真(大分壁からも離れたし、ここなら暫くは安全だろ...........)

 

道真は変身を解除し、近くの壁に寄り掛かり、ほっと一息をついていると

 

ガッ!

 

道真「!?」

 

道真は急に胸ぐらを掴まれる

 

道長「おい!何で助けた...........!」

 

道真の胸ぐらを掴んだ道長は道真を怒りの形相で睨み付ける

 

道真「ちょっ、急になんだよ........!」

 

道真は何に怒っているか理解できなかった

 

道長「いらねぇんだよ!そういう情けとか温情とか!」

 

道真「..........別に情けを掛けた訳じゃねぇよ、ただ目の前で人が死ぬのはもう見たくないだけだ」

 

道長「そう言って、本当は見返り求めて戦ってんだろ!」

 

道長の言葉が、道真を突き刺し、流石に道真も怒り筋がピキッとできた

 

道真「テメェ.........今なんつった?俺が見返り求めて戦うっつったか?ああ?」

 

道長「っ............!」

 

道真も道長の胸ぐらを掴む

 

道真「あのなぁ、俺は見返りなんざ端から求めてねぇんだ。俺は目の前で幼馴染み亡くして、そいつみたいな犠牲を出さないために力がねぇ奴の為に戦ってるだけなんだよ...........悪いか?」

 

道長「死んだ奴は戻ってこないってのにか?」

 

道真「ああ、そうだ。だからなんだ?そんなこと関係ねぇよ。今まで俺は_________」

 

道真が道長に更に言葉を投げ掛けようとすると

 

吹雪「道真、落ち着いてください!今は争っている場合ではないんですよ!」

 

吹雪が道真の札から出てきて、怒りで我を忘れている道真を止めに入る

 

そして吹雪が壁が迫っていた方角を見ると、少しずつだが壁が迫っていた

 

道真「っ、すまん.........悪い。頭に血が上った」

 

吹雪に声を掛けられて冷静になった道真は胸ぐらを掴む手を離す

 

吹雪「分かればいいんです。そちらの方も同様です、今は逃げるのが先決なのでは?」

 

外ではこう言っているのだが裏では______

 

吹雪(私の道真をここまで罵倒するなんて..........許さない許さない許さないユルサナイユルサナイユルサナイ______)ハイライトオフ

 

ややヤンデレになりかけており、余りの怒りで刀を抜くのをかろうじて残っている理性で構成された脳内ストッパーで押さえ込んでいた

 

道長「................チッ、取り敢えず助かった、とだけは言っといてやるよ」

 

道長も道真の胸ぐらを離す

 

道真「吹雪、お前は俺の札に戻れ」

 

吹雪「.........承知しました」

 

吹雪は白い粒子と共に道真のお札の中に戻る

 

道真「さて、取り敢えず...............」

 

道真はブーストライカーを召喚する

 

道真はブーストライカーに乗ると、

 

道真「ほら、乗れよ」

 

道真は後部座席をポンポンと叩く

 

道長「........................礼は言わないからな」

 

道真「それで結構、あの壁から逃げなきゃいけないのは俺達の共通認識だし。ほら乗った乗った」

 

道長「..........恩に着る

 

道真「ん?何か言ったか?」

 

道長「何でもない、そんなことよりさっさと出発しろ」

 

道長は道真から受け取ったヘルメットを被り、ブーストライカーに乗る

 

道真「はいはい分かったよ........因みに名前は?」

 

道真は名前で呼ぼうとしたが、名前を聞いてないなと思い道長に聞く

 

道長「道長.......吾妻道長だ.........お前は?」

 

道真「俺は北野道真だ。んじゃ、出発するけどいいか?道長さん」

 

道長「.............ああ」

 

道真はエンジンを吹かすとブーストライカーを発進させる

 

そして大体十キロ程走っていると、スパイダーフォンの着信音が鳴る

 

道真「ん?神楽から?」

 

道長「ギーツ?」

 

道真は、路肩にブーストライカーを止めると道長と共に電話に出た

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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道真達が移動している時と同時刻______

 

少し場所を移動してコンビニ_________

 

大二「はい、これ」

 

大二は三つ持っている袋の内、二つを渡してくる。中には鮭おにぎりとツナマヨおにぎり、おかかおにぎりにお茶、もう一方には和風ツナマヨと昆布、梅干しのおにぎりにお茶が入ってた(大二は、ツナマヨと海苔のつくだ煮のおにぎり、スパムおにぎりにカレーライス(カゲロウ用)とお茶である)

 

颯馬「えっ、いいんですか?ありがとうございます」

 

颯馬は袋を受け取り、おかかおにぎりを取り出し、食べる

 

カゲロウ「それにしても何だよ、知り合いだったのか」

 

カゲロウが大二の頭の中で悪態をつく

 

大二「いや~、久し振りだな。颯馬くん。凪ちゃんも」

 

颯馬「お久し振りです!大二さん!」

 

凪「久しぶりです、二年前はお世話になりました」

 

カゲロウ「なぁ、こいつといつ知り合ったんだよ?」

 

カゲロウが大二に話し掛けてくる

 

大二「二年前くらいにな、家族も亡くなっていて、宛もなく彷徨ってたから一ヶ月間保護したんだ。その後、置き手紙とお礼の物を置いて出ていったけど」

 

颯馬「すみません、流石にいつまでも五十嵐さんとこにお邪魔する訳にはいかなかったんで」

 

大二「大丈夫、ただ兄ちゃんが結構残念がってたから」

 

カゲロウ「へぇー、俺様が生まれる前にそんなことがあったのか」

 

大二「ああ」

 

颯馬「あの、誰と話してるんですか?」

 

颯馬は怪訝そうな顔で大二に聞く

 

大二「ああ、カゲロウっていう俺の悪魔とだ。あいつが表に出ると俺が黒い格好になる奴」

 

颯馬「ああ、さっきの..............」

 

颯馬はさっきの黒い服を纏ってダウナーな雰囲気を出していた男を思い出す

 

大二「そう。さっきはごめんな。何も知らないのに攻撃して」

 

颯馬「いやいや、こちらこそですよ」

 

颯馬と大二は談笑をしながらご飯を食べる

 

大二「それで、今はどうしてるんだ?」

 

颯馬「今は「草凪」っていう喫茶店を開いています」

 

大二「喫茶店かぁー、今度行ってみたいから後で住所送ってくれないか?」

 

颯馬「はい、分かりました。そう言えば、今はフェニックスの解体後は、ブルーバードっていう組織を立ち上げたって聞きましたよ、ニュースで見ました」

 

大二「うん、といってもまぁ装備とか乗り物、設備とかは変わったけど、基本的には元フェニックス隊員ととある組織ウィークエンドの人員で構成されてるから、あまり変わらないかな。あっ、そういえば、何でさっきカゲロウと戦う前に変身するライダーが一緒の奴と戦っていたんだ?」

 

颯馬「............いや、それが..........」

 

大二「?どうかしたか?」

 

颯馬「実は....................」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

大二「攫われた!?」

 

大二が思わず大声をあげる

 

颯馬「はい」

 

颯馬は大二に全部話した

 

大二「実は俺らも、弟の悪魔を攫われて...........」

 

颯馬「えっ?それってさっきの幸四郎っていう.............」

 

大二「ああ、それで...............?」

 

颯馬「?着信?誰からだ?」

 

大二の銃の変形が可能なスマホ、ガンデフォンと颯馬のスパイダーフォンが同時に鳴る

 

大二「兄ちゃん?」

 

颯馬「神楽?」

 

大二と颯馬はそれぞれ電話に出る

 

颯馬「もしもし、神楽...........ん?.........え?互いに訳ありだから一旦争うの止めろ?..............ああ、了解」

 

大二「兄ちゃん、どうしたの?......事情が変わったから戦うのは止めろ?うん、うん..........分かった」

 

颯馬と大二はそれぞれ通話を切る

 

颯馬「誰からですか?」

 

大二「兄ちゃんから。幸四郎の悪魔を攫った連中には何か事情があるから戦うの止めろって」

 

凪「神楽さんは何と?」

 

颯馬「俺も大二さんとほぼ同じ内容だ。何か___」

 

凪「.................!危ない!風見流退魔術拾伍ノ型、静寂の凪!」

 

凪が何を思ったのか、自身の範囲内の攻撃を全て無効化にする能力、静寂の凪を発動する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それと同時に____________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「必殺読破!烈火・災抜刀!闇に染まったドラゴン一冊斬り!ファイヤー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドオオォォォォォォオオオン!!

 

その音声が聞こえた次に、炎の玉が何個も飛んできたが、凪の能力で全部防いだ

 

颯馬「ゴホッ、何だ今のは..................」

 

颯馬が黒煙の中を目を凝らして見る

 

そこには、剣を模した角があり、右半身に黒い竜をあしらったライダー、仮面ライダーセイバーがいた

 

大二「!あれは.......飛羽真さん........?」

 

颯馬「えっ、あの人を知ってるんですか!?」

 

大二「ああ、でも様子が......姿も違うし.......」

 

「必殺読破!烈火・災抜刀!闇に染まったドラゴン一冊斬り!ファイヤー!」

 

仮面ライダーセイバーの変身者、神山飛羽真?は手に持っている剣、黒炎剣烈火・災をドライバーに納刀すると、トリガーを引いて抜刀し、黒い炎をこっちに向かって放つ

 

カゲロウ「!大二、身体借せ!」

 

大二から身体の主導権を奪ったカゲロウが颯馬と凪の方に飛んで、二人を庇うようにし、伏せさせる

 

伏せさせたことで、炎は当たらず、後ろの壁に当たった

 

カゲロウ「おい、一旦隠れんぞ!こっちだ!」

 

カゲロウは二人を連れて、建物の陰に隠れる

 

カゲロウ「大二、お前に主導権返す。あとは上手くやれ」

 

大二「悪いカゲロウ、助かった」

 

カゲロウから主導権が戻り、大二の人格が再び表に出る

 

大二と颯馬は物陰を移動しながらライブガン、マグナムシューターで応戦するが........

 

当たりもするが、飛羽真?はことごとく剣で弾く

 

大二「くっ、流石に銃じゃ駄目か........」

 

すると黒い火の斬撃がまたこっちに向かって飛んでくる

 

凪「っ、静寂の凪!」

 

もう一度静寂の凪を使い防ぐ

 

しかし、

 

凪「もう静寂の凪は暫く使えません」

 

颯馬「回数使いきっちゃったか......さっきのと今ので十回使っちゃったし、しょうがない」

 

そう、静寂の凪はあらゆる攻撃を無効化する代わりに、十回連続で使用をすると再使用まで時間がかかるというデメリットが存在する

 

すると飛羽真?はワンダーライドブックを押し込む

 

「ダークブレイブドラゴン!」

 

すると黒い神獣、ダークブレイブドラゴンが現れると炎を吐く

 

颯馬「あちちっ!何だよ、あれ............」

 

颯馬は離れていても感じるダークブレイブドラゴンの炎の熱に驚く

 

飛羽真?とドラゴンは炎の斬撃とブレスを放つ

 

ボオオオオォォォッ!!

 

その瞬間、自分達がさっきまでいた数メートル離れた壁が一瞬で消し炭になる

 

大二(くっ............これ食らったらマジでヤバいぞ!?)

 

大二と颯馬は一瞬でピンチに陥った

 

大二「颯馬くん」

 

大二は颯馬を見る

 

颯馬「はい、やるしかないっすね」

 

大二「だよな、なら........」

 

颯馬はニンジャバックル、大二は白黒のカラスの遺伝子が内蔵されたバイスタンプ、パーフェクトウィングバイスタンプを取り出す

 

大二「隙ができたら斬り込むぞ」

 

颯馬「はい!」

 

凪「颯馬、大二さん、援護します!」

 

颯馬と大二がそれぞれ変身しようとしたとき、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

軍用車が突如後ろから現れ、飛羽真に追突する

 

大二&颯馬&凪「!!!?」

 

飛羽真?「!!?うわっ!?」

 

飛羽真?は堪らず十数メートルぶっ飛ぶ

 

大二「!あれは..................!」

 

大二はライダーに追突した軍用車を見る

 

車の側面には「BLUE BIRD」のロゴが描かれていた

 

そして、窓から顔を出したのは______

 

大二「!ヒロミさん!」

 

大二の元上司であり、今はブルーバードで隊長兼副リーダーのポジションであり、大二を支える門田ヒロミだった

 

ヒロミ「大二!少年!乗れ!」

 

颯馬「!は、はい!」

 

大二と颯馬は車の荷台に飛び乗ると、全速前進で車を発進させる

 

颯馬「はぁ、はぁ.........あの、ありがとうございます」

 

颯馬は息切れしながらヒロミにお礼を言う

 

ヒロミ「気にするな、大二達が心配で様子を見に行ったらかなりピンチな状況だったからな。主力連れて来た」

 

大二「ってことは.........」

 

??「私もいる」

 

そこにメガネを掛け白いミリタリーロングコートを着た、いかにもマッドサイエンティストの服装をしている男がいた。他にも、二人の男女が車の中に乗っている

 

颯馬「.............貴方は?」

 

狩崎「おっと、申し遅れたね。私はジョージ狩崎、ブルーバードの所属の科学者兼仮面ライダーファンさ。以後お見知りおきを」

 

花「私は夏木花。ブルーバードの隊員で、こっちは........」

 

玉置「玉置豪って言います、よろしくお願いします」

 

颯馬「お、俺は草薙颯馬と言います、よろしくお願いします」

 

颯馬とブルーバードの面々が挨拶を交わす

 

狩崎「今の状況をかいつまんで説明しよう」

 

狩崎が車の荷台に積んである複数のパソコンを操作する

 

狩崎「今、妙な壁が迫っている」

 

狩崎は車の後ろを指差すと、とても遠くからではあるが、謎の壁が迫っていて、触れている建物は消滅していた

 

狩崎「見ての通り、あの壁に触れたら人、建物が消滅する」

 

颯馬「何でそんな壁が.................」

 

花「十中八九、あの謎の裂け目が関わってる」

 

颯馬「あの........空にある?」

 

豪「そうです」

 

颯馬「......................」

 

颯馬は走る車の中で気難しそうな顔をした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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その頃_________

 

祢音「はぁ、はぁ、はぁ........!」

 

さくら「待ちなさーい!」

 

祢音はさくらから必死に逃げていた

 

祢音「もうっ、しつこい.........!」

 

祢音は走っていると、

 

海音「はーい、ここから先は通行止めでーす」

 

と海音が前に現れる

 

さくら「ナイス先回り!海音ちゃん!」

 

祢音「っ、どうしよう........ってあれ?あなたこの前の.......それにあなたはゆっきーチャンネルの.......あれ?」

 

祢音は海音とさくらを見ると、驚いた顔で指差すと何か困惑している

 

海音「あっ、よく見たら何かあのSPに追い掛けられてたお嬢様!」

 

音夜「いやお前もお嬢様だろが」

 

音夜が海音の札の中から出てくるとツッコミを入れる

 

さくら「誰!?この侍っぽい人!?」

 

さくらはいきなり現れた音夜に驚いていた

 

海音「この人は音夜。私の契約相手」

 

さくら「その........悪魔的な?(あとよく聞いたら、何か声バイスに似てるような..........)」

 

中の人が一緒だからね(同じ木◯昴)

 

さくら「..............あっ、もしかして祢音TVの.........!」

 

海音「ね、祢音T、V........?何ですかそれ」

 

さくら「いや知らないの!?あのチャンネル登録者数一千万の.........ってあれ?何か違うような.......」

 

さくらは何か戸惑っている

 

すると、三人同時に着信音が鳴る

 

さくら「?一輝兄?」

 

海音「神楽?」

 

祢音「英寿?」

 

さくら達はそれぞれ通話ボタンを押して出る

 

さくら「一輝兄、どうしたの?」

 

一輝「あっ、繋がったか。大二にも話してたんだけど、今追い掛けてる人と戦うのは止めろ」

 

さくら「えっ?」

 

一輝「何かあっちにも事情があるらしくて.........」

 

さくら「...........うん、分かった」

 

祢音「もしもし、英寿?」

 

英寿「争うのは止めだ、ナーゴ」

 

祢音「...........えっ?」

 

英寿「どうやらあっちも訳ありらしい」

 

海音「もしもし、神楽?どうかしたの?」

 

神楽「海音、やっと繋がった。今は一旦停戦しろ」

 

海音「どういうこと?」

 

神楽「何かあっちにも理由があるっぽいんだ」

 

海音「なるほど........分かった」

 

全員、電話を切るとそのまま三人とも顔を見合わせた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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川沿いの広場_________

 

そこで神楽と一輝と英寿が互いの事情について話していた

 

英寿「赤ちゃんから悪魔が分離?」

 

一輝「ああ、けど........誘拐されちゃって........」

 

一輝の話によると、どうやら宇宙生命体が一輝の弟である幸四郎から悪魔を取り出したらしく、一回復活したバイスと共にリバイスとして戦い、宇宙生命体は撃破したものの、それを赤い仮面の男が連れ去ったしまったらしい

 

一輝「その悪魔を幸四郎の中に戻さないと、幸四郎の命が危ないんだ」

 

赤ちゃん悪魔「おいらと幸四郎は一心同体だからな!」

 

英寿「なるほどね。で、そっちは?」

 

神楽「俺は、一輝さんと同じ奴にバックルと梨璃さん達を搔っ攫われた」

 

英寿「梨璃さん達?どれのことだ?」

 

神楽「その鞄の中に入ってる宝石だ」

 

英寿は鞄の中を漁ると、一つの宝石を取り出す

 

英寿「これのことか?」

 

その宝石を取り出すと、その宝石からルーン文字が浮かび上がる

 

それは夢結のルーン文字だった

 

神楽「ああ、他にもあるだろ、何個ある?」

 

英寿「少し待て」

 

英寿は鞄の中を見て数を数える

 

英寿「十個、この中に入ってる」

 

八狐「!一柳隊のだ..........!」

 

中から八狐が出てきて、鞄を指差すとそう言う

 

英寿「道理で、いつものデザグラとは違うわけか.........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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道路_________

 

颯馬達が車で移動している最中に

 

颯馬「ん?あれは........ちょっと止まってください」

 

ヒロミ「どうした?」

 

颯馬「俺の仲間が...........」

 

ヒロミが車を止めると、颯馬が外に出て手を振る

 

そこには協力して壁から逃げている琢磨と景和がいた

 

颯馬「おーい、琢磨ー!」

 

琢磨「!あっ、颯馬!景和さん、こいつ俺の仲間っすから安心してください」

 

景和「えっ、そうなの!?」

 

琢磨と景和が駆け寄ってくる

 

颯馬「壁が迫ってる、早く!」

 

琢磨「ああ!」

 

琢磨と景和と颯馬が車に飛び乗ると、ヒロミがアクセル全開で走行する

 

颯馬「!?あなた........この前財布落とした.......」

 

景和「あっ、君!この前は........財布なんて拾ってもらったっけ?いや拾ってもらった気もするけど.......」

 

颯馬「...........え?いやいやこの前拾って.......なかったような......」

 

琢磨「?どうしたんだ、颯馬」

 

颯馬「いや、何でもない」

 

颯馬達は車を猛スピードで飛ばしながら壁から逃げたのだった






仮面ライダーセイバー達も乱入してくるこの事態、神楽達はどう乗りきる!?


次回、「混沌Ⅴ Let's go to the GOAL」

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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