アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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前回のあらすじ

神楽達はゴールに辿り着いたが、消えた人達は元に戻らず、さらに梨璃達と赤ちゃん悪魔は仮面ライダーシーカーこと轟戒真に取り込まれてしまった

神楽達はすぐさま交戦するが、リリィ達や赤ちゃん悪魔を取り込んだ戒真になす術もなくやられてしまう

そして、一時撤収した神楽達だが、境界神社で神楽達は倒れ込んでしまう

今回はどうなる!?


混沌Ⅶ 相対する者達

 

デザイア神殿_________

 

英寿と道長はスパイダーフォンであるデザイア神殿で何処かに向かっていた(景和と祢音は神楽達を連れてくるように頼んだ)

 

道長「おい、何処に向かってるんだギーツ」

 

英寿「まぁ行けば分かる」

 

英寿達は一つの大きな扉の前に立つ

 

道長「..................ここは?」

 

英寿「まぁ一言で言ったら謹慎部屋みたいなところだ」

 

スパイダーフォンがスパイダーモードになり、扉のロックを解除する

 

英寿「いいぞ、スパ太郎」

 

道長「こいつにこんな機能あったのかよ..........」

 

そして扉の中に入るとそこには、赤い結界によって拘束されているギロリがいた

 

ギロリ「君達なら来てくれると思っていたよ」

 

道長「助けて欲しけりゃ、知ってること全部吐け」

 

ギロリ「他に交渉の余地は無さそうだな」

 

英寿は交渉成立、と笑みを浮かべるとマグナムシューター40Xを取り出し、結界を生成している四つの装置を破壊する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境界神社____________

 

神楽「う.........んん.........ここは.........」

 

神楽はムクリと起き上がると、敷き布団の上にいた

 

壱「!神楽!よかったぁ、起きたのね」

 

壱が神楽の横にいて、神楽が起きたのを見るとホッと安堵した顔になる

 

壱は寧々に頼まれて神楽の看病をしていたのだ

 

神楽「壱さん.........そっか、天葉様に渡したあの札でここに避難したのか」

 

壱「ええ、そうよ。お陰で百合ヶ丘の生徒は全員無事よ」

 

神楽「そうか..........疲れでぶっ倒れちまったみたいだな」

 

神楽が自分の体を見ると、あちこちに絆創膏や湿布が貼られていた

 

壱「あれだけ動き回ってたら普通に疲れるわよ」

 

神楽「..................................」

 

神楽が少し沈黙する、そして静かに話す

 

神楽「...........取り戻せなかった、梨璃さん達を」

 

壱「..............見てたわよ、この神社のモニターで」

 

神楽「それで鹿の仮面ライダー、仮面ライダーシーカーって奴に梨璃さん達を取り込まれた.........そんで俺は何も出来ずに.........取り戻せなかった..........クソッ!」

 

神楽は畳に自分の拳を叩きつける、自分の不甲斐なさに嫌気を差していたのだ

 

壱(神楽がこんなに悔しがっている顔........初めて見た.......)

 

壱は中等部で神楽に出会って以降、神楽のこの悔しさが滲み出た顔を見るのは初めてだった

 

神楽「でも...........俺は諦めてねぇよ。梨璃さん達を救うの」

 

壱「!」

 

壱は神楽の目に闘志が戻ってくるのを感じた

 

神楽「梨璃さん達はあいつの中にいるけど取り戻せば活路はある。あの他のライダー全員ぶっ飛ばして、最後に俺達が勝ってやるよ」

 

神楽はフッ、と笑みを浮かべるとと壱の目を真剣な眼差しで見た

 

壱は切り替えの早さに驚いたが、

 

壱「...........ふふっ、それでこそ神楽よ」

 

と元に戻った神楽に笑みを溢す

 

神楽「............さてっと」

 

神楽はまだ痛む体を押して立ち上がる

 

壱「どこに行くの?」

 

神楽「行く場所があるんだ.........すぐに行かねぇと。休憩も済んだしな」

 

神楽は壱の方を振り返る、壱を見るその眼は赤く強い、確かな闘志が宿っていた

 

壱「!...........行ってらっしゃい、神楽」

 

神楽に近づくと神楽の右手を取り、おまじないを掛けるかのように両手でギュッと握る壱

 

神楽「..............ああ、行ってきます」

 

神楽は壱の想いを受け取り、襖を開けて外に出ると、そこの脇には八狐がいた

 

八狐「そろそろ出てくる頃だと思っていたよ」

 

神楽「ははは、すまん。寝過ぎた」

 

神楽と八狐の主従は互いに笑い合う

 

八狐「私だってさっきまで寝てたし。そんなことより、行こうよ」

 

神楽「だな.................梨璃さん達を救いに」

 

境界神社のアプリを押すと現実世界に戻る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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現実世界_________

 

神楽達はさっきの場所に降り立って、英寿達の所に向かおうとすると______

 

道真「俺達に黙って二人で行く気か?」

 

颯馬「水臭いな、俺達も連れていってよ」

 

神楽「!お前ら.............」

 

神楽が後ろに目を向けると、そこには道真、颯馬、海音、琢磨、そしてその式神達が立っていた

 

神楽「............休んでるかなって思って」

 

道真「いや、まぁ俺は弥宙さんにまだ休んどけって言われたんだけど、振り切って来た」

 

颯馬「実のところ、俺達も」

 

凪「暫く休んだら回復したので勝手に来ました」

 

道真達は全員罰が悪そうに笑う

 

八狐「結局全員来ちゃったね」

 

神楽「...............ああ、相変わらず自分勝手な奴らだ」

 

音夜「いやどの口がそれ言ってんだ?」

 

琢磨「それはお前も大概だろ?」

 

海音「私達を置いて行こうとした訳だし」

 

吹雪「貴方達も人のことを言えません」

 

三夜「うむ、同感じゃ」

 

神楽「ははは、だな」

 

神楽達が話していると、

 

景和「あっ、皆!」

 

景和が神楽達に駆け寄ってくる

 

颯馬「?あれ、景和さん。どうかしたんですか?」

 

景和「英寿くんが呼んでるから、一緒にデザイア神殿に来てくれない?」

 

海音「デザイア神殿?何ですかそれ?」

 

景和「来たら分かるよ」

 

景和が「DGP」のアプリを押すと、神楽達を転送してデザイア神殿に移動する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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デザイア神殿 廊下______

 

景和達はデザイア神殿の廊下に降り立つ

 

そこに、

 

祢音「景和、さくらちゃん達連れてきたよ」

 

祢音が一輝達を連れてデザイア神殿の廊下に立つ

 

景和「あっ、祢音ちゃん」

 

そこに_________

 

英寿「来たか、お前ら」

 

ギロリを連れた英寿と道長が神楽達に合流する

 

ギロリ「君達がゲームに巻き込まれた人達か、ついて来てくれ」

 

ギロリが歩みを進めると、その後ろを神楽達がついていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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デザイア神殿 サロン______

 

デザイアグランプリのサロンに神楽達は入る

 

バイス「すっげぇ!なんだここ!広いなー!赤を基調としているんですねー」

 

バイスがサロンを見てはしゃいでる

 

英寿「ここはデザイアグランプリの休憩所だ」

 

一輝「敵が来たりしないのか?」 

 

ギロリ「問題ない。ここでは、暴力、妨害行為は禁止されているからな」

 

三夜「これはまた境界神社の洋風バージョンっぽい場所じゃな」

 

三夜はサロンの内装を見るとふとそう口にする

 

景和「あの、コラスって言うゲームマスターの目的は何ですか?」

 

ギロリ「ゲームマスターとして、世界を意のままにコントロールしようとしている」

 

大二「随分詳しいみたいですけど、貴方は?」

 

ギロリ「敵ではない........今はな」

 

英寿「今は、か」

 

すると、バイスの体が粒子化し始めた

 

一輝「バイス..........!?」

 

さくら「ちょっとどうしたの!?」

 

八狐「大丈夫!?」

 

バイス「はぁ.......そろそろお迎えの時間か........」

 

道長「どういう意味だ?」

 

バイス「俺は、一輝の願いに答えて、奇跡的に復活できた。でも、それは一時的なものに過ぎない」

 

神楽「やっぱりそう言うことだったのか..............」

 

神楽は一度大二からバイスは消滅したと聞いており、さっきバイスを見て少し妙に思っていた

 

一輝「そんな........俺はまた.........バイスのことを.........忘れちゃうのか.........」

 

すると、ギロリが黄色い箱、ミッションボックス01を二つ持ってきた

 

ギロリ「君達のことはリサーチ済みだ。戦力が減っては困る。これを使うといい」

 

そしてミッションボックス01を二つ一輝達に差し出す

 

ギロリ「ゲームにエントリーすれば、しばらく時間が稼げる」

 

中にはリバイとバイスのライダークレストが描かれたIDコアが入っていた

 

一輝とバイスはIDコアをデザイアドライバーに嵌め込む

 

「 「ENTRY」」

 

するとバイスの消滅が止まり、バイスの体は再生された

 

バイス「うおお!これイカしてんな!!」

 

神楽「だったらこれも使って下さい」

 

颯馬「あとこれも」

 

神楽はビートバックルとモンスターバックル、颯馬はブーストバックル、ゾンビバックルをそれぞれ一輝とバイスに渡す

 

一輝はビートバックルとブーストバックル、バイスはモンスターバックルとゾンビバックルを受け取る

 

バイス「すっげぇー!!」

 

ギロリ「奴の計画を、止められるか?」

 

一輝「やってやるさ」

 

神楽「面白ぇ、受けて立つぜ。その依頼」

 

英寿「ふっ、言われるまでもない。俺の世界を取り戻す」

 

ギロリ「私はヴィジョンドライバーを取り返しに行く」

 

神楽「八狐、お前はこの戦いには参加できねぇ。だから俺とは別行動、この人のドライバーを取り返しに行け」

 

八狐「分かった」

 

颯馬「ドライバーを取り返すんだったら凪も連れていってください。凪の強さは俺が保証します」

 

吹雪「なら私もお供します」

 

音夜「俺もついていくぜ」

 

三夜「わしもじゃ」

 

大二「それなら俺達も協力します、俺達はデザイアロワイヤルっていうゲームの参加権を得てませんから」

 

ギロリ「すまない、助かる」

 

こうして神楽達参戦組とギロリ達ヴィジョンドライバー奪還組はそれぞれ準備を進めるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デザイア神殿 広間______

 

ツムリ「それでは最終戦、「仮面ライダー絶滅ゲーム」のエントリーをはじめるわ」

 

広間には真司?、蓮、浅倉、紘汰、戒斗、飛羽真、倫太郎が揃っていた

 

蓮「ルールは?」

 

蓮が腕を組みながらツムリに聞く

 

ツムリ「全ての仮面ライダーが戦い合う、バトルロワイヤルゲーム。最後まで生き残ったデザ神となって、残酷な世界を叶えられるの」

 

浅倉「ははははは、暴れさせてくれたら、俺はなんでもいいぜ」

 

倫太郎「これは、興味深いゲームですね」

 

真司?「悪の、悪による、悪のためのゲームか」

 

ツムリ「さて、誰の願いが叶うかしら」

 

ツムリが人差し指を軽く噛む

 

真司?「鏡の外が滅亡した世界」

 

蓮「全てを破壊する力」

 

浅倉「命尽きるまで戦え」

 

紘汰?「地球がヘルヘイムによって侵略された世界」

 

戒斗「この世界にいる強者を凌駕する力」

 

飛羽真?「俺が破滅の神となる世界」

 

倫太郎「この水勢剣流水の真価を更に引き出す力」

 

戒真「父が独裁者になっている世界」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

神楽達は戦場に指定されたサッカーフィールド上に現れる

 

神楽、道真、颯馬、海音、琢磨、英寿、道長、景和、祢音、一輝、バイスが歩いてくる

 

そして反対側からは真司?、蓮、浅倉、紘汰?、戒斗、飛羽真?、倫太郎が歩いてきて、神楽達と真司?達の間から歩いてきたのは戒真だった

 

それぞれ睨み合う

 

浅倉「また戦えて嬉しいぜ。信じられるのは、憎しみだけだからな」

 

蓮「お前もしぶといな、大人しく寝ていればいいものを」

 

真司?「何を願おうが無駄だ。仮面ライダーを滅ぼすのは、俺だ」

 

紘汰?「俺こそが、新世代の神となる...........!」

 

戒斗「葛葉............今度は負けないぞ」

 

飛羽真?「この世界は纏めて滅ぼしてやる.............!」

 

倫太郎「僕はこの手で、新たな力を...........!」

 

戒真「お前らの願いは叶わない。デザ神になるのは........俺だ」

 

英寿「勝つのは俺だ」

 

道長「全ての仮面ライダーは俺がぶっ潰す」

 

景和「勝って必ず..........消滅した人達を取り戻す!」

 

祢音「絶対に負けないよ!」

 

一輝「幸四郎の悪魔を返してもらう」

 

神楽「梨璃さん達は返してもらおうか」

 

道真「つー訳で、覚悟しろお前ら」

 

道真が腕を十字に組みながらそう言う

 

颯馬「姉ちゃん、それと叶星先輩達は耳を揃えて返してもらうぜ」

 

海音「邪魔するなら容赦はしないよ?」

 

琢磨「正直一葉達攫われてこっちは頭に来てんだ。全力で行かせてもらうぜ」

 

すると、サッカーフィールドのビジョンに狩崎が映る

 

狩崎「Hey!Hey!Hey!戦う準備はできたかーい!?」

 

一輝「っ、狩崎さん!?」

 

バイス「何で狩ちゃんがいんのよ!?」

 

狩崎「さぁ、デザイアロワイヤル最終戦、ライダー絶滅ゲーム、Let's........スタート!」

 

神楽達は

 

十九人「変身!!」

 

それぞれ変身ポーズを取ると、それぞれのライダーに変身する

 

「烈火・災抜刀!ダークブレイブドラゴン!」

 

「ライオン戦記!」

 

「ミックス!ジンバーレモン!ハハーッ!」

 

「バナナアームズ!ナイトオブスピアー!」

 

「GET READY FOR BOOST AND MAGNUM」

 

「GREAT」

 

「GREAT」  「ZOMBE」

 

「HIT FEVER  ZOMBE」

 

「THE HEART OF BUSHIDO AND HEART OF BLADE NINJA AND SAMURAI」

 

「HIT FEVER NINJA」

 

「BEAT」

 

「BEAT AND BOOST」

 

「HIT FEVER BEAT」

 

「TANK」 「MONSTER 」

 

「MONSTER」  「ZOMBE」

 

「WOULD YOU LIKE CUSTOM THE SELECTION」

 

飛羽真は仮面ライダーセイバー ダークブレイブドラゴン

 

倫太郎は仮面ライダーブレイズ ライオン戦記

 

紘汰は仮面ライダー鎧武・闇 ブラックジンバーアームズ

 

戒斗は仮面ライダーバロン バナナアームズ

 

真司は仮面ライダー龍騎

 

蓮は仮面ライダーナイト

 

浅倉は仮面ライダー王蛇

 

神楽は仮面ライダーギーツ マグナムブーストフォーム

 

英寿は仮面ライダーギーツ レイジングフォーム

 

道真は仮面ライダーバッファ レイジングゾンビフォーム

 

道長は仮面ライダーバッファ フィーバーゾンビフォーム

 

颯馬は仮面ライダータイクーン ニンジャサムライフォーム

 

景和は仮面ライダータイクーンフィーバーニンジャフォーム

 

海音は仮面ライダーナーゴ ビートフォーム

 

一輝は仮面ライダーリバイ ビートブーストフォーム

 

祢音は仮面ライダーナーゴ フィーバービートフォーム

 

琢磨は仮面ライダーパンクジャック モンスタータンクフォーム

 

バイスは仮面ライダーバイス モンスターゾンビフォーム

 

戒真は仮面ライダーシーカー パワードビルダーフォーム

 

それぞれの仮面ライダーに変身し、一同に会す

 

神楽「おっ、二人とも似合ってます」

 

神楽は一輝とバイスの姿を見るとそう言う

 

「READY..........FIGHT」

 

開戦の合図が鳴り響くと同時に神楽達は一斉に戦い始める

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

境界神社_________

 

境界神社にあるモニターでは神楽達が戦っているのが映されていた

 

壱「!神楽................!?」

 

汐里「道真さん.......それに他の皆も.......!」

 

壱と汐里がモニターに映っている神楽達の姿を確認すると、百合ヶ丘のリリィ達がぞろぞろと集まってきた

 

皆火蓋が切られた戦いを見てガヤガヤと騒いでいる中

 

樟美「神楽兄様................」

 

樟美が自分の手をギュッと握る

 

天葉「大丈夫、神楽は何があっても絶対に負けないから」

 

天葉が樟美の不安を落ち着かせるように抱き寄せる

 

樟美「天葉姉様.................」

 

依奈「そうよ、それに神楽には道真や他の皆もいる。負けるはずがないわ」

 

天葉「神楽達を信じましょう、あの人達なら勝てる」

 

樟美「...........はい!」

 

百合ヶ丘のリリィは神楽達の戦いをじっと見る

 

そこに、

 

寧々「皆様!神楽様から伝言です!」

 

寧々が百合ヶ丘の皆に駆け寄る

 

亜羅椰「えっ?神楽から?」

 

閑「神楽さんの伝言って何ですか?」

 

寧々「はい。神楽様は_________」

 

寧々は百合ヶ丘のリリィ達に伝言を伝えた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

仮面ライダー絶滅ゲーム開戦直後______

 

轟栄一邸 外______

 

大二「警備の数は.............一、二、三.........六十人は下らないな」

 

八狐「うわっ、何あれ..........何でこんな人数いるの?」

 

ギロリ「恐らくコラスの手の者達だろう、我々がヴィジョンドライバーを取り返しに来るのを見越したのか」

 

八狐と大二と晴臣、そしてギロリが近くの壁に隠れて様子を伺う

 

八狐達はギロリ、晴臣、そして大二達デザイアロワイヤルに参戦していない面子を加えてヴィジョンドライバーの奪還に当たっていた

 

そして、ギロリ、八狐、大二、晴臣の四人、吹雪、三夜、玉置、花の四人、そして凪、音夜、さくら、ヒロミの四人が三手に分かれて様子を伺っていた

 

花「大二、聞こえる?」

 

無線から花の声が聞こえる

 

大二「花さん、裏口はどうだった?」

 

花「裏口にも警備隊がいた。数は五十人、全員武器を持ってる」

 

八狐「................裏口にも人か.........中々警戒強めてるねぇ」

 

凪「こちらも六十人程」

 

凪達が侵入出来そうな壁の方で様子を伺っていたが、そこも警戒しているのか六十人くらいいた

 

凪「それよりも、なんで晴臣さんも来たんですか?」

 

凪は栄一邸に向かう道中に合流してきた無線で思わず疑問を口にする

 

晴臣「戦力不足だと思って、加勢に来たんだが」

 

吹雪「それはありがたいですけど........今の数が正しければ絶対に百五十人はいますよ。中にどれだけの人がいるかは分かりませんが」

 

ギロリ「となると十二対百五十以上か........中々の数だが..........」

 

音夜「ハッ、確かに数は多いかも知れねぇけど、こちとら修羅場潜ってきたんだ。ビビる必要ねぇだろ?」

 

無線から音夜の不敵を感じさせる声が聞こえる

 

三夜「音夜の申す通りじゃ、数こそは多けれど強さがなければ相手にはならん」

 

三夜も同じく同調する

 

玉置「いつでも突入命令を出してください」

 

大二「皆。準備はいいか?」

 

ヒロミ「いつでも行けるぞ」

 

さくら「準備はいいよ、大ちゃん」

 

十二人はそれぞれ得物を取り出し、臨戦態勢に移る

 

大二「よし............突入開始!」

 

十一人「おおーっ!!」

 

大二の掛け声と共に影から八狐達が一斉に栄一邸を目指して走り出し、もう一つの戦いが始まったのだ














次回、「混沌 一刻の猶予前編」



神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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