青い光が神楽達を包み込んだ後に、神楽達が目を開けるとそこは百合ヶ丘女学院の中庭だった
神楽「終わったんだな..........全部」
神楽がガサゴソとポケットからレイメイマグナムバックルとアウェイキングギーツIDコアを取り出す
その二つは赤い粒子を放ちながら、元のお札と六つの古銭に戻り、バックルとIDコアも元に戻った
神楽「............いや、にしても.............」
道真「疲れたなぁ..........」
神楽と道真が地面に大の字になり転がる
八狐「私も...............」
琢磨「悪い.......俺もだ.........」
天葉「うん、ちょっと横になりたい.........」
祀「そうね............」
それに続くかのようにリリィ達も地面に倒れる
全員疲れきった顔をしていたが、その顔は一点の曇りもない笑顔だった
___________________
百由の工房_________
神楽「______んでもって、エレンスゲ、神庭との本格的に合同合宿に入るのは延期になったと」
百由「ええ、そうよ」
神楽と百由が工房の中で、CHARMの整備をしながらある話をしていた
エレンスゲと神庭の合同合宿を延期する、という内容でその理由はあの最悪のゲーム、デザイアロワイヤルによってリリィ達が疲労していることが理由である
百由「にしても、驚いたわねー。パラレルワールドみたいなものが存在して、神楽とは別の存在のギーツがいるなんて」
百由は溶接マスクを外し、さも信じられないと言った口調で神楽に言う
神楽「ああ、俺でも信じられませんよ...........」
神楽はパワードビルダーバックルを取り出し、それを注視する
百由「ん?どうしたの?考え込んだ顔をして」
神楽「..............いや、何でもないっす。そんなことより、さっさと整備済ませましょう。折角この前の戦功で貰った非番の日をCHARMの整備に回されたくないですし」
百由「随分張り切ってるわね..............何かあるの?」
神楽「秘密です」
神楽は人差し指を自分の口に当ててそう言い、パワードビルダーバックルを置いて百由と共にCHARMの整備の続きを始める
神楽(一輝さん達、今どうしてるんだろうな........)
神楽は延期したことによって出来た休日に一輝と会いに行くすることを決め、再び手を動かすのだった
しあわせ湯____________
赤ちゃん悪魔「たっだいまー!また遊ぼーなー!」
赤ちゃん悪魔を無事に幸四郎に戻した後、一輝とバイスはしあわせ湯の縁側で二人きりで話していた
バイス「一輝、俺っちがいなくても、幸せだったか?」
一輝「幸せだったよ」
バイス「そっか」
一輝「でも..........最高ではなかった」
一輝はそう言い、少しうつむく
バイス「一輝..............」
一輝「また、俺の側からいなくなっちまうのかよ」
一輝は再び顔を上げてバイスの顔を見る
バイス「大切な思い出、無くしたくないんだろ?さっき言ってたじゃんか」
一輝「............お前の悲しむ顔も、見たくないよ」
バイス「なんだよ、それ」
バイスは吹き出して笑う
一輝「でも、楽しかったなぁ。久しぶりに一緒に戦えて」
バイス「だな。俺っち達は、いつでも最高だ!」
一輝「...............ああ!」
一輝とバイスは拳をぶつけたのだが______
バイス「..............あれ?」
一輝「バイス..........お前.........なんで消えないんだ?」
バイス「あれ、ほんとだ!俺っち消えてない!何で!?」
何故かバイスは消えておらず、そのまま生きていた
大二「兄ちゃん、バイスは..........」
大二とさくらが縁側に来て、バイスを見た途端___
大二「え........バイス、お前体なんともないのか?」
と動揺した声でそう言う
バイス「そうなの!俺っちなんか生きてるの!」
さくら「ええっ!?」
バイスと大二とさくらが何でバイスが生きているかパニクっている
一輝「そっか........そういうことか..........」
大二「えっ、兄ちゃん.......どういうこと?」
一輝「あいつらが..........神楽と英寿が願いを叶えてくれたんだな..........」
さくら「神楽くんと........英寿さんが............?」
バイス「えっ、じゃあ今の感動的な別れっぽいシーンは何だったの!?ちょっと作者さーん!これはちょっと物議を醸すシーンですよー!!」
大二「バイス落ち着けって!」
さくら「あとしれっとメタ発言しないで!」
大二がバイスを羽交い締めし、さくらがモップで押さえつける
一輝「ははははっ.............バイス、お帰り」
一輝は晴れやかな笑みを浮かべ、バイスにそう言う
バイス「ただいま、一輝..........!」
カゲロウ「いや何処にも行ってねぇけどな」
大二と入れ替わったカゲロウがツッコミを入れる
ラブコフ「バイスー!ラブー!」
さくらの悪魔のラブコフが手を上下に振り、嬉しそうにしている
こうして一輝は再びバイスという相棒を取り戻すことが出来たのだった
後日_______________
神楽「.........あっ、一輝さーん!」
一輝「神楽、待たせたな」
神楽と一輝は東京の町で待ち合わせをしていて、合流する
神楽「んじゃ、寿司屋行きましょう」
一輝「ああ!」
神楽と一輝は寿司屋に行き、案内された席に座る
一輝「あっ、神楽、これ美味そうだぞ!」
神楽「そうですね」
神楽と一輝はエビ天やカニ風サラダが乗った寿司を取る
一輝「あっそうだ。ありがとな、これ返すよ」
一輝はビート、ブースト、モンスター、ゾンビ、そしてリバイスドライバーバックルを神楽に渡す
神楽「ありがとうございます。ブーストバックルとゾンビバックルと、一輝さんのドライバーのバックルは返して貰いますけど、その二つは持ってていいですよ?」
一輝「いいのか?」
神楽「はい、それ元々被っちゃったバックルですし」
一輝「被るとかあるんだ............」
神楽「それにIDコアとかデザイアドライバーはあるでしょ?」
一輝「ん?..........本当だ」
一輝が鞄を漁ると、そこからリバイのIDコアが嵌め込まれたデザイアドライバーが出てくる
一輝「ありがとう、じゃあこれは貰っておくよ」
一輝はビートバックルとモンスターバックルを再び鞄に入れる
神楽「どうぞどうぞ.............その感じだとバイスは復活したみたいですね、変身したら記憶が失われるっていう代償なしで」
一輝「よく分かったな。なぁ神楽、どんな願いを叶えたんだよ?」
寿司を食べながら一輝は言う
神楽「..........じゃあネタばらしということで、俺は「五十嵐一輝とバイスが死ぬまで契約を更新できる世界」を叶えました。英寿は..........多分「五十嵐一輝が戦いの記憶を忘れない世界」だと思います」
一輝「そっか........ありがとな、神楽。俺達のために」
神楽「いいんすよ、俺達だって一輝さん達に世話になりましたし」
一輝「うっひょー!ずっと食べてられるな!」
神楽「そうっすね、今日はとことん食って、とことん遊びましょう!」
一輝「そうだな!」
バイス「いいなー、俺っちの寿司はー?」
一輝「はいはい、神楽と遊んだ後またここ来て持ち帰りするから」
バイス「ひゃっほぉ!やったぜ!」
神楽と一輝は食事を終えた後、バイスを加えてゲームセンターに行ったりして遊んだのだった
和風喫茶「草凪」______________
海音「いらっしゃいませ!ご注文は何にされますか?」
沙羅「音夜、カツサンドとコーヒーセット出来たよ!」
音夜「おう!お待たせしました、カツサンドとコーヒーのセットです!」
颯馬と凪が出掛けている間、海音と音夜、そして沙羅で店を営業していた
そして大体昼頃_________
海音「大分人が少なくなったねー」
音夜「まぁ午後二時っていう中々中途半端な時間だからな」
沙羅「そうだねー............」
客足が少し減って海音達は少し雑談していた
海音「それにしても、沙羅さん達が無事で良かったです」
音夜「だな、取り返すのにめっちゃ時間掛かったけど」
沙羅「ごめんごめん、まさか体をマギクリスタルコアに変えられるなんて思わなくて.........」
沙羅が苦笑いを浮かべて頭を掻く
そこに____________
海音「いらっしゃ.............」
さくら「久し振り、海音ちゃん」
入ってきたのは大二とさくらと倫太郎だった
海音「さくらさん、それに大二さんも......!」
大二「うん、颯馬くんは?」
海音「用事で外に行っています」
大二「そっか、じゃあ今日はここの料理だけ食べさせてもらうか。颯馬くんとはまた違う日に店に来た時に話そう」
大二と海音が話している間、音夜は倫太郎の顔を見て
音夜「.........あっ!あの時のライオン野郎!」
驚いて指差す
沙羅「ちょっと音夜!お席案内しますね、あっ、ご注文は..........」
沙羅は三人を席に座らせ、注文を聞く
大二「うーん、じゃあ俺はカフェラテとパンケーキで」
さくら「じゃあ私はフレンチトーストとミルクコーヒーで」
倫太郎「僕はチョコレートケーキとアイスコーヒーをお願いします」
沙羅「分かりました、注文は以上ですね!音夜ー!」
音夜「おう!」
音夜は物凄い手際の良さで料理を作り、完成させて
音夜「沙羅、出来上がったからこれあそこの三人のとこに運んどいてくれ」
沙羅「はーい、お待たせしました!ごゆっくり召し上がり下さい!」
沙羅は三人が座っている席に料理を置く
三人「いただきます」
三人はそれぞれの料理を口に入れる
大二「ん!美味しい!」
さくら「んん~美味しい~幸せ~」
倫太郎「このチョコレートケーキ、甘さと苦さがいい感じに釣り合ってますね」
三人は料理を一口入れると、また一口、と次々と口に入れる
海音「あの、倫太郎さん.......でしたっけ?」
倫太郎「はい」
海音「その、何であのゲームに参加していたんですか?」
大二「そういえばそれ俺も気になっていたんですよ」
倫太郎「実はちょっとした事故で「悪魔の禁書」が開いてしまって、ブレイブドラゴンと飛羽真さんを乗っ取ったんですよ」
音夜「禁書?聞いた感じだと危険そうな本ってのは分かるが.........」
倫太郎「僕は飛羽真さんを取り戻すためにあのゲームに参加したんです」
沙羅「でも、願いは書いたんですよね?叶えなくて良かったんですか?」
倫太郎「ああ、それはその場凌ぎのものです。それに僕の願いは、既にこの聖剣に宿ってますから」
倫太郎は水勢剣流水を取り出す
さくら「そうだったんですね」
そうしている間に、三人は料理を食べ終わる
倫太郎「ご馳走さまでした..........あっ、そういえば渡すものがあるんです」
大二「あっ、そういえば俺達も」
さくら「あっ、そうそう」
三人「?」
三人はガサゴソと何かを取り出すと、海音と音夜に手渡しする
海音「これって...........」
音夜「バックル?」
海音は聖剣ソードライバーバックル(水勢剣流水ver)、音夜はツーサイドライバーバックル、リベラドライバーバックルを受け取った
大二「なんかポケットにあって」
さくら「これ海音ちゃん達が使ってよ」
海音「...........ありがとうございます!」
飛羽真「そろそろお暇するか」
倫太郎「そうですね」
大二「ご馳走さま、美味しかったよ」
さくら「またここに来るから」
三人は会計を済ませると、草凪から出ていく
海音「ありがとうございました!」
音夜「いつでもまた来いよ!」
沙羅「またのご来店をお待ちしてます!」
三人は手を振って四人を見送るのだった
__________________
その頃_________
颯馬「ふぅ、用事も済んだし帰るか」
颯馬は用事を済ませていて、町中を歩いており、陸橋の上を一人歩みを進めていた
そこに
??「君、この間戦ってた仮面ライダーだよね?」
そこに、一人のリュックを持った男が颯馬の前に立つ
颯馬「ん?えっと........貴方は?」
真司「俺は城戸真司、最後に来た、あの赤いライダーが俺なんだけど...........」
颯馬「...............ああ!あの時の、仮面ライダー龍騎!」
颯馬は真司のことを思い出す
真司「君は、この世界を勝ち残ったら、何を願ってる?」
颯馬「俺は............リリィが戦わなくて済んで、皆が幸せを掴める平和な世界を」
颯馬は一瞬戸惑ったが、すぐに自分の願いを真司に言う
真司「そうか...........俺もずっと願ってる、戦いのない世界を」
颯馬「そうなんですか.........」
颯馬は同じ理想を描く人もいるんだな、と微笑を思わず浮かべる
真司「あっ、そうだ。これを君にあげるよ」
真司はリュックから何かを取り出す
颯馬「!バックル...........いいんですか!?」
真司「ああ、それは君達にとって必要なものだろ?」
真司は颯馬にVバックル(龍騎、ナイト)が描かれたバックルを颯馬に渡す
颯馬「ありがとうございます!あっ、そろそろ電車の時間だ、それでは!!」
真司「いつかまた会おう!」
颯馬「はい!」
颯馬は駅に向かって駆け出し、それを見送る真司
蓮「随分偉そうなことを語っていたな」
蓮が真司の後ろから現れる
真司「ああ!聞いてたのか?相変わらず性格悪ぃなー........」
蓮「お前がミラーワールドに閉じ込められたせいで、妙なゲームに参加させられた。また貸しが増えたな」
真司「貸しってお前、別に誰も頼んでもないだろ」
かつていがみ合いながらも、肩を並べて戦っていた二人の仮面ライダーは親しげに会話を交わす
蓮「..............いつまで続くんだろうな、俺達の戦いは」
真司「俺が終わらせるまでだよ」
二人は互いの瞳をじっと見つめると、踵を返して、それぞれ反対側の道を歩くのだった
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六本木の街中_________
琢磨「ふぅ、楽器も届け終わったし、そろそろ家帰るか」
琢磨は楽器を届けた後の帰路に着いていた
飛羽真「あっ、君!」
琢磨「?俺ですか?ってあんたは........あの時の」
琢磨は彼の顔を見た瞬間、すぐに思い出した、という顔を浮かべ、驚く
飛羽真「俺は神山飛羽真、仮面ライダーセイバーで、小説家だ。あの右半身が赤い龍のあの.......」
琢磨「ああ、あの........でもなんで途中まで姿が黒だったんですか?」
飛羽真「それはな.............」
飛羽真さ倫太郎が海音達に言ったことと同じことを話す
琢磨「なるほど、その禁書が...........」
飛羽真「ごめんな、君達の邪魔して」
琢磨「いやいや、邪魔なんてそんな..........」
琢磨は両手を振り、謙遜する
飛羽真「だからお詫びにこれ渡そうと思って」
飛羽真は聖剣ソードライバー(火炎剣烈火)のバックルを琢磨の手に握らせる
琢磨「バックル...........いいんすか?」
飛羽真「ああ、これは俺には使えないからからな。貰ってくれ」
琢磨「なら.............」
琢磨はバックルをポケットにしまう
飛羽真「あ、そうだ。君はどんな物語を描きたいんだ?」
琢磨「..............描きたいもの?」
飛羽真「そうだ、お前の描きたい物語はなんだ?」
琢磨「..............俺はいつか皆の心を響かす、最高なアーティストになって、俺の音楽を皆に届けたい」
飛羽真「それが君の叶えたい物語か...........それはいつか叶う。諦めずにその物語を書き続ければ。だから、絶対諦めるな」
琢磨「............はい!!それじゃ俺はここらで!」
飛羽真「ああ、またな!」
琢磨「はい!いつか縁あったらまた!」
琢磨は手を振り、歩いて人混みの中に消える
__________________
沢芽市_________
道真「ありがとうございました!」
道真は出張先の依頼主に頭を下げ、帰り道を歩いていた
道真が歩いていると、
??「よぉっ」
とオレンジのジャケットを着た黒髪の青年に声を掛けられる
道真「?あんたは..........」
紘汰「俺はアーマードライダー鎧武の葛葉紘汰だ。オレンジの鎧の武者が俺だ」
道真「あっ、あのライダーか」
思い出した、と手を判子を押すようにポンと叩く道真
紘汰「そうそう。なぁ、お前にとって、力はなんだ?」
道真「............俺は..........力は「力を持たない人達を守る力」って思ってます。俺は、大事な人を失ってから.........それを自分の信条の一つにして戦っているんです」
紘汰「そうか..........少年、一つだけ覚えといてくれ。弱さを抱えても、その弱さを受け入れて前へ進め」
紘汰は道真の目を見て、自分の信条を伝える
道真「.............強いっすね、あんたは。その言葉、肝に銘じます」
紘汰「おう、じゃあな」
道真「はい!んじゃ!」
道真は歩いて、駅に向かおうとする
紘汰「あっ、おい!ちょっと待て!」
道真「ん?」
紘汰「忘れ物だ!」
紘汰は道真に四つの物を投げる
道真「これは.............バックル?」
道真は戦極ドライバー(鎧武、バロン、竜玄、斬月)の四つのバックルを紘汰から受け取る
道真「くれるんですか?」
紘汰「ああ、その力でこれから先のこの星の未来を守れ」
道真「この先の未来..........そっか、あんたひょっとして神様だったり?」
紘汰「.................バレたか、正解だ」
道真「やっぱり...........ええええええええ!!?」
道真はスルーしかけたが、急に頭が冴えて紘汰の返事に驚く
紘汰「俺、別の星に住んでるんだ。まぁ地球には来れるけど、もし来れない時はこの星を頼む」
道真「そうだったんすね.........分かりました、約束します」
紘汰「おう、サンキューな」
道真と紘汰はグータッチする
紘汰「じゃあな!」
道真「はい!」
道真は沢芽駅に向かい、紘汰は手を振って道真の背中を見送る
戒斗「あいつに自分の教訓は言えたのか、葛葉」
戒斗が近くの柱から姿を表す
紘汰「戒斗...........お前にも世話掛けたな」
戒斗「ふん、コウガネがお前を取り込んだ後、謎の女神の力で蘇って、助ける羽目になった。黄金の果実の力があるとはいえ、不用心が過ぎるぞ」
紘汰「悪い悪い、ほんと戒斗のお陰で助ったぜ」
かつて力を求め、それぞれの思いを胸に戦った二人は共に戦った時のような会話をする
戒斗「...............そろそろ別れだな」
戒斗から青白い光が、立ち上る
紘汰「戒斗.................」
戒斗「そんな顔をするな、お前はこの世界を守り続けろ..................あと、あいつらには挨拶くらいしとけ」
紘汰「................ああ、ありがとな」
戒斗「あばよ、葛葉」
その言葉を最後に戒斗は消滅する
紘汰「うっし、じゃあ光実達のとこに顔出しに行くか!」
紘汰はそのまま、かつてダンスバトルの時にチーム鎧武の本拠地になっていたガレージに歩みを進めるのだった
__________________
上泉萬屋兼探偵事務所_________
神楽「あー楽しかった、ただい________」
神楽が事務所のドアを開いて中に入った次の瞬間、
神楽「あれ、ここは.......世界の狭間.........」
神楽は再び世界の狭間に放り込まれていた
そこに_________
英寿「よぉ、神楽」
何処からか英寿が現れる
神楽「............英寿か、久し振りだな」
英寿「ああ、こっちは誰もが幸せになれる世界を叶えられたよ」
神楽「へぇー、すげぇな..............なぁ、英寿。一つだけ聞いていいか?」
英寿「なんだ?」
神楽「お前神様だろ?あとあの時俺に祈り続ければ願いは叶うって言ったのもお前だろ?」
英寿「...........流石に化かせなかったか」
神様「俺だって狐だからな」
英寿「へぇ、言うようになったな」
神楽と英寿は互いに笑みを浮かべる
神楽「まぁな..........つまり答え合わせをすると、あの時の英寿はあのデザイアロワイヤルで戦っている時よりも後の存在だ」
英寿「ああ」
神楽「............一輝さんからの伝言で、「記憶を忘れさせないでくれてありがとな」って言ってたぞ」
英寿「そっちも無事に願いが叶ったって訳か」
英寿はホッと胸を撫で下ろす
神楽「そういうことだ。なぁ、折角だし、ここで少しパーティー的なことをしねぇか?」
英寿「いいな、それ。じゃあタイクーン達も呼ぶか」
英寿は創生の力を発動する
そして_______________
十三人「うわぁ(きゃあ)っ!!?」
颯馬達や景和達が世界の狭間に転送された
颯馬「あれ..........ここは?」
吹雪「確か道真と電車に乗っていたはずなんですが.........」
颯馬達は訳が分からないとばかりに真っ白な空間をキョロキョロと見ていたが、
景和「英寿!?久し振り!」
祢音「あの時以来だね!」
景和達は英寿がいることに驚いていたが、嬉しそうに駆け寄る
琢磨「あれ?何であいつらまで..........世界は分離したんじゃなかったのか?」
琢磨は首をかしげる
神楽「神様のこいつの力で、俺達はここに呼び出されたんだよ」
神楽は英寿の肩をポンポンと叩く
八人「か、神様ぁ!!?」
神楽の発言に八人は仰天する
道長「俺達をここに呼び出して何をするんだ?」
英寿「ふっ、久し振りの再会を祝ってパーティーでもしようと思ってな、あいつらと」
ツムリ「あの方達は...........別世界の」
ウィン「へぇー、あいつらが俺が洗脳されてる間に戦っていた奴らか」
英寿達の世界の仮面ライダーパンクジャックの変身者、晴家ウィンは興味深げに神楽達を見る
道真「そういうことか...........」
音夜「いいんじゃねぇの?こうやって会えたんだからな」
八狐「うん、同感同感」
英寿「なら..............」
英寿は再び創生の力を発動すると、テーブルに色んな料理が並び、パーティー会場のようになる
英寿「始めるか、パーテ「あっ、ちょっと待って」?」
英寿はパーティーを始めようとするが、神楽が待ったをかける
神楽「ちょっと晴臣さん達呼んでくるわ」
神楽は境界神社のアプリを押して、一旦その場から消える
数分後_________
晴臣「何事かと思ったら........これはどういう状況だ?」
晴臣と寧々は別世界の仮面ライダー達がいることに困惑している
三夜「実はじゃな...........」
三夜はかくかくしかじかと事情を話す
寧々「なるほど.......つまりあの方は神、ということですか?」
八狐「そういうことらしいよ」
神楽「じゃあ...........パーティー始めますか」
英寿「ああ、乾杯!」
十五人「乾杯!!!」
十六人はコップに飲み物を入れ、乾杯をする
景和「それでさ、英寿が______」
颯馬「そんなことがあったんすね」
祢音「そっちの私ってどんな感じなの?」
海音「それはですね___」
神楽達は語り合ったり、ビンゴ大会などをして盛り上がったのだった
そして____________
神楽「ふぅ.........楽しかったな」
英寿「だな、そろそろお暇するか?」
神楽「ああ、明日からまた仕事だしな」
英寿「そうか..............」
神楽達は別れの時間を惜しんでいた
颯馬「楽しかったです、この時間」
英寿「いつかまた会えるといいな」
神楽「会えんだろ?願い続ければ」
海音「そうですよ、だから絶対また会いましょうね」
祢音「うん!」
道真「道長さん、あんたが元気そうでよかったわ」
道長「ああ、俺なりの幸せを掴めたからな」
颯馬「そっちの世界でも元気にやっててくださいね」
景和「うん、分かってる。俺は願いが明確になったから」
ウィン「どんな時でも諦めんなよ。チャンスは何時だって廻ってくるからな」
琢磨「ああ、そっちも夢叶えるために頑張って下さい」
神楽「じゃあな」
英寿「ああ」
荘厳な鐘の音が鳴り、世界の狭間から神楽達は消え去った
__________________
神楽は布団の中にいた
神楽「んん.........ふぁあ~あ.........」
神楽は大きく伸びをする
そして、素早く身支度をし、朝食を用意して道真達と食べ、そして依頼の受付をする
そして神楽は荷物を持ち、
神楽「さて、今日も頑張りますか!」
神楽は英寿達の言葉を胸に刻みつけ、玄関の扉を開くのだった
混沌編 終わり______
やっと、混沌編が終わりました!思えば長かったなぁー。さらっとレイメイマグナムブーストを登場させたり、バックル渡すのが神楽と颯馬だったり、バイスをそのまま生きれるようにしたりと色々改変しましたけど、楽しんで読んで戴ければ幸いです
次回、「集結Ⅸ 三レギオン集合」
ちなみに時系列はこんな感じです
「集結Ⅷ 海での訓練」→「混沌編(ムービーバトルロワイヤル編)→「集結Ⅸ 三レギオン集合」
神楽の上級生に対する呼び方を何にするか
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○○様
-
〇〇先輩