アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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見参編最終回です!

もう本当にすみません!デザロワとか本編とかなんか色々もたつきましたがやっと完成しました

それでは、どうぞ!












見参F 忍びが決めた道

 

市街地_________

 

沙羅「はあああっ!!」

 

沙羅がミドル級のヒュージを一振りで三体、四体と次々と葬り去る

 

秋日「沙羅、一旦下がって!」

 

沙羅「了解!」

 

沙羅が後ろに飛んで下がると、ゲイボルグを構えた秋日がヒュージに対して銃撃を放つ

 

沙羅「う~ん、流石に多いね、秋日」

 

秋日「そうね。増援を呼びたいところだけど、間に合うかどうか分からないし」

 

沙羅「そっか.......二人で当たるしかないってことね」

 

??「いいえ、三人ですよ」

 

何処からか銃弾が放たれ、ヒュージ達を蜂の巣にする

 

藤乃「加勢に参りました。秋日さん、沙羅さん」

 

藤乃がグングニルカービンとクリューサーオールを共にシューティングモードにして後ろの建物に立っていた

 

沙羅「藤乃!来てたの!?」

 

藤乃「お二人と沙羅さんの弟が気になりまして」

 

藤乃はCHARMを二つともブレードモードにすると、ヒュージの群れに斬り込む

 

沙羅「そう、でも良いところに来てくれたよ!」

 

沙羅はトリグラフでヒュージを次から次へと葬り去るが、

 

秋日「っ、沙羅!横からヒュージが!」

 

沙羅「!?」

 

沙羅との至近距離にヒュージが突如として現れ、腕を伸ばす

 

沙羅(っ、まずい........防御が間に合わない...........!!)

 

沙羅が少しでも攻撃を防ごうとトリグラフを前に構え、ヒュージが沙羅に攻撃が______

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドッ!

 

命中する前に、音もなく何処からか飛んで来た矢がヒュージに刺さり、あっさり絶命する

 

沙羅「!!?」

 

秋日「これは.........矢?一体誰が......!」

 

秋日は、矢が飛んで来た方向を思わず見る

 

凪「ふぅ、紙一重でしたね」

 

そこには弓を構えた凪がおり、また一矢放ってヒュージを射倒す

 

さらに、

 

ヒュージ「';@'&^'$&@'&@!!?」

 

ヒュージの群れの一つが断末魔を上げて倒れる

 

倒れたヒュージの中心に立っていたのは____

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯馬「へぇ、三人でこんだけヒュージ倒したんだ、姉ちゃん」

 

とデザイアドライバーを腰に巻き、ニンジャデュアラーを持った颯馬が立っていた

 

沙羅「!颯馬..............!」

 

沙羅は驚いた表情で颯馬の顔を眺める

 

颯馬「そこのさっき啖呵切った人、名前何だっけ?」

 

颯馬は秋日の方に体を向け、秋日に問う

 

秋日「...............秋日、本間秋日よ」

 

颯馬「秋日さんか、いやでも姉ちゃんと同級生だから先輩なのか..........」

 

颯馬は話題が少し逸れるが、すぐに咳払いをして一呼吸し、

 

颯馬「俺は、正直あの話を聞いたところであの時リリィがやったことは許せないし、信用も出来ない。それはどんな御託やお題目を口にしても拭えない事実だ」

 

秋日「っ....................」

 

沙羅「颯馬..................」

 

颯馬「でも、あんたの啖呵を聞いて、姉ちゃん達と戦っている様子を見て、あんたの覚悟は嘘じゃないって分かった」

 

秋日「!」

 

秋日は俯いていたが、颯馬の言葉に思わず顔を上げる

 

颯馬「そんで、この町のリリィは信じてみても良いんじゃないかって思った。だから...............」

 

ニンジャデュアラーを前に置いた颯馬は秋日の目の前で立て膝を着き、頭を下げる

 

颯馬「今日からこの草薙颯馬、及び俺の式神の凪、神庭女子藝術高等学校の刀になる」

 

三人「!!!!」

 

沙羅、秋日、藤乃は颯馬の言葉に耳を疑う

 

颯馬はなんと神庭女の生徒になる、と宣言したからだ

 

沙羅「颯馬...........!」

 

沙羅は嬉しそうに颯馬のことを見る

 

颯馬「これからよろしくね、姉ちゃん」

 

沙羅「うん!」

 

藤乃「ふふっ、どうやら姉弟の溝も埋まったようですね」

 

秋日「そうね、でもまずはこのヒュージを片付けるわよ」

 

颯馬達の前方にはまだヒュージが大量にいた

 

颯馬「凪、っつー訳で力借りるぞ!」

 

凪「はい、喜んで!」

 

颯馬はニンジャバックルを取り出し、デザイアドライバーの右側に装填する

 

「SET」

 

颯馬は胸をトントン、と強く叩き、腕を交差させて伸ばしきり

 

颯馬「変身!」

 

颯馬はニンジャスターターを引っ張る

 

「NINJA READY..........FIGHT」

 

颯馬は手裏剣のエフェクトがロゴに当たり、ニンジャの装甲が展開されて仮面ライダータイクーン ニンジャフォームに変身を完了させる

 

颯馬「うっし、じゃあ行くぞ!」

 

颯馬は足に力を入れ、強く蹴りヒュージを一閃する

 

沙羅「!私達も行こう!」

 

秋日「ええ!」

 

突っ込んだ颯馬を筆頭に再び戦い始める颯馬達

 

颯馬「ふっ!はぁっ!」

 

颯馬はニンジャデュアラーでヒュージの攻撃を捌き、着実にカウンターを叩き込む

 

左右前方からヒュージが突進してくるが

 

ドッ! バンバンッ!

 

一方は矢の群れに狩られ、もう一方は光弾の餌食となる

 

颯馬の後方の両脇には凪と沙羅が風無、トリグラフを構えて立っていた

 

凪「一人で突っ込みすぎですよ!」

 

沙羅「そうだよ、私達も頼ってよ!」

 

秋日「行くわよ藤乃、左右から援護しましょう!」

 

藤乃「了解しました」

 

颯馬の横から秋日と藤乃が飛び出し、颯馬に負けじとCHARMを振るう

 

颯馬「..........ハッ、やるなぁ。俺も負けてらんねぇ!」

 

颯馬は分身の術を発動し、ヒュージを物量で倒す

 

秋日「ぶ、分裂した..........!?」

 

藤乃「本物の忍者みたいですね」

 

凪「忍者みたいではなく、本当に忍者の力を使っているんですよ」

 

凪は感心している秋日と藤乃にそう返す

 

と同時に颯馬の前にいるヒュージを射倒す

 

五人の奮闘により、かなりヒュージを減らすことが出来たが、まだラージ級ヒュージを中心としたヒュージの一団が残っていた

 

颯馬「そろそろギア上げるか........遅れずついて来て下さいね?」

 

颯馬はブーストバックルを取り出し、デザイアドライバーの左側に装填する

 

「SET」

 

ブーストのロゴが左下に現れる

 

「DUAL ON」

 

颯馬はブーストスロットルを捻ると、ロゴがブーストバックルのマフラーから放たれた炎に包まれ、装甲が形成される

 

「NINA BOOST」

 

「READY..........FIGHT」

 

脚部の装甲が白いアーマーによって掴まれて、颯馬の下半身に付けられ、仮面ライダータイクーン ニンジャブーストフォームに変身を完了させる

 

颯馬「それじゃ、忍ばず敵を叩きのめすか」

 

颯馬はさっきよりもスピードを上げてヒュージの群れに突っ込む

 

凪「では私も参ります!」

 

と凪も音もなくその場から走り去り、いなくなる

 

藤乃「意地でもついていくしかなさそうですね」

 

秋日「そうみたいね、沙羅、藤乃!一緒に行くわよ!」

 

沙羅「うん!」

 

藤乃「はい」

 

他の三人も颯馬と凪のことを追い掛ける

 

颯馬「はぁっ!はっ!」

 

颯馬はブーストキッカーでヒュージを蹴り飛ばし、ヒュージを飛ばした腕で刺し貫かせ、絶命させる

 

更にシュリケンラウンダーを一回回す

 

「ROUND ONE」

 

そして、トリガーを弾く

 

「TACTICAL FINISH」

 

颯馬はブーストキッカーで加速し、ふっと消えていなくなると着地した瞬間にヒュージを十数体倒す

 

沙羅「うわー、すごい..........じゃあ私も!」

 

沙羅は虹の軌跡で深度は浅いが未来を読み、ユーバーザインとインビジブルワンを併用し、颯馬の左脇から突進してくるヒュージを倒す

 

が、彼ら目掛けてヒュージが腕を伸ばす

 

秋日「っ、ヘリオスフィア!」

 

秋日がヘリオスフィアを発動し、自身を含む五人に防御壁を与え、ヒュージの腕を弾き飛ばす

 

沙羅「ありがとう、秋日!」

 

沙羅はカウンターをヒュージにシューティングモードにしたトリグラフの片割れを突きつけ、引き金を引く

 

藤乃「ふふっ、面白くなってきました。私も負けていられません」

 

藤乃もヒュージを二振りのCHARMで攻撃をいなして真正面からヒュージを打ち破る

 

颯馬「さて、雑魚の片付けは大体終わったし、このボスとその取り巻き倒して一丁あがりとしますか」

 

颯馬はブーストスロットルを二回捻る

 

「BOOST TME」

 

ブーストタイムの待機音が鳴っている間に、颯馬は地を蹴って飛び、蹴りの体勢に入る

 

と同時に一気に数十体の分身を繰り出す颯馬

 

そして分身した颯馬は同じモーションでブーストスロットルを捻る

 

「NINJA BOOST GRAND VICTORY」

 

颯馬「はあああああああっ!!」

 

颯馬の分身の群れは炎を纏いながらヒュージの群れにライダーキックを食らわせ、

 

ヒュージ「&'&@$^$&&"#*"#*!!!」

 

ヒュージは断末魔を上げて絶命した

 

分身した颯馬は一つとなり、飛び出そうになったブーストバックルを押さえながら変身解除する

 

そして凪と共に沙羅達の方に歩く

 

颯馬「...........と言う訳で、今日から神庭女子藝術高校の世話になるんで、よろしくお願いします」

 

凪「よろしくお願いします」

 

颯馬と凪は沙羅達に頭を下げる

 

沙羅「..................うんっ、よろしくね!」

 

秋日「貴方達が共に戦ってくれるなら心強いわ」

 

藤乃「ふふっ、戦う仲間がまた増えましたね」

 

と三人は笑顔で颯馬達を歓迎する

 

颯馬「あっ、でも喫茶店は経営させて下さい」

 

秋日「それについては、私から理事長にも掛け合うから安心して頂戴」

 

凪「ありがとうございます」

 

沙羅「あっ、そういえば凪ちゃん、だっけ?凪ちゃんは颯馬とどんな関係なの?」

 

沙羅はずっと疑問に感じていたことを凪に聞く

 

凪「ああ、私は颯馬の妻です!」

 

沙羅「....................えっ?」

 

秋日「........................」

 

藤乃「まぁ..................」

 

颯馬「...................はぁ」

 

沙羅と秋日は固まり、藤乃は興味深げに微笑み、颯馬はからあ~あ、言っちゃったよ」とため息をつく

 

沙羅「颯馬これどういうことなの!!?」

 

沙羅は颯馬の肩を掴むと前後に揺らす

 

颯馬「うわっ、姉ちゃん落ち着けって........!」

 

沙羅「お姉ちゃんに内緒でこんな可愛い女の子誑かして.........絶対何かしたでしょ!!」

 

颯馬「いや何かあった、ってのはあるけど.........!何もしてないっての!!」

 

沙羅「お姉ちゃん結婚は許してないんだからね!」

 

沙羅に揺さぶられて、何かが溜まったのか颯馬は一呼吸ついて_________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

颯馬「誰か助けてこのややこしい情況からぁぁぁぁあああああああっ!!」

 

と神庭の町に悲鳴が響き渡ったのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

あれから数週間後_________

 

颯馬「いらっしゃいませ」

 

草凪のドアが開き、秋日が中に入ってくる

 

秋日「颯馬くん、コーヒー頼めるかしら」

 

颯馬「分かりました」

 

颯馬はコーヒーをすぐに淹れて、秋日にそのコップを出す

 

秋日「店の調子はどう?このガーデンの生活にも慣れた?」

 

秋日はコーヒーを一口飲んだ後、颯馬に最近の生活について聞く

 

颯馬「大分慣れました、店も移転はしたんすけど普通に客足は変わってません。それにしてもありがとうございます、店を続ける許可を取ってもらって」

 

秋日「気にしないで、これからも何かあったら私に言ってね?」

 

颯馬「はい」

 

秋日「あっ、沙羅はここでバイトをやってるって聞いたけど...........」

 

颯馬「姉ちゃんは今日シフトオフなんで、凪にも休みをあげて今日はワンオペです」

 

沙羅は店の営業の許可が出た際、沙羅が颯馬の店で働きたいと言い出し、颯馬は断っていたが沙羅の押しに負けてここにバイトとして働くことになったのだ

 

秋日「そう...........体は壊さないようにね」

 

颯馬「分かってます」

 

秋日「ご馳走様、コーヒー美味しかったわ」

 

秋日は会計を済ませて、店を出ていく

 

颯馬(あの人...........ちょくちょくうちに来るようになったな........気ぃ配る性格なんだな........)

 

と秋日が出ていった扉を見ながら秋日について考える

 

そこに、

 

「ウー!ウー!ウー!ウー!ヒュージが出ました!」

 

スマホからヒュージが現れたことを知らせるアラームが鳴る

 

颯馬「!ヒュージのお出ましか.........いっちょ行きますか、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      皆の幸せを守るために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                       」

 

颯馬は「一時営業停止」の札を掛け、ヒュージ討伐に向かう

 

この後、颯馬は自身と同じドライバーを持ち、その力を解放させた少女と、彼女の心意気に惹かれて契約を結んだ音を司る陰陽術を操り舞い戦う式神の侍と出会い、彼女らと凪、沙羅と共に「見廻り組」を結成するのだが、これはまた、別の話である

 





見参編、完結しました!

道真と海音のスピンオフストーリーも執筆中なのでもう少しお待ち頂けると幸いです

ではまた本編や何処かで!

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

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