吹雪「颯馬さんに続き二番目ですね」
道真「メタいけどアンケート結果で俺が二番目になったんだよ」
吹雪「話の構成はある程度練ってはいたそうですが、中々掛けなかったそうですよ」
道真「しょうがねぇよ、作者さんは本編進めるのに忙しかったからな」
吹雪「この物語は、私と道真の出会い、そして仮面ライダーバッファになるまでの経緯を描いたものです」
道真「それじゃ、覇道の章、バッファ始動物語が始まるぞ」
道真&吹雪「それでは、どうぞ!」
信念Ⅰ 雪の中での慟哭、猛牛誕生
あの日何で言えなかったのだろう______
俺はずっとその答えを探していた______
俺があの時、あの一言を言えば_________
あいつは死なずに済んだのだろうか
三年前____________
俺、北野道真は京都に済んでいる中学一年生だ。友達はそこそこいるし、部活には入ってはいないが、勧誘はされる。学校の中では陽キャと陰キャの中間くらいだ
??「あっ、道真!もー、またこんなところでご飯食べてるの?」
あいつが話し掛けてくる
声がした方向を向くと、長く伸ばした透き通るような水色の髪を後ろで纏めた少女が立っていた
道真「うるせぇ、飯くらいは一人で食いたいんだよ、愛菜」
こいつは七瀬愛菜、俺の小学校の頃からの幼なじみで、たまに俺の家に転がり込んでくる仲だ
愛菜「へぇー、そうなんだ。一緒にご飯食べようと思ったのに」
愛菜はフフッ、と俺に向かって笑みを浮かべる
道真「..............面白い話はあまりないぞ、それでいいなら別にいいけどな」
俺は少し微笑を浮かべる
愛菜「いいよ、私は道真といる時間が一番楽しいし」
愛菜が眩しい笑顔を浮かべる
その姿を見ていると、俺は微笑ましくなる
道真「そういえばこの前な______」
愛菜「へー、そんなことがあったんだ。私はねー」
俺達は楽しそうに談笑しながら弁当を食べた
こんな普通の毎日が通り過ぎてく、そんな風に思っていた
一年後_________
俺達は進級して二年生になっていた、そんなある日、
ピンポーン
道真「ん?誰だ」
道真は一階でテレビを見ていると、玄関のアラームが鳴る
道真「はーい」
道真は玄関に向かい、ドアを開ける
そこには_________
道真「...........愛菜、こんな時間にどうした?」
ドアの前には愛菜がいた
愛菜「あ、道真......よかった、起きてたんだ」
道真「女子中学生が起きてる時間じゃねぇぞ、まぁ人のこと言えねぇけど。また泊まりに来たのか?」
いつものように泊まりに来た、そう思っていた。そう、
次の言葉を聞くまでは
愛菜「その、今日はお別れをいいに来て..........」
道真「.............は?」
俺は愛菜の発した言葉に、脳が停止した。その言葉は何度も頭の中で反響する。まるで、台詞を聞き忘れて、巻き戻しで聞くように
道真「おい..............どういうことだよ?」
俺は動揺を隠そうとしたが、それが出来ず、狼狽した言葉が漏れる
愛菜「健康診断をしたら、スキラー数値が高くて.........それでリリィになることにしたんだ」
道真「............へ、へぇ。そうなのか...........いつからだよ」
愛菜「明日からガーデンの方に行くことになって.........」
道真「あ、明日か............大変だな」
俺は取り繕うように愛菜に言葉を掛ける
道真(違う、違う!俺がお前に言いたい言葉はこれじゃねぇ........!)
だがそれは俺の本心とは別の言葉で何かが頭の中にこびりついていた
俺は止めようと思った、だが
??「やめとけよ、お前の幼なじみがリリィの適性を得たんだぞ?祝ってやれ」
??「そうだ、この世で女の子が戦うことは当たり前のことなんだ。受け入れろ」
俺の中の何かが頭の中で囁いてくる
道真「黙れ.................」
愛菜「?..........道真?」
道真「黙れ黙れ黙れ!!」
俺は自分の脳内に語り掛ける謎の声に対して怒鳴る
愛菜「!!?」
俺がいきなり怒声を上げたことで愛菜が驚いていた
道真「........なんで........なんでだよ........」
あまりにショックだったのか、俺は
愛菜「っ..........ごめん........じゃあね」
愛菜が俺に背を向けると走っていく、その時の愛菜は涙を流していた
道真「っ..............待っ」
我に返った俺は待ってくれ、そう叫ぼうとした。だが、俺の心がそうさせてくれなかった。愛菜にあんな言葉を放った俺自信の罪悪感が俺に纏わりついたからだ
道真(........俺にあいつを止める資格なんてねぇよな......俺、何やってんだろ......最低だな........)
俺は自分が放った言葉を公開しながら、一涙の涙を流して夜空を仰いだ
_______________
翌日から愛菜は学校に来なくなった
道真(あいつ、本当にリリィになったんだな.........)
俺は改めて、七瀬愛菜はリリィになった、ということを実感する
教師「おーい、授業始めるぞー。席に着けー」
教師が中に入ってきて、生徒はぞろぞろと座り出す
その授業の間、愛菜のことばかりを考えていて、授業の内容が頭の中に入ってこなかった
道真(あいつに............謝れなかったな..........)
俺はずっとその事で頭が一杯だった
_______________
昼休み 屋上_________
道真「..........................」
俺は一人で屋上で弁当を食っていた。普段は友達とかと飯を食うのだが時折、こういう静かな所で食いたくなる
道真(...............けど、何か虚しい........)
こういう時、いつも屋上にわざわざ愛菜が来て、一緒に弁当を食べたことを思い出す
道真「.........クソッ...........」
俺はは屋上のフェンスを叩く
フェンスの音は虚しく空に響き渡った
_____________________
それから数ヶ月後の冬頃__________
俺はもう既にあいつが居なくなって数日後、ようやっと受け入れ、ショックから立ち直り、普通に生活していた
そして俺は、普通で平凡な生活を送っていた
道真(.............よし、これで今日の夜の具材を買ったし、帰るか)
俺は親に頼まれた食材買って、神社の近くを歩いていた
すると、
「ウーー!!ウーー!!」
町中に警報が鳴り響く
アナウンス「ケイブからヒュージ発生!住民の皆さんは速やかに避難してください!繰り返します!______」
とアナウンスが流れる
そして、神社の方を見ると、ヒュージが町の人々を襲っていて、リリィと交戦しているのが見える
道真(!もしかしたら...........)
もしかしたらあいつがいるかもしれない、そう思って境内に入った_________
境内に入ると、ヒュージの襲撃が遭った割には静かだった
中に入って暫く走り回ると、
道真「................?」
俺は何か赤黒い液体が、水溜まりのように溜まっていた
道真(これは..........血!?)
俺は思わず荷物を落として驚いてしまう
その血は、何処かに向かって続いていた
道真(まさか........怪我人がいんのか!?)
俺は血を辿って、走る
血は本宮にまで続いていて、本宮の前の石段にCHARMが立て掛けられていた
そして、その隣には_________
血濡れの愛菜が石段に寄り掛かっていた
道真「えっ............?」
俺は気が動転して体がフリーズするが、直ぐに我に返る
道真「!?愛菜!?おい、大丈夫か!!」
道真は愛菜の側に慌てて駆け寄る
愛菜「..............道.......真....?........なんで.....ここに.....危ないから.....早く....逃げて.......」
道真「喋んな!傷が..........!」
愛菜の腹部からは血が流れ出ている
俺は上着を脱いでそれを裂いて、愛菜の止血をする
愛菜「.........ごめん...........道真...............」
道真「大丈夫......大丈夫だから.....これ以上喋んな!」
愛菜「......もう........いいの.......この傷じゃ.........私はもう......」
道真「っ、馬鹿言ってんじゃねぇよ!生きろ!死ぬんじゃねぇ、親だっているんだろ...........!」
愛菜「道真...........あの時は........ごめんね........最後まで話........聞かなくて........」
道真「......馬鹿野郎..........謝るのは俺の方だろうが...........」
俺は涙をポロポロと溢していた
愛菜「ねえ........道真......最後に二つだけ.....お願いがあるんだけど.......いいかな.....?」
道真「...........何だよ......」
愛菜は自分の首に付けている銀色の札のネックレスを外し、俺の手に渡す
愛菜「これ..........道真が持ってて..........」
道真「これ.........俺がお前にプレゼントしたやつじゃねぇかよ..........」
俺は愛菜から受け取ったネックレスを凝視する、これは中学に上がってすぐに来た愛菜の誕生日にコツコツ貯めたお小遣いで買ってプレゼントしたものだ
愛菜「それと..........もう一つは..................」
道真「!?」
愛菜は俺をグッと引き寄せて抱き着き、俺の唇に自分の唇を重ねる
道真「愛、菜.........?」
愛菜の取った行動に俺は一瞬脳がショートしてしまう
愛菜「愛してるよ..........道真.......大好き.........やっと........伝えられた......最後に........道真に..........逢えて.......よかっ.....た.....私よりも.....長く.....生き....て......」
愛菜の体が急に俺にもたれ掛かり、彼女の体が冷たくなるのを感じる
道真「愛菜........?愛菜!おい!起きろよ!おい!!」
道真は愛菜の体を揺するが、完全に愛菜は力が抜けていた
道真「うっ.......くっ.......うわぁぁぁぁああああああ!!!」
道真はネックレスを握り締めて、泣き叫ぶ
道真「ふざけんな!!なんで俺より先に逝っちまうんだよ!!なんで...........!」
もうどうしようもなく、愛菜の亡骸を抱えて俺は泣く
空からは雪がパラパラと降ってくる。そういや今日の天気予報でこの時間帯から雪降るっつってたな........
道真「もうちょっと違うタイミングで降れよ.....クソが.....」
道真は自分の学ランを愛菜の体に被せる
そこに、ヒュージが現れる。そのヒュージの触手は血で濡れていた。恐らくあいつが愛菜に..........
道真「!..............ヒュージ.........」
道真(愛菜..........ごめん、こいつ借りるわ........)
俺はネックレスを制服のポケットに仕舞うと、愛菜のCHARM、デュランダルを握る
道真(重っ.........こいつこんなん振り回して戦ってたのか.........)
道真はCHARMの重量に驚きながらも、それを気合いで持ち上げる
道真「...........よぉ、クソヒュージ.......悪いがこいつの体は食わせねぇぞ.......」
せめてこいつの遺体だけは道連れにしてでも絶対に守る、そう思って斬り掛かろうとした瞬間、
道真「!?」
俺は謎の光に視界を奪われ、腰に何か巻かれるのを感じる
光が消え、俺はお腹の方を見る。そこには______
「DESIRE DRIVER」
腰に謎の機械が巻かれていた
道真「なんだ...........これ........」
俺は腰に巻かれている機械、デザイアドライバーを見る
??「変身してください」
俺の頭に、女性の声が聞こえてくる
道真「!?..............は?」
??「そちらにあるバックルで、変身してください。そうすれば、貴方はあの化物を倒す力を得ます」
すると、手元に紫色の扉に鍵がついているバックルを現れ、俺はそれに驚く
道真「変身って...........どうすんだよ?」
??「一先ずそのバックルを右側に装填してください」
道真「一先ずって...........適当だな」
と俺はそのバックルをドライバーの右側に訳も分からず装填する
「SET」
すると、俺から見て右側に「ZOMBE 」と英語で書かれていてゾンビの手のようなロゴが現れる
道真「うわっ........何だこれっ!?」
と言いながら鍵に手を掛けて捻る
すると、紫色のドアが開いてゾンビの手が出てくる
ロゴが毒のような禍々しい液体を浴び、そこからアーマーが現れる
「ZOMBE」
俺の服は黒いスーツに変わり、牛のような仮面を上から被り、紫色で差し色がオレンジの禍々しい装甲が俺に付けられる
道真「は..........?..........牛!!?」
俺は驚いて、裏声を出して叫んでしまった
俺は驚いて自分の体を見る。紫基調の装甲を装着していて、片手にはチェーンソー型の剣が握られている
??「その拡張武装、ゾンビブレイカーであの敵を斬ってください」
ヒュージが此方に向かって襲い掛かってくる
道真「.............このトリガーを引けばいいのか?」
??「その通りです」
俺はトリガーを引く
そうした途端、ゾンビブレイカーの刃がものすごい勢いで回る
道真「!おらっ!」
道真はゾンビブレイカーを使ってヒュージの攻撃を二、三撃弾くと、ヒュージに強烈な一撃を与える
道真「おっ、こいつ強ぇ............」
俺はゾンビブレイカーをマジマジと見る
俺はゾンビブレイカーと呼ばれる武器を振り回して、ラージ級のヒュージと互角以上の戦いを展開する
民間人「うわぁぁぁああ!!」
民間人が教われているのが視界に入る
道真「っ、危ない!」
俺は民間人の前に出てゾンビブレイカーでヒュージを切り裂く
道真「早く逃げて下さい!」
民間人「は、はい!」
民間人は必死に走り出す
??「ゾンビブレイカーに付いているカバーを上に上げて、下まで下がりきったらタクティカルブレイクを発動出来ます」
道真「カバー?これのことか?」
道真はゾンビブレイカーのカバーを上部まで上げる
「POISON CHARGE」
ゾンビブレイカーに紫色のオーラが滾り、俺はその状態でゾンビブレイカーを他のヒュージを斬る
道真はゾンビブレイカーのカバーを上部まで上げる
「POISON CHARGE」
ゾンビブレイカーに紫色のオーラが滾り、俺はその状態でゾンビブレイカーを他のヒュージを斬る
そして、下までカバーが戻ってくると、俺はトリガーを引く
「TACTICAL BREAK」
道真「おらぁっ!!」
道真は回転している刃にオレンジ色と紫色のオーラを滾らせたゾンビブレイカーでヒュージを一刀両断した
ヒュージ「#:*@#$%!!?」
ヒュージは謎の奇声を上げて、ゾンビブレイカーの毒で完全に死んだ
そして、これが後に「百合ヶ丘の猛牛」、そして「百合ヶ丘の化け狐」こと上泉神楽と肩を並べて戦う戦士_________
仮面ライダーバッファの誕生である
仮面ライダーバッファのスピンオフ、やっと出せました!タイクーン見参絵巻から結構掛かってしまいましたね、すみません(汗)
道真の過去が明らかになりましたね、道真がどんな道を歩むのか、ぜひ見届けてください!
次回、「信念Ⅱ 羅刹解放」
お楽しみに!
神楽の上級生に対する呼び方を何にするか
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○○様
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〇〇先輩