アサルトリリィ ー百合ヶ丘の化け狐ー   作:三狐神

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皆さん、お久し振りです!色々忙しくて小説書けませんでした!申し訳ないです!


クリスマスイブの夜、神楽は◯◯◯をします

さぁ、なんでしょう?

正解はバックルを手に入れた後の部分を見てください!


特別編
特別Ⅰ クリスマスの夜に


神楽「ふぅー、何だかんだでクリスマスの時期か」

 

神楽は、事務所兼用である家に掛けてあるカレンダーを見る

 

もう少ししたらクリスマス、十二月というのはそんな月だ

 

神楽(俺が両親からクリスマスプレゼント貰ったことないんだよな............爺ちゃんと婆ちゃんが育ての親だし)

 

神楽は、ふとそんなことを考える

 

神楽(いやいや、未練がましいこと考えてる暇ねぇな。今は前を見ねぇと)

 

八狐「神楽ー、今から一緒におじさんの家の修理の依頼に行くよー!」

 

神楽「ああ、すぐ行く」

 

神楽は荷物を纏め、外に出ると、八狐が仕事用のエプロンを着けて待っていた

 

八狐「それじゃ行こっか」

 

神楽「そうだな」

 

神楽と八狐は百合ヶ丘の外へ仕事をしに出掛けた

 

 

_____________________

 

おじさんの家______

 

おじさん「神楽くん、ありがとうね。はいこれ、依頼料」

 

おじさんが神楽に依頼料の入った封筒を渡す

 

神楽「ありがとうございます。..........ん?」

 

神楽が家の一室を覗くと、そこにはクリスマスツリーが飾られていた

 

神楽「クリスマスは家族と過ごされるんですか?」

 

おじさん「ああ、息子がクリスマスを一緒に過ごしたいって言っててね。私はいつも仕事が忙しいから、中々家族とは過ごせないんだよ」

 

神楽「そうですか.........家族といい時間が過ごせるといいですね」

 

神楽は笑顔でそう言う

 

おじさん「ああ、神楽くんこそ、いいクリスマスを!」

 

神楽がお辞儀して帰るのをおじさんが手を振って見送る

 

________________________

 

帰り道______

 

八狐「ねぇ神楽」

 

八狐が神楽の袖を掴む

 

神楽「ん?どうした?」

 

神楽が八狐の方を振り向く

 

八狐「神楽ってクリスマスはどんな風に過ごしてるの?」

 

神楽「.....................うーん、そうだな......」

 

神楽は顎に手を当てて考える

 

神楽「基本的には、昼にクリスマスパーティーを友達としたり、俺が爺ちゃんちにいた頃は夜に家でクリスマスパーティをするとか、そんなとこかな」

 

店員「お客さん、たい焼き出来上がりました!」

 

神楽「おっ、ありがとうございます!」

 

神楽が出来立てのたい焼きを店員から受け取る

 

神楽「はい、これ」

 

八狐「ありがとう!」

 

神楽と八狐はたい焼きを食べながら帰路に着いた

 

神楽「それで、話は戻すけどそんなとこだ」

 

八狐「へぇ~、そうなんだ。でも、百合ヶ丘の子とかと一緒にクリスマスパーティー?とかしないの?」

 

神楽「..............まぁ、そん時俺はじいちゃんちに行ってたから。まぁ、やってたかどうかもわかんねぇ」

 

八狐「今年は帰省しないの?」

 

神楽「あぁ、けど変わりに俺はクリスマスイブに仕事があるんだ」

 

八狐「..........クリスマスイブくらい休めばいいのに」

 

神楽「ばーか、こういう時に困っている人がいるんだ。それに、翌日が休みだからいいだろ?」

 

八狐「.........ほんと、そういうとこブレないよね。神楽って」

 

神楽「そう言う性何だよ」

 

たい焼きを頬張りながら神楽は笑う

 

二人は楽しそうに話ながら帰路に着いた

 

________________________

 

百合ヶ丘女学院構内_________

 

神楽と八狐は、二人で事務所に戻っている途中、

 

樟美「あっ、神楽兄様!」

 

樟美が駆け寄ってきた

 

天葉「ちょ、樟美........って神楽じゃない?久し振り」

 

一緒にいた天葉も駆け寄ってくる

 

樟美が神楽の胸に顔を埋めて抱き着いてくる

 

神楽「なっ、樟美さん?何してんだ......?」

 

樟美「暫く神楽兄様に会えなかったので、兄様を補ってます」

 

神楽のことを強く抱き締める樟美

 

これには幾らなんでも理性というものが崩れかける

 

とはいえ、ギリギリ持ちこたえる頭の中のストッパーが何とかしてくれる

 

神楽(相変わらず八狐以外にこうされるの慣れないな........)

 

少し顔を赤くして、恥ずかしがっている神楽

 

天葉「もー、神楽ったらうちのシルト取らないでちょうだい」

 

神楽「そんなこと言われても、返事に困るんですが。って何しれっと抱き着いてくるんですか?」

 

冗談を言いながらさりげなく神楽のことを背中から抱き着く天葉

 

樟美と天葉に挟まれてサンドイッチ状態になる神楽

 

神楽(これを前門の樟美さん、後門の天葉様っていうのかね............)

 

もうどうしようもねぇな、と頭の中で考えている神楽

 

八狐が隣で頬を膨らませている。しかも目が怖い

 

神楽(八狐、止めろ。そんな目で見んな!何か俺がとんでもないクズ人間みてぇじゃん!)

 

神楽「樟美さん、天葉様。一旦離れてください」

 

樟美「...........分かりました」

 

天葉「はぁ、分かったわよ。神楽エネルギーも補充できたし」

 

神楽「神楽エネルギーって何すか?」

 

二人はようやっと離れた

 

樟美「あっ、そうでした。神楽兄様にお話があって.......」

 

神楽「話って?」

 

天葉「全レギオンで、クリスマスイブにクリスマスパーティーをやるんだ」

 

神楽「クリスマスパーティー?」

 

天葉「うん、クリスマスの料理が出たり、何か大会をやったりするんだよ。神楽も来なよ」

 

神楽「そうなんすか..........因みに何時始まりで」

 

樟美「六時です」

 

神楽(六時か.........なら間に合うか)

 

神楽「因みにもし仮に行かないとしたら...........」

 

樟美&天葉「生徒総出で強制連行です」

 

神楽「.............デスヨネー。ゼヒイカセテイタダキマス」

 

天葉「何でカタコトなの?」

 

神楽「気のせいです。本心で言ってますから」

 

神楽はフッと笑みを浮かべながら手を振り去っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

そう言うわけでクリスマスパーティーに参加する約束をさせられた神楽(寧ろこっちにとっては本望)

 

まぁ、友達んとこ行きたかったのは本音だが、百合ヶ丘で過ごすクリスマスもありだなと思った

 

そう思った神楽は、事務所に戻った

 

八狐「神楽、さっきの埋め合わせはして貰うからね」

 

神楽「はぁ、仕方ねぇだろ?色々と解決したらスキンシップ激しくなってきたからよ」

 

神楽と八狐がカタカタとパソコンをいじりながら話す

 

八狐「確かに、神楽は色々なことを解決してるし、その優しさに惹かれてるのは分かるけど..........」

 

八狐「その.........神楽を一番最初に見つけたのは私なのに.......何かいつも一緒にいたのに、神楽が遠いところまで行っちゃうというか..........」

 

八狐が少し、不安じみた顔をする

 

確かに、八狐は父と祖母を殺され、さらに信頼していた神官に裏切られ、殺された。それが未だにトラウマになっているのか

 

神楽(..............確かにここんところ八狐にはあんまり構ってやれなかったな)

 

神楽「その..........悪かった。ここんとこお前に構ってやれなかったの」

 

神楽は八狐の方を向くと、頭を撫でる

 

神楽「仕事とか忙しくて、それに戦いとかもあってストレスが溜まってたんだろうな。だったら、もっと甘えてくれたっていいんだぞ」

 

神楽が優しく微笑み、頭を撫でる

 

八狐「うん........ありがとう、神楽」

 

八狐は神楽に抱き着き、暫くその状態のままだった

 

神楽(これからはマジでちょくちょく甘えさせよう)

 

そう心に決めた神楽

 

神楽(!そうだ..........)

 

そして何か閃いたらしい

 

 

_____________________

 

 

 

 

時は流れて十二月二十四日になった

 

神楽(仕事の時間だし始めるとするか)

 

神楽は、ブーストライカーに乗り、依頼主の元に向かった

 

神楽(今日は八狐お休みにして正解だったな)

 

神楽は、仕事場に着き、仕事を始めた

 

 

数時間後________

 

神楽「ありがとうございました!」

 

神楽は依頼料を受け取るとその場から去る

 

神楽(次の仕事までは二時間あるし、あそこ行くか)

 

神楽は、ブーストバックルでブーストライカーを呼び寄せると、それに乗って走り出した

 

数十分後______

 

神楽はとある場所に来ていた

 

神楽「お、あった」

神楽は目当ての物を見つけ、それを手に取ると会計に持っていく

 

神楽「すみません、これください」

 

会計「はい、お会計◯千円です」

 

神楽「これで」

 

神楽はお金を払う

 

会計「ありがとうございましたー」

 

神楽は、何かが包まれている袋を持つと、次の仕事場に向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

午後の仕事も終え、神楽は歩いて帰っていた

 

神楽「.............ふぅ、仕事も終わったし、帰るか........」

 

神楽は荷物を片付け、帰路に着いていた

 

すると_________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォォォォォォォオン!!!!

 

神楽「!ヒュージか........!」

 

神楽は、足に力を入れると走り始める

 

 

市街地_____________

 

神楽「ここか................!」

 

神楽は市街地に着くと、ヒュージが暴れていた

 

あたりには、クリスマスプレゼントが散乱しており、住民達が避難している

 

子供「いやぁぁぁあ!!」

 

母親「早く逃げるよ!」

 

父親「早く避難所に逃げろ!」

 

 

その中に包装されていたプレゼントが破れており、泣いている子供を抱っこして避難している親もいた

 

それをヒュージの触手が襲おうとするが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バン!! バン!! バン!!

 

三発の銃声が鳴り響き、ヒュージの触手を弾き飛ばす

 

神楽「...............てめぇら.........許さねぇぞ」

 

マグナムシューター40Xを手に持った神楽がデザイアドライバーを装着する

 

「DESIRE DRIVER」

 

神楽はマグナムレイズバックルを右側、タンクレイズバックルを左に装填する

 

「SET」   「SET」

 

右側にマグナムのシリンダー、左側には前から見た戦車のロゴにTANKという文字が現れた

 

神楽は、右手で狐の影絵を作り、それを前に突き出し、フィンガースナップをする

 

神楽「変身」

 

神楽は、マグナムレイズバックルのシリンダーを回し、キャタピラを動かし、砲塔を模したレバーを内側に倒す

 

すると、マグナムからは六発の赤い弾丸がバックルの銃口から放たれ、タンクからは三発の戦車の砲弾がバックルの砲塔から放たれ、それぞれロゴに当たり、装甲が現れる

 

「DUAL ON」

 

 「START OF BOMBARDMENT MAGNUM AND TANK」

 

「READY................FIGHT」

 

マグナムの装甲が上半身に、タンクの上半身に装甲が装着される

 

神楽は変身した瞬間次の動作に移っていた

 

ヒュージの数を把握し、タンクの装甲に付いているキャタピラで移動をし、ヒュージに雨霰と言ってもいいほどに攻撃を加える

 

ヒュージは、触手で神楽を狩ろうとしたが、その前にマグナムシューターに撃ち弾かれるか、キャタピラによる移動で、混乱状態になった

 

そして、雨霰攻撃でヒュージ三体の内、一体が撃破された

 

神楽「よし、次は.............」

 

神楽は、二体のヒュージに目を向ける

 

神楽は、リボルブアンロックを押し、デザイアドライバーを回転させる

 

「REVOLVE  ON」

 

神楽の上半身と下半身の装甲が変化する

 

両足に着いていたキャタピラが両腕に付き、さらに砲塔が展開、胸部は固い装甲で覆われており、足はマグナムの防御力が高そうな装甲で覆われていた

 

さらに右目には、黄色いレンズで片眼鏡型のエイムロックモノクルが装着される

 

神楽「行くぜ」

 

神楽は両腕に着いている砲身、ガントレットキャノンで攻撃を始める

 

神楽は、両腕を前に突きだし、ガントレットキャノンの照準をヒュージ二体に合わせる

 

ガントレットキャノンの砲塔にエネルギーが溜まり、光輝く

 

神楽はタンクレイズバックルのキャタピラを回し、マグナムレイズバックルのシリンダーを回し、トリガーを押す

 

「TANK  MAGNUM VICTORY」

 

マグナムにより火力が増し、さらに戦車のエネルギーが溜まりきり、超火力を持つ砲撃を二体のヒュージに放つ

 

ヒュージに砲弾が直撃し、大ダメージを受け、爆散した

 

神楽は変身解除した

 

住宅街はあまり損壊はない。しかし、多くのプレゼントが壊されており、悲惨極まりなかった

 

ヒュージが撃破されたことにより、住民達は家に戻っていたが、殆どが泣いている子供をあやしていた。恐らく、あの中に買ってあげたプレゼントあったのだろう

 

神楽はそれを見て心が痛んでいた

 

神楽(何か出来ることは........................!)

 

神楽はヒュージから放たれる光を見つける

 

神楽がお札を光に翳すと赤色に光輝き、バックルが地面に転がり落ちる

 

神楽「!こいつは..............」

 

神楽が拾ったレイズバックルは、何かクリスマスのようなベルが付いている、小型バックルではあるが、他とは形状が違うバックルだった

 

神楽「もしかしたら」

 

神楽はデザイアドライバーを外し、そのバックルをセットする

 

「SET」

 

すると、神楽の隣にクリスマスツリーのロゴに「CHRISTMAS」と英語で表示されていた

 

神楽「クリスマスレイズバックルか!」

 

神楽は何か閃くと、すぐに何かせっせと準備し始めた

 

 

 

 

_______________

 

神楽「うっし、それじゃ.............始めっか」

 

神楽は、デザイアドライバーにクリスマスバックルを右に、マグナムレイズバックルを左に装填する

 

「SET」 「SET」

 

二つのロゴが神楽のロゴに現れる

 

神楽は変身シークエンスを行い、フィンガースナップをする

 

神楽「変身」

 

ベルを捻り、リボルバーを回し、トリガーを引く

 

「DUAL ON」

 

「MAGNUM」「ARMED MERRY CHRISTMAS」

 

「READY..........FIGHT」

 

クリスマスツリーにベルが付き鳴り響き、銃弾がロゴに当たり、装甲が展開される。しかし、何かが違う

 

何故か、ギーツに変身せず神楽にサンタクロースの衣装(帽子、付け髭、上下一式)が装着される

 

 

神楽「あれ、マグナムの装甲どこ行った?つか、何でギーツになってねぇんだ?」

 

何故か上半身下半身サンタの衣装である。何故に?

 

神楽「おいおいマジかよ..........」

 

神楽は、サンタに変身するなんて聞いてない、と困惑した顔になっている

 

神楽「まぁいっか。取り敢えず.........」

 

神楽は腰のレイズバックルホルダーに付いているマグナムシューター40Xを持ち、クリスマスバックルを装填する

 

「SET」

 

弾倉の部分が赤く光り輝き、神楽はレイズバックルを捻る

 

すると、鐘の音が鳴る

 

そして、トリガーを引くと、

 

「MERRY CHRISTMAS TACTICAL BLAST」

 

神楽が正面に弾丸を放つと、色とりどりの粒子が広がり、プレゼントの物は直り、包装に包まれた

 

神楽「よし、んじゃあ特別ミッション、配達を始めますか」

 

神楽はブーストライカーに乗ると、エンジンを吹かし、アクセルを踏んだ

 

バイクに乗っているサンタさんなんて見たら多分子供もびっくりするだろう(by神楽)

 

 

 

 

 

_______________

 

神楽「このプレゼントは.........ここの家か」

 

神楽は、プレゼントを家の前に素早く置くと、また走り始める

 

そう、神楽はプレゼントをここヒュージが出た街一帯の家に届けていたのである

 

神楽がプレゼントを置いて少し経った後、

 

子供「!おとーさん、おかーさん!見て見て!プレゼントが来てるよ!」

 

子供が親に包み紙で包まれたプレゼントを見せる

 

父親と母親は驚いた顔をする。何故ならプレゼントはさっきヒュージに壊されたばかりだったからだ

 

父親「!..........よかったな!日頃の行いを見て、プレゼントを送ってくれたんだな!」

 

母親「お願いしたものを貰ってよかったね」

 

子供「うん、サンタさんみたかったなぁー」

 

子供は少し残念がった顔をする

 

父親&母親(サンタさんって本当にいたんだ........ありがとうサンタさん)

 

父親と母親は心の中でサンタにお礼を言った

 

 

 

 

 

 

__________________

 

 

神楽「よし、これでラストか」

 

神楽はプレゼントを置き、直ぐ様バイクに乗ろうとしたら、

 

子供「あっ、お父さん、お母さん!サンタさんだよ!」

 

子供にバレてしまい、さらにはその子の両親も来てしまった

 

神楽(やっべぇー、どうしよ。不審者扱いされる!)

 

神楽は冷や汗をかいた。そして、

 

神楽「ふぉっふおっふぉっ、そうじゃよ。わしはサンタクロースじゃ。君のプレゼントをここに置きにきたのじゃが、そろそろ帰る時間じゃ。さらばじゃ」

 

神楽はもうダッシュで逃げた

 

父さん「...........変なサンタクロースだな。そもそもサンタは初めて見たが」

 

母親「そうね..........憲男、家の中に入ってサンタさんがくれたプレゼントを開けましょう」

 

憲男「はーい!」

 

子供ははしゃぎながら両親と一緒に部屋の中に入った

 

 

 

 

 

 

__________________

 

公園____________

 

神楽「はぁ........はぁ...........」

 

肩で息をしている神楽は変身を解除、いつもの服装の神楽に早変わりした

 

神楽「疲れたなー、けどプレゼントは全部届いたみたいだし、よしとしますか」

 

神楽は、息を整えると、時計を見る。時計はもう十二時を指していた。もうクリスマスの日である

 

神楽(今更行っても間に合わねぇし、ここら辺ふらっとするか)

 

神楽は公園の中をふらっと歩く

 

神楽「!」

 

しばらく歩いていたらイルミネーションを見つけた

 

色とりどりに輝く光は、とても綺麗に彩られていた

 

神楽「..............綺麗だな」

 

神楽はそう呟き、何かを思いだし切ない顔をする

 

神楽は、一人その場所に佇んでいた

 

そこに、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八狐「悲しそうな顔をしてたから、化けて出てきたよ」

 

木枯らしが吹き、八狐が前に現れた

 

神楽「.............八狐、何でここに」

 

八狐「神楽と私は契約してるから、互いに互いのいるところに行くことが出きるのは知ってるでしょ?」

 

神楽はまぁ、知ってたけど。とため息をつく

 

神楽「..........昔を思い出してたんだよ」

 

八狐「昔?」

 

 

神楽「あぁ、クリスマスの日は、よくここに来てたんだ。爺ちゃんと婆ちゃんと一緒にな」

 

神楽の頭に両親の親代わりに自分を育ててくれた祖父と祖母と一緒にここに来た時のことを思い出す

 

八狐「そうなんだ........それが、神楽が家族といた時に過ごしてたクリスマス?」

 

神楽「ああ。あ、そうだ。お前に渡してぇ物があるんだよ」

 

神楽は、ゴソゴソと鞄の中を漁ると、一つの紙袋を取り出す

 

神楽「ほら、これ。とっとこ開けろよ」

 

神楽から紙袋を受け取り、八狐は袋の中を開けた

 

八狐「えっ、これって.............」

 

その中には、赤、白、黒のパワーストーンのブレスレットが入っていた

 

八狐「何で....................」

 

神楽「暫く構ってやれなかった詫びと、クリスマスプレゼント」

 

神楽が頭をポリポリと掻きながら言う

 

神楽「俺の好きな色を三つあるものを選んだんだけど.........気に入ったか?」

 

八狐が自分の右腕にブレスレットを付ける

 

八狐「うん............気に入った。ありがとう、神楽!」

 

八狐が満面の笑顔で返した

 

八狐「あっ、クリスマスパーティーなんだけど、明日になったよ、天葉さんからの伝言」

 

神楽「....................えっ?」

 

八狐「何か今日は出撃が多かったから、明日の朝にやるって」

 

神楽「..................マジか、よかったぁー」

 

神楽はその場に座り込む。その顔はホッとしていて、嬉しそうな顔だった

 

八狐「神楽、何かいいことあった?」

 

八狐が茶化すように言う

 

神楽「いや、今日は沢山動き回ったし疲れたなぁーって」

 

神楽は笑ってそう答える

 

八狐は神楽の手に持っているレイズバックルを見る

 

八狐「神楽、そのバックルは.............」

 

神楽「あっ、こいつか?こいつはサンタから貰ったちょっと特別な戦利品だ」

 

八狐「ふふっ、何それ」

 

神楽「まぁ、とにかく帰ろうぜ。腹減った」

 

八狐「今日のご飯はクリスマスの料理にしたよ」

 

神楽「おっ、マジか!サンキュー!」

 

神楽と八狐は楽しそうに話をしながら百合ヶ丘に帰っていった

 

 

翌日_________

 

 

 

神楽はクリスマスレイズバックルを使って百合ヶ丘のリリィ全員の欲しいものを召喚し、リリィ達は喜んでいた

 

そして、クリスマスパーティー______

 

神楽「そういえば、一柳隊の皆は何を貰ったんだ?」

 

梨璃「私はラムネを何故か沢山貰いました!」

 

夢結「私は、欲しかった新作の本を貰ったわ」

 

楓「私は高級の紅茶を沢山戴きましたわ」

 

二水「私は新しいリリィに関する新刊本をもらいました」

 

神楽「そうなんだ、よかったな!」(内心:よかったぁー、間違って変な物送ったりしないで汗)

 

その他諸々_________

 

神楽は、一柳隊の皆と色々な話をしていた後、アールヴヘイムの依奈と壱に絡まれた

 

依奈「そういえば昨日神楽夜遅くまでどこ行ってたのよ?」

 

アールヴヘイムの司令塔、番匠谷依奈が聞いてくる

 

神楽「そうですね.........サン、いや萬屋の仕事の延長戦をやってました」

 

壱「何よそれ、教えなさいよ」

 

アールヴヘイムの隊長の田中壱が神楽の頬を引っ張る

 

神楽「いふぁふぁ(痛いな)、離してくれ壱さん」

 

神楽が壱の手を優しく掴み、自分の頬から離れさせる

 

神楽(まぁけど、まさか自分がプレゼント全部用意したなんて思わねぇよな)

 

神楽は苦笑いをする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神楽「皆はサンタさんから何か貰ったか?意外と周りを見てみればサンタが化けてる奴がいるかもしれねぇな。皆は家族とクリスマスを楽しく過ごせよ!俺との約束だ!」

 

樟美「神楽兄様!私の作った料理食べてください!」

 

天葉「神楽ー!こっちにも来てよ!」

 

神楽「おっと、お呼ばれのようだ。じゃ、あばよ皆!」

 

神楽は樟美と天葉の方に向かった

 

神楽はとことんクリスマスパーティーを楽しんだ

 

おしまい





レイズバックル紹介

クリスマスレイズバックル

ベルを鳴らすことで仮面ライダーギーツ? アームドクリスマスに変身することが出来る

仮面ライダーギーツ? アームドクリスマス

クリスマスレイズバックルを装填して変身する

クリスマスレイズバックルを装填するとギーツには変身せず勝手にサンタ衣装一式が装着される小型の中でもかなり奇抜なバックルである

もう一つバックルを装填してデュアルオンしても拡張武装が装着されるだけでギーツには変身できない

子供が欲しいクリスマスプレゼントを読み、生成する能力の他にはクリスマスケーキ、ツリー等を作ることが出来る

神楽曰く「これはクリスマスの時期にしか使えなさそうなバックルだな(苦笑い)」

神楽の上級生に対する呼び方を何にするか

  • ○○様
  • 〇〇先輩
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