本当の『私』と向き合えますか?   作:くーふく

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女の子のツンデレは需要があるよね。

 結局のところ私は大赦にunknownは私のことだと説明した。「これからも是非、勇者様達と戦ってください。」なんて言われたら頑張るしかないよね。

 樹海化警報が鳴り響く。授業中ではないことが少し幸いかな。

 

「みんな行くわよ!」

 

 風先輩の掛け声に私たちは反応する。私は樹海にくると自動的に魔法少女の衣装に変わるんだけど周りは普通に変身するから場違い感がある。

 

「敵は1体!さっさと仕留めよう!」

「うんっ!東郷さん手をッ…!」

「ええ!」

 

「「コネクトッ!」」

 

 私は武器の関係上、遠距離武器を使う東郷さんと相性がいい。コネクトについては皆んなに説明しており、臨機応変に対応してもらうことにしている。

 大きな矢を放ち敵に大きな穴を開ける。そこへすかさず封印に入る。

 

「封印開始ッ!」

 

 出てきた御霊はかなり小さくすばしっこい。クロスボウ当てづらい…!

 

「樹ちゃん!手を…!」

「はいっ!」

 

「「コネクト!」」

 

 樹ちゃんにブーストをかけてワイヤーを強化する。

 

「樹ちゃん!」

「任せてくださいッ!」

 

 強化されたワイヤーが御霊を砕くと同時に後ろから気配を感じた。

 

「…まさか私が先を越されるなんてね。意外とやるじゃないあんた達。」

「…誰?」

 

 赤い外装を纏った勇者らしき女の子が随分と上から目線で話しかけてきた。…いや、本当に誰?

 

「私は三好夏凜。大赦から派遣された正真正銘正式な勇者よ。」

「あ、えっと私の名前は結城友奈です!」

「聞いてないわよチンチクリン!」

「チン…!?」

 

 かなりキツめな性格なのかな?まどマギの杏子さんタイプかと思ったんだけど違うんだ…。この子絶対ツンデレタイプだ…。

 

「…そこの白い外装の貴女。名前は?」

「…環いろはです。」

「そ、貴女がイレギュラーな存在ってわけね。今回は勝ちを譲ったけど次は私が勝つんだからね!」

「…えっと、いつから対決に…」

「五月蝿いわよ!」

「ひっ!?」

 

 怖いよぉ。そこまで睨まなくても…。私、なんかしちゃった…?

 

「正式な勇者ってことはこれから一緒に戦ってくれるってことでいいの?」

「精々足を引っ張らないことね。」

「いろは達に負けたやつが何言ってるんだか…。」

「そこ!五月蝿いわよ!」

 

 風先輩はヤレヤレと言いたげな顔をして口を閉じる。これから上手くやっていけるのかなぁ…。

 そう話しているうちに世界は光に包まれたーーーー。

 


 

 

 

「それにしてもコネクトは便利ねぇ。まさか私たちの武器まで強化できるとは思わなかったわ。」

「色々検証する必要がありそうですね。そう言えばいろはちゃん、ここでも変身できたりするの?」

 

 …考えたことなかった。イメージしたらできるかな…?

 そう考えていると一瞬のうちに変身が完了した。

 

「…へ?出来ちゃった…。」

 

 まさか出来るとは思ってなかっただろう皆んなが目を見開いて驚く。私も樹海に行く時自動で変身するとしか思ってなかったからびっくりした。

 

「武器はクロスボウとナイフなのね。これもアニメと同じ?」

「…確かクロスボウだけだったと思います。だいぶ前の記憶なのでうろ覚えなんですけど。」

「いろはのクロスボウの射撃、本当に正確よねぇ。何かやってた?」

「いえ、身体が覚えてるだけだと思います。本人と一度話した時には何も言ってなかったので絶対とは言い切れませんけど…。」

「…ん?いろは、ちょっと待って?」

 

 私の答えに対して風先輩が慌て始める。何か変なこと言っちゃったかな…?

 

「本人と一度話したってどういうこと?」

「…?そのままの意味です。バーテックスが3体きてボロボロにやられていた時に少し。」

「ええええええ!!!」

 

 …あぁ。成る程ね。そのことでびっくりしてたんだ。私も会った時は少しびっくりしたけどそこまでのことなのかな…?

 

「それで何か言ってた?」

「この身体を授けてくれた理由ぐらいです。誰よりも好きでいてくれたからだそうですよ。」

「成る程ね。それなら一層、自分を大事にしないとだね。」

「はい!」

 

 …それにしても夏凛って子どこに行ったんだろ…?

 

 

 




語彙力がねぇ…!助けてろっはー!
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