欲望のロストロギア   作:創作好き

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前回アンケートが正しく表示されていませんでした。申し訳ございません。

今回から新章が始まるので、この話を設定集がいるかどうかの判断材料にしていただければ幸いです。
アンケートは三日で締め切ります。

それから、ここすきありがとうございます!どんなネタを入れれば楽しんでいただけるかわかるので助かります!


ロストロギア争奪編
友のためと厄災セットと始まり


仮面ライダーオーズ、これまでに起こった3つの出来事。

1つ、一時の魔王復活するも、数秒で返品。

2つ、聖悠がラトラーターコンボに変身し、謎の魔導士を撃退。

そして3つ、翔に正体を看破されるも、戦って勝利し寝返らせた!

 

 

 

 

なぜ、俺が命をかけてレイジングスピリッツに戦いを挑んだか。

俺の目的はただ一つ、悠をこの戦いから遠ざけることだ。昔から悠を見ていればわかる。力さえあればこいつは普段の比じゃない程の無茶をするだろう。だからリンカーコアがないことが1つの安心材料になっていた。

 

でもグリード達が現れて、オーズの言動が悠に似ていると気づいた時、俺は焦った。オーズの魔力保有量を確認したところ、AAAは下らない。

それがどれくらいすごいかって?管理局のエースを狙えるくらいヤバい。

とにかく、オーズの正体が本当に悠で、この事件が終わった後、悠が他の世界に目を向けたら?管理局に入って魔導士になったら?と考えた。

 

きっと死ぬなと思った。

 

オーズのデバイスが使っていた魔法、それは俺が持っていた本に書かれていたデバイスがよく使っていたとされている魔法によく似ていた。

 

対魔導士射撃魔法ブレイクランス。魔法発動にかける処理を変えることで性能を上げ、最も威力を高めたものはどんな魔力障壁をも貫くと書かれていた。管理局のデータベースを見たがそんなものはなかったため存在すら怪しんだが、現実としてあった。となるともう、見た目が違くてもデバイスの正体はわかったようなもんだ。本にも大抵のことはできるデタラメなデバイスと書かれてたしな。見た目も変えられんだろうと予想した。

 

もしオーズの正体が悠だった場合、レイジングスピリッツに脅されて無理やり戦わされているか、いつものように人を助けるために戦っているかの2つが考えられた。

 

前者ならレイジングスピリッツを、後者ならもう二度と魔導士の道に交わらないように完膚なきまでに悠を叩き潰そうと考えた。だが、オーズの正体が悠という証拠はない。それに証拠もなしにオーズに戦いを挑んだらあの会長がどう動くかわからない。

 

だから賭けにでた。

 

管理局の見回りスケジュールを確認し、二時間ほど管理局の魔導士がこない場所に罠と遅延型結界魔法を設置。魔導士が来ない時間に悠をおびき出す。

 

「後は簡単。封じ結界を張ったと同時に内外の情報を遮断する遅延型結界も発動して、お前がオーズなのかーってハッタリをかけた後に、悠に躱しきれない量の魔力弾を発射。もちろん当たっても大して痛みも感じないこけおどしの魔力弾だ。その魔力弾に対する反応を見るつもりだったんだが・・・」

 

「その前にこのポンコツが攻撃を仕掛けたから秒で疑惑が確信になったと」

 

「ああ」

 

俺の予想を肯定して翔は水を飲む。今度客人用にコーヒーとか用意しないとな。

大喧嘩を繰り広げた俺達は、インビシブルを使うことで自分たちの姿を隠しながら俺の家でここまでの経緯を聞いていた。

ちなみに、家にたどり着くまで肩を組んで支え合いながら歩いた。傷は治っても痛みは残ってるからな。特に俺が酷かった。全身が未だに悲鳴を上げている。

今回の件でわかったのだが、俺の怪我の主な原因はコンボではなく、先祖からもらったあの魔法だ。レイジングスピリッツ曰く、「これオーズになったうえで、コンボで体が滅茶苦茶強化されてなかったら体が爆散してますね」とか言ってたんだけど、まじでとんでもないもの渡してくれたなあの野郎。でも、気絶したのに夢に出てこなかったんだよな。何でだろう?

 

『あのマスター、ポンコツ呼ばわりは流石にひど・・・』

 

「お前が焦って攻撃しなければ戦わずに誤魔化せたって言ってんだ型落ち」

 

『あ“あ”あ“あ”!言っちゃいけないこと言った!一番言っちゃいけないこと言った!』

 

型落ち呼びがよっぽど嫌だったのだろうか、青い球体が抗議を入れてきたがスルーする。

 

「天才の最高傑作の姿か?これが・・・」

 

「天才も人の子だったということだよ」

 

翔曰く、レイジングスピリッツ自体はベルカという国の戦争で多くの魔導士やら騎士やらを多く殺したという伝説の兵器らしいのだが、正直俺は全く信じてない。だって、これだぜ?

 

「私、凄いのに!現代のデバイスよりもスペックは上なのに!」

 

『見苦しいですよ型落ちさん。これ以上無様を晒すのはおやめになったらどうです?』

 

『黙れ役立たず。自身のマスターも碌に守れないデブリ風情にものを言われる筋合いはない』

 

『上等です叩き潰してあげましょう』

 

なんかレイジングスピリッツを見たら、黄色の球体の姿をした翔のデバイスと喧嘩し始めたんだけど・・・

 

「何やってんだよアマテラス!修復したとはいえ病み上がりなんだから大人しくしろ」

 

「レイジングスピリッツも、仲よくしろよ」

 

2人で二機を諫める。何で人間の俺達が機械であるこいつらをなだめてんだろう?

 

「ごめん翔、うちのポンコツが迷惑をかけた。話を戻そう」

 

「こっちもすまない。後で反省させる」

 

さて、取り敢えず聞きたいことを1つ。

 

「俺がオーズじゃなかったらどうしてたんだ?」

 

さっきの説明を聞く限り、確かに周りの人間には今回の件が漏れるようなことはないだろう。でも、仮に俺がオーズじゃなかったらまずかっただろう。それに魔導士って正体がばれたらいけないというイメージがあるけど、どうなんだろう?

 

「そこはあれだ・・・ア、アイス一年分で黙ってもらうとか・・・?」

 

「お前は俺を何だと思ってるんだ」

 

夏だと嬉しいけど冬なら地獄だぞ。アイスを毎日食べる奴なんて人間じゃねえよ。

 

「しょうがねえだろ。一刻も早く確認したかったんだ。それに、俺の予想は当たってたらしいしな。それも最悪な方が」

 

「それは・・・はい。これからお世話になります」

 

素直に頭を下げる。翔が言う最悪な方、俺がレイジングスピリッツに協力させてオーズとして戦っている場合だ。そっちだと俺の心を徹底的に折って2度と魔導士になろうと思わないようにしないといけないかららしい。そこまでやる?とは思ったが、言いたいことはわかる。

 

「ああ。負けたからには情報を流すなり鍛えてやるが、お前が危険な状況になったら首根っこ掴んでその場から追い出すから」

 

サラッと管理局を裏切ると言っているあたり、翔は俺のことが心配でしょうがないらしい。レイジングスピリッツは傍で手伝おうとしてくれているが、翔は危ないことから離そうとしてくれていたんだ。

 

「・・・ありがとう」

 

「おう」

 

ちょっと気まずい雰囲気になった。戦う前に色々言われて結構ショックだったけど、滅茶苦茶大事にされていたことがわかると、すごく照れる。

 

「にしてもお前、コンボも使えたんだな。驚いたよ」

 

「ああ、あれは先祖に体から出す方法を教わって・・・」

 

ここまで言って失言に気づいた。俺の中に魔王と先祖が入っていることに気づいていることをレイジングスピリッツに秘密にしていなければいけなかったのに、盛大にやらかした。恐る恐るレイジングスピリッツを見やる。

 

「あの、マスター」

 

「あ、はい」

 

『先祖って、どういうことですか?』

 

「え?」

 

思わず翔を見る。

 

「いやこっち見るな。俺が知るわけないだろ」

 

だよな、落ち着こう。今レイジングスピリッツに聞くべきことは・・・

 

「魔王のことは知ってるよな?」

 

全く落ち着いていなかった。

 

『何で知ってるんですか!?』

 

あ、そっちは知ってるんだな。

 

「魔王ってなんだ?」

 

『え、知らなかったんですか?』

 

「え?」

 

『え?』

 

「え?」

 

『「「え?」」』

 

2人と一機の考えは、びっくりするほどかみ合っていなかった。

 

『皆さん、一度情報のすり合わせをした方がよろしいのでは?』

 

翔のデバイス、アマテラスさんが場を収めようと動き出した。

 

「・・・そうだな。取り敢えず俺は先祖と魔王云々はまるで知らない」

 

翔が何も知らないことを表明してくれた。じゃあ俺だな。

 

「俺は自分の中に先祖が住み着いていて、魔王っていうヤバいのが封印されてるのを知ってる。はいレイジングスピリッツ」

 

『えと、魔王は知ってますけど、先祖が住み着いているって何ですか?というか、翔さんは魔王のことにも気づいていて強硬手段に出たのだとてっきり・・・』

 

この感じからして、全員の思惑が交差しまくった結果、ごちゃごちゃになったんだな。

 

「ちょっといいか?」

 

翔が恐る恐る手を上げる。

 

「俺達が衝突した時、虹色の魔力光が出てたよな。それに、お前の苗字・・・その先祖っていうのは、まさかとは思うが聖王じゃないよな?」

 

「聖王?なにそれ」

 

虹色の魔力光とやらが何のことかはわからないが、それより初めて聞く聖王というのが気になった。いかにも王族っていう感じの名前だけど・・・

 

「お前は知らないのか。ざっくりいうと、自分たちのいる世界だけじゃなく、周りの色んな次元世界を征服しようとしたヤバい国の王様だ」

 

想像以上にやばかった。やってること完全にゲームの魔王じゃん。俺の中にいる魔王が霞むんだけど・・・

 

「それでレイジングスピリッツ、どうなんだ?」

 

俺が自分の先祖について碌に知らないとわかった翔はレイジングスピリッツに問う。レイジングスピリッツは俺の中に先祖(あれ)がいることは知らなかったらしいが、コアメダル製作に先祖が関わっていることを知っているということから先祖についてある程度知っているはずだ。できれば、さっきの聖王とやらが俺の先祖ではないことを祈る。

 

『それは・・・えーっと・・・』

 

すげえ、目がないのに目が泳ぎまくってるのがよくわかる。ていうかマジで蛮族の末裔なの俺、嘘でしょ!?

 

「これ以上面倒ごと増えるのかよ、嘘だろおい・・・」

 

翔が頭を抱えだした。

 

「・・・なあ翔、面倒ごとって?」

 

なんだろう、嫌な予感がする。

 

「お前の存在が聖王教会っていう組織にばれるとお前が祭り上げられる可能性がある、またはいくつもの次元世界を征服できる聖王のゆりかごっていうロストロギアのパーツにされかねない、エトセトラエトセトラだ。よかったな悠、世界の垣根を越えて人気者になれるぞ」

 

「喜べる要素が1つもねえよ!?」

 

え、なに?俺の血筋ってそんなにヤバいの?祭り上げられるって何?教会ってことだから神として扱われるの?蛮族の末裔が?Why?

それにロストロギアパーツにされるって何?何をどうしたらそうなるんだよ!

 

「なぁレイジングスピリッツ。お前が俺を管理局に関わらせたくないのって・・・」

 

『半分は私情ですが、もう半分は彼の言った通りです』

 

うん、そりゃ関わらせたくないよね。正体がばれたら世界が動く。レイジングスピリッツは俺を大事に思ってるから命がけで守ってくれてるけど、ちょっと世界云々ていう理由もあるよねこれ。

 

「それになんだっけか、魔王っていうのもあるんだろ?そっちはどんなのだ?」

 

聖王家については一旦置いとくことにしたのか、はたまた目を逸らすことにしたのか、魔王のことについてレイジングスピリッツに聞き始めた。今更だけど、そっちについてもよく知らないんだよな俺。

 

『適性のある人間の体に入り込み、肉体を奪い終えた後は世界を食らいつくす。破壊されても転生プログラムで再生し、別の次元世界の適性のある人間の体に入り込む存在・・・』

 

「おい待て、それは・・・」

 

『わかりやすくに言いますと、闇の書の亜種ですね』

 

「ふざけんなよクソッたれ!!」

 

翔が机を叩く。闇の書、前にもそんな単語を聞いた覚えがあるがそれより、今の説明を聞く限り、つまり俺は・・・

 

「なんでそんなものが悠の中に、またベルカか!」

 

「なあ、レイジングスピリッツ」

 

翔の動きが止まる。少し、悔しそうな顔をしていた。

 

「俺、死んで世界を壊すのか・・・?」

 

『いえそんなことはないと思います』

 

「「は?」」

 

翔と声が被る。さっきの説明を聞く限り、俺の意識が消えて、俺の体を使って魔王が世界を滅ぼすって聞こえたんだけど・・・

 

「いやどういうことだよ」

 

『その、理由はわからないんですけど、あの人マスターの体に入った後全く身動きが取れてないんですよね・・・』

 

それを聞き、翔がこっちを見る。

 

「いや、俺に聞かれても何も知らな・・・」

 

魔王関連で1つ、とある魔導士の言葉を思い出す。

 

 

「新たな魔王!」

 

 

「あ」

 

「おいなんだその“あ”は!絶対なんかあったろ!なあ!」

 

俺の胸倉をつかみ、前後に揺らしてくる

 

「いやなんかあったというか、さっき強い魔導士に勝ったって言っただろう?」

 

「・・・そういやそんなこと言ってたな」

 

俺の言葉を聞き、落ち着いたのか手を放す。俺はそれを確認して話を続ける。

 

「でも一回そいつに倒されちゃって、そしたら一回その魔王ってのが出てきたんだよ」

 

『サラッととんでもないこと言いましたよこの人!?』

 

「まあその後魔王黙らせて体を取り戻したらその魔導士にお前は新しい魔王だーとかなんとか」

 

「・・・絶対そいつこの話のキーパーソンじゃん。そいつどうした」

 

黙って聞いていた翔がバルさんの所在を聞いてきた。正直今の今まで忘れてた。

 

「俺も必死に戦ってたからわかんないけど・・・もしかしたら木っ端微塵になってるかもしれない・・・」

 

「『えー・・・』」

 

2人ともドン引きしていた。いや、俺も死にかけてたから配慮する余裕がなかったというか、何となくあいつ死んでなさそうというか・・・と説明したらお前にそこまで言わせる奴がこの世界にいるんだよ聞かれたが、すずかとの約束があったのでオーズについて知ろうとしていたと言って誤魔化した。まあ嘘は言っていない。それを聞いたら2人とも頭を抱えだしたけど。

 

「今日はもう疲れた・・・俺は帰る」

 

「え、わからないことだらけのこの状況で?」

 

「誰かさんのせいで心身ともに限界なんだよ察しろ!」

 

「いやほんとごめん、まじごめん」

 

 

 

 

俺達は疲労が既にピークに達したため、今日はお開きにして休むことにした。途中から頭が回っていたとはいえなかったからな。取り敢えずまた別の日に話し合おうということになった。いわゆる、明日の自分に丸投げしよう!である。

そして次の日・・・

 

「あ“あ”あ“あ”!!」

 

『筋肉痛、ですかね』

 

俺は激痛に悶えていた。傷は見事なまでに塞がっている。跡さえない。でも滅茶苦茶痛い。冷静になれば体に負荷がかかるコンボを使ったうえ、本来なら体が爆散する魔法を使えばこうなるのも納得だ。よく生きてんな俺。

 

『学校は休んだ方がいいですね』

 

「今年こそは皆勤賞取ろうと思ってたのに・・・」

 

去年は風邪をひいて取り損ねたから、今度こそと思っていたのに・・・

 

『喋るのもつらそうですね・・・私が代わりに学校に電話しますね』

 

「いや、俺一人暮らしだからお前が連絡したら不自然だろ・・・」

 

俺が1人暮らしなのは担任も知っている。それなのに女性が俺の家の番号で休む連絡をしたらどうなるか。考えるだけでも恐ろしい。

 

『大丈夫です』

 

レイジングスピリッツが少し黙ったかと思うと・・・

 

「これで問題なしです」

 

「うわ、俺の声そっくりだ気持ち悪っ」

 

「オブラートに包むとかしてくださいよ!」

 

レイジングスピリッツが俺の声で、レイジングスピリッツの口調で喋っているこの違和感が凄まじいため拒否反応が凄まじかった。

 

「それでは、電話しに行きますね」

 

「おう、頼んだ」

 

その後、鴻上会長に呼び出しを食らった為レイジングスピリッツが俺の代わりに行って大量のセルメダルを持ってきたり、はやてが看病を名乗り出て家に乗り込もうとしたりしてきたのはまた別の話。

 

次の日にはテスタロッサと料理教室をしたり、更に次の日には圭をデストロイして高町さ

んにドン引きされたりと色々あったが、今回は流させてもらう。ここ最近は色んな事があり

すぎて大変だった。だからこの期間はある意味休憩期間とも言えた。それ以降俺の、俺達の

戦いは更に激化していくことになる。

 

 

 

 

「奴らの戦力はある程度把握した」

 

「次は情報だね」

 

「今この世界で何が起こっているのか、そして、このふざけた結界を張ったであろうギルを

見つけ出して、このエネルギーの結晶体を奪う」

 

「そのために、直接彼らの脳から聞き出さないとね」

 

「オレ、頑張る」

 

欲望によって生み出された怪物達が今、動き出す。

 




「フィーリング!圧倒的フィーリング!」か、
「2つの作品とオリジナルが絡まりすぎてわけわからんくなった設定を、お前の頭から奪い取る!」かでお願いします。

次の話は?

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