欲望のロストロギア   作:創作好き

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UA1600突破!皆さんありがとうございます!
なのはの資料漁っていたら遅くなりました。すみません。
(movie1,2面白かったな~)


街に新たな危険なの?2

爆発によって起きた煙が晴れる。そこには、空中で仁王立ちしていた圭君の姿があった。

 

「はっはっは!見たか、これが俺の実力だ!」

「圭、大丈夫?なのはの魔法が直撃だったけど・・・」

 

フェイトちゃんが圭君に近寄る。

 

「心配ご無用!この程度、朝飯前さ!」

 

 

嘘である。この男、なのはが以前と比べ威力が落ちている前提で作戦を練っていたが、途中で魔法の威力が上がった時、一瞬死を予感したし、もう二度とこんな作戦は立てないと心に決めた。

 

 

「それにしてもさっきの怪物、何だったんだろう?」

 

傷を与えた際に手にしたメダルを眺めながらフェイトが疑問に思う。管理局でそれなりに働いているが、体がメダルで作られた生き物?なんてもの、見たことがなかった。

 

「取り敢えず、そのメダルは鑑定に出さないとね」

 

私はそんなことを言った。この時、圭君が「メダル・・・それじゃあ間違いなく」とつぶやいたのを私もフェイトちゃんも聞いていなかった。

 

 

 

「取り敢えず・・・さあ!勝利の祝いのハグを!」

「えっと、それはちょっと・・・」

「そっか、元気そうでよかった。じゃあ他にもこんな怪物がいるらしいから、他のみんながまだ戦ってたらまたよろしくね?」

「え?」

 

 なのはは残酷な宣言をした!  圭に10のダメージ!

 

「あ、ああ!他のみんながまだ戦っていたらな!」

 

 

この時圭は(助けて悠、アリサ。オレコロサレチャウ)と,ここにはいない二人に助けを求めていた。

 

圭達はクロノに連絡をとり、全員無事撃破して支部に戻ると聞いて自分たちも戻ることにした。その時、圭はたいそう喜んでいたそうな。

 

 

 

 

支部に戻ると、クロノ君を除いたみんながいた。全員大したけがはないように見えたが、疲れているのがわかった。

 

「おかえりぃ三人とも」

「はやてちゃんもお疲れ様」

 

はやてちゃんがねぎらってくれたので私もそう返す。

 

「そういえば、みんなはどうやってあの怪物を倒したの?」

 

興味本位で尋ねてみる。なにか参考になるかもしれない。

 

「わたしと翔くんとクロノくんが戦ってたのは、一体ずつが弱い代わりにたくさんいる、人型のサメみたいな奴やったんやけど、全員硬くてなあ。クロノくんが氷結魔法でまとめて動きを止めて、その間にわたしと翔くんが一体ずつ消し炭になるように倒していったんよ」

 

参考にならなかった。結構脳筋だった。次、次にいこう!

 

「シ、シグナムさん達はどうやったんですか?」

 

私が質問した相手は、はやてちゃんを守る四人の騎士の一人、ピンク色の髪にポニーテールが特徴のシグナムさん。クロノ君と同じくらい強いんだ。

 

「私たちの相手は人型の太った猫だったな。柔らかいのに切りにくくてな。シャマルとザフィーラに動きを止めてもらって、私が何とか腕と足の関節を切り付けた瞬間に、ヴィータの攻撃で体を上から潰した」

 

ダメでした。みんな力技でした。今のところ高火力で消し炭にするか、形がとどめられなくなるほどの力で潰すしかないらしいです。

 

「なのはちゃんはどうしたん?」

「私たちの所は人型のフクロウで、とっても速かったの。だからフェイトちゃんに動きをとめてもらって、私と圭君の魔法でその・・・すり潰しました。」

「うわ、かわいそうに・・・」

 

はやてちゃんが若干引いてる!どうしよう・・・

 

「・・・ちなみにその作戦を提案したのは?」

 

翔君が聞いてきたので、私は正直に答えようとしたけど、圭君が割り込んできた。

 

「もちろんこの俺だ!」

「「「「「やっぱり(やはり)・・・」」」」」

「なんでだー-!」

 

そんな会話を続けていたら、クロノ君が不満そうな顔をしながら会議室に入ってきた。

 

「みんなに話がある。僕たちは今日から、地球のとある企業と共同でこの任務に就くことになった」

 

「!局長、どういうことですか!」

「・・・それはこれから、彼が説明する」

 

翔君が反応するけど、クロノ君は会議室のテレビをつけた。するとテレビには、優しそうで、いかにも社長のような男性が映った。

 

「初めまして、魔導士諸君。私の名は鴻上光生。鴻上ファウンデーションの会長だ」

 

鴻上ファウンデーションって確か、アリサちゃんの家の会社のライバル会社って言ってたような・・・

 

「君たちの上司の指示で、私と君たち東京支部でグリードとヤミーに対処することが決まった」

「ちょっと待ってくれ、なにがどうしてそうなるんだ。それにグリードとヤミーって・・・」

「今から一つずつ語ろう。まずは聞くことに徹してもらっても?」

 

翔君が口を出すけど、すぐに口をつぐんだ。まずはこの人の話を聞くことにしたらしい。

 

「今朝、ジュエルシードというロストロギアがこの世界に来たのは知っているね。それが私が所有している施設に侵入し、石櫃の封印を解いた。その中から出てきたのが5体のグリードだ」

 

「そして君たちが倒したのがヤミー。グリードが人の欲望から生み出した別の怪物だ。どちらもセルメダルという欲望で作られたメダルで構成されているが、グリードとヤミーの違いはコアメダルの有無だ」

 

「セルメダルが肉体で、コアメダルが魂といえばわかりやすいだろうか。コアメダルは5色に分類され、さらに三種類に分けられる。一色9枚、合計で45枚だ。君たちには9つのジュエルシードと残りのコアメダル40枚を回収してほしい」

 

ここまで話を聞いたけど、そのあとの質問は上手いこと躱されてしまった。最後まであの人の独壇場だった。クロノ君曰く、上層部と鴻上さんは繋がっているらしい。

 

 

 

 

そんな出来事を思い出して月曜日。昨日は久しぶりの実戦で体調を崩していました。クロノ君にも叱られたけど、みんながかばってくれました。みんなありがとう!でも心配もされました。気を付けないと。

 

そして今日もフェイトちゃんとはやてちゃんと一緒に登校。はやてちゃん、圭君にアリサちゃん、そして私の5人目の親友、紫髪のお嬢様のすずかちゃん。この4人とは別の教室なんです。残念。なのでこうやって朝に、お互いの教室に交互に挨拶してるんだ。そして今日は私たちがはやてちゃんたちの教室に行く番!三人揃って教室に入る。

 

「すずかちゃん、アリサちゃん、圭君おはよう!」

 

私は3人に挨拶する。その時、その3人と会話をしていた人の顔が目に入った。

 

「悠君、おはよう」

「・・・おはよう、高町さん」

 

悠君は何故か、顔が若干引きつっていた。

 

 

 

 

あの日出会った奇跡は、誰も知らない物語のプロローグに繋がったことを、彼らはまだ知らない。

 




コメンタリーがついた状態で観て、戦闘描写をなにも付けずもう一度見るのが好みです。

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