寝て起きたら暗黒期!?ベルくんに会うまで死にたくねー! 作:お米大好き
ダンまちの世界って時計あるのかな?
主人公の装備強化回です。
ダンまちを読み返そうと本棚を見たら9巻が二つあって、12巻がなくなっていた…見つからない。
ふと目が覚めた……確か俺は昨日【ガチャ】を引いて…:。
ああ、【千鳥】を使ってわざとマインドダウンして気絶したんだ。
「返せよ.......俺の一万ヴァリス.....」
そう呟き俺は今日のデイリーを確かめた。
[武器屋で買い物をする] 報酬、頑丈な刀
[階層主の討伐] 報酬、うちはの衣装Verオビト(防具)
[スライディング土下座をする」報酬、器用+30、敏捷+15
報酬は美味しいんだが、金がない、武器がない、土下座する相手がいない。
前から思っていたんだが【デイリー】は何かを予期しているのだろうか?。
デイリーに出てくる物は基本的に今の俺に必要な物ばかりだ。果物ナイフは料理に、ブーブークッションはアリーゼに、ダンジョンに行く前には装備一式が手に入った。明らかに達成できないものは無視したが達成した物に今まで使えない物がなかった。
武器と防具は手に入れておきたい。武器屋で買い物という事は武器を買わなくていいという事だ、何でもいいから安い物を買えばいい。問題は手持ちのヴァリスが900しかない事だ。果たしてこの手持ちで買える物があるのだろうか?。だが一番の問題は防具の方だ。階層主の討伐……一番弱いのでインファイトドラゴンだ。アーディさんに削ってもらって美味しいところをもらうという手もあるが、そこまで迷惑をかけていいのだろうか?。
そんなことを考えつつ俺は時間を確かめた。
———9時20分———
………やらかした……。
———10分後———
「遅いな〜タクトくん……何かあったのかな〜?」
私は約束の時間から30分程して少し心配になり始めた。
ここ最近闇派閥の被害が増えてきている、何か事件に巻き込まれている可能性だってあるのだ。
そんなことを考えていると街の中央から全力疾走してくるタクトの姿が目に入った。
「あ!、よかった〜事件に巻き込まれたとかじゃなかったんだね」
タクトくんの姿を確かめた声をかけようとした直後タクトくんはスピードを維持しながら神様達の間で有名な謝罪方法、土下座をしたのだ。
タクトくんは土下座をしながら滑り私の前でピタッと止まった。
「ほんっとーに!申し訳ございませんでしたぁぁーー!朝起きれずに遅刻してしまいましたぁぁぁぁーー!!、できればこの後武器屋に行った後ぉぉ!階層主の討伐を手伝ってくださぁぁぁい!」
タクトくんは、ものすごく大きな声でそう言った。突然の事に私の理解が追いつかずすごくテンパってしまった。
「え、ええ?!武器屋はわかるけど階層主?!、ちょ、ちょっと落ち着こうか?!」
こうして今日も私の楽しい1日は始まった。
———10分後———
俺は遅刻した理由(自業自得)を話し今日のデイリーを伝えた。
「なるほどね〜、遅刻は全然許せるけど、わざとマインドダウンを起こしたのは許せないかな〜」
アーディさんは怒っていた。
表情は笑っているけど目は笑っていなかった。
「はい……今は反省してます……すいませんでした…」
「んー、本当に反省してるの?マインドダウンはすごく危険なんだよ!」
「……はい……理解してるつもりではいます…」
「つもりじゃダメなの!、理解しなさい!」
この後アーディさんの説教は30分ほど続いた。
———40分後———
俺は今バベルの中にある武器屋にいた。
(ここが!ベルくんがヴェルフの防具を買った場所!)
原作ファンの俺はすごくテンションが上がっていた。
「でもアニメで見たのと少し違うな……七年前だからか?」
「何が違うの?」
聞かれていた.....。
「あー、えっと……俺に馴染みそうな物がないなーと……」
「んー、そうだね〜……これなんてどう?」
アーディさんがそう言って見せてきたのは布でできた腕巻きだった。
あれ?これ疾風伝開始時のサスケが付けてたやつじゃね?。
「サラマンダーウールを加工して作ってるみたいだよ〜」
サラマンダーウールって赤くなかった?それ真っ黒なうえに、材質違うかないですかね?。
正直すごく欲しい……かっこいいし。
「えっと、いくらするんですかそれ?」
「一万ヴァリスだよ!」
———グハァ、
「い、今の俺には買えそうにないですね…」
自業自得なのに傷口をえぐられた気がする。
「私が立て替えてもいいよ?」
グッ……なんて魅力的な提案……アーディさんとパーティーを組んでダンジョンに潜れば3日で1万は稼げるはず……。どうする?借りるか?……でもこの後階層主も手伝ってもらえるのに立て替えてもらうなんて甘え過ぎじゃないか?。
「だ、大丈夫ですよ……そこまで迷惑はかけられません」
「そんなこと別に気にしなくてもいいのn——本当に大丈夫です!」
やっぱりこれ以上迷惑はかけられない、もう手遅れかもしれないが。
「もー、私は気にしないのにー」
その後も似たような会話が続き最終的に俺は一本800ヴァリスのクナイをひとつ買って店を出た。
ウィン
ピコン
[武器屋で買い物をする] クリア
買い物を済ませた俺たちは今12階層にいる。
あたりの探索し10分程経過した頃100M先に巨大なモンスタを見つけた。
「お、見つけた!インファイトドラゴンだ」
「よーし!なら作戦通り頑張ろー!」
「よろしくお願いしますアーディさん」
作戦と言ってもアーディさんがタゲをとり、後ろから俺が一撃を入れて逃げる。この繰り返しだ。
「いくら私がタゲをとると言ってもタクトくんはLV.1なんだから危ないと思ったらすぐに逃げるんだよ?、後周りには注意してね?、いつモンスターが湧くかわからないから」
「はい、命を大事に!ですね」
「わかってるならよし!それじゃー行ってくるね!」
そう言ってアーディさんはインファイトドラゴンに向かって走って行く。俺は少し距離を空け後ろを追う。
「不意打ちごめんね!」ザシッ
「オオオオオオオオッ!!」
「ほーらこっちだよー!おいでー!」
アーディさんはインファイトドラゴンを後ろから斬りつけ煽りながら走り続ける。
俺もそれに続きインファイトドラゴンに斬りかかる。
「ハアァァァ!!」ザシッ
「ギャオオオオオオツツ!!」
俺の一撃はインファイトドラゴンの尻尾を切り落とした。
「な?!」
驚いた、デイリーで手に入れた刀がここまで切れ味が良いとは。
「すご?!、よーしこうなったら私も頑張るぞー!やあー!」ザシッ
「———オオオオオオツ!!」
「ハアァァァ!!」ザシッ
俺とアーディさんは交互にインファイトドラゴンを切りつけていく。
この攻勢を続ける事、約20回、インファイトドラゴンは力尽きて倒れた。
「——————ツ!!」
ウィン
ピコン
[階層主を倒す] クリア
「よっしゃーーー!!」ドタ
インファイトドラゴンを倒しデイリーのクリアが通知された俺は地面に座り込んだ。俺の目の前に報酬の防具が現れた。完全に第四次忍界大戦のオビトの服装だった。
「お疲れ様〜、すごい切れ味だったね!その刀!」
なぜこの人はこんなに元気なんだ。一息つき俺も返事を返した。
「ふぅ……そうですね、俺も驚きました、まさかこれ程とは」
「切れ味だけなら私の剣よりあると思う、そんな刀が出てくるってすごいスキルだね!」
本当に【デイリー】には助けられている、このスキルが今の俺の生命線だ、死の七日間までに少しでも強くならないとな。
その後俺たちは今日取れた魔石を換金し別れた。
ダンジョン12階層
「いやはや面白い物が見れました、まさかLV.1であそこまで戦える者がいるとは、危険な芽は早めに摘んでおくべきですかね......」
「殺すならなら俺にやらせろよ兄貴、どうせなら実験台にしてやるよ」
「おや聞いていたので———いえ、読んだのですね.......貴方が片付けると言うなら任せましょう......私には他にやるべき事があるのでね」
「ああ、任せておけ、ククク……アハハハハハ!!……」
「グヴヴウゥ」
周りには冒険者の死体や魔石が転がっており、その中心には2人の男と一体のモンスターが立っていた。
次の日
———朝8時———
「ふぁ〜、眠い〜もう少し寝ていたいけどもう遅刻はできない」
「…今日のデイリーは何かな〜、……は?…
デイリー
[ダンジョンに入らない] 報酬、耐久+60
[ダンジョンに近づかない] 報酬、魔力+60、力+30
[アーディを家に帰らせ家を出させない] 報酬、器用+60、敏捷+50
何これ……」
ウィークリー
[1週間生き延びる] 報酬、全ステータス+100
2人の男、一体のモンスター一体誰なんだ!
結構前に本屋でソードオラトリア(小説)全巻買ったんだけど
この前アストレアレコード買いに行ったらダンまちはあってもソードオラトリアは一巻も売ってなかった