寝て起きたら暗黒期!?ベルくんに会うまで死にたくねー!   作:お米大好き

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とりあえずこの話が終わり次第、1週間の訓練、デイリー達成の話を書こうと思います。




第四話、警告×警戒

———8時30分———

 

俺は今……アーディさんの元へと走っていた。

 

もしも本当に【デイリー】が()()()に必要な物を報酬として出すのだとしたら、どう考えてもやばい。先週と比べると報酬がうますぎるのだ。昨日は装備、今日はステータス、まるで何かに備えているようだ。それに今回のウィークリー[1週間生き延びる]、まるで俺が1週間以内に死ぬと言っているような物だ。

 

今日のデイリーと合わせて考えてみても、今ダンジョンに入るのはやばい、そしてそのダンジョンの近くに今アーディさんは居る。

 

 

そんなことを考えながら走り続けていた俺はホームから出て5分もせずにアーディさんの元へとたどり着いた。

 

 

「おはよう!今日は早かったね!、そんなに昨日のこと気にしてたの?」

 

 

アーディさんに変化はなく、いつものように笑顔で話しかけてきた。

 

「…ふぅ………アーディさん実は————」

 

 

 

 

 

 

俺は今日のデイリーとウィークリーのことを伝えダンジョンに行くのは危険だと、ホームに帰り部屋から出ないで欲しいと伝えた。

 

 

「タクトくんの言う事が本当だとしたら今日ダンジョンで事件が起こるってことだよね?」

 

 

「….はい、可能性は低くないと……思います」

 

「んー、なら私はダンジョンに行かないといけないかな、死者が出る可能性があるならガネーシャファミリアの一員として見過ごせないよ。」

 

 

「それにね、機密事項だからあまり知られてはいないんだけど、最近冒険者が上層で殺害される事件が増えてきているの、もし今回の事と関係があるなら私は無視できないよ」

 

アーディさんはそう言いってさらに言葉を続ける。

 

 

「もしも今日ダンジョンに入る事で私の身に何かが起こるとしても、行かなくて後悔するより行って後悔する方が私は好きだな〜」

 

 

「な————」

 

 

その言葉を聞いて俺はこの人を止めるのは無理だと感じてしまった。

どう声をかけていいかわからない、止めたい、だがこの人を止められるだけの台詞が思い浮かばない。

 

 

「それでも…他に被害者が出るとしても……俺はどこの誰だか知らない奴より……アーディさんが助かる方がいい……」

 

 

「ふふ、嬉しいことを言ってくれるね!、でも安心して…私1人で行くわけじゃないんだから、調査はファミリアの人と行うつもりだよ!」

 

 

そう言ってアーディさんは俺に背を向け歩き出した。

 

 

「一度私はホームに戻るね、あとは私に任せてタクトくんも自分のホームに戻ってゆっくりしていてほしいな」

 

 

もしかしたら……俺のダンジョン探索を手伝ってくれていたのは調査のためだったのだろうか?。そんなことを考えているとアーディさんは

 

「あ!、君のダンジョン探索に参加していたのは私がそうしたいと思ったからだよ!、今回の事とは関係ないからね!」

 

 

後ろを振り返りいつもの笑顔でそう言った。

 

 

 

 

 

———アストレアファミリアのホーム———

 

 

俺はアーディさんと別れたあとゆっくりとホームへと帰ってきた。

 

 

ガチャ

 

 

「あら?……何か忘れ物でもしたの?」

 

玄関を開けるとそこにはアストレア様が立っていた。

 

 

 

 

「アストレア様……実は————」

 

 

 

今日の出来事をアストレア様に伝えどうすればいいのかを相談した。

 

 

「そう、そんな事があったのね、私はアーディちゃんに任せ、信じるしかないと思うわ……」

 

 

「・・・」

 

 

「貴方はどうしたいの?タクト」

 

 

「……わかりません」

 

 

「ふふ、神に嘘は通じないわよ?」

 

 

俺の嘘は簡単にアストレア様に見抜かれた。

 

 

本当は俺も手を貸したい、だが今回は俺の手に負えない可能性が高い。

死にたくない、本音を言えば怪我だってしたくない。だからこそ俺はアーディさんを追いかける事ができなかった。

 

 

 

「……アーディさんを手伝いたいです……でも俺は死にたくは……ありません」

 

 

「そう、貴女は間違ってはいないわ、死にたくないって感情は人にとってとても大切な物だもの」

 

 

「・・・」

 

 

「今からステータスを更新ましょうか、そのあとは部屋でゆっくりしていなさい?」

 

 

「……はい…お願いします」

 

 

*ステータスが更新されました。

 

 

ステータス

 

LV.1

 

力 : A 871

 

耐久:S 906

 

器用:A 837

 

敏捷:S 917

 

魔力 : C 620

 

発展アビリティ

 

なし

 

《魔法》

 

【千鳥】

速攻魔法

使用時敏捷のみ階位昇華

耐久に中補正

器用に小補正

 

【ガチャ】

 

週に1回のガチャ権限

使用条件

一万ヴァリスを手に持つ

詠唱

『ガチャこいこい当たれー!』

 

〔レア度〕

SSR・一度出たものは2度と出ない、かなり使えるもの

SR・同じものが出る事があるが確率は下がる、結構使えるもの

R・使い所はある

N・使い所が限られる

G・ゴミ

 

 

【 】

 

 

スキル

 

【デイリー】

1日3回のデイリー

週に1回のウィークリー

0時更新

デイリー達成時それに応じた報酬が貰える

 

 

【原作ファン】

願いが続く限り効果持続

経験値獲得量60%アップ

未知の敵を倒した場合全ステータス+10

敵100体討伐ごとに全ステータス+5

 

 

 

 

 

 

俺はステイタスを更新してもらったあと、部屋へと戻りベットに腰をかけた。何をするでもなく、ただ時間が過ぎるのを待っていた。

 

 

 

ウィン

 

ブーー

 

[アーディを家に帰らせ家を出させない] 失敗

 

 

 

21時を過ぎた頃、デイリーの失敗が通知された。アーディさんはホームを出てダンジョンへ向かったのだろう。俺はただアーディさんの無事を願い再び時間が過ぎるのを待った

 

 

 

 

———0時———

 

 

【デイリー】の更新時間になった、俺はすぐに今日のデイリーを確かめた。2つのデイリーは昨日とあまり変わらず問題がなかった。

 

 

ただ…3つ目のデイリーは俺をダンジョンへと向かわせるには難しくはなかった。

 

 

 

[ダンジョンに行かない] 報酬、全ステータス+70

 

[ホームを出ない] 、報酬、全ステータス+60

 

 

 

 

[12階層に向かい少女を助ける] 報酬、アーディ・ヴァルマの命

残り時間38分

 

 

 




ありきたりな展開かな?

こういうのが好きー
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