いあ!いあ!まぐ=めぬえく!【完】   作:ringosuki

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第10話 飲酢枡(いんすます)を覆う影 調査依頼

 8月の中旬、海沿いの道路を走る自動車の車内にて。

 

 乗っているのは成人男性のデビルサマナー九頭、小学生女子の駆け出しデビルサマナー鈴、メンダコじみた悪魔のマグ=メヌエクである。

 

「そういや、鈴ちゃんはこれから行く飲酢枡(いんすます)町で調べる自由研究のテーマは決めたかい?」

「はい。飲酢枡町は漁業と金細工産業で有名ですが、新しい事業を計画しているらしいです」

「ふむ。それの調査をすると」

「ええ。今回の依頼にかこつけて現地の人にそれについて話を聞ければと」

 

 すでに人口、面積、天候、経済、観光資源、名物(破壊神が所望)などの基本的な情報については調査済みである。

 

「ああ。今回の依頼は調査がメインだからな。町のお偉方と会うこともあるだろう。そのついでで聞けたらいいな」

「はい」

「ちなみにどうやって発表するんだい?でっかい模造紙に写真貼ったり書きこんだりかな?」

「いえ、発表はプレゼンテーションソフトで、提出はデータと簡単にまとめたノートです。展示はノートだけだと思います」

「はー。最近の小学生は進んでるなぁ」

 

 九頭が感嘆の声をもらす。

 

「それにこれも貸し出してくれたので本格的な取材ができると思います」

 

 鈴が自由研究のためにと親が貸し出してくれた家族共用のタブレットを掲げる。

 

「時代だなぁ。それ一つで取材メモ、録音、写真と動画撮影、その場でネット検索が出来ちまうからな」

「難儀である。わざわざ仕事先で学び舎の課題をせずとも我を題材にし、我が威光を広めればよいと言ったのに……」

 

 後部座席の破壊神マグ=メヌエクから声が掛かる。なかなか会話に参加してこなかったのは、先ほどサービスエリアで購入したソフトクリームを堪能していたからである。

 

「いやいや。破壊神さんをテーマにしたらそこらの小説家顔負けの創作神話ができちまうよ。夏休みの自由研究で第2のラヴクラフトやトールキン誕生はマズイって」

「ふむ。そういうものか……」

 

 破壊神はソフトクリームのコーンを口に放り込む。

 

「大丈夫ですよ、マグさん。今サブの自由研究としてマグさんの水彩画を描いているんです。まだ下書きですけど」

「なんと……この宇宙で最初に創られた我を讃える芸術品が第一使徒鈴の手によるものとは……」

 

 感動によるものか、破壊神はぶるぶるとその小さな体を打ち震わせる。

 

「それならば帰宅したら我が体内の深淵の空間で生成された『全ての色を内包せし水』をくれてやろう」

「水ですか?」

「ああ。これを絵の具として用いれば貴様の思うままの色を出し、観た者の脳へ直接色を届けることができる……」

「ちょちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ破壊神さん。信徒思いなのはいいんだがヤバいものをポンポン与えるのはやめてくれ」

 

 慌てて九頭が芸術界への上位者からの啓蒙を制止する。そんないかにもヤバそうなもので描かれた作品を夏休み絵画コンクールにでも応募された日には、教育界にどんな影響を及ぼすかわからない。

 下手したら邪神産の異次元の色彩によって「覚醒」するものが現れたり、数多の狂信者を生み出すかもしれない。

 

「そんなに大層なものではないぞ?貴様らで言うなら……例えとして不適当かもしれんが(よだれ)のようなものだ。そこまで危険でもなければ作るのに労力を費やすわけでもない……」

「神話生物の大したことないは人間には大したことあるんだ。破壊神さんのは涎は涎でも河を創っちまった北欧神話のフェンリルの涎だよ」

「終末の狼に例えられると悪い気はせぬな。だが……」

 

 凶行を止めさせようとした九頭の例えに満更でもない破壊神だが、渋る様子を見せる。第一信徒が自ら己の芸術品を描こうとしたことにそこまで心打たれたのであろうか。

 

「いいんですよ、マグさん。私の力だけでマグさんをどこまで表現できるか挑戦したいんです」

「そうか……ならやめておこう……」

「そうそう。自分の信者が可愛いのは分かるが、何でもかんでも助けてやると本人のためにならないぜ。ところで―――」

 

 鈴の言葉により破壊神が矛を収めてくれたので、九頭が安堵のため息を漏らしつつ話題を変えていこうとする。

 

「もうすぐ依頼の飲酢枡町へ到着する。依頼内容をおさらいしておこうか」

「はい。ヤタガラスが直接出した依頼で、治安維持にかかわる調査です」

 

 そこからおさらいとして鈴が依頼内容を暗唱し、九頭が不足部分や誤りを訂正していく。主な内容は以下の通りだ。

 

 陀金秘密結社(だごんひみつけっしゃ)はご神体の陀金様に当たる悪魔がヤタガラスで確認されておらず、警戒度は低かった。サクセスストーリーはやや出来過ぎな面があるものの、確認できる範囲では違法なものはなく、歴史の浅い宗教・スピリチュアル要素のある団体の躍進をいちいち追っていたらきりがないというのもある。

 

 だが、ここにきて陀金秘密結社は何やら新たなるステージへと進むつもりらしい。報告によると日々怪しげな作業を行い、時折爆発音もするようだ。また、これは不確かな情報ではあるが夜中に付近の岩礁に何やら大勢が集まって怪しげな儀式をしていたとの情報もある。

 

 しかし、非常に怪しげな割には魔術的儀式による周囲のマガツヒの乱れや悪魔出現状況に変化がないため武力的な危険度は低いと推定されること、ご神体の陀金さまとマグ=メヌエクにいくつかの共通点が見られるため調査に役立つのではということから鈴と破壊神がこの依頼に抜擢された。

 

 目的はこの町の新たな取り組みと爆発音の正体を突き止めることであり、岩礁での集会の真偽も確認する必要がある。

 調査方法は一任されているのでヤタガラスの名を出して町の上層部や陀金秘密結社に直接尋ねに行ってもいいし、隠密が得意な悪魔や隠形術を用いて影から調べてもいい、痕跡を残さない自信があるのならば情報を持っていそうな者を洗脳したり魅了したりして情報を抜き出すこともできる。

 

 今回は鈴の仲魔が隠密行動に向かないマグ=メヌエクしかいないため、身分を明かし正面から調査を行うこととなった。

  

 鈴の依頼への理解度が再確認できたため九頭が話を引き継ぐ。

 

「ちなみに俺はあくまで外向けの保護者で、依頼は君たちがメインだ。俺の役割は外面を取り繕うためのカカシ、何かあった時のフォロー、君たちの依頼達成の能力査定、後は移動の足ってとこかな。質問等あれば遠慮なくしてくれていいが、依頼を解決するのは君たちだと心にとめてくれ」

「はい。肝に銘じます」

「我らの活躍を目に焼き付けると良い……」

 

 2人の頼もしい態度にふっと九頭が笑みをもらす。

 

「今回は俺が後ろに控えてるから舐められるようなことはないと思うが、今後そういったことがあったら一発ガツンとかましてやってくれ」

 

 まるでヤクザのような処世術だが、実力主義の悪魔業界ではそう間違ったものではない。

 

 認識や信仰が悪魔にとって大きな意味を持つため、早い話全人類がとある悪魔を舐めるようになったとしたら、その悪魔の「格」が落ち大幅に弱体化するのだ。そのためメンツを非常に大事にする。

 

「今の鈴ちゃんが全力でパンチすればヘビー級ボクサーだって一撃でKOできるんだ。子供だからと舐めるようなやつは分からせてやれ」

「は、はい。けど人を傷つけるのは……」

「おすすめのデモンストレーションは頑丈そうなものをぶっ壊すか、重いものを持ち上げるとかだな」

「は、はい!それでいきます」

「さて、もうそろそろ飲酢枡町だ。準備があったらよろしく」

「はい」

「あい分かった。そろそろCOMPに戻るとしよう……」

 

 前方に「飲酢枡町へようこそ」と書かれた看板が見えてきた。

 

 

****

 

 

 町に到着すると昼過ぎであった。

 

 鈴と九頭は今回の調査に関して打ち合わせをするために町役場へと向かう。ちなみに調査についての通達は事前にヤタガラス側から飲酢枡町に出されている。

 

 おおよその自治体はその詳細は知らないものの、不可解な現象や事件があると出張ってくる国家承認の謎の機関があることは把握している。

 

 窓口でヤタガラスの委任状を見せて用件を告げると、応接間へと通される。部屋にはすでに職員が入室していた。

 

「初めまして。ヤタガラス案件でお見えになった阿座斗さまと九頭さまですね」

「はい。初めまして阿座斗鈴(あざとすず)です」

「九頭だ。通達が来てると思うが今回の案件はこの阿座斗さんが主となって当たることになってる」

「承知しております。ヤタガラス案件とはそういうものだと聞いていますので」

 

 そして三者とも着席して状況の伝達と調査について話を進めていく。

 

 怪しげな集会の目撃証言と爆発音の苦情等についてはこの打ち合わせの後に飲酢枡町の幹部交番*1で詳しく聞くことになる。

 

 時間的に儀式会場らしき岩礁の調査と陀金秘密結社への聞き取りは翌日になるだろう。

 

 行政に対する爆発音に関しての説明は「新たな町の産業を創るための取り組み」とだけであり、割りと陀金秘密結社と行政がズブズブなのもあって情報が集まっていない。

 

 そもそも陀金秘密結社はこの町に非常に根を張っており、行政側にも信者は数多くいる。本人が信者でなくとも親戚や家族が陀金秘密結社の信者だという者はさらに多い。

 

 本人が自覚的に「信者」と自分をカテゴライズするほどの宗教的熱意や積極性を持っていなくとも、一般的日本人の「お盆」や「クリスマス」と同じように陀金秘密結社由来の行事や風習に参加している。それほどまでに陀金秘密結社はこの町の日常に溶け込んでいる。

 

 今回応対した職員はこの町の生まれではなく、だからこそこの案件に選ばれたが、陀金秘密結社の信徒である友人もいる。

 

「正直なところ、この町の発展は陀金秘密結社ありきです。彼らが一切合切を引き払ってこの町から本拠地を移したらこの町は寂れていくでしょう」

 

 そう語る職員の表情は複雑である。陀金秘密結社は彼の職場であり現在の居住地である飲酢枡町の大きな柱だ。

 

 もし本当に陀金秘密結社の今までの活動が下準備に過ぎず、満を持して何かとんでもないことを始めようとしていた場合、この町と自分の将来に大きな影響が出るだろう。

 

「知り合いから陀金秘密結社の教えを聞いたときは何とも珍妙だと思ったものですが、今まで上手くやってきていました。だからいきなりこんなことを始めたことに驚いています」

「個人的にも陀金秘密結社が何を始めたのか知りたいのです。そのための協力は惜しみません」

「はい。分かりました」

 

 万が一の事態への備えも兼ねて連絡先を交換し、調査に関してヤタガラスだけではなくこちらにも定時連絡を入れることとする。

 

 その後飲酢枡町の幹部交番へと向かう。応対した警察官は先ほどと同じくこの町以外の出身であり、悪魔案件の知識もある。そのためなにかの参考になるかと空いていた会議室に入ると鈴はマグ=メヌエクを出した。

 

「陀金秘密結社の調査に来ました阿座斗鈴です。よろしくおねがいします」

「鈴の主神兼仲魔の破壊神マグ=メヌエクだ……」

「はい、よろしくお願いします。では爆発音の苦情や集会の目撃情報ですが……」

 

そう言うと警察官は飲酢枡周辺の地図や報告書から抜粋した情報をまとめた資料を渡し、説明に入る。

 

 爆発音に関しては陀金秘密結社が支援している金の精錬所から発生している。発生時刻は昼間で慌てて警察や消防が駆け付けたものの、「精錬所の一部の機材と土地を使って新事業の試行をしていた。誤って爆音を発生させてしまったものの怪我人や施設の破損はない。迅速に近隣への謝罪と説明を行う。今後安全管理を徹底しこのようなことは起こさない」の一点張りであった。

 

 陀金秘密結社とズブズブの行政はこの説明を受け入れた。しかし、その説明の胡散臭さに納得できない一部の警察官は私的な捜査を行った。付近の病院を調べて精錬所の従業員に負傷者が出ていないか洗ったり、ドローンマニアに頼み込んでこっそりと精錬所を空撮したりした。結果は本当に爆発音が出た日に怪我人は出ておらず、あれだけの音がしたのに確認できる施設の損壊はなかった。

 

 それから近隣に届くような規模の音は発生していないものの、以前の精錬所からは聞こえなかった爆発音が時折聞こえている。「新事業の試行」とやらをあきらめていないのは明らかである。

 

 岩礁における謎の集会の目撃情報については、酒に寄った老人が酔い覚ましに潮風を浴びに行ったところその場所で人影が集まって何やらしているのを見たというものである。これは目撃者本人が陀金秘密結社の儀式と主張しているだけで、一応警察もポーズとして尋ねたところ「夜の岩礁は危ない」との至極まっとうな答えしか返ってこなかった。

 

「以上がここ最近の陀金秘密結社に関わる情報です」

「ありがとうございます。岩礁についてはマグさんが悪魔の痕跡を探れるそうです」

「我が出向いて魔の痕跡を探してやろう……」

「さすが餅は餅屋ですな」

 

 警察官が感心したように言う。最も明確な何かが無かったり相手が隠蔽に長けていると今の破壊神では発見は難しいのだが。

 

「でも不思議ですね。魔法でも科学実験でもそんな爆発音がしたならけが人や物が壊れたりしそうなんですけど」

「ええ、明らかに説明が足りてないですけど、実際に負傷者や物損がないですからね。これ以上踏み込めないんです」

「では、明日から本格的な調査を始めます」

「よろしくお願いします」

 

 鈴は受け取った資料をしまい始める。警察官が鈴を手伝うマグ=メヌエクを見ながら話しかける。

 

「それにしても鈴さんの仲魔の破壊神さんですか。どこかで見たような気がしますね」

「水族館とかで見ました?展示期間が短いらしいですね」

 

 鈴は手をとめずに作業を続け、破壊神を暗に深海生物メンダコ扱いしている発言をする。

 

「いや、陀金秘密結社主催のバザーですかね。ああ、そうだ。ハンドメイドショップだ」

「品物は何だったんですか?まさか金細工とかじゃないですよね」

 

 今まで鈴と破壊神にまかせて見に徹していた九頭だったが、興味を引かれたのか口を挟んできた。

 

「いいえ。レジン製のストラップですよ。そうそう、可愛くて出来が良かったんでお土産として妻に一つ買ったんですよ」

 

 そういって警察官はスマホの写真を見せてくる。そこには緑のメンダコに翼を足したようなストラップが移っていた。

 

「ふむ。興味深いな……」

「出品者はどんな方でした?商品説明とかありましたかね?」

「ただのハンドメイド好きのご婦人でしたよ。なんか教団の資料で見たご神体の陀金さまの上司的な神さまを勝手にゆるキャラ化してストラップにしたそうです」

「あの、それって大丈夫なんですか?」

 

 鈴がおずおずと尋ねる。

 

「本人や出典許可を出した結社は気にしている様子はなかったですね」

「それはまた何というか、おおらかな……」

 

 九頭があきれた声でつぶやく。

 

「それって、マグさんと戦った……」

「うむ。あやつに似ている……」

「教団の信仰対象に邪神がいるとなるとひょっとしてひょっとするかもな」

「あの、情報ありがとうございます」

 

 今まで胡散臭さはあったものの悪魔の関連を決定づけるものがなかったため貴重な手がかりである。海に面した町の宗教で崇める神に海洋生物の要素が混じっていることは珍しくないので特定も難しかった。

 

「はあ、私の話が参考なれば幸いです」

「こういうことがあるから現地に出向いて調査することは大事なんだ」

「なるほど。わかりました」

 

 最後に重要な情報を提供してくれた警察官に礼を言い、幹部交番を出る。今日はもう日が暮れてきているためそのまま宿へ行く。

 

「今回の宿はこの町一番の旅館らしいぞ。温泉付きで、何よりも嬉しいのは経費で落ちることだ」

「温泉だそうですよ、マグさん」

「悪くないな。湯の成分が如何に我の肉体と反応を起こすか楽しみだ……」

 

 到着したのは「儀流満家(ぎるまんけ)」という立派な旅館で、鈴と破壊神が(かます)の間、九頭が(かつお)の間であった。

 食事と温泉を楽しみ、人数合わせとして九頭の仲間イナバシロウサギのルイスを呼んだうえで旅館貸し出しの麻雀やトランプをした。

 

 その後明日の打ち合わせを軽くしたのちそれぞれの部屋で就寝した。

 

 

****

 

 

 その深夜。人気のない温泉にぷかぷかと海洋生物のようなものが浮いている。黄金色の湯船に浮かぶさまはおでんの出汁に浸かるタコのようだ。

 

 その正体は破壊神マグ=メヌエク。人目を避けるためこの時間まで入浴を控えていたのだ。

 

 一通り温泉を楽しんだ破壊神はぺたぺたと脱衣所へ向かう。温泉の成分を取り込んだせいか体色が黄色が混じったピンクになっている。

 

 体をぞうきんのように絞って水分を落とした彼は自室へ帰ろうと廊下を進む。

 

「よい湯だった……我と鈴の部屋は……確か魳の間だったか……」

 

 薄暗い廊下を自室を目指して進むも、何用か廊下をふらふらと歩く酔っ払いに遭遇しそうになったため大きく迂回する。

 

「うむ、現在地がわからなくなったな……だがこちらの方向のはずだ……」

「そうだ、この部屋だ。この板に書かれている文字がこのような形であった……」

 

 その部屋の目印として「()」という毛筆で書かれた看板が掲げてあった。鍵は持ってこなかったため自身の肉体を鍵穴へと侵入させ開錠する「破滅の錠外し」で開ける。

 

 するといきなり扉が引かれ、光で照らされる。

 

 ―――そこには鈴ではなく決死の形相の青年がこちらを見つめていた。

*1
通常に比べ規模が大きく責任者の階級も1~2階級上の交番




独立傭兵楽しいです。
現在コーラルはコジマよりヤバいんじゃ?というのが分かってきたところです。
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