働き過ぎた三日月の休暇   作:秋月雪風

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第一話(休暇命令)

ある日の鎮守府・・・

 

三日月「ただいま戻りましたー!」

 

提督「っ?まだ朝の4時・・・、ってボロボロじゃん!?どこ行ったの!?」

 

三日月「?ソロモン辺りに行きましたよ?あそこかなりの資源があるって聞いて」

 

提督「・・・まさか一人で?」

 

三日月「はい!」

 

提督「バカー!!あそこは敵の補給基地だよ!!」

 

三日月「そ、そうだったんですか・・・」

 

提督「というか三日月、あなた1ヶ月ぐらい部屋に戻ってないって睦月から報告入ったんだけど・・・、寝てる?」

 

三日月「?」

 

提督「・・・しばらく休みなさい。倒れるよ?」

 

三日月「大丈夫ですよ!まだこの通り、元気・・・です、よ・・・(あれ、頭がボーッとして・・・)(バタッ」

 

提督「み、三日月ー!」

 

・・・数時間後、医務室・・・

 

三日月「う、うーん・・・(パチッ」

 

提督「・・・ふぅ、よかった・・・、三日月、大丈夫?」

 

三日月「・・・あれ?わたし・・・」

 

妖精さん「診断結果が出ました。過労ですね」

 

提督「そう・・・わかった。ありがとう(ナデナデ」

 

妖精さん「~♪、失礼しました~」

 

提督「さてと・・・、みーかーづーきー?」

 

提督は三日月のほっぺをつねった。

 

提督「なんで無茶したのー?」

 

三日月「ごめんらひゃい・・・」

 

提督「なんでー?」

 

三日月「しょれは・・・、もちふきたひがうごかりゃいらはら・・・」

 

提督「・・・ようするに、望月達が働かないからその分を一人でやってたと?」

 

三日月「ひゃい・・・」

 

提督「はあ・・・またか・・・」

 

提督は三日月のほっぺから離れた。

 

三日月「・・・」

 

提督「命令するから、しっかり従ってね」

 

三日月「はい・・・」

 

提督「しばらく休みなさい!艤装は没収して見張りもつけます」

 

三日月「はい・・・」

 

提督「・・・じゃあ、ここで待っててね?(トコトコ」

 

そう言って提督は部屋を出た。

 

・・・数分後・・・

 

響「三日月ー、大丈夫?」

 

三日月「あれ?響さん、どうしてここに?」

 

響「提督にお世話してって言われたんだよ・・・、まあいいや。なんとなくなにすればいいか分かったし」

 

三日月「?」

 

響「うつ伏せになって」

 

三日月「は、はい・・・」

 

響「ふぅ・・・、よいしょ・・・」

 

袖を捲ると響はマッサージを始めた。

 

響「っ!?」

 

三日月「っ!いてて!」

 

響「いや、えっ?かった・・・、なにこの固さ・・・」

 

三日月「まっ、い、いたいいたい!」

 

響「しばらく痛いと思うけど我慢してね」

 

三日月「そ、そんなー・・・、いててて!」

 

それから数時間、全身を少しずつほぐしていった。

 

響「・・・そろそろ大丈夫かな?どう三日月」

 

三日月「・・・今は気持ちです・・・(ウトウト」

 

響「・・・もう少し起きていてね。まだご飯食べてないでしょ?」

 

そう言ってツボを押した。

 

三日月「っ!」

 

初霜「失礼しまーす」

 

響「あ、きたきた」

 

響は初霜が部屋に入ってくるとマッサージをやめた。

 

響「どう、楽になった?」

 

三日月「・・・っ!体が軽くなった気がする」

 

響「ふふ、よかった」

 

三日月「それで、初霜さんはどうしてここに?」

 

初霜「三日月ちゃんの食事を管理するように提督から頼まれました。それで?なにこれ?」

 

初霜が見せたのは食堂で三日月が頼んだメニュー表だった。

 

内容は全ておにぎり1個のみ。

 

三日月「えっと、その・・・、忙しくて」

 

初霜「そう・・・。でもあなた、半年前もおにぎりしか食べてなくて怒られたよね?しかも時間が余ってる時」

 

三日月「うっ・・・それは・・・」

 

初霜「今後の三日月ちゃんの食事は全て私が管理することになったから、ほら、今日のご飯だよ」

 

そう言って三日月の目の前に鮭定食をだした。

 

しかし、普通の鮭定食の4分の1しかなかった。

 

理由は簡単で現在の三日月の胃ではこのぐらいが限界だからだ。

 

初霜「はい、あーん」

 

三日月「えっ?じ、自分で食べれるよ・・・」

 

初霜「あなたが野菜嫌いなのは知ってるからね?無理やりでも食べさせないと・・・ほら」

 

三日月「・・・っ(パクッ」

 

三日月は顔が真っ青になりながら野菜を食べた。

 

結局、野菜をゆっくり食べたためご飯だけで1時間もかかった。

 

三日月「ご、ごちそうさま、でした・・・」

 

初霜「はい、よく食べれたね~、えらいえらい(ナデナデ」

 

三日月「・・・お腹、いっぱい・・・」

 

響「あ、あれだけでもういっぱいなんだ・・・」

 

三日月「・・・(ウトウト」

 

初霜「・・・ふふっ、よいしょ」

 

三日月の口に付いた汚れを拭くとベッドに寝かせた。

 

三日月「・・・スースー・・・」

 

響「・・・疲れたのかな」

 

初霜「三日月ぐらいの子にはお昼寝は必要だからね。少し寝かせましょ」

 

響「そうだね」

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