・・・翌日・・・
三日月「治った!」
響「・・・よかったね・・・、ゲホゲホ・・・」
初霜「あらら~、うつっちゃいました」
響「うん・・・、まあ、三日月が治ってよかったよ」
三日月「~♪」
響「あ、そうだ、三日月・・・」
三日月「はーい」
響「寝てる間にギプス付けたけど痛くない?」
三日月「はい!大丈夫です!」
響「ならいいけど・・・、あ、あと、いつまで三日月の休みが続くか決まったよ」
三日月「いつまでですか?」
響「半年後に復帰ね」
三日月「は、半年、ですか・・・」
響「うん、その間にリハビリとかもするから」
三日月「わかりました・・・」
響「じゃ、私は部屋で寝込んでるね」
初霜「三日月のお世話はお任せください」
響「うん、ありがとう・・・」
響はふらふらになりながら自室に帰っていった。
初霜「・・・改めて、よろしくね、三日月ちゃん」
それから半年間、三日月は療養生活をした。
しかし、療養生活3ヶ月を過ぎた頃、腕が治りかけた三日月に訃報が入った。
菊月の病状が悪化し、息を引き取ったのだ。
それから数日後・・・
・・・菊月の葬式会場・・・
菊月の葬式は少数で行われ、あっという間に葬儀は終わった。
三日月「う、うぅ・・・(ポロポロ」
皐月「・・・三日月・・・(ギュゥゥ」
文月「菊月・・・、なんで・・・(グスン」
水無月「・・・」
提督「・・・皆、葬儀が終わったから、今から火葬場に移動するよ・・・」
皆「はい・・・」
三日月達は火葬場に移動する準備を始めた。
葬式会場の入り口前に霊柩車が止まっており、すでに菊月が入った柩が運ばれいた。
職員「これが亡くなられた方と最後に顔を合わせる機会です」
三日月「・・・菊月・・・」
三日月は菊月の顔を見ようと柩の前に向かった。
三日月「菊月・・・ありがとう・・・、おやすみ、なさい・・・(ポロポロ」
そう言って頭を下げると後ろに下がった。
職員「他の方は?」
文月「・・・大丈夫、です・・・」
職員「そうですか・・・。では、窓を」
菊月の顔の辺りにあった窓を職員はそっと閉じた。
そして霊柩車のドアを閉めた。
その後、菊月の火葬も終え、基地近くの墓場に遺骨が入れられた。
それから3ヶ月後・・・
三日月は無事、療養生活を終えて任務に復帰した。
しかし、三日月のいた第15遠征艦隊は解散、というより三日月しか残ってなかったため消去され、三日月は皐月達がいる第4水雷戦隊に編入された。
復帰してから2日後・・・
三日月「・・・今日から、戦闘任務を・・・」
遠征しかしていない三日月にとって、戦闘任務は生まれて初めてだった。
皐月「三日月ー、そろそろ出発だよー」
三日月「は、はーい!・・・よし・・・」
三日月は髪を結びポニーテールにして、上着を着て、ポケットにお守りを入れた。
お守りの中身は菊月がつけていた三日月のバッチと菊月が亡くなる2日前に撮った、最後の写真が入っていた。
三日月「・・・行ってくるね。お姉ちゃん・・・」
部屋を出ると皐月達が待っていた。
皐月「・・・似合ってるよ」
三日月「ありがとう」
文月「忘れ物、ない?」
三日月「大丈夫、なはず・・・」
水無月「・・・行こっか」
三日月「はい!」
4人は宿舎を、そして基地を離れ、作戦海域に出撃した。