とある歌姫の一方通行   作:ネシエル

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第二話

山賊、主に山中に根拠をかまえる盗賊のことであり、

海賊との違いは山か海の活動領域の違いである。

 

山賊の数は四人。

 

汚い服と布で頭に巻いて刀と俺から見ると時代遅れの銃をぶら下げて

場違いの赤白髪の美少女に話しかけた。

 

「お嬢ちゃん。どうしたの迷子

お兄さんたちと一緒に遊ばない。」

 

「そうだよ、お兄さんたちはあのヒグマ一味に入っている

超エリート山賊だ。」

 

『何かエリートだ。

ただの山賊じゃねぇか』

 

こんな暗闇の中、

月の明かりしか頼りない森の中にか弱い美少女が

いたらどうなる。

 

危ないの一言だ。

 

実際に山賊たちもアクセラレータ

いや、ウタの体を物としか見ていない。

 

もっと近くで見ようと腰を下ろしアクセラレータと目を合わせた。

 

『今すぐにここから離れよう。

こいつら、関わるだけで気分が悪くなる。』

 

「いや、本当にかわいいな。

お嬢ちゃんは海賊のところの娘でしょう。

帰る前にお兄さんたちと一緒に遊ばないか」

 

『話しかけるな、でいうかお兄さんという年ではねぇだろう。

鏡見たことはあるのか!!!』

 

 

山賊たちは内心、

ウタの容姿はいいから幼い少女に性的興奮を感じる貴族に売れば

大金を手に入る。

 

 

我が身の可愛さで少女の人生をめちゃくちゃにする醜い欲望を持ちながら

 

 

 

 

 

 

 

ウタの尻を触った。

 

 

 

 

 

 

 

!!!

 

アクセラレータの逆鱗に触れた。

 

「ごぶぅううううううう」

 

殴る方向のベクトルを一直線にし、

殴ったことでできる反作用も束ね、ただのパンチ・キックが無反動で倍の威力にして

醜い豚の顔面を真下に向かって殴った。

 

山賊は勢いのままその場に落ち

足の骨を無理矢理に骨を折られ、

倒れた。

 

びくびくしながら身を震えて無様の状態を晒しても

アクセラレータの怒りが終わるはずもなく、

追撃に顔に強烈なキックをお見舞いした。

 

 

「うるせえ! 黙れ! 死ね!三下。

てめぇらは豚箱のなかで殺処分を待ちながら

ビクビク泣くことしか出来ない社会のゴミが俺にこの子に

触るんじゃねぇええええええええええええええええええ。」

 

何度も何度も

目の前の豚の顔面を蹴り

顔は原型を無くし、豚のように変形する。

 

アクセラレータの内心はかなり、かなりブチ切れた。

 

自分のことではない

この子のことだ。

 

この子は誰よりも優しく、

自分と違い、両親を自分の手で殺めて自業自得の孤独の道を歩んだ自分と違い。

この子の両親は海賊によって無慈悲に無責任に理不尽によって奪われた。

 

だから、幸せになってほしい。

 

こんな、腐った自分と関わらないで

幸せになってほしい。

 

例え、どれだけ孤独になろうがこの子が幸せになればいい。

 

それを邪魔するものは

 

「一人残らず、地獄に落としてやる。」

 

「「「!!!」」」

 

山賊たちは目の前の出来事に反応できなかった。

 

強靭の大人の男がこんな骨が折れる少女にいともたやすくボコボコにされるなんで

 

「野郎、やりやがったな!!!」

 

山賊たちは刀と銃を抜き

少女の方に向かせる。

 

アクセラレータはそれを気にもとめずに

まるで、撃ってみろと挑発するように

堂々と山賊の方に歩いていく。

 

 

 

「このガキ。

貴様を貴族に売るのはもうやめた。」

 

「ああ、顔や体の皮を剥いて

内臓販売店に売り飛ばす!!!」

 

刀は振ってくる。

 

銃を打った。

 

アクセラレータの体に衝突。

だか、刀は通らず感触もない。

 

弾も当たったのに変化なし

 

硬いものによって切れなかった?

効かなかった?

違う! 返ってきたのだ。

 

「うわああああああああああ」

 

「ひいいいいいいいいい」

 

 

刀を振ってきた男は腕はありえない方向、

けして曲げってはいけない方向に腕は変形し、

銃を打った男の銃は爆発し破片になって飛び散った。

 

その破片はアクセラレータや打った男とその仲間に当たったが

アクセラレータに向かった破片はベクトル反射で

自動的かつ正確に180度跳ね返して山賊たちに直撃。

 

「ぐあああ、血が血がぁああああ」

 

「いてぇ、いてぇえよ」

 

阿鼻叫喚とはまさにこのこと

 

地獄に落ちた亡者が、

責め苦に堪えられずに大声で泣きわめくような状況

アクセラレータはたった一人で作り上げた。

 

アクセラレータはこの中で一番傷の薄い。

泣けわめく山賊の一人の顔に美少女の足を乗せた。

 

 

「おらおら、どうした、さっきまでの威勢のよさは

口だけだったのかあ!!!」

 

乗せた足は何度も何度も

山賊(仮)Dの顔面をベクトル操作で高めた蹴って、

山賊の中で一番軽傷から一番の重症まで落ちた。

 

 

「も・・・もう。

・・・ゆる」

 

「おら!!!、聞こえないなあ。

今、なんつったコイツ。」

 

何度も蹴り、見るのも無残な状態に変わり

山賊Dもついに、声も出なくなった。

 

 

「そこの君。」

 

「ひぃいい」

 

声を掛けられたのは

仲間を置いていこうとする

山賊(仮)Cは悪魔に許されなかった。

 

「ごめんなさい。出来心だったのだぁああ。

金はいくらでもやる。

だから、許してええ。

もう、山賊はやりません。

これから、まじめに働きます。

お願いします。ゆるし

ぷひいいいいいいい」

 

余りにも長かったから

思わず蹴ってしまった。

 

「そんなもん。

必要ない。

金も謝罪も。

お前、謝れば許されると思ったのか。

まあ、俺が言うのも何だか。

謝れば何でも解決できるなら

海軍も警察もいらねえだよ。」

 

そのまま、顔面にベクトルパンチ。

 

「ぐはあああ」

 

その様子を見てアクセラレータはいいことを思いついた。

 

「ねえ。」

 

「何だぁ!」

 

「生体電流で知っているか」

 

「???」

 

「はあ、馬鹿だね。

そんな君にサルでもわかるように説明してやる。

耳の鼓膜は準備完了か?

簡単に言えば生体信号の一種で動物や植物の

生命活動に伴って生じる電位のことを指す。

そこを弄るとどうなる」

 

「!!!」

 

いくら、馬鹿な山賊でもやばいで本能的にわかってきただろうが

でも、もう遅い。

 

「ぐあああああああああああああああああ」

 

「正解は激痛が走るでした。」

 

 

目と鼻から血を出して

そのまま、倒れた。

 

 

「さあって、次でラストの君たち。」

 

「ごめんなさい、ごめんなさい。

もうしません、だから、」

 

「だから言っただろう。

ごめんなさいで解決すれば

警察、いや、海軍はいらないで」

 

「ひぃ!!!」

 

「おらあ」

 

 

その後、発見した山賊たちは生きているが

死んだほうがましに思えるほど

見るも無残な状態として発見された。

 

 

 

 

 

「ウタ、どこだ。

返事をしろ。」

 

「ウタちゃん。どこ」

 

「ウタ、チキンあげるから

帰ってきて」

 

 

 

山賊をボコボコにした後、

アクセラレータはフーシャ村に帰った、

予想以上に山賊たちの始末に時間を食ってしまい、

結果、フーシャ村は

ウタが居なくなったせいで大騒ぎになった。

 

 

「うわ、赤髪海賊団

全員いるな」

 

茂みから見た感じ

シャンクスを含めた赤髪海賊団が全員でウタのことを探している。

 

大声で叫んでいて

声が枯れるまで叫び続けた。

 

「やっぱり、愛されているよな、この子。

だから、早く部屋に帰なければならな!!!!」

 

突如の頭痛、

ハンマーで頭を殴られた衝撃。

 

敵襲・・・違う。

これは!!!

 

『シャンクス?』

 

「やべぇ、この子(ウタ)が起きる。

まだ、部屋に行っていないのに。

 

ウタの部屋に行けば

ベットで寝っていれば、

もし、誰か部屋に来てそこでウタが居れば

見間違えやもしかしたら、明日、ウタにシャンクスたちが事情を聞くかもしれない。

 

その時は、ウタに任せれば何とかなるだろうと思ったのに。

 

「ううう、まさか、その主人格が体の制御権を奪うなんて。」

 

体の自由が効かない。

 

立ってられるのが精一杯だ。

 

ふらふらする足を止めることはできず

アクセラレータは茂みから出てしまった。

 

「仕方ない、ベクトル操作で何とかしなくては」

 

 

自身の異能で何とかしようとしたその時に

 

「ウタ?」

 

黒髪の少年ルフィに声かけた。

 

「このガキ」

 

『ルフィ?』

 

ルフィが声かけたことで眠っていたウタの意識が覚醒した。

覚醒した影響でアクセラレータに与えた制御権は完全に取り返し、

体を取り戻した影響で地面に落ちた。

 

「うぅ」

 

「どうした!!! ウタ!!

大丈夫か!!! しっかりして今、シャンクスを呼んでくるから」

 

 

その後、ルフィがシャンクスたちを呼ぶ

シャンクスたちが駆け付けた瞬間。

 

「これは!!!」

 

 

「ウタちゃん!!!」

 

 

 

 

 

 

ウタの髪の色が徐々に変えていた。

 

赤から白、白から赤へ戻通りに戻った。

 

 

 

両方の髪の色が戻通りになった瞬間、

シャンクスは腕の中で抱えている大事な娘に呼びかけた。

 

「ウタ!大丈夫か?」

 

その呼びかけに応じるように

 

「シャンクス?」

 

少女は目覚めた。

 

村も海賊団も少女が目覚めたことに喜んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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