世界を滅ぼす天才ちゃんと特別な力とかは持ってない凡人くん 作:晃斗
繋ぎ回…かなぁ?
「むっ!時間のようね!アデュー!オレは野を征く風来坊さ!」
「おう、またなー」
朝礼が始まる5分前のチャイムの音を聞いた椎楽が、独特な挨拶で自分の教室に戻っていった。
………、
「やっぱ椎楽って面白い奴だよなぁ。一緒に居ると楽しいわ」
(((((((それだけ!?)))))))←クラス全員の脳内(天才ちゃん除く)
「いやー、やっぱ悠ってユニークで面白いよ」
「うん…悠人君はアニメとかラノベの主人公みたいで見応えがあるからね」
「くっ…やっぱり悠人の近くには美少女が寄る運命にあるのかっ…!!」
椎楽が居なくなると同時に栄、慎、賢の三人が話しかけてきた。
一番最初に話しかけてきた優イケメンの彼女持ちが谷原栄斗。眼鏡を掛けたいかにも真面目そうに見える重度のオタクが向井慎二。最後に女にモテたいという邪念がむんむんとオーラになって放出させているチャラチャラした雰囲気の非モテが原野賢也。俺の唯一?の男友達の3人である。
「よっ、おはよう。3人共」
「おはー。…とは言っても俺達は10分前くらいから悠と千沢さんのやり取りを聞いてたんだけどね?」
「おはよう。……うん、いつもの事だけど凄いよね。……特に千沢さんのキレッキレのボケに悠人くんがしっかりと対応する所とか」
「そんなことよりも美少女とお近づきになる方法が知りたい」
「賢はブレないな…」
その情熱をもっとマシな方向に向ければ普通にモテると思うぞ…?
「天ヶ瀬さんもおはよう」
「おはよう」
「おはようっす天ヶ瀬さん!」
「ん」
よく返事を返せました!偉い柑菜ちゃんには撫で撫でをしてあげようねー。ん?もっと褒めて欲しいって?
かわいいねー!うりうり、ここか?ここがええんか?
「やっぱ天ヶ瀬さんは悠しか眼中に無いんだね…」
「これぞまさにアウトオブ眼中ってやつ?」
「ぐっ、悠人の野郎に文句を言いてぇけど天ヶ瀬さんが怖えよ…!」
「賢は天ヶ瀬さんになにやらかしたんだ?」
「あっ俺がやらかした前提なのね!?いやそうだけどさ!」
「やっぱりやらかしてるじゃん」
「賢也君?それは自業自得っていうんだよ?」
「それくらい俺でも知ってるわ!」
何馬鹿な事言ってんだお前ら。
あ、賢は後で校舎裏な?何があったのかしっかりと伝えてくれよ?(にっこり)
そうやって賢に微笑んで威圧していると、右隣(天才ちゃんは左隣)の女子が話しかけてきた。
「やー、相変わらず悠君は変な人達とばっか絡んでるよね」
「その変な人達の中にはお前も入ってるぞー」
「あははっ、またまたご冗談を」
「そうだといいな」
「……え、マジ?」
「ああ」
そう答えた俺にムンクの叫びみたいなポーズをした彼女の名前は
いつも柑菜と一緒に勉強を見てくれてありがとうございます…!おかげさまで成績優秀者となっております…!瑠衣様を崇めよ!ハハァ〜。(崇拝)
…え?恥ずかしいから止めろ?そんなぁ…。
変人ちゃん
今日も「脳内選択肢」に振り回される日だった。
野を征くとは…?風来坊とは…?うごごご…。
三馬鹿
優イケメンリア充と似非真面目オタクとわきまえた変態チャラ男。色々と浮いている凡人くんと友達になれた剛の者達。
人見瑠衣
原作における[複合ルート]の主人公。指揮官ちゃん。
天才ちゃんのような全方位型天才ではなく、一点特化型の天才。天才ちゃんに勝っているのが思考速度。原作ではそれを活かして指揮をしていた。
原作では、勉強は完璧にできたのだが内弁慶だった彼女は小中学校では集団から孤立したため、図書館に籠もりっきりになり本を読み漁るようになった。そこで出会った戦術書に彼女は興味を惹かれたため戦術書を読み、見事に戦術の深みに嵌まった。
それからは古本屋などで戦術書を買い漁り、もともとの趣味であったゲームはシミュレーション系のゲームばかり遊ぶ様になった。それが影響して外に全く出なくなり、身体能力とスタミナがナメクジにも劣るくらいに弱くなった。(比喩)
本編では割と早めに凡人くんとエンカウントしており、周りから孤立していく中で凡人くんだけがずっと近くに居続けて変わらずに接してくれた。
そんな凡人くんとの気安い関係は心地がよく、無意識に心の拠り所となっている。もしいきなりよそよそしい態度を取ろうものなら、盛大に取り乱して凡人くんに縋りながら自分の何が悪かったのか、もし悪いところがあるのならそれを直すから許してくれなんて涙ながらに言う。
指揮官ちゃん単体で言うと原作よりもメンタルが弱くなっているが、凡人くんが側にいるなら無敵メンタルかつ天才ちゃんをも上回る思考速度を持つようになる。
馬鹿みたいに頭がよく、テストでは常に天才ちゃんと並んでトップを張っている。なんと天才ちゃんに一個体と認識されている。すごい。
容姿は、黒髪で大体いつも艦○れの吹雪みたいな髪型をしている。日によって髪型が異なる。目は青色でいつも眠たげに目を細めている。顔は綺麗系。身長は160センチ前半と意外と高い。胸はそこそこある。
天才ちゃん
指揮官ちゃんに対する認識は、自分の言っていることがしっかりと伝わる犬くらいの認識。でも個別で認識しているだけでとても凄い。
凡人くん
天才ちゃんと指揮官ちゃんの二人に勉強を教えてもらい、テストでは毎回トップ5くらいには入ってる。この二人に教えてもらってこの程度しか出来ていないと見るべきか、この二人の教えを受けれる時点で凄いと思うべきか…。
人に教えれるくらいには二人とした勉強が身についている。