世界を滅ぼす天才ちゃんと特別な力とかは持ってない凡人くん   作:晃斗

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一日一日を細かく描写するのは面倒くさいから大幅に時間を飛ばそっと。


実家に帰省と自称式神ちゃん

 

 なんやかんやあって今日はもう土曜日。優奈に約束した家に帰る日だ。

 

 いやー、今週も密度が濃い1週間でしたね。一昨日の柑菜と瑠衣と有沙としたタコパとか特に凄かったんだよな…。

瑠衣が別にアルコールとか摂取して無いはずなのに酔っ払ったみたいになって俺に絡み酒してきたし。いや酒を飲んでないのに絡み酒はおかしいか。じゃあ何だ?絡み……ダコ…?なんか微妙にいやらしいから考えるの止めよ。

 

 

 そんな事を考えながら歩いていたら、いつの間にか家の前に着いていた。

時間もまだ9時前だから父さんと母さんはともかく、優奈は起きてないだろ。

そう思って玄関のドアを開けようとしたらガチャッと鍵がなる音がして、開いたドアから優奈がパジャマ姿の髪を下ろした状態で飛び出てきた!

 

「うおぉっ!?どど、どうした優奈!?」

「おにいの気配が家の前からしたから急いで来てみた。びっくりした?」

「めちゃくちゃビックリした…」

 

 そりゃあ寝てると思ってた相手が起きてて、不意打ち気味で飛び出てきたらビックリもすると思うんだ。

ちなみに優奈は飛び出てきた勢いで、俺にタックルするかのように抱きついた。しかも勢いの割に衝撃がほとんど無いし…。

やっぱ俺の妹は凄いな!(脳死)

 

「あ、そうだ。美羽も家に来てるよ?」

「え!マジ!?よっしゃ褒めねぇと!」

 

 美羽が来てるならこの土日は褒め倒す相手は不足しないな!

そこを退けっ!俺がお父さんだぞっ!(錯乱)

 

「まあ、おかえりなさい。おにい」

「ただいま。優奈」

 

 こうして俺は久しぶりに実家に帰ってきたのだった。

 

 

 

 


 

「おかえり。久しぶり?あるじ」

「おおっ!ただいま美羽!…先週も会ったから久しぶりではないけどな?」

 

 主じゃなくてお父さんって呼んでくれてもいいんだぞ?

 

 リビングに来てすぐに声をかけてきたのが、狗風(いぬかぜ)美羽(みう)。俺の式(式神)を名乗ってる俺のかわいい娘だ。(違う)

まあ冗談じゃないけど冗談ということにしておこう。

 

 この子の正体は烏天狗と呼ばれる妖怪の子供で、訳あって2年前まで烏天狗の集落の片隅にある建物に閉じ込められていた子でもある。いやー、あの時が初めてだったんじゃ無いか?ガチギレして戦ったの。前世今世で1番………じゃないかもしれないけど、なかなか無いレベルで怒ったからなぁ。

 それのせいか、今でもあそこの集落の人達からは恐れられてる感じがするし…。いや、でも美羽のあの扱いは許せねぇわ。妥当。(無慈悲)

 

 

 あそこから出た当初はまったく話せてなかったのがこんなにも喋れるようになっちゃって…。

あっ涙が。(涙がポロッと)

 

「!!?どうしたあるじ!何があるじを泣かせた?それ倒す!」

「真顔でいきなり涙を流してどうしたのおにい!?」

「いや、美羽のあまりの成長ぶりに少し涙が」

「あぁ…。相変わらず美羽ちゃんに甘いね…」

「??あるじを泣かしたのは美羽…?じゃあ美羽は美羽を倒す……?」

「美羽は何も気にしなくていいぞー」

 

 ああ〜^、美羽を見てると心がほんわかするんじゃ〜。

この子は世間知らずで無垢で純粋だから俺が守護(まも)らないと…!(迫真)

 

 

 


 

狗風美羽

 

 自称式神ちゃん。凡人くんは自分の娘だと割と真面目に思っている。この作品随一の癒やし枠。(予定)

癒やし枠が増えないとは言っていない。

 

 自称式神ちゃんの翼は烏天狗らしからぬ白い翼だったため災いの前兆とされ、集落の端っこの離れに閉じ込められていた。また、自称式神ちゃんは閉じ込められるだけではなく里の子供たちから、殴られたり妖術を使われたり暴行を受けていた。

 しかし自称式神ちゃんは害意や暴力以外を知らなかったため、それが当然の事だと思い疑問を抱く事も無かった。だが、周りの天狗の翼は黒いのに自分だけ白い翼だということに強い疎外感を感じて自分の翼が嫌いになった。

 

 そこに凡人くん一行が偶然集落にフラッと立ち寄った。で、その事実を知った凡人くんが大激怒。その集落の烏天狗達は凡人くんが叩きのめした。殺してはいない。

 そして凡人くんに救われて、常識知識言葉愛情感情を与えられた。その事に恩義を感じどうしたら恩を返せるのかと考えた結果、凡人くんの式になればその恩を返せると考えた。それから凡人くんの式を自称するようになった。

 

 美羽という名前は凡人くんがつけた名前。自分の白い翼に嫌悪感と苦手意識があった自称式神ちゃんに、その白くて天使みたいに美しい翼を誇ってほしいという凡人くんの想いが込められた名前を贈られ、それから自分の翼と名前が誇りとなった。翼と美羽という名前を馬鹿にされると激怒し、凡人くんの意志を尊重して、その相手を殺さないまでも原型を留めないくらいにボコボコにする。

 

 原作では[陰陽師ルート]のヒロインの1人として出る。

 

 

妹ちゃん

 

 何気に凡人くんの気配を感じ取れる極まったブラコン。自称式神ちゃんの正体を知っていてメチャクチャ可愛がっている。

 

 

天才ちゃん

 

 今回出番が無かった娘。セティウスから連絡があり用事が入ったため、この休みはずっと居ない。もしかしたら地球を侵略しに来た異星人を殲滅してるかもしれない。

 

 

凡人くん

 

 妖怪の中でもトップクラスの機動力と速度を誇る烏天狗を一方的に叩きのめした奴。タネも仕掛けもあるが、それでも一方的に倒したことには変わりない。

 烏天狗達に一生消えないトラウマを深く刻み付けた。普段は何があっても怒らないけどキレさせたらメチャクチャ怖いタイプ。烏天狗達は凡人くんの逆鱗に触れたばかりにこうなった。残当。

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