世界を滅ぼす天才ちゃんと特別な力とかは持ってない凡人くん 作:晃斗
毎日投稿することを強いられているんだっ!
「あるじ、おきて」
………………。
「あるじー?おきてー」
………………………。
「んー。あ、そうだ。んんっ、主様?起きてください」
!?
「誰ぇっ!?」
今まで聞いたことのない綺麗な声が聞こえたんだが!?不法侵入ですか通報するぞオラァ!
「ん、主起きた?」
「え、あ、うん。……その声どうしたの…?」
美羽の幼い顔から出される大人の綺麗な声で視覚と聴覚の情報が合わなすぎて頭バグりそう。
え?マジでなんだ?怖いって。なに?実はまだ寝てるとか?
「え?…あ、戻してなかった。んー。あーあー、もどった?」
「戻ってるぞ」
よかった、元の聞き慣れた美羽の声に戻った。これで視覚と聴覚の情報が一致したな。はービックリしたー。
「美羽?今の声は…?」
「ん、人化の術をつかって声だけ大人にした」
「へー!」
人化の術ってすげぇ!…うん?つまりあの声は美羽が実際に大人になった時の声って事か?
随分と美人さんになるんだな…。やべ、また泣きそう。歳のせいか?涙腺が緩くなっちまって…。(16歳)
「凄いな美羽!」
「そう?えへへ」
そう言って美羽を撫でると、美羽は嬉しそうに目を細めて可愛らしく頬を緩めた。あー^こころがぴょんぴょんするんじゃー。沢山食べてすくすく育つんだぞー?
「そういえば優奈はどこに行ったんだ?」
「ん、今キッチンで母と料理つくってる」
「そうなのか。…料理?」
さっき昼飯を食べたばっかじゃねえの?時間は…6時?え、凄い寝たじゃん。
「あれ、おにい起きた?」
「起きてるぞ」
台所からエプロン姿の優奈がそう言いながらこっちに寄ってきた。フリルが付いた可愛らしいエプロンを着ちゃってまあ!優奈を見てたら視力が回復しそうだなー。
実際に目が悪いわけじゃ無いんだけどね?ほら比喩的な…ね?
料理が出来てエプロンも似合って器量も良くて見目麗しいとかいいお嫁さんになるぞー。…優奈を嫁に貰いたいなら俺と父さんの
「どうしてそんなに真面目な顔してるの?」
「いや、何でもないぞ」
ナンデモナイヨーホントダヨー。
「?…まあいいや。ご飯出来たからお皿運んでくれない?」
「おっけー」
「美羽もする」
「お、偉いな美羽」
「むふー」
「俺も手伝うよ…」
おっ、父さんじゃん。妙に
謎に
「「「「いただきます」」」」
「ごちそうさま。じゃあ片付けて洗っとくよ」
席を立って自分の分の皿と、食べ終わっていた美羽の皿もついでに持って台所に行く。
今日も飯が美味かったなー。柑菜の料理も勿論美味しいけど家の味も捨てがたいんだよ。
「ん!あるじ!美羽のは美羽がやる!」
「じゃあ一緒に洗うか?」
「んっ!」
一緒に台所に立って皿を洗ってると親子みたいでいいわー。
家族になろうよ。(福山○治風)
「ありがとうねー。食べ終わったら自分で洗ってくれるから楽でいいわー。ねぇあなた?」
「アッ自分もそうさせて貰うであります!」
「うふふふふ」
「は、ははっ…」
夫婦間の仲は良好なようで何よりデスネー。(目そらし)
「明日遊ぶ約束してるから今日は早く寝るよ」
「もう寝るの?」
「いや、まだ寝はしないけど部屋に行くわ」
皿を洗い終えて濡れた手を拭きながらそう返答する。
「そう。おやすみなさい」
「随分と早いな。おやすみ」
「私も一緒に寝るから!寝ないでてよ!絶対だからね!」
「はいはい分かった分かった」
優奈の声におざなりに対応して、自室に行くために移動を開始した。
…ん?美羽も一緒に寝るか?じゃあまず歯みがきしてから行こうな?
「ちょっ優奈!?それは聴き逃がせないぞ!?」
「うるさーいっ!昼の事を忘れた訳じゃないからね!そんなお父さん嫌いっ!」
「カハッ!」
自称式神ちゃん
烏天狗の中でもダントツ強い。人化の術も得意。
妹ちゃん
家事よし容姿よし性格よしの三拍子が揃ったプリティーシスター。凡人くん以外の誰かが妹ちゃんと結婚しようとするものなら父と凡人くんと天才ちゃんが敵になる。無理ゲー。
両親
父は傷ついた心を癒そうとして妹ちゃんの小学校のアルバムを見たらどの写真も凡人くん共に写っていた為、昼の事を思い出して自傷ダメージを負っていた。その後追撃を受け無事撃沈。
父と母の力関係は
天才ちゃん
妹ちゃんの事を普通に可愛がっている。
星を喰らう化け物が出てきたもののすぐさま宇宙のデブリにしたかもしれない。
凡人くん
優奈を
妹ちゃんの為ならば限界をも超えていく