世界を滅ぼす天才ちゃんと特別な力とかは持ってない凡人くん 作:晃斗
眠くて時々意識が暗転する中頑張って書き上げた。眠い。
「うーん、何をしようか…」
今は2階にある自分の部屋でベッドに美羽と腰掛けて、腕の中にいる美羽と一緒にスマホを見ながらそう呟いた。
先に寝るなって言われてもなー。いやまあ?まだまだ時間も早いから別に良いけどさぁ、それまでどうやって暇つぶししようかなって。
「美羽?何かしたいことってあるか?」
困ったときは人を頼れってそれ一番言われてるから。
「んー、あるじを羽で包むのは寝るときにするから………。……ない」
無いかー。それじゃあ仕方ないなー。………あ、そうだ。
悩んでいたら1つ良い案が頭に浮かび、その案を実行するためにGo○gle先生である文字を入力する。
そう、掲示板である!……え?突飛な発想だって?いや、昼のニュースで来週日本にリリが来るって話を聞いたからファン達はどんな反応をしてるのかなーって。
気になる。気になるくない?
それじゃあどんな感じかなー?
うわっ、12もスレ立ててるくせに絶叫しか無い…!?えぇ…?復活し始めるのはどこからだ?
【呼び捨て】リーリス様について語ろうぜ【厳禁】 part 13
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436:名無しのファン
やっとレスの勢いが収まってきたな…。
437:名無しのファン
さすがに悲鳴と絶叫で12のスレと400くらいのレスが消費されるとはこの李白の目を持ってしても云々
438:名無しのファン
みんなー?生きてるー?
439:名無しのファン
ばなな
440:名無しのファン
ここはどこ…?私は誰…?リーリス様は神。
441:名無しのファン
>>439
駄目みたいですね…。
442:名無しのファン
リーリス様について語るとは…?今までのスレとレスで分かるのは阿鼻叫喚って事だけだぞ…?
443:名無しのファン
>>440
記憶が無くなってるのにリーリス様の事は憶えてるファンの鏡。
444:名無しのファン
まあとりあえず………リーリス様が日本にもいらっしゃるぞぉぉぉぉー!!!!
445:名無しのファン
>>444
フゥ~!!⤴
446:名無しのファン
>>444
祝えっ!
447:名無しのファン
>>446
リーリス様のご来訪であるっ!
448:名無しのファン
ドンドンパフパフ
449:名無しのファン
また歓喜のレスで溢れ返るのかぁ…。
え、怖っ。(真顔)
もしかしなくても狂信者では?(名推理)
世界中にこんなんばっかが居るとか世も末だな。(辛辣)
美羽を見てみろよ。よく分からないっていう顔で小首をかしげながらも黙ってスレ読んでるんだぜ?純粋な子供にこんなモノ見させてる馬鹿はどこの誰だよ!(←コイツ)
せっかく復活したのにまーた暗黒面に堕ちてるよ。レスを見る限りじゃずっとこんな感じなんだろ?完全復活するのはいつだよ。
そう思ってこの後のスレとレスを見たものの、それはもう凄いことになっていた。こんなにも人が集まってて文字も書かれてるのに、どれもこれも意味をなしてないとか軽くホラーだろ。
初めて見たぞ?画面いっぱいの絶叫と悲鳴の文字とか。
美羽もビクって体をはねさせてたからな?俺ですらちょっと怖く感じるんだぜ…?もはや狂気だよあれは…。
そうして美羽と共に恐怖で体を震わせていると、突然スマホに電話が掛かってきた。誰かなと不思議に思いながら画面を見てみると、そこには「春園有沙」という文字があった。
有沙じゃん。まだ早いとは言える時間帯だけど、こんな時間に電話してくるとか珍しいな。どうしたんだ?
そう疑問に思いながら電話に出ると、相変わらずハイテンションな声が聞こえてきた。
『「もしもしっす!こんばんわ先輩!」』
「おう、こんばんわ。どうしたんだ有沙?」
『「はいっす。そういえば時間と場所を決めてなかったなと思ったんで電話させてもらったっす」』
「あー」
言われてみたらそうだわ。時間も場所も決めないで遊ぶ約束とか舐めてんのかって話だわな。
「確かにそうだな。じゃあ何時くらいにどこで集合する?」
『「えーっと…。10時から東にある公園はどうすか?」』
「東の公園って言うと……」
あそこか。市の体育館とかテニスコートとかサッカーコートとか野球場とかがあって、木々が立ち並んでて自然が豊かで鯉がいる池とかがあるかなりデカい公園のことか。
「おっけ、じゃあ公園の出入口に集合な」
『「わかったっす!」』
それじゃあまた明日!なんて言って有沙は電話を切った。忙しないやっちゃなぁ。それになんか人がいっぱい居るような感じだったような…?
………無性に眠いな。確かに今日は早く寝ようとは思ってたけど眠くなるとは思わなかった…。ねむ…。
腕の中の美羽の体温で、余計に強くなった眠気と格闘しているとドアが開いた。
「まだ寝てないよね?」
「おー、まだ寝てないぞー」
そこにはふりふりとした可愛らしいレース?がついているピンクを基調としたパジャマを着ていて、髪を下ろして睡眠スタイルとなった優奈が居た。
「かわいいなー」(脳死)
「でしょ?お気に入りのパジャマなんだーってそうじゃなくて。おにい?眠いの?」
「おー」
「ああ、眠いのね…。美羽ちゃーん?おにいをベッドの真ん中に配置しといてー」
「んー!」
ん…。ねむ…い……。
「コレでよしっと。あ、美羽ちゃんももう羽を出していいよ?」
「ん」
「お、おお…。おにいが羽に埋もれて姿が全く見えなくなった…。あ、私もおにいにひっついて寝たいから半身くらいは外に出しておいてね?」
「んー」
「じゃあおやすみ、おにい」
「あるじ、おやすみ」
歌姫ちゃん
だいたいのファンがこんな感じ。やばいですねっ☆
自称式神ちゃん
性感帯で主人を包み込む娘。事実だけを書いているけども字面が最悪。凡人くんと寝るときはいつも背中から抱きしめてもらい、その凡人くんを羽で包む。
実質セッk…(オイ)
妹ちゃん
寝るときは髪を下ろしている。可愛いらしいものを好んでいて、可愛らしい服を好んで身につける。かわいい。
後輩ちゃん
凡人くんと遊ぶのをメチャクチャ楽しみにしている。露骨に機嫌がいい。
実は電話をしていた時に「葬儀屋」の若いメンバー達が盗み聞きをしていた。普段「葬儀屋」では、冷たい雰囲気で近寄り難い感じの後輩ちゃんなのだが、凡人くんとの電話では凄く親しみやすい感じだったからビックリ仰天。
電話の後に盗み聞きに気付いた後輩ちゃんは、そのメンバー達と訓練してメンバー達をサンドバックにした。
両親
妹ちゃんの言葉に意気消沈した父を母が慰めている真っ最中。
天才ちゃん
用事が終わったので、凡人くんの所に向かおうとしたものの妹ちゃんと一緒に寝ていたため、空気を読んで一人で寝ることにした。空気も読める偉い娘。
凡人くん
突然眠くなる事ってあるよね。おねむ。寝た。