世界を滅ぼす天才ちゃんと特別な力とかは持ってない凡人くん   作:晃斗

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 見えたっ!着地地点!


後輩ちゃんとのデート その3

 

 ………え、おもろ。ウルデレおもしろ。ヤベェなこれ、正直舐めてたけど馬鹿面白いじゃん。すげぇよ古代ウルク。これを考えたウルク一般市民さんに乾杯!(ドンペリ)

 

 ……帰るときに続き買ってくか。

 

 

 

 

 

 あの後、本を読む場所を探していたらちょうどいいベンチを見つけたため、そのベンチに腰掛け二人で静かに読書に耽っていた。遊びに来たのにするのが読書とかいいのか?とは思ったものの有沙もノリノリだった為、最初に提案した俺がそんなことを言うわけにもいかないので、大人しく読書をしていたわけだ。

 

 そんなわけで今ウルデレを読み終わって余韻を感じていたのだが、突然声が聞こえてきた。

 

『今、マスターの脳内に直接話かけています……』

(こいつ、脳内に直接…!?………アトラ?何してんの?)

『いやー、つい遊び心が爆発しちゃってさあ。ってそんな事は置いといて、隣に居る子、アリサだっけ?アリサがずっとマスターを見てるから一応伝えておこうかなって。あとあまりにも出番が無さすぎて話す機会がないから寂しい』

 

 素直!めっちゃ素直!

そっかー寂しいのかー。最近はあまり使う機会が無くてごめんなー?でもアトラを使うのは危険な目に遭う時だから、正直使う機会が無いといいなあって。

 

『しょんなぁー』(庇護欲をそそられる声)

 

 かわいい。(庇護欲をそそられた人)

でも可愛がってもらいたいなら実体化してから来な。アトラには肉体が足りないよ肉体が。

 

『むー。覚悟してなよ…』

 

 うーん不穏。というか有沙が見てるって?いったい何時からよ?

 

『10分前くらいからだよ。自分の本を読むのを中断してぽけーっとマスターを露骨に見てるのに、マスターが全く気づかないから笑っちゃうよね』

 

 そんなに前から…?露骨にってマジで?………ちらっ(横目で見る)

 

 

 

 ぽけーっと凡人くんを見ている後輩ちゃんの図

 

 

 

 マジじゃん。本当に露骨に見てるじゃん。ここまで見られてるのに気づかないって、もしかして私鈍感すぎっ!?

 

『あ、じゃあそろそろボクは黙るから。よろ』

 

 あ、うん。……話しかけるか。

 

「どうした有沙。何か話したい事でもあるのか?」

「うぇっ!?き、気づいてたんすか!?」

「あーまあ気づいてたといえば気づいてた…かな…?」

 

 気づいてた(教えてもらってやっと気づいた)

 

「そ、そそそうすか。別に用事とか話したい事とかあったわけじゃないすけど…」

「?じゃあ何だ?」

「う…うぅー……。……!そうだ先輩!お腹は空いてないっすか?空いてるっすね!じゃあ食べに行くっす!」

「おい有沙ー?聞いてるかー?」

 

 有紗は誤魔化すかのように、というより誤魔化す為に俺の腕をぐいぐいと引っ張っていった。

 

 

 

 


 

「何処に行くのかと思ったらマ○クかよ…」

 

 今いる場所は、ヒナカワモールの片隅にある、Mがトレードマークなジャンクフード店。マ○クかマ○ドの言い方の違いで派閥がある店。そう、マク○ナルドだ。

ちなみに俺はマ○ク派だ。

 

「え?マ○クって美味しいっすよね?」

「いや確かにうまいけどさ…」

 

 恋人とかじゃ無いとはいえ、男と女が遊びにきて昼飯がマ○クとか中々無いと思うぞ?別に良いけどさ。

 

「それじゃあ問題は無いっすね!入るっす!」

「うーい」

 

 そしてカウンターで注文をして席に着く。

 

「あんなに頼んで食べれるんすか?」

「いける……はず。まあ最悪持ち帰れるし良いかなって」

 

 俺が頼んだのはチーズバーガー1つとてりやきバーガー1つ、えびフィレオバーガー2つにフライドポテトのLとバニラシェイクのMだ。

えびフィレオってめちゃくちゃ美味しいよな。マ○クの中でポテトと同じくらい好き。

 

 ちなみに有沙はチーズバーガー2つとミニパンケーキ1つとチョコレートシェイクのLを頼んでいた。ちっちゃいのによく食べるなー。成長期か?

 

 早速食べるために2人で挨拶をする。

 

「「いただきます」」

 

 そして袋を剥いてさあ食べるぞというところで、後ろから声をかけられた。

 

「あら?悠人くんに有沙ちゃんじゃない」

「…ん?あ、恵里さんじゃないですか。どうしたんですか?」

「はぐっ…………。おっ!恵里さんパイセン!おひさっすー」

 

 そこには北雛川高等女学校の3年生である、水原恵里さんがそこに居た。

 

 

 


 

水原恵理

 

 [異世界同調ルート]の主人公。説明は次話。

 

 

後輩ちゃん

 

 ちょうどいいところで一旦読書を止めて、凡人くんの様子を見るために横を見たら思わず見惚れちゃった娘。

 

 マ○クに来たら、取り敢えずチーズバーガーとミニパンケーキを頼む。

 

 

アトラ

 

 久しぶりのセリフ。意外と寂しがり屋。

 

 

天才ちゃん

 

 自我ある機械達とわいわいと食事をしている。

 

 そもそもマ○クとか来ないし、それなら自分で作る。

 

 

凡人くん

 

 他人の視線に鈍感な、危機感が足りない現代っ子。

 

 マ○クに来たら取り敢えずフライドポテトは必ず頼む。

 

 

作者の一言

 

 えびフィレオって美味しいよね。

 

 

 

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