おれの宝物   作:Recent

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ちょっと息抜きにルフィとウタのイチャラブを書いてみました。
時系列は多分かなり後になるというか、ほぼ本編とはパラレル扱いです。


スリラーバーク編の続きはもう少しお待ちを。


これが新時代…?

ーーーとある天気の良い昼下りーーー

 

いつものようにサニー号の船主の上でご機嫌な様子で針路を眺めているルフィにわたし、麦わらの一味の“歌姫”ウタは後ろから飛びついた。

 

「ル〜フィ!」

「おっと。おいウタ、あぶねェから気配消して抱きつくなよ!」

「エヘヘー、びっくりした?だったらわたしの勝ち!」

「いや勝負じゃねーだろ!?それにびっくりなんてしてねェからおれの勝ちだ!」

「でた!負け惜しみ〜!」

 

わたしとルフィがいつものようにじゃれ合う。

わたしが人形から12年ぶりに戻ってから何度も繰り返した、ルフィとの他愛ないスキンシップ…、だったんだけど。

 

 

ーーー夜のサニー号ーーー

 

「ねえナミ、わたし故しょ…じゃなかった、どこか悪くなっちゃったのかな?」

「どうしたのウタ?そんな顔して。」

 

夜中のサニー号の女子部屋で、わたしはナミにとある相談をした。因みにロビンは今日は夜の見張りでここにいない。

 

「あのね、最近ルフィに抱きつくとその…、胸がドキドキするの。それにルフィの匂いを嗅ぐとなんだかボーっとしちゃうし…。」

「…あー、そういうことね。いつかそうなるとは思ってたけど、思ったより早かったというか、むしろ遅かったというか…。」

「???」

 

わたしが首を傾げると、ナミが教えてくれた。わたしがここ最近、ルフィに抱きつく度に感じていたいろんな感覚がどんなものなのか。

 

「あ、アワワワワワ! わ、わたしその!えっと!!?」

「うーん、予想以上に可愛い反応してくれたわね。これをロビンに見せられないのが申し訳なくなってきたわ。」

「な、ナミ!?」

「とーもーかーく!あんたがルフィ大好きなのなんて一味の皆わかってるし、健康な男と女があれだけ毎日くっついてて何もありません、なんてあり得ないでしょ?

いい機会だから、いざというときの知識も教えてあげる!

恥ずかしがらずにちゃんと聞きなさい!」

 

 

…そうしてわたしはナミから、雄しべと雌しべ(意味深)の知識を伝授され、最後は顔を真っ赤にしながらヘロヘロとベッドに倒れ込んだ。

 

因みにロビンは話の一部始終を能力で盗聴していたことを翌朝知り、わたしはお昼までベッドから起き上がれなかった。

 

 

ーーー数日後のサニー号ーーー

 

「る、ルフィ…」

「…?どうした、ウタ?」

 

夜の見張りをしているルフィのところへ、わたしはちょっと顔を赤らめながら近づく。

ここ数日、ルフィの顔を見るたびに顔が赤くなるし、胸がドキドキしすぎて抱きつくなんて恥ずかしくて出来なかった。

 

でもそうすると凄く寂しくてモヤモヤした気持ちになって、だから夜、近くに誰もいないタイミングを見計らってルフィに声をかけた。

 

「え、えっとさルフィ。わたしいつもルフィにギューって抱きついてたでしょ?その…、嫌じゃなかった?」

「……うーん」

 

勇気を振り絞って聞いてみると、ルフィが何故かちょっと顔を赤くして考え込むように唸り始めた。

…なにこの反応?

 

「あのよ、ウタ。よーく聞いてくれ。」

「う、うん。」

 

ようやく唸るのをやめたルフィがとっても真剣な顔でわたしを見た。

 

「おれよ、最近お前に抱きつかれたらなんか胸がドキドキしてよ。別に悪い気分じゃねーし、むしろ嬉しかったんだけど変な気分になっちまってよ。」

「ふぇ!?」

 

あれ、なんだか最近誰かが相談したことに似てるような…。

 

「そんでよ、その話をウソップとかフランキーに相談したんだよ。そしたら…」

 

 

そしてルフィが話した内容は、わたしがナミにした相談と全く同じで、返ってきた答えも、あとついでに教えられた知識まで同じだった!

 

…結論として、どうやらわたし達はとっても似た者同士だったらしい。

 

「な、なあウタ。おれは…」

「ま、待ってルフィ!ストップ!」

「!?」

 

しどろもどろになりながらとても大事なことを言いそうなルフィに待ったをかける。

私だって女の子だ。そういう事はどうせならなし崩しじゃなくて、もっとちゃんとした雰囲気で言ってほしい。

 

「ねェルフィ。この際だからはっきりさせよう?

…ルフィはわたしのこと、女の子として“好き”?」

「……ああ、お前が好きだ、ウタ。」

 

ルフィがさっきまでのオロオロした顔でも、いつもの能天気な顔でもなく、たまーに見せるとっても真剣で格好いい顔で答えをくれた。だからわたしも…。

 

「わたしもルフィが好き。仲間とか友達とかだけじゃない。

女の子として、ルフィが好き!」

 

そう言って、数日振りにルフィに抱きついた。

ルフィの体はやっぱり逞しくて、お肉と汗の匂いがして、ちょっとクラっとくる。

そしてそんなわたしを、ルフィも優しく抱きしめてくれる。

 

「…ウタ」

「…ルフィ」

 

ピッタリとくっついたわたしとルフィは、お互いの真っ赤になった顔を見つめながら、口づけを交わした。

 

 

 

 

………このあと、色々あって何故か完全防音の船長室がフランキーとウソップの手で作られることになったけど、悪いのはわたしじゃないよね?




因みにR18描写を追加して後日短編としてR-18の方に投稿しようか悩んでます。

匿名機能使うと盗作扱いされないかな…?
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