おれの宝物   作:Recent

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寄り道したりR-18な番外編を執筆したりしましたが続きもちゃんと書いてます


4話 頼れる仲間達

ーーースリラーバーク 結婚式場ーーー

 

 

牧師ゾンビ「新郎アブサロム、健やかなるときも病める時も、新婦ナミを永遠に愛する事を誓いますか?」

アブサロム「ああ!! 誓おう!!」

牧師ゾンビ「では新婦ナミは、新郎アブサロムを永遠に愛する事を誓いますか?」

助手ゾンビ「はい、腐れ誓います(裏声)、アブ様大好き♡」

 

スリラーバークの結婚式場で、とんでもない茶番劇が行われているのをわたし、ウタ(in動物ゾンビ)は物陰に隠れながら見ていることしか出来ない。

式場にはルフィ達でも苦戦する将軍ゾンビ達が参列者として集合していて、わたしなんかでは手も足も出そうにない。

 

牧師ゾンビ「では誓いの口づけを…」

将軍ゾンビ達「「「ウオオ〜〜〜!!」」」

 

 

ま、まずいまずい!!

あんな変な顔の男なんかにナミの唇を奪われるなんて、神様が許してもわたしも一味の皆も、それにココヤシ村の皆も絶対に許さーん!!

こうなったら一か八か突入して…。

 

 

わたしが覚悟を決めて結婚式場に突入しようとした時、突然地面がグラグラと大きく揺れ始めた!

 

兵士ゾンビ「うわーっ!!」

将軍ゾンビ「わ~っ!!」

アブサロム「ちゅぱ(ハズレ) ちゅぱ(ハズレ)

―ってオォイ!! ちょっと待てェ!! 何なんだこの揺れは!!!

誓いのキスもできやしねェっ!!!」

 

揺れのせいでナミへキス出来なかったアブサロムが叫ぶ。ざまァみろ!

 

それはともかく、この揺れ、ルフィの影が入ったゾンビが勝手に舵を操作したせいみたい。ナイス、流石はルフィの影!

 

アブサロム「将軍ゾンビ!! 今すぐ全員出撃せよ!!!

オーズを止めろォ〜〜〜!!!」

 

アブサロムの命令に従って、会場にいた厄介な将軍ゾンビ達がルフィの影の入った巨人のゾンビ、オーズを討伐するために全員出撃した。

 

今こそナミを助けるチャンスだ。でも見た目は変だけど間違いなく強いアブサロムはまだ結婚式場に残ってる。どうすれば…。

 

 

サンジ「んん〜ナミさァ〜〜ん!!! 嫁にはやらんぜ〜〜〜!!!」

ウタ「…!!」

 

遠いけどこの声は、サンジ君!

そうだ、わたしにはとっても頼れる仲間がいるんだ。だったら…。

 

ウタ「コホン、ま~マ~マ~」

 

軽く声を整える。幸いわたしの声はちょっと低いけど女の子の声だ。…本体の“わたし”の声を影のわたしは知らないけど、きっとこんな声なのかな。

ともかく、声の調子を整え可能な限りナミに近い音程に合わせる。

 

 

 

距離があるけど、サンジ君なら絶対に気付いてくれる!

 

 

ウタ「サンジ君〜!! 助けて〜〜!!!」

 

 

アブサロム「!? 誰だ!!?」

 

 

突然響いた叫び声に、アブサロムが怪訝な表情で周囲を見渡す。

わたしは小さな体を活かしてすぐに物陰に隠れたから気づかれてはいないだろう。それにすぐにあいつはわたしを探す余裕なんてなくなる。だって…。

 

サンジ「んナ〜〜〜ミさァ〜〜〜〜ん!!! 貴方の騎士(ナイト)が助けに来たよ〜〜〜!!!」

 

 

とっても強い頼れるコックさんが来てくれたからね!

 

 

サンジ君が来てくれたからナミはもう大丈夫。戦いを見届けたいけど、さっきからウソップの悲鳴が遠くから聞こえてくるから、早く助けに行ってあげないと…。

 

TO BE CONTINUE

 




ちょっと短いですが今回はここまで。
次回はペローナvsウソップ&ウタの予定です。
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