ここでは自分の没作品やリハビリ作品、自分がpixivで投稿しているのを何作かここにも投稿しようと思います(*^^*)
pixivでも投稿している奴なので出来ればそちらにもご興味があれば
「同窓会の誘いか……」
俺はトレーナー室の机に置いてあった1枚の招待状を見る。
どうやら今週、俺のいた母校の集まりで同窓会をするみたいだ。
確かに昔懐かし友人たちに会うのは楽しみだ。
だが……俺は1つ重大なことを忘れていた。
そう。同窓会に行くのいい。いいんだが………俺がウマ娘のトレーナーをしてるってことは誰も知らない。
ましてや、トレーナーなんて言ったことなかったし…それに俺、元々陰キャだったし、クラスでもあまり目立つことはしてなかったし、上京する時に普通のサラリーマンになるよ笑とか言ったから多分、みんなそう思ってる筈。
まあ、同窓会の日は丁度、オフの日だし、ネイチャたちにはゆっくり休んで貰おうかな。
「よし、そうと決まれば…早速準備でもするかな?同窓会は明後日だし、それまでに昔の雰囲気に寄せとかないと…いつ俺がウマ娘のトレーナーだってバレるか溜まったもんじゃない……あっ、そう言えば同窓会の会場は…」
同窓会、当日。
(なんで寄りによってこの居酒屋なんだよ!!?)
俺は同窓会の会場となる場所に到着し、心の中で叫んだ。
そう。会場となった場所はネイチャとよく来てるトレセン学園近くにある商店街の居酒屋だったのだ。
確かにここの居酒屋は宴会などの席もよく予約されてるってネイチャから聞いていたけど…ここでするなんて聞いてないぞ!!?
俺が驚いてるのも束の間、店の入口付近で屯っていた何人かの若者がこちらに気づき、近づいてきた。
「おっ!来たか!久しぶりだな、元気にしてたか?」
「あ、ああ…お前も元気そうだな…」
「あたぼうよ!みんなも来てるから早く行こうぜ!」
高校から仲がいい友人でクラスではいつも俺の事を気遣ってくれて、話相手になつてくれたりした。
俺たちは中に入ると奥ら辺に団体と思わしき、人だかりを見つけた。
俺はちらっと厨房の方に目を向ける。
ここの店主とはネイチャ経由で仲がいいからと俺がウマ娘のトレーナーだってことは内緒って伝えないと行けない。
しかし店主は丁度、厨房で料理をしてこちらに気づいていない。
トイレにでも行く時に事情を話そう。
「おっす、みんな!久しぶり〜♪」
「おっ、久しぶりだな〜元気してたか?」
「あはははっ、2人とも元気そうだね」
「いやーしかし、こうしてまた集まれるなんてなんだか懐かしさを覚えるな」
「高校を出てから10数年だもんね…それからみんな殆ど上京してるしw」
と、席に着くや否やみんな、各々話だし、俺は先に注文されたであろう料理をちまちまと摘みながら、話を聞いていた。
すると、クラスで委員長だった女子がみんなは今、どんな仕事してるの?と質問してきて仕事関連の話になった。
各々、学校の先生や警察官や消防士や保育士や病院の先生や看護師等、色々な職に着いてるんだな〜と思った。
しかし、ここで1つのアクシデントが起きたのだ。
「実は、俺今…ウマ娘のトレーナーしてるんだ」
と、俺の席から少し離れた席に座っていた細い男が言った。
その言葉を聞くとみんな、一斉にそちらに向き、質問をし出す。
「ええっ!?そうなの!!」
「なぁ、どんな子を育成してんだよ!」
「まさか、シンボリルドルフやナリタブライアンやサイレンススズカか!?」
「…いや、エアグルーヴ様かフジキセキ様かテイエムオペラオー様かもよ!!」
「トレセン学園ってどう?というか、トレーナーになるのってものすごく大変なんでしょ!!」
と、質問の嵐である。
…うーん、あんな奴…うちの学園にいたか?
見たことないぞ?
「い、いや…まだ成り立てだし、それにまだスカウトした子、1人しかいないから…これから彼女と一緒に頑張っていこうと思うよ」
………あああ!!思い出した!!!今年の新規トレーナー採用紙の中にアイツいたわ!!
なるほどな…なら、納得行くわ。
………ん?って、ちょっと待てよ…なら、俺あいつとどっかですれ違ってるかもってことか!!?顔を覚えられてるかも!?
やばいやばいやばいやばいやばいやばい!!!!!
俺がウマ娘のトレーナーだってことがバレるのはマジで嫌だ!
「そっか…デビュー出来るの楽しみしてるよ!!」
「うんうん!!なんて子か教えてよね!」
「メイクデビューの時、絶対に応援するよ!!!」
みんな、彼に応援の言葉などを送っていたが今の俺はそれ所ではない。
もし、俺に質問が振られた時にあいつが俺のことを知っていたら…いや、そもそも俺がこの場に着いた時に既に気づいていたら…俺が普通のサラリーマンって言おうとしたら、あいつが首を傾げて、あれ?君って確か…トレーナーの…とか言われたら完全に終わる…終わっちまう!!
と、1人で抱え込んでいる時…丁度、テレビの音が聞こえてきた。
『いよいよ、迫ってきました。URAファイナルズ《決勝戦》!数々のウマ娘たちが予選を勝ち抜き、頂点を取ろうとしています!!』
『いやー、早いもんですね…準決勝の走りは凄まじいのが昨日のことように思い出しますね』
『そうですね…そして、今回URAファイナルズで最も注目されているウマ娘を3人ご紹介致します!』
『1番人気と言っても過言でない…《皇帝 シンボリルドルフ》!!』
『おそらく彼女の走りは予選の時に本気を出していなかったので…決勝では本気の走りが見れると思いますよ』
やっぱり、あいつのルドルフが来るか……くっ、うちのネイチャも負けてないんだが…尽くやられてるからな……次こそ勝つ!!!
『続いて紹介するウマ娘は…2番人気で間違いない!!《緋色の女王 ダイワスカーレット》!!』
『彼女の走りも予選では素晴らしいものでしたもんね!』
スカーレット…後輩め、中々やるな…俺たちの想像を遥かに凌駕してやがる…やはり逸材だったか……!
『そして、3番人気はこの子!《愛しき名脇役 ナイスネイチャ》!!!』
『彼女も予選では迷いのない走りをしていましたね!これは期待できるかもしれません!』
あっ、ネイチャが出た。はははっ、やっぱり俺のウマ娘は最高だな…走る姿も綺麗だな。
自分の愛バに見蕩れているとクラスのみんなが何やら騒いでいた。
「なぁ、どっちが勝つと思う?」
「そこはやっぱりルドルフ様でしょ?」
「いやいや、ダイワスカーレットだね!あの逃げでの走りは最高だよ!!」
「俺はネイチャかな?あの直線での一気に加速して、末脚でゴールする所、かあああ!!最高だね!!」
わいわいがやがやと各々がどのウマ娘か勝つか予想してくれている…これもトレーナー冥利に尽きるって奴かな…。
「なぁ、お前はどっちを応援するんだ?やっぱりシンボリルドルフか?」
クラスの奴が俺にどちらが勝つか聞いてきたので俺は答えた。
「…うーん、ルドルフは今、万全な状態だが…あいつが絡んでくるとってなると恐らくだが…本気で来るだろうな…ルドルフの走りは他では類を見ない…まさに皇帝だ。スカーレットの方は……まあ、なんだ?いつも通りって感じかな…走りに迷いはないし、コンディションも万全な状態だ。恐らくだが…手強いかもしれないな。ネイチャに関しては心配するな。あいつには俺が付いてるからな…ここまで頑張ってきたんだ…アイツに最高の舞台を見せてやりたいし、最高の贈り物を受け取りたい。あいつさ、俺に言ったんだよ…「絶対、勝つ…だから、見ててね、トレーナーさん」ってさ…ほんとにアイツは最高だよ…俺の1番の愛バだよ。俺とアイツ…二人三脚で頑張って来たかいがあった…努力が報われたってな…だから、今のアイツは誰にも負けない!!」
俺は予想と宣言をいうとみんな、俺を見始めた。
ん?どうした?って思った瞬間に一気にみんなが詰め寄ってきた。
「お前、今!ナイスネイチャのこと言ってたよな!?」
「なに、今のその予想!?えっ、ガチでウマ娘のこと見てる奴じゃん!」
「なんでそんなに詳しいの?」
「まさか、お前って、ナイスネ…」
男性がネイチャの名前を出そうとした瞬間、聞き慣れた声が聞こえた。
「トレーナーさん、いる?」
ん?この声、何処かで聞いた事あるような……えっ!?
「っ…えっ!?」
「あっ、いた。おぃす〜あなたの愛バのナイスネイチャでぇ〜す♪」
俺はまさかと思い、席を立ち、外を見ると店の戸の前に俺の担当しているウマ娘が迎えに来ていたのだった。
「ど、どうしてここに!?」
「いや〜店主のおじちゃんがここにトレーナーさんがいるって教えてくれたんだよ」
…商店街ネットワーク、早くない!?
もうネイチャの所まで行ったのかよ!!!?と俺が驚いてると…
「うおおお、ナイスネイチャだ!!」
「えっ、本物!」
「握手してください!!」
「ファンなんですよ!!」
「あー、はいはい…皆さん、慌てない慌てない」
本物のネイチャを見て、興奮してるのかみんなわちゃわちゃと集まってきて、握手やらサインやらとなっていた。
すると誰かが俺の肩を組んで、首を締めてきた。
「お前〜ウマ娘のトレーナーってなんで教えてくれなかったんだよ!!しかも、ナイスネイチャの!!」
「ぐぉ!?く、くるじぃ…いや、ご、めんって…」
俺はバンバンと手を叩き、ぎぶぎぶといい、解放してもらう。
「…言わなかったのは済まない…その、あんまり騒がれたくなかったんだ、ごめん」
俺はみんなに謝った。
確かに内緒していたことは悪い。けど、最終的にはこんな騒ぎになった。
でも、ネイチャがこんなにも人気になったってことも確認出来たし、結果オーライかな。
「よぉし、それじゃあ!!ネイチャちゃんも入れて、飲もう!!」
男性がそう言うが…突然、ネイチャが制止した。
「あっ、すいません…あたし、トレーナーさんとこれからURAでの研究とミーティングがありまして…」
『えっ?』
えっ?そんな話してたか、俺?
ポクポクポク……チーン!
あっ!!!
「あああああああああ!!?!?そ、そうだった!!!!?なんで、俺そんなこと忘れてたんだよ!!!ごめん、みんな!!そういうことだから!これ、勘定な!!じゃあ!ネイチャ、行くぞ!!オヤジさん、ご馳走様!!」
気づいた時にはゲートから出るようにネイチャと走って学園に戻った。
ネイチャが商店街ネットワークでトレーナーのいる場所を教えてもらい、居酒屋にトレーナーの名を呼ぶ少し前
「トレーナーさん、今日ミーティングがあるってことすっかり忘れてるよね?休みって言っていたけど…ミーティングのことを忘れないでね」
あたしはトレーナーさんを迎えに来たんだけど…店主のおじさんにトレーナーさんの場所を聞いて向かおうとした時、トレーナーさんの友人たちがURAの予想をしていたんだよね。
「なぁ、どっちが勝つと思う?」
「そこはやっぱりルドルフ様でしょ?」
「いやいや、ダイワスカーレットだね!あの逃げでの走りは最高だよ!!」
「俺はネイチャかな?あの直線での一気に加速して、末脚でゴールする所、かあああ!!最高だね!!」
わいわいがやがやと各々がどのウマ娘か勝つか予想してくれて、ウマ娘冥利につきますな〜♪
「なぁ、お前はどっちを応援するんだ?やっぱりシンボリルドルフか?」
多分だけど、クラスの人がトレーナーさんに聞いたんだろうな。どちらが勝つって、そしたらトレーナーさんが答えた。
「…うーん、ルドルフは今、万全な状態だが…あいつが絡んでくるとってなると恐らくだが…本気で来るだろうな…ルドルフの走りは他では類を見ない…まさに皇帝だ。スカーレットの方は……まあ、なんだ?いつも通りって感じかな…走りに迷いはないし、コンディションも万全な状態だ。恐らくだが…手強いかもしれないな。ネイチャに関しては心配するな。あいつには俺が付いてるからな…ここまで頑張ってきたんだ…アイツに最高の舞台を見せてやりたいし、最高の贈り物を受け取りたい。あいつさ、俺に言ったんだよ…「絶対、勝つ…だから、見ててね、トレーナーさん」ってさ…ほんとにアイツは最高だよ…俺の1番の愛バだよ。俺とアイツ…二人三脚で頑張って来たかいがあった…努力が報われたってな…だから、今のアイツは誰にも負けない!!」
「っ〜〜〜〜〜〜//////////」
ちょ、あの…トレーナーさん、は、恥ずかしいことを言わないでくださいますかね?
うわあああああ、口のニヤけが止まらないんだけど〜!!!!!
あたし、愛されてるんだな…トレーナーさんにキラッキラしてる主人公たちに負けそうで挫けそうな時にあたしを見つけてくれた…トレーナーさん。
そこからあたしと二人三脚で頑張ってきて…そして……ここまで来たんだ…あたしはトレーナーさんにあたしだけの走りを魅せる。
惚れた弱みって言うのもあるけど……あたしの走りとゴールとウイニングライブでトレーナーさんを釘付けにするから……そして、その…終わったあとは……こ、こここここく……っ…んあぁー!!!
あたし、何考えてんのさ…全く///////
なしなし、今のなしだからね……いや、果物の梨じゃないからね?
でも…レースでも…どこへでも…いつものトレーナーさんの傍にいるのはあたしだけだし…他のウマ娘に気を取られてる時なんて嫉妬しちゃって、ちょっと小突いたりしちゃうかもだけどさ……。
でも。
「トレーナーさん、いる?」
トレーナーさんの隣を歩くのは、
「っ…えっ!?」
この、あたし!ナイスネイチャさんだから!だから……、
「あっ、いた。おぃす〜あなたの愛バのナイスネイチャでぇ〜す♪」
ずっと、あなたの愛バでいさせてよね、トレーナーさん♥