かぐや姫
突然別世界から来て迎えが来て帰ってく
そしてこの【世界】のもかぐや姫らしきものが来た
謎の女の子が突然空座町に落ちてきた話____
ここはどこだろう
満月の光が差し込む森……いや森林公園のような所で私は走る
私は今まで何をしていた?
まるで起きたばっかで夢の詳細が思い浮かばないようにあやふやだ。
何故こうなっている?
走れば走るほど足が震え、冷や汗が出る
後ろからは謎の大きな化け物
「うへ、へ、へへへへ」
人語は通じず笑い声が響く
人がいない、近くに人がいないんだどこが出口なの、
どうやったらでられるの、これは夢?
「さめろ、さめろ、さめろ」
この悪夢から覚めて
ついに追いつかれ足を引っ張られ地面にたたきつけられる
肺の中の空気が全て吐き出され息が吸えない
逆さまにつりあげられ涙が零れる
あっ____死ぬ
はは、とかわいた笑いがでた
最後に見えたのは赤い閃光_____
不思議な緑と白の帽子が見えた気がした__
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体が重くて辛い、朝起きるような感覚が襲い目を開く
何時間も眠ってた休日のように頭がだるい
そこで繊細に覚えている出来事を思い出して体を起き上がらせる
「っ……た」
方に痛みが走り咄嗟に抑えると
包帯……?
丁寧に巻かれた包帯が半袖から覗いていた
この半袖も知らない。制服を着てたはずなのに
制服?制服ってなんだっけ、そんなの私着てたっけ
それに知らない部屋だ
和風の部屋で畳のうえに布団がしかれその上に寝ていた
私一体……知らない情報が頭にガンガンはいり頭痛がする……気がする
するとスッと音がした方をむくと
お膳を持った帽子をかぶった男性甚平を着ていてなんだから職人さんみたいだと真っ先に思い浮かんだ
その男性はこちらと目が合うと一瞬目を見開いたがすぐに笑った
「……起きたんっスね、よかったっスよ〜何日も起きないから死んじゃったのかと」
失礼しますねーと、おちゃらけたお兄さんみたいなテンションで入ってきた男の人はそのまま私の横にお膳を置いて
どこからか取り出した白い扇子をパッと開いた
「あ……の」
声をかけようとして自分の声が掠れていることに驚いて手を当てる
「喉カラッカラっすね。ささ、水飲んで」
透明なコップに入った水を渡され飲む
少し染みるが水分を取ったことで喉が回復したらしい
「ありがとうございます。貴方はだれですか?」
「ここはどこからじゃなくて、貴方は誰って聞かれるとは思いませんでしたね〜。アタシはここ浦原商店の店長浦原喜助っスよ」
「浦原……商店」
聞いた事のない店の名前だ、よくある個人経営の居酒屋とかそんな感じだろうか
「お世話になったみたいで、ありがとうございます。私帰りますね」
起き上がり気づくと肩や手首に足にと包帯がまかれていた
「えー帰るんっスか、ちょっと聞きたいことがあったんですけどねぇ、お急ぎッスか?」
遠回しにお急ぎなら止めないと言われた
少し気になることがあり布団の上に正座して向き合う
「あの…」
少し言うことに戸惑った
あの時見えた変な化け物はなんだったのか、助けたのは貴方なのか。
最後に見えたその帽子は……と聞きたいことがあったが
マジで夢だったらどうしようと思った
変なやつに思われないかとも