この悪魔の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第12話 終焔の機動要塞

      緊急クエスト!!

  デストロイヤーの自爆を阻止せよ!!

 

冒険者「無理だ。」

冒険者「あんなの無理だって!!」

 

 冒険者達が逃げ出していく。

 俺達も万が一に備えて離脱の準備を始める。

 

カズマ「ダクネス!!逃げるぞ!!」

ダクネス「私は、ここから逃げ出す訳にはいかない。」

結斗「ダクネス……。」

バイス「かっけぇな!」

 

 お前………貴族の意地を果たすつもりか。

 

ダクネス「それに、もうすぐ爆発するものの近くにいると考えると……。」

結斗「え?」

バイス「ダメだこりゃ。」

 

 まさか、こんな時まで性癖を発動する気か?

 

ダクネス「こうしてはいられない!カズマ、結斗!私は行くぞ!!行ってくりゅ!!」

 

 ダクネスは、やばい笑みを浮かべつつ、突入して行く。

 

冒険者「おい!ダクネスさんが突撃してくぞ!」

冒険者達「!?」

 

 ダクネスがデストロイヤーに向かって突撃していくのを他の冒険者達も見ていた。

 

冒険者「やるぞ!俺は!この街には散々世話になったからな!」

冒険者「俺も。もうレベル30を超えているのに、なぜ未だにこの駆け出しの街にいるのかを思い出した。」

ダスト「むしろ今まで安くお世話になって来た分ここで恩返し出来なきゃ終わってるだろ!」

親方「びびってんじゃねぇ!俺達も行くぞ!」

作業員「おォォォ!」

 

 と、どんどんデストロイヤーに冒険者や、作業員の方達まで突撃していった。

 心の中で、サキュバスの影響力って凄いなと思った。

 

ウィズ「カズマさん、結斗さん。中にある動力源を断てば自爆を阻止できる筈です。」

カズマ「そうだな。」

結斗「俺達も行くか。」

バイス「あいよ!」

アクア「みんな頑張ってね。私は帰るわ。後の宴会でね!」

カズマ「行くぞ!駄女神!」

アクア「え!イヤァァァ!!」

ジョージ「行くぞ、ダディー!」

真澄「ああ!」

 

 俺たちは、デストロイヤー内部へと突入していく。

 その際、カマキリバイスタンプを取り出して起動する。

 

カマキリ!

 

結斗「ハァァ……………フッ!」

 

 俺はカマキリバイスタンプをオーインジェクターに押印する。

 

Come on!カ!カマキリ!

Come on!カ!カマキリ!

 

 待機音が流れる中、カマキリバイスタンプをリバイスドライバーに装填して、一回倒す。

 

バディアップ!』


いざ無双斬り!俺が横切り!カマキリ!


『俺たちオンステージ!

 

バイス「へへっ!ここからは、俺っち、オンステージ!」

 俺たちはブラキオゲノムから、他の昆虫を両腕で捕獲、捕食をする肉食昆虫のカマキリと、全てを守るために人を捨ててでも戦い抜いた平成15番目の仮面ライダー、仮面ライダー鎧武をモチーフにしたカマキリゲノムへとゲノムチェンジをする。

 めぐみんは置いて行く事に。

 冒険者達を見ると、野盗が行われているような感じになっていた。

 

冒険者「おらっ!この中に居るんだろ!開けろ!このドア、ハンマーでぶっ壊すぞ!」

冒険者「出て来い!街を襲った責任者出て来い!とっちめてやる!!」

 

 何か、こっちが侵略している様な気分になるな。

 俺、バイス、カズマ、ミツルギ、狩崎さん、真澄さんは変身したまま突入していく。

 

結斗「ハアッ!はっ!」

バイス「ねぇ、結斗だけ武器持ってて、狡〜い!はいぃぃ!!」

 

 俺はカマキリゲノムの装備、カマキリックアローでゴーレムを貫いていく。

 バイスはカマキリ拳法的な攻撃で、周囲のゴーレムを倒していく。

 

カズマ「ハアッ!オラっ!」

 

 カズマは、スパイダーの力でゴーレムを拘束して、そこから攻撃する。

 

ミツルギ「ハアッ!でやっ!」

 

 ミツルギは、オーバーデモンズの力を使いこなしており、縦横無尽に駆け回り、魔剣グラムで攻撃する。

 

ジョージ「ハアッ!ホッ!フッ!」

 

 狩崎さんは、ジュウガの力でゴーレムを倒していく。

 

真澄「ハアッ!はっ!」

 

 真澄さんは、パンチやキックの際に、赤黒い衝撃波を放ちつつ、ゴーレムを倒していく。

 だが、ゴーレムはまだまだ湧いてくる。

 

バイス「もうしつこいってば!」

結斗「なら、リミックスで行くぞ!」

バイス「待ってました!」

 

 俺はカマキリバイスタンプを一回倒して、ボタンを押し、もう一回倒す。

 

リミックス!


『バディアップ!』



 

バイス「はいぃ!!」



 

必殺!コマ斬り!ブッチギリ!カマキリ!

 



 バイスが逆立ちし、俺の両肩に足を乗っけて、二つに分離したカマキリックアローを逆手持ちして、リバイスカマキリになる。

 リバイスカマキリになって、ゴーレムを切り裂いていく。

 

「「ハァァァァァ!!」」

 

カマキリ!スタンピングフィニッシュ!

 

 俺たちは必殺技を発動して、ゴーレムを細切りにしていく。

 しばらくすると、冒険者の叫び声が聞こえる。

 

冒険者「開いたぞーー!」

アクア「帰りたーい!!」

 

 そこに居た冒険者は、突撃時の気迫はどこへ行ったのか、微妙な表情で立っていた。

 

テイラー「見ろよ。あれを。」

 

 ダストのパーティのリーダーのテイラーが指を指した先には白骨化した遺体があった。

 

ウィズ「乗っ取った開発者でしょうか?」

アクア「既にこの世に未練もないくらいに成仏してるわね。」

カズマ「いや未練ぐらいあるだろ。」

結斗「これって1人寂しく死んでいったみたいな感じだよな。」

 

 すると、アクアがテーブルに日記が置いてあったのを見つけた。

 

アクア「何これ?日記かしら。国のお偉いさんが無茶言い出した。こんな低予算で機動兵器を作れと言う。無茶だ。」

結斗「彼の日記なのか?」

ジョージ「余程ブラックだったんだろうね。」

真澄「恐らくな。」

 

 低予算で機動兵器を作れと言われるとか、どんだけブラックなんだよ。

 余程の葛藤が書かれてるんだろうな。

 

博士『動力源をどうこう言われたけど知るか!伝説のコロナタイトを持ってこいと言ってやった。本当に持ってきちゃったよ。どうしよう。これで動かなかったら死刑じゃないの?動いて下さい!お願いします!』

 

 あれ、葛藤してない。

 それを聞いているうちに、俺たちはジト目になっていた。

 ミツルギ、狩崎さん、真澄さん、バイスでさえも。

 

博士『あれ?何か揺れるな。何だろう、何だろうこれ。俺どれだけ飲んだっけ?覚えてない。いや、昨日の記憶がない。あるのは、動力源のある中枢部分に行って、コロナタイトに向かって説教してた所までしか覚えてない。いや待てよ。その後、お前に根性焼きしてやるって言って、タバコの火をコロナタイトにつけた様な……………。』

 

 それが原因じゃん。

 暴走した理由は絶対にそれじゃん。

 ていうより、この博士は一体何をやっているんだよ。

 

博士『終わった。現在ただいま暴走中!国滅んだヤベェ、滅んじゃったよ!ヤベェー!でもなんかスカッとした。満足だ!よし決めた。もうここで余生を暮らすとしよう。だって降りられないしな。止められないしな。これ作った奴絶対バカだろ!…………おっと!これ作った責任者、俺でした!』

「「「「「「…………。」」」」」」

アクア「…………終わり。」

「「「「舐めんな!」」」」

ジョージ「ガッデーム!!この男は一体何を考えているんだ!?」

真澄「科学者に向いていない男だな…………。」

 

 あまりの下らなさに俺、カズマ、ミツルギ、バイス、狩崎さんは絶叫した。

 こいつ、科学者になっちゃダメな奴だろ。

 その後、遺体を他の冒険者に任せてミツルギ達は、デストロイヤーから降りた。

 コロナタイトがある部屋には、俺、バイス、カズマ、アクア、ウィズ、狩崎さん、真澄さんの7人がいた。

 

カズマ「ダスト達は先に避難させたけど、どうするんだ、これ?」

アクア「ねぇ、ウィズならなんとかなんない?」

ウィズ「無理ですよ。」

結斗「どうする?」

バイス「俺っちに言われても……………。」

ジョージ「なら、私たちのラボの動力源にしてしまおう。」

カズマ「…………ちゃっかりしてんな。」

ジョージ「有効利用出来るのなら有効利用しないとね。」

アクア「でも、どうやって運ぶのよ。」

ジョージ「それに関しては、任せたまえ。」

 

 狩崎さん曰く、アメイジングフィニッシュで、運ぶ事が可能らしい。

 確かに、10種の遺伝子を持つジュウガなら、可能っちゃあ、可能か。

 狩崎さんは、コロナタイトを持って、運んでいった。

 その際、ウィズとアクアにデストロイヤーの冷却を頼んでいた。

 その後、デストロイヤーは何とか冷却されて、コロナタイトは、狩崎さん達のラボの動力源となった。

 俺は狩崎さんのラボに向かっていた。

 

結斗「狩崎さん。」

ジョージ「結斗君か。ありがとう!デストロイヤーとの戦いで、10種のリミックスのデータが集まった!これで、バリッドレックスの開発に着手出来るよ!」

バイス「へっへーん!俺っちと結斗は、ナイスコンビだからな!」

ジョージ「そうだね。君とバイスは、ナイスなコンビだ!これからも頼むよ。」

結斗「はい!」

真澄「ここに居たか。丁度、王都の方から騎士が派遣された。君に用があるそうだ。」

結斗「分かりました。」

 

 そんな風に話して、俺たちはギルドへと向かう。

 ギルドに着くと、そこには騎士を従えた、黒髪の眼鏡をかけた制服の女性がいた。

 雰囲気からして恐らく、王都の役人さんなのだろう。

 だが、その役人さんは、俺を親の敵を見るかの様に睨んでいる。

 あれ?

 

???「佐藤和真!前田結斗!貴様らには現在、国家転覆罪の容疑がかけられている。」

結斗「は?」

???「一緒に来てもらおう。」

結斗「……………え?」

バイス「うっそーん!?」

 

 どういう訳か、俺とカズマは、捕まる事になってしまった。

 は?




今回はここまでです。
少し短めですが。
今回で、デストロイヤーの件は片付きました。
ただし、結斗とカズマの二人が、捕まります。
やっと、バリッドレックスの開発に着手出来そうなのに。
何故、そうなったのかは、次回辺りに明かします。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
結斗のヒロインはリアですが、どのタイミングでくっつけるのかは、考え中です。
あと、オリキャラやら、オリジナルの仮面ライダーを出して欲しいというのがあれば、受け付けます。
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