この悪魔の戦士に祝福を   作:仮面大佐

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第4章
第19話 休息の仮面ライダー達


 ある日の穏やかな春が近づいている1日。俺達はアクアの説得に当たっていた。

 

アクア「嫌ーよ!どうして外に出ないといけないの!?」

めぐみん「外に出ないと爆裂魔法が撃てないじゃないですか。」

ダクネス「春先は凶暴なモンスターが出る。冒険者の務めだ!」

ジョージ「それに、冬はあまり動けてないから動いておきたいしね。」

真澄「そろそろ活動するぞ。」

結斗「駄々を捏ねるんじゃない!」

バイス(面倒だな!)

 

 だが、説得は難航していた。

 何せ、アクアは暖炉の側に置いてあるソファーから、一歩も離れないのだ。

 

アクア「子供なの?皆、そんなにお外に出たがる子供なの?そんなに外に出たいなら、私以外で行って!」

めぐみん「何が子供ですか!」

ダクネス「今のアクアの方が子供みたいだぞ!」

ジョージ「いいから!さっさと動きたまえ!」

真澄「駄々をこねるな!」

結斗「さもないと…………!」

「「「「「「あんな風になるぞ。」」」」」」

カズマ「…………。」

アクア「私だってああはなりたくないけど、でも私よりもあっちを説得しないの!?」

カズマ「おい、アクア。俺だってこの後、出かける用事があるんだぞ。それに、お前を説得し終えるまでの約束だからな。」

 

 カズマは見事なこたつむりと化していた。

 

アクア「それをそこから出て言いなさいよ。」

 

 何故、この屋敷にこたつがあるのかというと。

 以前、俺、カズマ、狩崎親子は、ウィズにバニルを倒した事の報告へと向かった。

 

結斗「バニルが死んだ事は俺から報告する。」

ジョージ「その方がいいさ。」

カズマ「それにしても、良いのか?俺達もここに来て?」

結斗「そっちの方が1人で行くより安心できるからな。あいつは、不意打ちで死んだとはいえ、あいつはあいつなりに良い奴だと思うよ。」

「「…………。」」

バイス(結斗………………。)

 

 無言になって俺達は意を決して、ウィズ魔道具店の中へ。

 

結斗「ウィズ、話したい事が……。」

バニル「へいらっしゃい!店の前で何やら恥ずかしいセリフを吐いて遠い目をしていた男よ、汝に一つ、言いたい事がある。良い奴だと思うよとの事だが、我輩は目的の為にそうしただけだ。おっと、これは大変な羞恥の悪感情、美味である!どうした、膝を抱えて蹲って?よもや我輩が滅んだとでも思ったか!?フハハハハハ!」

 

 バニルがそこにいた。

 俺は店の床に三角座りをして、あまりの恥ずかしさに震えていた。

 カズマと狩崎親子とバイスが慰めていると。

 

ウィズ「カズマさんに結斗さん聞きましたよ。バニルさんを倒してスパイ疑惑が晴れたとか!おめでとうございます!」

カズマ「いや、どうしてコイツ、ピンピンしてんの?」

ジョージ「無傷ってどう言う事だい!?」

真澄「驚いたな……………。」

バイス(どうなってんのこいつ!?)

バニル「あんな物を喰らえば、流石の我輩とて無傷でおられる筈がなかろう。この仮面をよく見るがよい。残機が1人減ったので、2代目バニルと言う事だ。」

「「「なめんな!」」」

 

 それを聞いた俺もカズマとバイスと共に絶叫しないといけないと思った。

 

ウィズ「バニルさんは前々から魔王軍幹部を辞めたがってたんですよ。なので、今のバニルさんは魔王城の結界の管理をしていません。なので、とても無害な筈ですよ。」

結斗「無害なのか?」

バイス(俺っち、あいつ嫌い!)

ジョージ「人をおちょくってきそうだね。」

カズマ「大丈夫なのか?」

 

 そうやってバニルを見ていると、俺達が呼ばれた。

 

バニル「リバイス、デモンズ、ジュウガにベイルよ。汝らにこれからとてつもない試練が起こるだろう。その試練は強大で、ライブが居なくなるかもしれない。それまでに我らが商売に協力する事が吉と出た。お一つどうか?」

 

 バニルの言う儲け話とは、俺とカズマ、狩崎親子の祖国、日本の便利グッズを売る事だった。

 そこでカズマは、試しにこたつを制作して、使った所、好評だった。

 

カズマ「さて、十分暖まったし、出るか。」

結斗「カズマ。アクアの説得を手伝って欲しいんだけど。」

ジョージ「て言うか、アクアが居ないんだけど。」

「「え?」」

 

 アクアが居なくなっていると思ったら、アクアはこたつに移動していた。

 

結斗「アクア!なんでこたつに移動すんの?」

アクア「カズマさんが出たということは、このこたつは私のもんよ!分かったら、とっととクエストに出かけなさいよ!!」

結斗「………。カズマ。お前、用事があるんだよな。」

カズマ「あぁ。」

結斗「アクアは俺が説得しとくから、用事を済ませて来い。」

カズマ「おうよ。」

 

 カズマは、ついてきためぐみんとダクネスと共に、用事を済ませて、クエストを受注しに行ってもらった。

 そして、カズマ達が帰ってきたが、アクアは未だにこたつから動こうとしない。

 その際、カズマは刀を持っていた。

 

アクア「嫌よ!だって嫌な予感がするんだもの!女神の勘よ!だから絶対外には行きたくない!」

ジョージ「また女神だのなんだの言ってきて!」

真澄「良いから、さっさと外に出るぞ!」

結斗「諦めて外に出ろ!」

バイス(さっさと出てこいや!)

 

 カズマが何かを思い付いた様な表情をして、アクアに声をかける。

 

カズマ「皆。そんなに嫌がってるんだし、今回はアクアには留守番していてらもらおう。俺達全員仮面ライダーなんだし、問題無いだろ。」

アクア「さすがカズマね!本当にたまにだけど、良い事言うじゃないの!分かったら、全員早くこの手を離してちょうだい!」

結斗「どう言うつもりだ?」

カズマ「それより皆、今日は久しぶりのクエストだ。報酬を得たら、たまには外で食おうか。鍋でもつついて宴会しようぜ。」

 

 カズマが何気なく放った一言に、宴会の女神はピクリと反応する。

 俺達全員、意図を理解して話を合わせる。

 

めぐみん「そうですね。冬が明けて、冒険再開の初日ですし。」

結斗「確かに、これからの英気を養うにはちょうど良いかもな。」

バイス(鍋!?俺っちも食べたい!)

ジョージ「そうだね。今日ぐらいは楽しんでも良いかもな。」

真澄「それもありだな。」

ダクネス「貴族御用達のいい店があるんだ。そこに予約を入れておこう。」

 

 俺達全員、アクアを放す。

 アクアは不安そうに。

 

アクア「……ね、ねえ皆。材料を買ってきて、家で鍋パーティーしても良いのよ?そうだわ、冒険を終えて疲れて帰ってきた皆のために、私が鍋の材料揃えて準備しておいてあげる。だから、ここで宴会すれば良いと思うの。」

 

 そんな事を宣うアクアに俺達は。

 

「「「「「「「留守番よろしく。」」」」」」」

アクア「わあああ、私が悪かったから置いてかないでよー!」

 

 そして、俺達はリザードランナーの目撃情報があった草原に来ていた。

 ちなみに作戦を立てていた。

 カズマの狙撃スキルで王様ランナーと姫様ランナーを射抜く。失敗した場合は、俺達が時間を稼いでいる間にもう一度狙撃。それすら失敗した場合は、めぐみんの爆裂魔法と俺たちの必殺技で一掃する手筈になっている。

 全員変身しており、俺とバイスはレックスゲノム、狩崎さんはジュウガ、真澄さんはベイル、カズマはデモンズ、めぐみんはジャンヌ、ダクネスはライブに変身している。

 リザードランナーの群れが見えてきた。

 見た目自体はエリマキトカゲを大きくした物だ。

 その群れの中で、一際大きい奴が1匹いた。

 おそらくあれが件の姫様ランナーだろう。

 だが肝心の王様ランナーが見当たらない。

 その時、アクアがとんでもない事を言う。

 

アクア「そうだわ!任せて皆!私に考えがあるわよ!王様ランナーは一番早い筈だから、モンスター寄せの魔法で1番にここについたのが王様ランナーよ!」

カズマ「ちょっと待て!もう王様ランナーの目星はついてるんだ!頼むから余計な事を……!」

アクア「フォルスファイア!」

 

 アクアが魔法を発動し、それを見たリザードランナーは奇声を上げて、俺達の方向へと走り出してきた!

 

「「「「「「「速っ!?」」」」」」」

 

 俺達はリザードランナーのあまりの速さに驚愕していた。

 すぐさま爆裂魔法の準備を開始させる。

 カズマがアクアに対して怒鳴る。

 

カズマ「このクソバカ!毎度毎度やらかさないと気が済まないのか!?王様と姫様をこっそり討ち取れば無力化出来たのに、なんでわざわざ呼び寄せるんだよ!!」

アクア「何よいきなり!私だって役に立とうとしてやった事なんだから怒らないでよ!どうせこの後の展開なんて分かるわよ!きっとあのランナー達に酷い目に遭わされんでしょ!分かったわよ!さあ!殺すなら殺せー!!」

結斗「言ってる場合か!!」

バイス「アクアの奴、何やってんだよ!?」

ジョージ「開き直るな!」

真澄「とにかく!早く倒すぞ!」

 

 俺たちは、迫り来るリザードランナーを迎撃する。

 

結斗「ハアッ!ふっ!」

バイス「でりゃっ!はあっ!」

 

 俺とバイスは、連携攻撃でリザードランナーを倒していく。

 

ジョージ「ハアッ!ヘイヘ〜イ!」

 

 狩崎さんは、ジュウガの能力を駆使して、リザードランナーを倒していく。

 

真澄「ハアッ!ふっ!」

 

 真澄さんは、両手と両足から赤黒いオーラを出しながら、攻撃していく。

 

カズマ「ハアッ!おりゃっ!」

 

 カズマは、デモンディグゾンを右腕に装備して、リザードランナーを倒していく。

 

めぐみん「ハアッ!フッ!」

 

 めぐみんは、格闘戦を行い、リザードランナーを倒していく。

 

ダクネス「はっ!でやっ!」

 

 ダクネスは、ライブガンを撃ち、リザードランナーを倒していく。

 しばらくして、俺たちはリザードランナーを倒して、帰った。

 その後、屋敷にて、狩崎親子は。

 

ジョージ「皆、結構良い感じだね。」

真澄「ああ。ところで、ジョージ。彼にバリッドレックスを渡すのかい?」

ジョージ「ああ。バニルとの戦いの際に、バリッドレックスが完成したからね。いつでも投入可能さ。」

 

 そんな風に話していた。




今回はここまでです。
今回は、少し短めとなります。
アルカンレティアに行くまでの話です。
次回から、アルカンレティアに向かいます。
感想、リクエストは絶賛受け付けています。
今日は、この小説でのヒロインであるリアの誕生日ですね。
リアは、変身します。
この小説とこのすばとギーツの小説のMOVIEバトルロワイヤルでのリバイスのストーリーは、こちらで投稿します。
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