金髪に蒼眼の女騎士、ダクネスは言った。
ダクネス「私をパーティに入れてくれないか?」
ただ、息を荒くして、顔を赤く染めながら。
ダクネス「さっきの粘液まみれの青髪の彼女は、2人のパーティメンバーだろう?一体何があったらあんなめに!?」
結斗(アクアの事か?ていうか、若干、期待の目をしているのは、何でだ?)
バイス(なんか、嫌な予感がすんな。)
俺が、ダクネスという人の事に首を傾げる中、カズマが答える。
カズマ「えっとそれはジャイアントトードに丸呑みにされてですね………。」
ダクネス「なぁ!?想像以上だ………!」
え?
何が想像以上なんだよ?
ていうか、絶対この人やばい奴だろ。
関わると面倒臭そう…………。
ダクネス「………いや!あの彼女があんな目に遭うのは良くない!是非私をパーティに入れてくれ!」
喜んでるよ、この人。
普通、険しい顔をする所でしょうが。
やばい、俺の本能が言っている。
こいつは、かなりやばい!
すると、狩崎さんが、敢えてネガティブな事を言う。
ジョージ「申し訳ないが、私達は、つい最近結成したばっかりで、連携もまともに取れませんよ?」
ダクネス「それなら気にしなくていい、実は………言いにくかったのだが、私はクルセイダーなのにあまりにも不器用で………。攻撃が………全く当たらないのだ。」
「「「…………………。」」」
バイス(うっわ〜!まじでポンコツじゃん!)
それは、いくらなんでも酷すぎる。
ポンコツかよ。
すると、ダクネスは俺たちにグイグイ迫る。
ダクネス「だが!力と体力だけは自信がある。だから、いくらでも前に出るので、盾がわりにこき使ってくれ!いやむしろ!捨て駒としてモンスターの群れの中に放り投げてくれていい!!」
結斗「えええ…………。」
ダクネスの言葉に、俺はドン引きする。
見た目は美人なのに、性格でマイナスだな。
結斗「女性の人を盾にするなんて………。」
ダクネス「臨む所だ。」
カズマ「?………いや、もしかしたら、モンスターに食べられるかも………。」
ダクネス「むしろ臨む所だ!!」
ジョージ「え?」
そう言って、さらに息を荒くする。
分かった。
この人、見た目は良いのに、中身がポンコツなやつじゃん。
俺とカズマ、狩崎さんは、口裏を合わせて、仲間と相談する為に、明日にしてくれと頼んだ。
そうして、カズマとアクアは馬小屋に、残りの面子は、同じ宿へと向かった。
部屋に入った俺は、バイスに話しかける。
結斗「バイス。あの人、どう思う?」
バイス(シンプルにヤバい人!悪魔の俺っちですら、ドン引きするぜ!)
結斗「だよな…………。」
バイスですらドン引きするって、かなりヤバいだろ。
あんな人とは、関わりたくないな………。
そう思いながら、俺は寝る事にした。
翌日、俺は、狩崎さんと共に、とある場所へと向かっていた。
結斗「この先なんですか?」
ジョージ「ああ。ウィズ魔道具店には、ダディーが良く物を仕入れているそうだ。」
そう。
ウィズ魔道具店に向かっていた。
そこには、狩崎真澄さんが、良く物を仕入れているそうだ。
狩崎さんからしたら、死別してしまった父親との再会だからな。
そのウィズ魔道具店に到着する。
俺と狩崎さんは、ウィズ魔道具店の中へと入っていく。
すると、1人の女性が声をかける。
ウィズ「いらっしゃいませ。ウィズ魔道具店へ。私は、店主のウィズと申します。」
結斗「前田結斗です。よろしくお願いします。」
バイス(俺っち、バイスだよ〜!)
ジョージ「私は、ジョージ・狩崎だ。よろしく頼むよ。」
ウィズ「はい。」
ウィズと名乗る店主が、入ってきた俺達に気づいて、挨拶をする。
ただ、ウィズが、バイスの居る方をチラチラと見ているが、何でだろうか。
すると。
???「ウィズさん。頼んでいた物は、届いたかな?」
ウィズ「ああ、真澄さん。ええ。届いていますよ。」
結斗「あ…………。」
後ろから、ウィズに声をかける人が居て、俺と狩崎さんが振り返ると、そこには、一人の青年が居た。
それは、紛れもなく…………。
ジョージ「ダディー…………!」
真澄「もしかして………ジョージか?」
そう。
狩崎真澄さんだった。
ただ、リバイスが放送していた時の服装ではなく、かつての姿になっていた。
すると、真澄さんは、ウィズに話しかける。
真澄「…………ウィズさん。申し訳ないが、店の奥を借りて良いかな?」
ウィズ「え?ええ………良いですけど………。」
ジョージ「ダディー。話したい事がある。」
真澄「私もだ。」
そう言って、狩崎さんと真澄さんは、店の奥へと向かっていく。
ウィズは、俺に話しかける。
ウィズ「ええっと…………真澄さんとあのジョージって人は、どういう関係なんですか………?」
結斗「ちょっと…………一言では言えないんですが…………。」
バイス(あれが、カリちゃんパパの若い頃の姿って事?)
俺は、ウィズさんにそう答える。
ジョージside
やっと、ダディーと再会出来た。
私とダディーは、向かい合っていた。
すると、ダディーが口を開く。
真澄「……………久しぶりだな、ジョージ。」
ジョージ「そうだね。」
真澄「お前も…………死んだのか?」
ジョージ「私の場合は、天寿を全うしたが、女神アルテミスによって、一輝達が戦っていた頃の姿にしてくれたんだ。」
真澄「お前も………女神アルテミスに………。」
ジョージ「ダディーも分かっているだろう?この世界にも、ギフが居ることを。」
真澄「……………。」
私の言葉に、ダディーは黙る。
ダディーも、分かっている筈だ。
真澄「……………そうだ。女神アルテミスから聞いた。一輝君達が、ギフを倒した後、どういう訳か、この世界に転送された事を。」
ジョージ「……………ああ。それと、私との思い出を、取っておいてくれたんだろ?」
真澄「…………あの扉を、開けたのか?」
ジョージ「ああ。といっても、一輝やヒロミ達のおかげさ。」
真澄「…………そうか。一輝君が、見つけたのか。」
私の言葉に、ダディーはそう言う。
すると、ダディーは頭を下げる。
真澄「…………25年、父親らしい事を出来なくて、済まなかった。ジョージ。」
ジョージ「………………。」
真澄「…………お前に悪魔を移植してしまった事も、本当に済まない!」
ジョージ「……………まあ、ダディーの悪魔は、厄介事を起こして、死んだよ。」
真澄「そうか…………。」
ジョージ「…………償いをしたいのなら、一つ、頼みがある。」
真澄「…………何だ?」
ジョージ「この世界では、ちゃんと父親らしい事をしてくれ。それを償いとして受け取るよ。」
真澄「……………分かった。」
私の言葉に、ダディーはそう頷く。
これで、良いかい?
一輝、ヒロミ…………。
私は、もう会えない彼らに、そう思う。
結斗side
狩崎さんと真澄さんの二人が、店の奥に行ってからしばらく、ウィズ魔道具店の物を見ていた。
だが、殆どが使えないガラクタばかりで、呆れていた。
この人、大丈夫かよ………。
すると、店の奥から、狩崎さんと真澄さんの二人が出てくる。
結斗「狩崎さん!」
ジョージ「結斗、ありがとう。ある意味、君のおかげで、ダディーと会えた。」
結斗「…………俺は、何もしてませんよ。」
バイス(まあ、そうだな!)
真澄「ウィズさん。それで、頼んでいた物は?」
ウィズ「はい。こちらです。」
真澄「ありがとう。」
狩崎さんが俺に話す中、真澄さんは、荷物をウィズから受け取っていた。
そうして、俺たちはギルドへと向かう。
ギルドに入るとアクアが『花鳥風月』という宴会芸スキルを披露していた。
カズマとめぐみんは、昼食をとっていたので、俺達も昼食にする事にした。
勿論、真澄さんも一緒に。
その際に、真澄さんの事を紹介する事に。
真澄「息子が世話になっているみたいだね。私は狩崎真澄。ジョージの父親だ。」
カズマ「狩崎さんのお父さん!?」
めぐみん「なるほど…………。」
そんなふうに、話す。
めぐみんが納得していたのは、この世界は、20歳までに結婚するのが常識らしいからだ。
若干、訝しげにしていたが。
カズマ「溜まったポイントで、スキルを覚えられるんだよな。」
結斗「そうだな。カズマは何のスキルを取ったんだ?」
カズマ「いや、俺まだ、5ポイントしかないから、変なスキルを覚えないようにしないとな。」
なるほどな。確かに5ポイントしかないと慎重にならざるを得ないよな。
俺の場合は、かなりポイントがあって、まだスキルポイントには余裕がある。
すると、カズマはめぐみんに質問をしていた。
カズマ「なあ。聞きたいんだが、スキルの習得ってどうやるんだ?」
めぐみん「そんなの、カードに出ている現在習得可能なスキルという所から………ああ、カズマは冒険者でしたね。初期職業と呼ばれる冒険者は、誰かにスキルを教えてもらうのです。」
カズマ「つまり、結斗に教えて貰えば、悪魔使いのスキルとかを、狩崎さんに教えて貰えば、超錬金術師のスキルを、めぐみんに教えて貰えば、俺でも爆裂魔法を使えるって事か?」
結斗「そうだな。」
ジョージ「その通りさ!」
真澄「ああ。」
めぐみん「その通りです!」
カズマ「うおっ!」
カズマの何気ない一言に、意外にもめぐみんが食いついた。
めぐみん「その通りですよカズマ!まあ、習得に必要なポイントはバカみたいに食いますが、冒険者はアークウィザード以外で唯一爆裂魔法が使える職業です!爆裂魔法を覚えたいなら、幾らでも教えてあげましょう!というか、それ以外に覚えると価値のあるスキルなんてありますか?いいえ、ありませんとも!さあ、私と一緒に爆裂道を歩もうじゃないですか!」
バイス(うわ〜。すっげぇ食いつくな。)
すごい食いつくな。
よっぽど、爆裂魔法を覚えさせたいのか。
まあ、俺はアークウィザードでも冒険者でもないので、関係ないが。
その後、カズマがめぐみんに対してロリっ子と言った事で、落ち込んでいた。
すると、背後から声をかけられた。
ダクネス「探したぞ。」
「「「!?」」」
めぐみん「ん?」
真澄「………ん?」
そこに居たのは、昨日接触してきたダクネスと、銀髪の人物が居た。
ダクネス「改めて、昨日の話の続きをさせてもらう、私を貴方達のパーティに。」
「「お断りします!」」
ジョージ「残念だが、お断りだ。」
ダクネス「!クゥン!!………即断、だと……。ハァ、ハァ………。」
結斗(えぇ〜………。)
カズマ(え、この人喜んでる?やっぱヤバい!)
バイス(うわ〜!こいつ、やべぇな!)
俺とカズマ、狩崎さんが断ると、ダクネスは顔を赤らめる。
やっぱり、やばい奴だ。
すると。
???「アハハ、ダクネス。そんなんじゃ話を聞いて貰えないよ。」
そう言って、銀髪のショートヘアーで、緑の服を着た女性が近寄る。
ダクネスの知り合いか?
結斗「あの、貴方達は?」
クリス「私はクリス。格好を見て分かると思うけど、盗賊だよ。」
結斗「前田結斗だ。よろしく。」
何か、コミュ力高いな。
そう思っていると、クリスが、カズマに声をかける。
クリス「ところで君。」
カズマ「え?」
クリス「聞こえたけど、スキルを覚えたいんだっけ?よかったら、私のスキルを教えようか?」
カズマ「いいんですか?」
クリス「今ならシュワシュワ一杯で教えるよ。」
カズマ「安いな!すみません、この人にキンキンに冷えたシュワシュワ一つ!」
まぁ、大丈夫だろ。
クリスはカズマとダクネスを連れて、スキルを教えに行った。
すると、真澄さんが俺に話しかけてくる。
真澄「君が、この世界のリバイスかい?」
結斗「はい。真澄さん。俺は、前田結斗です。」
真澄「改めて…………狩崎真澄だ。よろしく頼むよ。」
バイス(こんなに若いカリちゃんパパ、初めて実際に見たよ!)
俺と真澄さんは、そう話す。
しばらくすると、カズマ達が戻ってくる。
でも、カズマは渋い顔、クリスは泣いていて、ダクネスは顔が赤い。
何があった?
結斗「えっと、何があった?」
バイス(何か、泣いてない?)
カズマ「えっ〜と………。」
ダクネス「うむ。彼女はカズマに窃盗のスキルを教えた後、パンツを取られて、有り金全てを巻き上げられて泣いている所だ。」
カズマ「おい!あんた!何口走ってんだ!」
え?
おい、嘘だろ。
クリス「グスッ………お金返すだけじゃダメだって言うから……スンッ……じゃあお金払うからパンツ返してって言ったら……自分のパンツの値段は自分で決めろって……。」
カズマ「待てよ!おい待て!間違ってないけど本当に待てって!!」
うわ〜〜。
クリス「さもないとこのパンツは我が家の家宝として、奉られるだろうって!!」
カズマ、それはやりすぎ。
素直に財布を返してもらってパンツも返してあげればよかったのに。
周囲の男性冒険者は、サムズアップしてるが、女性冒険者の視線は、絶対零度並に冷たい。
無論、めぐみん、アクアは、カズマをゴミを見るかのような目で見ている。
カズマ「おーい!ちょっと待て!なんか周囲の女性の視線が冷たいから、本当に待て!」
そりゃあなぁ。
まぁでも、ちょっとした仕返しだろうから。
その程度で済んだから、それで良いだろうよ。
めぐみん「それで、カズマはスキルを覚えれたのですか?」
カズマ「!ふふん、まぁ見てな。いくぜ!スティール!」
カズマがスティールと唱えた途端、カズマの右手が光った。
アクア「ん?」
めぐみん「…………!ううっ………!」
アクアは何ともなかったみたいだが、めぐみんは何かに気づいたみたいで、目に涙を浮かべている。
まさか。
カズマ「…………何だこれ?」
カズマの手の中には、黒い女物のパンツが握られていた。
めぐみんは、か細い声で、カズマに言う。
めぐみん「…………何ですか? レベルが上がってステータスが伸びたから、冒険者から変態にジョブチェンジしたんですか?………あの………スースーするので、パンツ返してください。」
アクア「カズマ…………あんた………。」
ジョージ「何をやっているんだい………?」
結斗「………………。」
真澄「…………これは、ダメだな。」
バイス(フハハハハハ!変態カズマじゃねぇか!)
カズマ「あ…………あれ?おかしい、取れるのはランダムのはずなのにどうして?」
俺達は、そんなカズマの行動にドン引きしていた。
すると。
ルナ『緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者各員は至急街の正門前に集まって下さい!繰り返します!冒険者各員は至急街の正門前に集まって下さい!』
ルナさんのアナウンスが聞こえる。
それには、俺、カズマ、バイスは慌てる。
結斗「緊急クエスト!?」
バイス(なになに!?)
カズマ「えっ!?」
ジョージ「一体、何事だい?」
俺たちは、街の正門へと向かう。
すると、冒険者達が集まっていた。
荒くれ者「今年は荒れるぞ!」
めぐみん「嵐が………来る!」
冒険者達「収穫だぁぁぁーーーー!!」
アクア「マヨネーズ持ってこーい!」
何だか、俺とカズマ、狩崎さんは、置いてけぼりにされていた。
狩崎さんは、真澄さんに話しかけていた。
ジョージ「ダディー?これは一体、何が起こるんだ?」
真澄「ジョージ。この世界は、前の世界の常識が通用しないんだ。」
え?どういう事?
その時、何かが近づいてきた。
それは緑色の丸い物体でまるで………。
更に近づいてくると「キャベキャベキャベ」と聞こえてきた。
まさか。
「「………なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁ!!!」」
バイス(えええっ!?キャベツが空を飛んでるんですけど!?)
ジョージ「ホワイ!?どうなっているんだ!?」
本当にキャベツが飛んできたぞ!
嘘!なんで?物理法則どうなってんだ?
冒険者達「おぉぉぉぉ!!!」
アクア「この時期のキャベツはね、飛ぶの!味が濃縮して、収穫の時期になると、簡単に食われてたまるかと言わんばかりに、街や草原を疾走し、最後は人しれぬ荒野で、ひっそりと息を引き取ると言われてるわ。それなら!私達は、一玉でも多く彼らを捕まえて、美味しくいただこうってわけよ!」
ルナ「みなさーん!今年もキャベツの収穫時期がやってきました!今年のキャベツは出来が良く、一玉につき、10000エリスです。出来るだけ多く捕まえて、こちらのケージに入れて下さいね!」
一玉10000!?
金稼ぎにはもってこいじゃないか!
すると。
ジョージ「結斗。相手は空を飛んでいる。これを使いたまえ!」
そう言って、バイスタンプを投げ渡してくる。
それは、イーグルバイスタンプだった。
結斗「ありがとうございます!」
カズマ「………俺、帰って良いか?」
結斗「カズマ、割り切ろう!ここはそう言う世界だってな!バイス!行くぞ!」
バイス(あいよ!)
俺は、腰にリバイスドライバーを装着して、イーグルバイスタンプを起動する。
『イーグル!』
結斗「ハァァァァ………。フッ!」
俺は、イーグルバイスタンプに息を吹きかけて、オーインジェクターに押印する。
『Come On!イ!イ!イ!イーグル!』
バイス「ブハハハハ!!」
『Come On!イ!イ!イ!イーグル!』
結斗「変身!」
待機音が流れる中、俺はそう叫んで、イーグルバイスタンプをリバイスドライバーに装填して倒す。
『バディアップ!
『荒ぶる!高ぶる!空駆け巡る!イーグル!イーグル!』
『お前の羽を数えろ!』
バイス「俺っちカッコよすぎて、飛んでっちゃいそう!」
俺とバイスは、大型の猛鳥の鷲と、2人で1人の探偵こと11番目の平成ライダーの仮面ライダーダブルをモチーフにしたイーグルゲノムへとゲノムチェンジする。
ジョージ「フォウ!イーグルゲノム!………では、私も。こんな所で使いたくはないが、使うとしようか。」
狩崎さんはそう言うと、ドライバーを取り出す。
それは、ジュウガドライバーだった。
『ジュウガドライバー!』
狩崎さんは、ジュウガドライバーを装着して、ジュウガバイスタンプを起動する。
『ジュウガ!』
すると、狩崎さんの周囲に、10体の動物達が現れる。
真澄「ジョージ、これは………?」
ジョージ「ダディー、見ていてくれ。これが、私の最高傑作だ!」
そう言って、ジュウガバイスタンプをジュウガドライバーに装填する。
『レックス!メガロドン!イーグル!マンモス!プテラ!ライオン!ジャッカル!コング!カマキリ!ブラキオ!』
待機音が流れる中、狩崎さんは変身ポーズを取って叫ぶ。
ジョージ「変身!」
そう言って、ジュウガバイスタンプを一回倒す。
『スクランブル!』
『十種の遺伝子、強き志!』
『爆ぜろ、吼えろ、超越せよ!』
『仮面ライダージュウガ!』
『Go Over…!』
狩崎さんは、仮面ライダージュウガに変身した。
味方だから、頼もしいな!
結斗「バイス!早速リミックスで行くぞ!」
バイス「あいよ!」
俺は、バイスにそう声をかけ、イーグルバイスタンプを一回倒して、ボタンを押す。
『リミックス!』
そして、もう一回倒す。
『バディアップ!』
バイス「フハハハハハ!そんじゃ、行っくよ〜!」
バイスは、俺を肩車する。
すると、俺とバイスのイーグルの紋章が重なる。
『必殺!ミラクル!グルグル!イーグル!』
俺とバイスは、リバイスイーグルになって、空を飛びつつ、キャベツを掻っ攫っていく。
一方、狩崎さんは。
狩崎「ヘイ!ヘ〜イ!私の研究の為に、捕まってもらおうか!」
やる気になっていて、ジュウガの力で、キャベツを捕まえていく。
俺とバイスは、冒険者達から少し離れた場所で、竜巻を起こす。
『イーグル!スタンピングフィニッシュ!』
「「ハァァァァ!!」」
俺とバイスが起こした竜巻は、キャベツ達の意識を刈り取り、地面に落ちていく。
リミックスを解除して、回収する。
流石に、他の冒険者の取り分を減らしてはまずいので、これぐらいにしておく。
それでも、随分と大量に収穫できた。
変身解除したその後、ギルドへと戻り、収穫したキャベツを渡す。
しばらくすると、カズマ達も戻ってきた。
そうして、打ち上げになった。
キャベツの炒め物を食べていたのだが。
結斗「美味いな。(これまで食ってきたキャベツよりも遥かに美味い。)」
バイス(結斗だけ、狡い!)
カズマも微妙な表情になっていた。
そりゃあ、キャベツがこんなに美味いなんて。
そんな表情にもなるわ。
あと、ごめんな、バイス。
流石に、出したら大騒ぎになりそうだからな。
アクア「貴方、流石クルセイダーね。あまりの防御力の高さには、キャベツ達も攻めあぐねていたわよ。」
ダクネス「!いや、私などただ堅い女だ。それくらいしか取り柄がないからな。」
ダクネスは、冒険者からキャベツの攻撃から庇っていた。
でも、やっぱり喜んでたよな。
めぐみん「アクアの花鳥風月も中々でしたよ。冒険者の士気を高めつつ、キャベツの鮮度を保つとは。」
アクア「まぁね。皆を癒すのがアークプリーストの役目だもの。アークプリーストが出す水は清いのよ。」
別にそれはクリエイトウォーターでいいんじゃないか?
俺は心の中でそう突っ込む。
真澄「流石だな、ジョージ。あれほどのキャベツを収穫するとはな。」
ジョージ「まあ、あれくらいは、容易いさ。」
めぐみん「それを言ったら、カズマも潜伏スキルで近付いて、スティールで一気に収穫してしまうなんて。」
そう、カズマも結構活躍していたのだ。
まあ、俺や狩崎さんの収穫量を見たら、霞んでしまうのだが。
アクア「ふふん。私達も中々いい感じのパーティになったわね。クルセイダーのダクネス、アークウィザードのめぐみん、アークプリーストの私、超錬金術師のジョージと真澄、冒険者のカズマに悪魔使いの結斗。7人中5人が上級職なんて、そうは居ないわよ!」
めぐみん「ただ、結斗とジョージだけが仮面ライダーなのは、羨ましいですね。」
バイス(おい!俺っちを省くなよ!)
こうして、ドMクルセイダーのダクネスと、超錬金術師の真澄さんが仲間になった。
今回はここまでです。
狩崎さんと真澄さんは、この世界で、やっと和解しました。
イーグルゲノムにジュウガを登場させました。
狩崎さんは、もう会えない一輝とヒロミの事を思っていました。
いずれ、狩崎さんは、カズマにデモンズドライバーを渡すでしょう。
その時に、ヒロミの事を語るかもしれません。
結斗のヒロインはリアですが、どのタイミングに出しましょうか。
オリジナルライダーを出して欲しいという意見があれば、活動報告にお願いします。
もしかしたら、リアも変身するかもしれません。
現状、リアは、オニヤンマのバイスタンプと、デモンズドライバーと同形状のベルトで変身させようかなぁって思ってます。
ドレイクとデモンズを合わせた様な見た目のライダーに。
まあ、あくまで思ってるだけで、変わったり、変身させない可能性もありますが。
ビヨンド・ジェネレーションズに相当する話はやるべきか
-
やる
-
やらなくていい