白鯨の少女   作:ちゃんエビ

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11話 ゴムが伸びるとバネが縮む、ゴムが縮むとバネが伸びる

アラバスタ近海、次の目的地ジャヤを目指し船を進める麦わらの一味達

 

大海原を進むゴーイングメリー号を遠くにシャンクス達は旅立つルフィを見守っていた

 

「あぁぁぁぁぁ‼︎ルフィと航海するのは良いけどルミナもセットなの忘れていた!あぁぁぁぁぁどうしようぅぅ‼︎」

 

「狼狽る・・・よな、流石にルミナが一緒だとお頭が狼狽るのも無理はないか」

 

「まぁルミナが何も問題を起こさない事を願うしかないな」

 

その願いはきっと叶わないだろう

 

そんなシャンクス達の事はさておき

 

ゴーイングメリー号の甲板では

 

「・・・私・・乗る船を間違えたわ」

 

と乗船した事を後悔する発言が

 

一体何があったのか?というと

 

なんとゴーイングメリー号にニコ・ロビンが乗り込んでいたのだ‼︎

 

曰く宝物殿でクロコダイルと戦っている時にルフィに何か言われて責任を取れとかそんな感じの理由で麦わらの一味達に付いてくるようだが

 

「あっ、私の娘だ‼︎」

 

と本当に運悪くメリー号に乗っていたルミナとも再会

 

なんか凄い嘘をサラッと言ってきたルミナに

 

『なにぃぃぃぃぃぃ⁈』

 

とロビンを除く全員が驚愕

 

そりゃルミナに娘がいたと知れば無理もない

 

まぁルミナの嘘だが

 

「開口一番にサラッと嘘を付くの辞めてくれないかしら?」

 

「オープニングセレモニーじゃん‼︎」

 

「何も始まってないわよ」

 

「新たな冒険!新たな仲間‼︎」

 

「・・・仮に、仮によ?百歩譲ってそれでいいとしてとんでもない嘘から始まる大冒険って何よ?」

 

「ねぇ知ってる?嘘と勘違いで成り上がっていく道化の珍道譚‼︎定価500ベリーで買えるから是非読んでみてね」

 

「何故宣伝風に言ってるのか分からないけど・・ちょっとツッコミが追いつかないわ」

 

「あーね」

 

「ところで貴方は何故この船に乗っているのかしら?」

 

「暇つぶし」

 

そんな事を言われたらロビンも乗る船を間違えたと後悔するのも仕方ないだろう

 

そんな事がありつつも麦わらの一味達とニコ・ロビンはなんやかんやと話をまとめとりあえずニコ・ロビンが麦わらの一味となった

 

その後メリー号は特に問題なく海を進み、麦わらの一味達は空飛ぶスワンボートドットさんに乗ってみたいと遊覧飛行を満喫していた

 

そんなのんびりとした航海をしていた時だった

 

遥か上空雲の彼方からガレオン船の残骸が落ちてきたではないか

 

不可解な現象に麦わらの一味達が何があったのか?と疑問を浮かべていると空に巨大な人影が現れた

 

「空に巨人⁈」

 

もう驚くしかないルフィ達だが

 

「ねぇウタ?これ変じゃない?」

 

とウタに質問するルミナ、麦わらの一味達は不可解な現象を知る手掛かりなのか?とルミナの疑問に耳を傾けると

 

「Tシャツとホットパンツに着替えたけど変じゃないかな?」

 

と言った!

 

コイツ、船が落ちてきた事や空の巨人の事よりも自分のファッションの事を気にしていた

 

『変じゃない?ってそっちかよ‼︎』

 

これには麦わらの一味達も総ツッコミ

 

「・・・うん、白地のTシャツに白のホットパンツ、清潔感と清涼感あって変じゃないと思うけど・・・そのTシャツのプリントは何⁈」

 

ルミナの服装は上下白で統一したラフな格好ではあるがウタはTシャツにプリントされた柄が凄く気になるようだ

 

「これ?海軍が発売しているイケメン海兵Tシャツだよ?」

 

「いや⁈海軍何やってんの⁈」

 

どうやらルミナが来ているのは海軍が発売しているイケメンの海兵の顔がプリントされたTシャツらしい

 

これにはウタも海軍何やってんだ⁈と思うのも無理はない

 

まぁ海軍の中に民衆に海軍人気と馴染みやすさを広げようと画策した広報担当がいるのだろう

 

因みにイケオジ枠として発売されたスモーカー大佐Tシャツは割と人気が高いらしい

 

そんなダサTを着たルミナはルフィ達に近寄ると

 

え⁈コイツマジで何なの?と訝しむ顔で見られつつも

 

「なぁ、お前アレがなんなのか知ってるか?」

 

とルフィに質問され

 

「あれ?あぁ空島から落ちてきたんでしょ?んで空の巨人は空島にいる奴が太陽の光で投射された影だよ」

 

『空島⁈』

 

淡々と説明したルミナに空島と言うワードが出てきて食いつく麦わらの一味達

 

「この空の上、正確には雲の上には空に浮かぶ島があるの‼︎まぁ知ってる人は知っているけど知らない人の方が多いかもね!どちらかというと幻とか伝説みたいなお伽話として広まっているから仕方ないけど」

 

「お前行った事あるのか?」

 

「うん‼︎何度も行った事あるよ?私は空を跳べるしドットさんも空を飛べる!まぁこの海域の空島には行った事ないから私も初めてだけど」

 

「それって空島は世界中にあるって言い方みたいだけど」

 

「うん!空島は世界中に割とあるよ?」

 

「じゃあ!ドットさんに乗れば俺達も空島に行けるんだな?」

 

「まぁそうだけど・・それでいいの?」

 

「え?」

 

「だってこの航海は麦わらの一味の冒険でしょ?私が空島に連れて行くのは簡単だけどそれってルフィ達の冒険になるのか?って言うとちょっと違うような」

 

「なるほどな!つまりルミナは空島の行き方は自分達で見つけろと‼︎そう言いたいんだな!」

 

「うん‼︎その通りだよ!マリモ‼︎」

 

そう、この航海は麦わらの一味達の冒険

 

ならば自分達が進む航路は自分達で見つけなければ意味はない

 

勿論ルミナが自分なりドットさんなりで空島に連れて行くのはさほど苦労はしない

 

だが最初から何もせずに他所の海賊に連れて行って貰うのはルフィ達にとって冒険といえるのか?

 

仮にルミナに連れて行ってもらうのが麦わらの一味としての総意であるならば航海士はいらないだろう

 

だからこそルミナは空島の行き方はルフィ達に委ねたのだ

 

「空島があるって知って、空島に行けるって聞いて俺は浮かれすぎていたみたいだ!この冒険は俺達麦わらの一味の冒険だ、俺達で進まなきゃ冒険って言えねぇな!」

 

ルミナの発言に思い直したルフィは決意を新たにして

 

「野郎共‼︎空島に行くぞぉぉ‼︎」

 

そう宣言して麦わらの一味達もルフィに同意、一同は空島への手掛かりを得る為に当初の目的地ジャヤに船を進めるのであった

 

「ねぇ?ルミナ?あれで良かったの?」

 

「うん、仮に私がいなかったら自分達で進むしかないんだし麦わらの一味は白ひげ海賊団の傘下でも同盟でもない!私はそこまで手は差し伸べないよ?ただ友達として進みたい道を進む手助けはするつもり」

 

「そっか」

 

メリー号の甲板でそう話すルミナとウタの2人

 

ルフィ達は白ひげ海賊団の傘下でも同盟を組んでいる訳でもない

 

仮にそうであるなら本船の副船長たるルミナが先頭に立つべきなのだろうが麦わらの一味達はそうではない

 

ルフィ達はルフィ達で船を進めなければならないのだ

 

ルミナは友達としてその行く末を手助けするつもりなのだ

 

「とはいえこの海域からどうやって空島に行けるかは私にも分かんないだよね?可能性としてはノックアップストリームなんだけど、いつどこで起きるかか分かんないしまずは情報を集めないと」

 

白ひげ海賊団として長い航海経験のあるルミナとて海の全てを知っている訳ではない

 

ましてや簡単に空島に行ける手段を持つルミナなら尚更だ

 

「とりあえずジャヤに着いたら私ベラミー達に会うよ、もしかしたら空島についての情報知ってるかもしれないし」

 

「・・・え?ベラミーって誰⁈なんかしっかり名前覚えてるし‼︎」

 

「あぁ、アラバスタに来る前に私ジャヤにいたんだよね!そこでベラミーって言うルーキーの海賊団と友達になったんだ‼︎因みにアラバスタ近海まで送ってくれた良い奴等だよ?」

 

 

「あぁ・・そうなんだ」

 

きっと碌な事が起きなかったんだなとちょっと呆れたウタはそれ以上詮索する事を辞めた

 

そんなルミナ達を乗せたメリー号は無事にジャヤに着きルミナは早速ベラミー達がいるであろうモックタウンに足を運んだ

 

「えぇ・・治安悪過ぎでしょ」

 

そしてモックタウンに着くなりいきなりドン引きするウタ

 

海賊しかいない街なのだから正直言って治安は悪い

 

「お嬢ちゃん達可愛いなぁ‼︎ヘヘッ、奴隷商に売ぅぅぅぅぅぅ⁈」

 

早速美少女達に目をつけた浅ましい海賊が話しかけてきたがルミナが反射的に海賊の顔面に跳び膝蹴りをぶちかまし海賊は完全に沈黙する

 

せめて最後まで言わせてあげてほしいが碌な事じゃないのでまぁ仕方ない

 

「改めて思うけど海賊ってホント碌な奴がいないよね?こりゃ世界中で嫌われるのも無理はないか」

 

とウタが漏らした

 

「お前等‼︎よくも俺達の仲間を‼︎許さねぇ‼︎」

 

そこへルミナが潰した海賊の仲間達が現れルミナ達は海賊達に囲まれてしまった

 

「お前等って、私何もしてないんだけど⁈」

 

まぁウタは正直なところ何もしていないしとばっちりだが海賊達にとってそれはどうでもいい

 

仲間がやられて黙っていたら面子が立たないのでウタも巻き添えを食らうのだ

 

「ねぇ?先にちょっかい掛けてきたのコイツだよ?自業自得なんだから仕方ないよね?」

 

「黙れ‼︎仲間をやられた以上黙ってられるか‼︎」

 

「あーね、ならこれは海賊団として私に喧嘩売るって事でいいんだね?」

 

「何をごちゃごちゃと‼︎テメー等やっちまえ‼︎」

 

そう言って海賊達は一斉にルミナ達に襲いかかってきた

 

「まぁ私はどうでもいいけどウタには触らせないよ」

 

そう言いながらルミナは剃を使い襲って来る海賊達を一撃でノックダウンする

 

今回は覇気も能力も一切使わない素手のワンパンだがゾオン系の能力者のルミナは見た目以上の怪力の持ち主

 

その辺の海賊相手では相手にならないのだ

 

「ひぃっ、俺達が悪かった」

 

すっかり怯え切った海賊達の船長がルミナに許し乞い謝るがルミナは

 

「え?どっちが悪いとかそんな事はどうでもいいよ!お前達は海賊団として私に喧嘩を売った、だから負けたお前達の海賊団が壊滅するのも仕方ないよね?」

 

ルミナの中では白ひげ海賊団に喧嘩を売った海賊団という認識だ

 

海賊が海賊に喧嘩売って負けたらゴメンなさいで済む筈はない

 

ましてやルミナは白ひげ海賊団、馬鹿だし自分勝手な奴ではあるが白ひげ海賊団の面子を潰すような甘い対応はしない

 

故にルミナは喧嘩を売った海賊団を壊滅する

 

「お前達の海賊船木っ端微塵にするけどいいよね?答えは聞いてない」

 

そう言ってルミナは海賊船が停泊している港に直行、海賊達が巻いていたバンダナに海賊旗と同じ髑髏マークがあったのでどの船が海賊達の船なのか探すのにあまり苦労はしなかった

 

海賊船は海賊達の命、流石に分からないから他の船も手当たり次第に破壊するという暴挙はルミナもそれはちょっとないなと思っているので探しやすいのはルミナにとって有難い話ではあった

 

そんなルミナは海賊船に乗り込み

 

「六道空手・剛掌覇」

 

六道空手・掌覇の強化版ともいえる剛掌覇

 

威力、範囲共に強化された衝撃が海賊船に撃ち込まれ海賊船はものの見事に木っ端微塵に弾け飛んでしまった

 

「あぁ・・俺達の船が・・・」

 

大事な海賊船を破壊され絶望の表情で嘆く海賊達

 

そこに遅れてやって来たウタが現れて海賊達に哀れみの目を向けると

 

「あの子は白ひげ海賊団の副船長、これぐらいで済んだ良かったじゃん」

 

とある意味慰めの言葉を掛けると港に戻って来たルミナの元に駆け出していった

 

「・・・白ひげ海賊団」

 

その発言の真偽はともかく船を一撃で木っ端微塵にするヤバイ奴だ、只者ではない

 

海賊団はすっかり意気消沈しその後海賊稼業から足を洗い地道に働いたそうだ

 

それはともかくトラブルで街から離れたルミナ達、面倒臭いなと疲れた顔でモックタウンに戻って来ると前にも行った酒場に直行

 

さっきの騒動でルミナ達にちょっかいを掛けてくる海賊達はいないようだ

 

ルミナはベラミー達がいるであろう酒場の扉に手を掛け開こうとした時中から爆笑する笑い声が響き

 

「なんか盛り上がってるみたいだねウタ」

 

「まぁ酒場だし?」

 

と話しながら扉を開いたルミナ達、そこで見たものは?

 

「聞いたか?空島だってよ‼︎ギャハハハ‼︎」

 

「コイツ等お伽話を信じてやがる‼︎ギャハハハ‼︎」

 

何故か爆笑されていたルフィ、ゾロ、ナミ達がいた

 

「あっ、ベラミーいた!ねぇ?何かあったの?」

 

そんな爆笑会場の中にいたベラミーを見つけたる、ルフィ達より先にベラミーに近寄り話しかけると

 

「ん?マスタールミナ⁉︎戻って来たのか!アラバスタの用事は終わったのか?」

 

「うん!それでこのお笑い会場は何?何かあったの?」

 

「あぁ、そこの麦わらの奴が空島に行きたいって言うからよ!話を聞いてたら酒場の連中が爆笑してるんだ‼︎」

 

「あーね」

 

「俺もマスタールミナから空島はあるって話聞いてなかったらコイツ等みたいに爆笑して馬鹿にしてたんだろうがな」

 

と仲良く話しているルミナとベラミー、彼はルミナをアラバスタに送る途中に空島はあると聞いていたので空島は実在すると思っているがそれ以前は空島はお伽話だと信じていた

 

まぁ普通に考えて空に島があるなんて本気で思わないだろうし辿り着く手段も無い、加えて空島に行ったという話を聞いた事もないのでそれは仕方ないのだろう

 

「そっか、まぁここに来る前に空から船の残骸が落ちて来たり空に巨人が見えたからね、この近海に空島があるみたいなんだ!だから空島に行く為の情報を集めようと思ったんだけど外れみたいだね」

 

と既に諦めモードのルミナ、ベラミー達はともかく周りは馬鹿にして笑っている以上情報は集まらないと踏んだようだ

 

「この近くに空島があるのか⁈マスタールミナ⁈」

 

「うん、だから情報を集めてるんだ‼︎ルフィの手伝いもしたいしね」

 

「ルフィ?誰だそれ?」

 

「そこで笑われている麦わら、私の友達なんだ」

 

「アイツ、マスタールミナの友達なのか⁈」

 

「うん、最近アラバスタで七武海をブッ飛ばしたから結構強いよ?多分懸賞金も1億くらいまで跳ね上がるんじゃないかな?」

 

「七武海⁈1億⁈」

 

ルミナにそう言われて驚きを隠せないベラミー

 

正直なところ自分が大型ルーキーだとか偉そうにする態度は鳴りを潜めたがそれなりに実力はあると自認はしている、だが麦わらはルミナの友達で七武海をブッ飛ばして懸賞金も1億

 

流石に開いた口が塞がらないようだ

 

「アイツ等と一緒に馬鹿にしなくて良かった」

 

そう呟いたベラミー、七武海をブッ飛ばし1億ベリーになるかというヤバイ奴、加えてマスタールミナの友達という観点から馬鹿にしなくて良かったと安心すると

 

「まぁお前等あまり笑うもんじゃねぇ」

 

そう言いながら笑いの坩堝と化したルフィ達に近寄ると

 

「まぁとりあえず、ミルクでも飲め」

 

とルフィ達にミルクを奢り酒場のカウンター席に座らせると

 

「お前等マスタールミナの友達なんだってな?」

 

「「「マスタールミナ⁈」」」

 

いきなりベラミーがそんな事を言うもんだから思わず突っ込んでしまう

 

マスタールミナってなんだ⁈と

 

「いやツッコミ入れるタイミング失ってたけど私もマスタールミナって何⁈って思ってたのよね」

 

と普通にウタもカウンター席に座りそう話すと

 

「ウタ‼︎お前も来てたのか‼︎」

 

そうルフィがウタに言うと

 

「これは数日前の話だ、俺達が酒場で飲んでいた時酒場にマスタールミナがやって来た。俺はマスタールミナにちょっかいを掛けたんだがそれが間違いだった!身の程知らずとはいえ四皇にちょっかいを掛けた俺達は反省として海賊達に反省を促すダンスを必死に覚え反省したんだ‼︎そのダンスを教えてくれた彼女は俺達の師匠、マスタールミナなんだ」

 

「「「「あ、うん」」」」

 

いきなりそんな話をされた上に、ちょっと何言ってるのか分からない

 

ルフィ達は空返事をするしか反応出来ないがコイツもルミナの被害者かとベラミーを哀れんだ

 

そんな経緯もありルフィ達とベラミー達の間にトラブルなど起きずカウンター席で飲み食いしていると

 

「ねぇ?空島がないって馬鹿笑いしてるけど、それはお前達が海賊の底辺で地を這いつくばるしか能のない糞雑魚だからだよ?そんな底辺から上を見上げても空なんて見えないよね?糞雑魚だから‼︎糞雑魚だから‼︎」

 

とルフィ達を馬鹿にしていた客達を煽り出したルミナ、まぁ気持ちは分からなくもないが友達を馬鹿にされて黙ったままではいられないので仕方ないが流石に煽るのはどうなのだろうか?

 

「あぁ⁈なんだテメェ‼︎俺達が糞雑魚だとぉぉ‼︎」

 

「ちょっと可愛らしいからって調子に乗りやがって‼︎」

 

とルミナの煽りに反応した客の海賊達、それを見て酒場のマスターは

 

「あぁ・・また酒場がダンス教室になる」

 

と前回の悲劇を思い返していた

 

「ねぇ?知ってる?弱い犬ほどよく吠えるっていうけどアレは相手と自分の力量差を分かってるからこその自衛手段なんだよね!でもお前達って弱いくせに相手にイキるよね?つまりお前達は弱い犬以下の最底辺‼︎

少しくらいは犬を見習って尻尾くらい振ったらどう?あっ!違った‼︎お前達は尻尾を振る犬じゃなく犬に振られる尻尾か」

 

もうこれでもかというくらい煽りに煽るルミナ、ルフィ達は確かに馬鹿にされ笑われたしナミはその事で怒ってはいたが

 

「そこまで言う⁈」

 

自分達の為に怒ってくれているのは分かるし気持ちは有難いのだが言い過ぎじゃ?と思うナミ

 

「尻尾を振る犬・・ワンだ振る・・ワンダフル‼︎ワンダフルデイズ‼︎」

 

「いや⁈アンタも何言ってるの⁈」

 

尻尾を振る犬から着想を得たのか新しい曲名を思いついたウタ、いきなりそんな事を言うもんだからナミがツッコミを入れるのも無理はない

 

彼女は麦わらの一味の航海士兼ツッコミ担当なのだから

 

「流石マスタールミナ‼︎口撃力も世界レベルか」

 

「ちょっと⁈そっちの海賊達にツッコミ担当はいない訳⁈1人じゃ無理よ‼︎」

 

流石にベラミーまで追加されたらナミ1人では捌けない

 

ベラミー海賊団の中にツッコミ担当はいないのかと見渡すが

 

『流石マスタールミナ‼︎俺達に出来ない事を簡単にやってのける‼︎そこに痺れる‼︎憧れる‼︎』

 

「あっ、コイツ等もう終わってるわ」

 

ベラミー海賊団はもうルミナの虜、ナミはコイツ等はもう駄目だと早々に見切りをつけた

 

「・・・酒が美味い」

 

因みにゾロは巻き込まれたら終わりだと1人酒の世界に逃げ現実から逃走していた

 

ナミの胃は大丈夫か?

 

それはさておきルミナに煽られた海賊達、もう怒り心頭で顔が茹でたタコの様に真っ赤になりルミナに絡んでいた

 

決して酔っ払って顔が真っ赤になっている訳じゃない

 

「俺達がどれだけ恐ろしいか体に分からせねぇとな‼︎」

 

「へへっ‼︎俺の分からせ棒が徹底的に分からせてやるよ‼︎」

 

「分からせて覚えさせねぇとな‼︎」

 

「ABCで気持ちEってか?」

 

「ギャハハハハハ‼︎」

 

何やら不穏な事を言っている海賊達、ルフィ達やベラミー海賊団はあぁ、コイツ等終わったなと海賊達に哀れみの表情を浮かべていたが

 

プルプルプルプル

 

ルミナは震えていた

 

「おいおい、今更怯えたってもう遅いぜ」

 

「ギャハハ‼︎可哀想になぁ‼︎俺達に楯突いた事今更後悔しても無駄だってよ‼︎」

 

「その体にしっかりと教えてあげなきゃなぁ‼︎」

 

下卑た笑いを浮かべルミナに近付いて来る海賊達、ルミナは震えたまま何もしないでいると海賊達に捕まりアッサリと連れ去られてしまった

 

『ええええ⁈』

 

まさかの展開に口をあんぐりと開け驚くルフィ達

 

まさか何の抵抗もなくアッサリと連れて行かれたもんだから無理もない

 

一体ルミナに何が起きたのか?

 

「ゾロ、ナミ、ウタちょっと待ってろ・・ルミナを連れ戻してくる」

 

「麦わら、俺もマスタールミナには恩義がある!助太刀するぜ‼︎」

 

ルミナが強いのは分かっているがこのまま見過ごす訳にはいかずルフィとベラミーがルミナ奪還に立ち上がった

 

 

 


 

「ウィーハッハッハッハッ‼︎少しくらいは手応えのある海賊共はいるのかぁ?」

 

「ゼハハハ‼︎少しどころかとんでもねぇ化け物がいやがる‼︎俺の気配を察知してさっきから凄ぇ覇気を飛ばして来やがる」

 

「ウィーハッハッハッハッ‼︎船長ソイツ俺がブッ潰してもいいのか?」

 

「やめておけ、サシでカイドウとやり合うような奴だ!お前じゃ荷が重ぇ!何でこんな所にいるのか知らねぇが奴とは因縁があってな、俺が行く」

 

 


 

その頃無言かつ完全無抵抗のルミナは海賊達に担がれたまま海賊達が拠点としているアジトに連れ込まれ

 

「さぁて、お仕置きの時間だぁ!」

 

下卑た笑いを浮かべた海賊達の慰み者になろうとしていたその時

 

「ねぇ?私今それどころじゃないんだよね、私達白ひげ海賊団の因縁の相手が近くにいるのに悠長にお前等の相手なんかしてられないんだ‼︎だからさ‼︎さっさと消えてくれないかな」

 

迫る海賊達に冷たく遇らうルミナ、その眼は完全に冷め切っていて普段見せるルミナの雰囲気はなくまるで別人のようだった

 

そんなルミナから放たれる殺気にさっきまでの勢いをなくした海賊達

近寄る筈が逆に後退していくと

 

「そもそも私があの黒豚野郎の気配を感知したから覇王色飛ばしてたのに邪魔しやがって‼︎それに私を分からせる?やってみろよ‼︎黒豚野郎をブッ殺す前のウォーミングアップだ‼︎」

 

そう言いながら軽く覇王色を放ち海賊達を威圧するルミナ、彼女が先程無言で震えていたのは海賊達に怯えていたからではない

 

ルミナ達白ひげ海賊団の因縁の相手がこのジャヤに来ておりその気配を察知したルミナはその因縁の相手に覇王色の覇気を飛ばしていたのだ

 

そんな時にルミナが煽った海賊達がルミナを連れ去ったのだがたいして脅威にもなり得ない海賊よりその因縁の相手に覇気を飛ばす事を優先したルミナ

 

大人しくしていた事で海賊達が勘違いしたのも仕方ないが海賊達がルミナを連れ去ったのは事実、ぶっちゃけ割とどうでもいいが因縁の相手がいるせいでルミナの機嫌はすこぶる悪いしテンションも氷点下まで冷え切っている

 

ほぼ八つ当たりにも近いルミナのウォーミングアップ相手にされた海賊達、覇王色のせいで完全に縮み上がり立つことも出来ないでいたが

 

「ふーん、余裕こいて座ってるんだ!なら手加減とかいらないよね?」

 

本来なら覇王色で立っていられないと理解しているルミナだが今日は機嫌が悪い

 

自己中な言いがかりを付け海賊達を脅すルミナだが、まぁ海賊達もルミナを自分達の良いように使おうとしていたのであまり同情は出来ないだろう

 

そんな時だった

 

「波動エルボー‼︎」

 

何処からか野太い叫びと共に海賊達のアジトが木っ端微塵に吹き飛び海賊達もその余波を受けて全滅してしまった

 

「ウィーハッハッハッハッ‼︎アイアムアチャンピオォォォォン‼︎」

 

海賊達を全滅させた張本人が野太い叫び声を上げながら両腕を上げた

 

本人なりのファイティングポーズとパフォーマンスなのだろう

 

筋骨隆々なマッスルボディと覆面マスク、チャンピオンベルトとプロレスラーのような男は愉快そうに笑うと

 

「お前が船長が言っていたヤバイ奴か?」

 

単純な見た目だけなら正直なところ弱そうに見えるルミナ、本当に強いのか?と訝しむ男の視線にルミナは

 

「は?船長ってあの黒豚野郎?いや!過去に一度も風呂に入ってなさそうな風貌と絶対歯磨きしてないあの歯抜け面の方が誰がどう見ても圧倒的にヤバイと思うんだけど?んで、そんな汚物に従うバクテリアのお前もヤバイ奴だよね」

 

とまずは口撃、特にこの男とは因縁もないし初対面だが黒豚野郎の仲間なのでルミナはこの男が既に嫌いだ

 

「ウィーハッハッハッハッ‼︎船長は俺じゃ相手にならねぇと言ってたがそんなに強ぇなら絶対やり合いたいだろぉぉ‼︎」

 

「あっそ」

 

しかしルミナの口撃は聞こえていても気にしていないのか最初から聞いてなかったのか分からないがこの男にはあまり意味がなくルミナはもう完全にこの男にたいして一切の興味を無くし

 

時間加速(アクセル)

 

能力で時の流れを加速させたルミナは剃を使い一瞬にも満たない刹那の速さで男に肉薄すると

 

時間停止(フリーズ)

 

男に軽く触れ男自身の時を止める

 

「手加減はしない、生きてるといいね」

 

黒豚野郎の仲間ならば初対面だろうと恨みは無かろうと殺すつもりのルミナ、非道な行いだがそれだけの業を黒豚野郎が犯したのだろう

 

「六道空手・豪雷」

 

ドゴォォォォン‼︎

 

武装色と覇王色を纏ったルミナの凶悪な蹴りが黒雷と共に男に炸裂した

 

そのあまりにも凶悪な威力は男の意識を一撃で奪い遥か彼方まで男はブッ飛ばされてしまった

 

「ねぇ?・・お前はサッチを殺したんだ‼︎だから私がお前の仲間を殺しても何も文句はないよね?黒豚野郎」

 

そう言いながら後ろに振り返り鋭い睨みを向けたルミナ

 

その視線の先には

 

「やってくれたなぁ!ルミナ‼︎」

 

これまたルミナの倍はある巨体の男が

 

この男の特徴はなんといっても髭だろう、その黒い髭が彼の海賊としての異名なのだろうが

 

「お前が喋るとどうしても抜けた歯に目がいくんだよね、歯医者行かないの?まぁ私がやったんだけど」

 

この男の特徴は黒髭・・なのだが彼が喋ると黒髭よりもまず抜けた歯に目がいく

 

流石に異名が黒髭ではなく歯抜けだと格好が付かない

 

まぁその原因は以前ルミナが彼の顔面に蹴りをぶちかました事なんだが

ルミナは別に悪いと思っていなかった

 

「この歯の恨みは忘れてねぇ‼︎この落とし前は付けてもらうぞルミナ‼︎」

 

「あっそ、こっちは仲間の命を取られてるんだ‼︎落とし前はキッチリ付けてもらうよ、黒豚」

 

互いに因縁がありまさに一触即発のルミナと黒豚・・もとい黒髭“マーシャル・D・ティーチ“

 

互いに睨み合いながら攻撃を仕掛けるタイミングを図っていたその時

 

「ルミナ‼︎」

 

「マスタールミナ‼︎」

 

ルミナを助ける為に海賊達を追って来たルフィとベラミー

 

ルミナと敵対しているティーチが海賊達の船長と勘違いし

 

「ゴムゴムのぉぉ‼︎ロケット‼︎」

 

「スプリング狙撃(スナイプ)‼︎」

 

それぞれの技を使ってティーチとの距離を一気に縮める2人

 

「ゴムゴムのぉぉ‼︎回転弾(ライフル)

 

ルフィはロケットの勢いを利用して強力なパンチを

 

「スプリング死拳(デスノック)

 

ベラミーもルフィと同じ要領で強力なパンチを

 

ティーチにぶちかました

 

「痛てぇぇぇ‼︎痛てぇぇぇよ‼︎」

 

ルフィとベラミー2人のパンチでブッ飛ばされたティーチが痛みに悶え苦しんでいると

 

「ルフィ、ベラミー、助けに来てくれたんだよね?ありがとう!でもこれは私達白ひげ海賊団の問題、だからこの戦いには手を出さないで」

 

そうルフィ達に話しかけてきたルミナ、友達が助けに来てくれた事は素直に嬉しいし感謝もしている

 

だがこの戦いはルミナとティーチと戦いではあるものの内容を砕けば白ひげ海賊団の内輪揉め

 

仲間殺しという白ひげ海賊団の禁忌を犯したティーチと白ひげ海賊団副船長のルミナの戦いに他所の海賊の手助けは不要

 

故にルミナはルフィ達の介入を拒んだ

 

「分かった・・なら俺は手を出さねぇ」

 

「おい⁈麦わら‼︎」

 

この戦いが海賊としての面子の問題ならば友達でも、いや寧ろ友達だからこそルミナの顔を立てこの戦いには手を出さないと誓ったルフィ

 

彼はヒーローでも正義の味方でもない、助けたいから助ける事はあるかもしれないがそれは彼の海賊としての信念での行動であり助けを求めていないルミナに手を貸すのは彼の信念に反するのだろう

 

それに反して個人的に恩義を感じているベラミー、彼はルミナを助けたかったのだがルミナ自身とルフィの決断に困惑していた

 

「やってくれたなぁ‼︎ガキ共‼︎」

 

突如乱入していきなり攻撃してきたルフィ達に激昂したティーチ、怒りの形相でルフィ達に近付いて来ると

 

「お前が言うな‼︎」

 

こっちは仲間を殺されてるんだ‼︎そんな意味を込めたルミナ怒りの鉄拳がティーチの腹に突き刺さる

 

「ぐわぁぁぁぁ‼︎痛てぇぇぇ‼︎」

 

ルミナのパンチを受けたティーチは激しい痛みに苦悶の表情を浮かべていたが

 

「ゼハハハハ‼︎捕まえだぞ‼︎ルミナァァ‼︎」

 

彼女なら迷わず攻撃して来ると予想していたティーチ、ルミナの攻撃を甘んじて受け入れる事は逆にルミナに触れるチャンス

 

かなり危険な賭けだが成功すればこの戦いに勝機を見出せる、彼には何か策があるのだろう

 

「残念だったな‼︎ルミナァァ‼︎俺に触られると能力者は能力を使えねぇ‼︎お前の能力は厄介だが触れてしまえばこっちのもんだ‼︎」

 

ティーチに触られると能力者は悪魔の実の能力を使えない、彼が食べた悪魔の実の能力で無力化されたルミナ、彼女はそんな状態でも焦る事なく

 

「触ると無力化?それどんなエロ漫画だよ‼︎」

 

そんな事を言いながらルミナはティーチの股間を全力で蹴り上げた

 

「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎」

 

あまりにも無慈悲かつ凶悪な攻撃にティーチは勿論ルフィ達もうわぁと股間を押さえ痛そうにしていた

 

「残念だったね、私は未来を見通せるしお前が私に触る事は既に知ってた!まぁお前みたいな奴に触られるのもの凄く嫌だから覇気で触れられないようにしたの‼︎」

 

そう、ルミナはこの展開を読んでいた

 

ティーチはどんな能力者であろうと触れると能力者の能力を無力化出来る、だがそれはあくまで実体として触れた場合だ

 

だがルミナは触れずに弾く覇気、流桜とも呼ぶ覇気を纏いティーチーの能力による無力化を防いでいたのだ

 

ティーチが触れたと思っていたのは覇気を纏ったルミナ、四皇と匹敵する莫大な覇気を有するルミナには逆に悪手だったようだ

 

「お前が奪った“ヤミヤミの実“は凶悪だけどさ、お前じゃ荷が重いと思うよ?」

 

そう言ってあまりの痛みに反撃はおろか抵抗も出来ないティーチに近付くルミナ

 

「ねぇ?お前が奪ったヤミヤミの実、私が奪い返してもいいよね?お前がサッチから奪ったように私もお前からヤミヤミの実を奪う」

 

悪魔の実の能力者から悪魔の実を奪う、一体どういう事なのか分からないが自信たっぷりのルミナはまともに動けないティーチに触ろうとした

 

その時だった‼︎

 

背後からルミナを殺す気で飛んで来た一発の銃弾がルミナの後頭部に直撃する

 

だが武装色による防御で銃弾は貫通する事なくルミナは弾が飛んで来た位置を睨むと

 

「遠いな」

 

見聞色で狙撃手の居場所は分かったがその位置が遠い、そこまで行くのも面倒だし対して障害にもならないとルミナはその狙撃手を無視すると

 

「ゼハハハ‼︎お前が一瞬目を逸らした隙にヤミヤミの実の力を解放した‼︎このまま闇に呑まれろ‼︎」

 

未だ倒れたままだがなんとか能力を発動したティーチ、彼の体から暗黒の闇が広がっていきルミナ諸共周囲を呑み込もうとしていた

 

「そう簡単にはいかないか」

 

剃を使ってティーチから離れたルミナはそう言ってティーチを睨むと

 

闇水(くろうず)

 

右手を翳しながら叫ぶティーチ、すると

 

「うわぁ⁈なんだ⁈引き寄せられる⁈」

 

何故かルフィがティーチに吸い寄せられ捕まってしまった‼︎

 

「ゼハハハ‼︎残念だったな‼︎ルミナ‼︎お前と友達になったばかりにコイツは俺の闇に呑まれるんだ‼︎ゼハハハハハハ‼︎」

 

「なんだ‼︎この髭モジャ‼︎離せ‼︎」

 

そう言って必死に抵抗しようとするルフィだが

 

「か、体に力が入らねぇ⁈」

 

何故か体に力が入らないルフィ、まるで海に落ちたような感覚に戸惑うルフィだったが

 

「ルミナァァ‼︎テメェには恨みはあるがまだやり合う時じゃねぇ‼︎俺を見逃すならコイツは助けてやる‼︎どうする?あまり時間はねぇぞ‼︎」

 

ルミナに恨みがあり感情的になったものの彼の計画段階ではまだルミナと事を構える訳にはいかない

 

今ここで本気でやり合えば良くて痛み分け、少なくとも彼の仲間達は甚大な被害を受け計画の進行に多大なる支障をきたすだろう

 

故に人質にしたルフィを出汁にしたティーチ

 

そうしている間にもルフィは徐々に闇の中に沈められていてあまり考えている時間はなさそうだ

 

「・・・・・・・分かった」

 

ルミナがそう言うとティーチはルフィを引きずり上げ

 

「これはさっきのお返しだ‼︎小僧‼︎」

 

先程の奇襲のお返しだとルフィを全力で殴り飛ばすティーチ

 

「痛てぇぇぇ⁈」

 

ティーチのパンチに痛がるルフィ、覇気を纏ったパンチならゴム人間のルフィにもダメージを与えられるがティーチは覇気を纏ったパンチなどしていない

 

「ゼハハハ‼︎ルミナァァ‼︎覚悟しておけ‼︎お前の悪魔の実は俺が絶対に奪ってやるからな‼︎ゼハ‼︎ゼハハハハハ‼︎」

 

そう言いながらティーチは闇に呑み込んでいた建物を解放、もはや残骸となった瓦礫が降り注ぎ土煙が舞うと

 

「・・・はぁ・・・」

 

この隙に退散したのだろう、ルミナはティーチを追うよりルフィを優先してルフィに近寄ると

 

「大丈夫?」

 

と心配そうにルフィを労り倒れていたルフィを引き起こす

 

「ルミナ、ゴメンな‼︎」

 

とルミナに謝るルフィ、助けに来たつもりが逆にルミナの邪魔をしてしまった

 

もし助けに来なければルミナはティーチをブッ飛ばしていたかもしれない

 

ティーチの能力も知らないし奇襲じみたやり方だったのでルフィが捕まったのは仕方ないが、ルフィはルミナの邪魔をしたと申し訳なさそうにしていると

 

「・・・ねぇ?知ってる?白ひげ海賊団は仲間殺しを絶対に許さない‼︎

それは友達も同じ‼︎私は仲間も友達も大切‼︎正直なところ私はあの時ルフィを見捨ててあの黒豚野郎を攻撃するっていう選択肢があった‼︎でもそれはルフィが知らない他人だった場合、私は友達を見捨ててまで復讐に走る事はしないよ‼︎仮にそうだった場合白ひげ海賊団の皆んなは「よくやった‼︎」って喜ばないからね」

 

そんなルフィにそう話すルミナだが、やはりティーチを逃した事は悔しい

 

「ちょっと散歩して来るからルフィ達は空島に行く情報を集めて」

 

気持ち晴れやかではないルミナは気持ちを切り替える為に散歩に出かけ

ルフィもここで何か言うべきじゃないと察しベラミーと仲間達の元に戻るのであった

 

 

「はぁぁ・・・ごめんね?サッチ」

 

1人散歩中、大きな溜息を吐き落ち込むルミナ、普段馬鹿な事を言ったり割と能天気な彼女が落ち込むくらい今回の件は彼女の中で大事な事だったのだろう

 

「あぁぁぁぁ‼︎ヤル気も何も起きない‼︎しばらくの間家に帰って引き籠り生活しようかな」

 

とまさかの引き籠り宣言、それほどまでに彼女のテンションは急降下しているのだ

 

「ルフィ達は別に問題ないしウタはドットさんに送ってもらったら大丈夫‼︎白ちゃん達は本来私に大人しくしてろって話だったし私は自宅でニートすれば何も問題はない!よし‼︎」

 

彼女の言い分はルフィは船があるし自分は付いてきただけなのでいなくても問題は無い、ウタはシャンクスの船までドットさんに送って貰えば大丈夫、白ひげ海賊団は本来ルミナを謹慎処分したかったのでルミナが自宅謹慎すれば大丈夫、ルミナはヤル気がないので自宅でニート生活、

これで全て解決‼︎何も問題はない‼︎

 

と1人自問自答して

 

「ドットさぁぁぁぁん‼︎」

 

大きな声でドットさんを呼んだルミナ、そしてそんなルミナの呼び声に反応したドットさん

 

このスワンボートにはルミナの呼び声に反応する仕掛けでもあるのか?

ルミナの知り合いの科学者が作ったのなら何かあるのかもしれない

 

それはさておき飛んで来たドットさんにウタを送ってと頼み、一応書き置きを残したルミナは

 

「じゃ‼︎私は自宅案内指針を持って行くから‼︎またね‼︎ドットさん」

 

とエターナルポースとちょっとした荷物を持ってルミナはこの世界の何処にある自宅へと帰ろうとしていた

 

とここまではいい‼︎

 

これはルミナの独断だがルミナの都合なのでルミナ的には何も問題はないのだろう

 

だがルフィやウタからしたら勝手な独断専行でありルミナはクッソ迷惑な自己中馬鹿野郎だ

 

なんならウタはルミナがいるから一緒に着いて来たまである

 

ルフィは勿論友達だがシャンクスの船で来た以上ルフィ達に着いていくという選択はなかった

 

ルミナがいるからこそウタは着いて来たのだ‼︎

 

つまりウタはルミナに激おこなのだ‼︎

 

そしてルフィも今回のルミナの独断は見過ごす訳にはいかない

 

ココヤシ村では勝手に消えていたが、まぁ別の海賊団だし何か事情があって居なくなったんだろうとそこまで気にする事はなかったが今回の件は間違いなくティーチとの件が関係している

 

割と自由奔放、勝手気ままなルミナの独断だが間違いなく自分が悪いと

思ったルフィもこのままルミナを帰らせる訳にはいかないと立ち上がった

 

とウタを送りに来たドットさんから渡された書き置きを見た一同の反応を見たドットさんは思った・・・のかもしれない

 

 

そしてそんなルミナを追いかけに行ったルフィとウタ、だがルミナが何処にいるのか?何処に行ったのかさっぱり分からない2人

 

2人で探してもルミナが見つかる気がしない、そこでルフィ達は麦わらの一味達とベラミー海賊団に協力を仰ぐ為一度酒場に戻ると

 

「あっ‼︎ルフィとウタ、2人で何処に行ってたの?」

 

と酒場で呑気にプリンを食べているルミナがいた

 

あまりの展開にコントの如くズッコケる2人は

 

「ルミナ‼︎アンタ何勝手に帰ろうとしてるのよ!帰るなら私も連れてけ!」

 

まぁウタの言い分は概ね正しい、勝手に帰るのは言語道断・・だが君も一緒に着いて行くのはどうなのか?

 

「ルミナ・・・お前空島には行かないのか?」

 

と一緒に行かないのか聞いてくるルフィ

 

するとルミナは

 

「・・・私ね?考えたんだ!ヤル気なくて面倒だからほんのちょっとだけ考えたんだ‼︎新世界まで帰るの面倒じゃね?って‼︎だってヤル気ないんだもん‼︎ウタを送ったらドットさんいない訳じゃん?私自力で新世界まで帰るんだよ?自分の足で‼︎普通に馬鹿じゃん?まぁ馬鹿だけど?ヤル気のある馬鹿とヤル気のない馬鹿は違う訳‼︎私はプリンを貪りながら自堕落に過ごすニートになるの‼︎もう働きたくないの‼︎」

 

と無駄に長い言い訳を話すルミナだが

 

「いや、アンタ最初から働いてないじゃん」

 

とウタの辛辣なツッコミが

 

「は?働く定義って何?生きる為に、生活する為に働いて収入を得る‼︎その収入で人は生活するんだよ?つまり海賊は海賊業で収入を得る‼︎その収入はベリーだったりお宝だったり食料、お酒、趣向品だったり様々だけど収入はある訳‼︎つまり海賊は夢を追いながら収入を得る仕事な訳!夢を諦めてはたらく社畜共より充実した仕事だと思わない?つまり海賊はリア充‼︎まぁ弱い奴はすぐ死ぬし?下手な社畜共よりブラックな仕事ではあるけど?・・つまり私は海賊として働いてるの!お分かり?」

 

とまた糞長い言い訳をベラベラと喋るルミナ

 

つまりルミナの言い訳を解釈すれば海賊を辞めたいと言っているようなものだ

 

「なるほど‼︎つまりルミナは白ひげ海賊団を辞めたいって事?」

 

まぁウタがそう解釈するのも当然だ

 

「・・・・・そうか・・そう解釈される訳か・・なるなる‼︎この馬鹿だけど頭の良いルミナさんでも言葉の盲点とやらを見過ごしていたようだね‼︎・・・マスター、プリンおかわり」

 

なんだコイツ?

 

もうそんな感想しか出てこない

 

「そういえばルミナの家って何処にあるの?」

 

ととりあえず気を取り直して別の話題を振ったウタ、そんなウタの質問にルミナは

 

「え?教えないよ?革命軍の本拠地って何処にあるの?って聞かれて革命軍がここにあるよ‼︎って教える?それと同じ‼︎私って世間一般から見れば無名かつ手配書もない海賊だけど白ひげ海賊団の副船長だし、何なら元の懸賞額63億7000万ベリーと海賊王よりもブッチギリでヤバイ奴なんだ‼︎そんな奴の家なんて本人が口を割る訳ないじゃん?」

 

と自宅を教えたくない理由をベラベラと喋るルミナ、確かに海賊のルミナが自宅の場所を教えるのは色々と危ない、警戒心がないのか⁈と心配になる

 

そこはルミナでもちゃんと分かっているようで話す事はなかったが

 

「まぁ気が向いたら今度家に招待してあげるよ‼︎おじさんも多分喜んだり怒ったりブッ殺したりするかも?」

 

これは恐らく気が向かないやつだろう、それはともかくルミナの発言に凄く気になるワードが出てきた

 

「おじさんって誰⁈」

 

まぁルミナからおじさんなんて言葉が出てくればルミナガチ勢のウタは黙っていないだろう

 

「おじさんはおじさんだよ?私の家に住み着いているおじさん‼︎」

 

「はぁ⁈ルミナの家に住み着いているおじさん⁈何それ‼︎事案じゃん‼︎NTRじゃん‼︎」

 

「いや事案じゃないし‼︎そもそも私はウタのものでもないし‼︎その発想はガチでヤバイよ?もうどのくらいヤバイかと言うと海軍本部と七武海、四皇が勢揃いして「頂上決戦‼︎誰が1番可愛くパンを食べるか⁈パン食い競争‼︎の絵面くらいヤバイよ?」

 

なんか話が凄い事になってくるとルミナは荷物の中から四皇と七武海の手配者、海軍三大将の写真をカウンターに並べて

 

「想像してみて?この面子‼︎この厳つい面構え‼︎こんな連中がパン食い競争していかに可愛くパンを食べるのか競うんだよ?」

 

と言われルフィ達は手配者を見渡し可愛いパン食い競争を想像すると

 

「「「「「気持ち悪い‼︎」」」」

 

と同じ感想が出てきた

 

「というかこの面子っていうかそうじゃなくてもこの七武海の“ボア・ハンコック“ってとんでもない美女じゃん‼︎もうブッチギリで優勝じゃん‼︎って私のヤバさがこのレベルでヤバイって酷くない⁈私なんかまだ可愛い方だよ?」

 

とウタの悲壮なツッコミが入るが

 

「これがお前の船の船長なのか‼︎」

 

「鷹の眼」

 

「四皇の手配者、懸賞金の額がとんでもないわね‼︎っていうかルミナの元の額ヤバすぎでしょ⁈四皇以上じゃない‼︎何したら・・って聞きたくないわ」

 

とルフィは白ひげの手配者を、ゾロはミホークの手配書を、ナミは四皇の手配者を見比べてそんな感想を言っていると

 

「ちょっと⁈ルフィ達スルーしないでよ‼︎私がヤバイ奴認定してない?」

 

とルフィ達に擁護の声を求めると

 

「「「ルミナの友達って時点でヤバイ奴」」」

 

ルミナの友達はヤバイ奴、確かにそうだがそれだと自分もヤバイ奴だと自覚しているのか?ルフィ

 

まぁ彼の血縁関係を考えればルフィもブッチギリでヤバイ奴だが

 

とウタはヤバイ奴認定され

 

「・・・・そう言われたら否定出来ないのが悔しい」

 

ルミナと友達になれる奴はヤバイ奴、ウタもそれは共通の認識だったのか自分がルミナと友達の時点でヤバイ奴だと自覚して項垂れてしまった

 

「で?何をどこまで話したっけ?適当過ぎて何も覚えてないんだよね?」

 

といきなりルミナがブッ飛んだ事を言い出した

 

コイツはその場のノリと勢いで生きているのか?

 

「とりあえず空島行くんだよね?何か分かったら教えて?え?私?私はニート、何もしない」

 

と何か言っているが、何もする気がないなら黙っていて欲しい

 

まぁこんな奴に構っていたら時間も無駄だし何より疲れる

 

ルフィ達は空島への手掛かりを求め酒場を出て行くのであった

 

「ねぇ?ルミナ‼︎さっきルフィが話してた髭モジャって黒髭の事だよね?」

 

ルフィ達がいなくなった事でルミナと一緒に残っていたウタがルミナに先程の件を聞いてみると

 

「まぁ・・うん」

 

やはり先程の件を引きずっているルミナは曖昧な返事でうわの空といったところだ

 

さっきの馬鹿な発言はルフィに余計な気を使わせない為の空元気だったようでルミナは大きな溜息を吐くと

 

「よし‼︎私も武器を解禁する‼︎」

 

「え?武器を解禁?・・え?ルミナって武器使えたの?」

 

「使えるか使えないかで言うなら使える‼︎まぁ私の武器は専用ガントレッドと専用ブーツだし私の戦闘スタイルは変わらないけどね」

 

「なるほど・・それで?そのガントレッドとブーツは何処に?」

 

「デコポンのいる島」

 

「デコポンって誰⁈」

 

「あぁ・・立場上あまり関係性を口外するなって言われてるけど・・まぁウタは私の味方だしいいかな?」

 

「ん?私はどんな時でもルミナの味方だよ?」

 

「デコポンはね?ドクターベガパンクっていう科学者なの」

 

「・・・・は?・・・いやいやいや‼︎ドクターベガパンクっていえばアレでしょ?海軍の科学者で500年先の技術を発明するっていうあのベガパンクでしょ⁈なんでルミナと親交あるのよ?海賊と海軍じゃん」

 

「まぁ正確に言えば海軍の協力者‼︎なんで親交があるのかって疑問は、昔私はデコポンのお世話になったから‼︎まぁ爺ちゃんと孫みたいな?そんな関係でもあり発明の協力者でもある‼︎とはいえ海軍に流用する発明には協力してないよ?だって海賊だし?」

 

「いや、それ大丈夫なの?世界政府に関係が知られたらベガパンクも危ないんじゃ?」

 

「世界政府の上層は知ってるよ?私命令は聞かないけどデコポンの頼みは割と素直に聞いてるし?まぁベガパンクは私を大人しく繋ぐ為の鎖みたいなものだからね世界政府にとって‼︎だから私とベガパンクの関係は黙認してるの‼︎」

 

「いや、あんた割と勝手に暴れてるじゃん」

 

「まだ控えめですが?」

 

「控えめ?」

 

「控えめ」

 

なんか話の流れで世間を騒がすような事実が出てきたがルミナ的にはまだ大した事じゃないと割とあっさりとしていたが

 

「まぁ黙認している最大の理由は私‼︎私がそうゆうふうに条件叩きつけたからね‼︎」

 

「どうゆう事?」

 

「それは言えない‼︎」

 

「なんで?」

 

「教えてもいいけど私は責任取らないよ?でも友達だから見捨てたくない!だから私は教えない‼︎お分かり?分からないなら劇場版魔砲少女プリン・アラ・モード『パンナ・コッタvsナタデ・ココvsクレーム・ブリュレvsサバノ・ミッソーニ』を観て理解して‼︎」

 

「ちょっと待って⁉︎タイトルからしてもう何を主張したいのか分からないんだけど⁈てゆうか‼︎最後スイーツじゃないじゃん‼︎何しれっとスイーツ面してんのよ‼︎」

 

「最初スイーツ界のヒロインを決める為のバトルロワイヤルに皆出てたんだけど突如乱入してきたサバノがヒロインの証である“トリアエズ・ナマ”を強奪して皆で''トリアエズ・ナマ“を取り返す為に協力する映画だよ?でもトリアエズ・ナマと融合したサバノがビールト・カキピーに進化しちゃってあわや全滅しそうな位大ピンチになっちゃうの‼︎そしたらスイーツ界のニューヒロイン“マリ・トッツォ“が覚醒してビールト・カキピーをやっつけるの‼︎」

 

「・・・いや‼︎本気で何を主張したいの⁈スイーツ?酒とつまみ?オカズ⁈というかタイトルにマリトッツォなんてなかったよね?何処から出てきた⁉︎」

 

「公開日に劇場版でサプライズ登場するキャラだからタイトルに記載される訳ないじゃん?まぁこの映画反響も人気も全く出なかったんだけどね」

 

「でしょうね」

 

なんか話の流れを変える為にルミナがブッ込んで来た話がなんか凄いヤバイ糞映画の話に、ツッコミ所しか無い設定にウタも案の定ツッコミを入れ話はそれで終わったかに見えた

 

「まぁルミナが糞映画のネタバレしてくれたおかげで私は見なくて済んだ‼︎だから・・なんで?」

 

だが話は振り出しに戻ってしまった

 

「仕方ない・・・・・ウタにだけ特別にコッソリと教えてあげなくもないという方向性で前向きに検討してやってもいいよ?」

 

「それ絶対言わないやつじゃん‼︎」

 

こうなればルミナは絶対言わないんだろうと無駄な足掻きを辞めたウタ

 

彼女は話題を切り替え普通の雑談をしながらルミナと時間を潰した

 

それから暫くするとルフィ達が戻って来て空島に行く手段が分かったので出航すると言ってきた

 

ルミナはヤル気がないので別に私行かなくてもいいよね?と思っていたが空島プリンを思い出しソレを食べに行く為にルフィ達について行く事にした

 

「お前、別に嫌なら着いて来なくてもいいぞ」

 

そんなルミナにゾロから辛辣なお言葉をいただき

 

「と垢シャブが申し出るので私は着いていきませーん‼︎」

 

ルミナが拗ねた

 

まぁそれは別にいいのだが

 

「ちょっと待て⁈垢シャブってなんだ⁈」

 

「え?幼馴染みの手垢をしゃぶる特殊性癖って事を略して垢シャブだよ?だって事実なんだもん‼︎仕方ないよね?」

 

「おい⁈刀を咥えるのは俺の戦闘スタイルなんだから仕方ねぇだろうが‼︎」

 

流石に垢シャブは酷い

 

「まぁいいや‼︎空島なんてドットさんがいれば簡単に行けるし‼︎という訳で私はドットさんに乗って勝手に空島行ってるね‼︎」

 

何事もなければルミナはメリー号に乗って空島に行っていたのだろう

 

だがゾロの一言でルミナ・・・とセットのウタはドットさんに乗って空島に向かって飛んでいってしまった

 

これにはルフィとサンジがゾロに猛抗議、だが他のクルーはいない方が平和じゃね?と特に抗議はしなかった

 

そんな展開になりルミナ達を乗せたドットさんは天高く舞い上がり雲を突き抜け

 

「わぁ〜‼︎この空島でっかい‼︎」

 

「私は空島初めて来たよ‼︎本当に雲の上に島があるなんて不思議」

 

と感嘆としていた

 

 

 


 

(プリンプリン♪空島プリン♪プリンプリンプリンプリン♪)

 

「ヤハハハ‼︎なんか頭が可笑しな奴がいるぞ」

 

そしてこの空島ではルミナの心の中を読み取り馬鹿にしている男がいた

 

(あれ?なんか私を馬鹿にしている声が聞こえたよ?)

 

(ん?・・聞き間違いか?)

 

(聞き間違いじゃないよ?というか人の心を勝手に読むな‼︎ブッ飛ばすぞ変態野郎)

 

(お前もマントラを⁈)

 

(はい‼︎変態野郎のいうマントラでお前の居場所見つけた‼︎今からお前をギッタンギッタンのボッコボコにしま〜す)

 

(なんで⁈)

 

そしてその男は自分と同じ見聞色でルミナに探知され・・ボコられ宣言された

 

まぁ黒髭との一件で虫の居所の悪いルミナに捕まったのが運の尽き

 

この男・・空島ことスカイピアの神、“(ゴッド)エネル“の命運は如何に⁈

 

 

 

 

 

 

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