一回転…
「ひ、ひぃ!」
二回転…
「あばばっ!?」
三回転…
「こ、これ以上は!?」
四回転…
「もうダメだ、おしまいだ!」
五回転…
「あっ、ああああ!!!」
対象物を思いっきり殴った。人が吹っ飛んだ。きっもちえええ!
あっ、どうも。豊臣秀吉が天下を取った時代にやってきた千利休の客人の『柳田 國次』です。2022年からやってきたんですが…この時代つれぇわ。ネットが繋がらないんだぜ?ネット依存症の俺はな、涙が出ますよ…
そこまで気にしてないけど。
「柳田さーん!!」
「駒さん?あんた、姫でしょ?元気すぎでは?」
「今日はどこに行くんですか?」
「近くの海で釣りでもしようかと」
「私も行きます!」
姫様がそう言った瞬間俺は遠くに響くように手を鳴らした。そうすると
「ひーめーさーまぁああ!!!なりませぬぞ!姫はこれから茶道をせねば!姫様の為に京から千利休様がやってきたんですから!」
はえ〜、かの有名な…それよりも目の前でくどくど怒られている姫様ウケる。
「あ、それじゃあ俺はこの辺で」
「あ、今回もありがとうございます!柳田殿」
「いえいえ〜、頑張ってね〜姫様〜」
俺がこの時代に来た理由はわかっていない。川に身を任せて浮かんでいたらいつの間にかこの時代にいた。特殊な力を伴って…この力が問題で腕を回せば回す程力が増していくっという簡単なやつなんだが、一回転する度に力が二乗していく。
零回転だったら『2』倍
一回転だったら『4』倍
二回転だったら『16』倍
三回転だったら『256』倍
といった感じに強くなり過ぎちゃう。零回転で農民ワンパンできて、一回転で落ち武者と武者をワンパンできる。三回転で家を半壊できて、四回転で家を全壊できる。五回転は土地ごと抉って家を全壊(跡形もなく)といった感じに強すぎるンゴw
制御が難しいのが第1の課題。肩慣らしで腕を回したりするやついるだろ?それで…存分に慣らした後肩を叩いたら…ね?跡形もなく肉片すら残さずに消え去った。一瞬テレポート能力か!?って思ったけど…うん。血を見た瞬間に理解したよね…地面も抉れてるし…ははは
第2の課題は、豊臣秀吉がまだ死んでないって事だ。ということは…だ。関ヶ原の戦いや大坂夏の陣と冬の陣があるっていうことだ。徴兵とかされないよね?教えて勉学に勤しんでいる人!
そして、最後にお金の問題だ。2022年で扱われている貨幣ならあるけど、この時代のやつはほぼない。偶に姫様の護衛をしているけどそれでも雀の涙程度だ。家賃と飯代で消える。だから、釣りをして少ししてでも飯代を浮かせなければ…
「釣れねぇ〜な〜」