黒を殴り終わって人が集まっているであろう佐和山城に向かおうとしたら人がゾロゾロと近付いているのを感じた。
ラァイン!ラァイン!ラァイン!
めっちゃ、LINE来た。藤丸君だよね〜、衝撃音をどこからか聞いてた?ていうか、さっきまで中央の祠にいたよな?
『大丈夫?』
『返事して』
『ねぇ』
『おーい』
《通話キャンセル》
《通話キャンセル》
……
…
怖い。え、連絡を切っていたらこんな連絡来てたの??
会うの怖いんだけど…
「おーい、バカ柳田」
コイツ!いつの間にか後ろに!?
「ちゃっす」
「いや、ちゃっすじゃないのよ。お前今までどうしてたんだよ。佐和山城で、対獣の神の対策を練っていたら物凄い大きな音が聞こえていたんだけど…何をしてたの?」
怖い
「ちょっと、大きな黒い犬とじゃれあってた。それよりも、さっき見てた人達はどうしたの?淀殿とか卑弥呼とか聞こえたけど…」
「うん、それについて手伝って欲しい事があるんだ。ふ〜ん…え、あ。俺が手伝う前提?」
俺の質問に関しては織田信長が答えてくれた。
「いや、それは別にそこまで費用では無いのじゃが、いた方が成功率は上がるな」
「ふ〜ん、この特異点を攻略するの?」
「あぁ」
「じゃ、勝手にしてくれ…とは言わないよ。多分、俺の殴るだけの力は最後に必要になると思う」
「そうか、必要になるとええな!」
うるせぇよ。よく思えば姫様は本当に復讐する気はそこまでないだろう。恨んでいるのは間違いないだろうが、その神の力を使ってまで行う必要を感じない。多分、千利休が誑かしたのかな?…だとしたら姫様の護衛として殴らなきゃ。
「さ、城に行こう。柳田さん」
「え、お前ら城にいるの?」
◆
石田さんに『お前、生きてっ!』みたいな表情されました。
「へいへーい、石田さぁん。俺がいなくて寂しかったのかァい?へいへーい」
「ウザい。それに、お前今までどこに居た?」
「いや、もうちょっとさぁーこう、なんか物足りんぞ…ちょっとでっかい犬と戯れていましたよ。ちょっと俺の技に磨きがかかって拳を飛ばせるようになったけど…」
「何を言っているんだお前」
「ちょっと待ってな」
俺は三十回転をして、石田さん目掛けて殴ろうとした。
「お前まで俺を…」
え、なんか調子狂うんだけど!!いや、マジでどうしたよ。とりま、キャンセルする。誰か説明よろ
「あ、山南さん。コイツどしちゃったのよ。弄りがいがないんだけど」
色々あそこであったことを聞いた。へぇ〜、信用してたクコチヒコさんの裏切りや、生け贄にしようとしたガキと上司の嫁が利休さんに捕まってると…しょうがねーなー!
「で、お前ら何か策はあるのか?今のコイツをいじっても楽しくないからさっさとやろう」
なんか主に俺がやる事はお茶で水責めをするから、その防波堤をぶっ壊せばいいとの事。今の俺ならその壁を全て壊す事は余裕よ!
「じゃ、細かい事はお前らに任せるよ。必要になったら電話してくれ」
やる事はシンプルであるほどいい。
《質問きてなかった!》
このシリーズはどこまでやる?
ぐだぐだ新邪馬台国が終わったら完結かな。