この時期はよく喉を痛めるのですが、今年も例外なく痛めてしまいましたw
最近になってようやく転職先も決まり、引き継ぎやトラブルなどで疲れていたのでしょう…やっちゃいましたw
ションボリたちの様に緩やかに生きていければと思う場面もしばしば。
少しでも彼女たちと過ごしいたいと言う願望が…ダダ漏れな感じになってると思いますw
「紹介するし、私のいとこのシリウスシンボリとエアグルーヴ、ツルマルツヨシだし。ちなみにここにいるエアグルーヴはたわけ警察の方とは一切関係ないし。」
たぬき一家のメンバーが勢揃いだ。ツルマルツヨシに至っては赤ちゃんのままだった。
「…たわけ警察…。」
たわけ警察はエアグルーヴたぬきで構成された治安部隊みたいなものだ。大方ションボリがオグリキャップ関連で厄介になったり、タキオンやタキえもんが薬を散布した時などに出動するとのこと…。
「会長から聞いている、エアグルーヴだ。ユウと言ったな。しばらくはここにいるとのことだな?…怪しいことはするなよ?」
念を押されたので少し揶揄う。
「あぁ。迷惑はかけないさ。よろしくな、ベロちゃん?」
「なっ!?貴様何処でそれを!」
「ションボリから聞いているだろ?俺はお前たちのことを知っていることをな?」
「…なるほど。そう言うわけかい。それで?私たちをどうするんだ?」
シリウスは素敵な笑みを浮かべながらこちらを見つめる。ウマ娘の状態だったらメス落ちしそう…。
「別に…。ただションボリがここにいていいって言ってくれた。…家が建つまでお世話になるが、色々と手伝わせてくれ。」
「…ふん、勝手にするといいさ。」
「だーっ!」
そんな時、ツルちゃんがこちらに近づいてくる。すごいニコニコしており、警戒心もないようだ。座っている膝に乗っかり、こちらに笑顔を向ける。
「…ふふっ。」
少し剣呑とした雰囲気が和らぎ、次第にパシャパシャとシャッターを切る音が鳴り始める。…ションボリとシリウスが一眼レフでその様子を連写しているようだ。
「さすがツルちゃん、悪い雰囲気を壊す天使だし。」
「ふっ、私も負けていられないな。」
「ア、カイチョーニシリウス!ボクモトッテトッテ!」
ツルちゃんの反対側に座り、一緒にポーズを決めている。
「…何これ…。」
身動きの取れない俺にパシャパシャと写真を撮る二匹のたぬき、そして愛らしくポーズをとるテイオーとツルちゃん。なんともグダグダで、それでもって平和でカオスな光景だ。
「……本当に安らげる場所だな…。」
「良い笑顔、絵になるし。」
ションボリの覗いたファインダーには心からの笑顔の俺と楽しげに笑うテイオーとツルちゃんが映っていた。パシャリと音を立てたその映像は…、初めてたぬきの里で撮った記念の一枚となった。
「さて、ここら辺について案内したいしが…。今日は私たちも用事がー。」
「カイチョー!ボクガユウヲアンナイスルモンニ!モンチャンタチトモアソブヤクソクシテルカラツイデニヤルヨ!」
「……俺お金とかないけど…。」
「もしかしてこの中に入ってるし?」
そう言って渡したのは俺が前の世界で使っていたバックだった。入っていたのは財布に通帳、スマホに充電器、パソコン、手帳である。
「…前に下ろした時と同じ額…それに通帳の残高が増えて…ん?」
ぱらっと出たメモには、
「保険解約済み、今まで払った保険料は選別です。貯金していたお金も入ってますので有効に使ってください。」
とやっつけ仕事にしては出来過ぎなことを女神はしたようだ。
(有効にって…俺の金なんだよなぁ。)
と心の中で突っ込んでみる。
「どうやら女神様はユウのことを気にかけているようだし。」
「…たぬきだけどな。」
「それは…少し不安だし。」
「奇遇だな、私もだ。」
ここぞとばかりにシリウスも突っ込む。前回出番のなかったためかここぞとばかりに主張する。彼女の胸のようにー。
「今、失礼なことを考えただろ?」
「いや…。」
「…まぁ、あんたの好きなようにやればいいさ。」
たぬきになっても不敵な笑みをするシリウス。ただそこには皮肉や侮蔑の感情ではなく、ただ単に俺個人に対しての歓迎と激励のようであった。そう思うと少しだけ笑みが出る。
「ふふっ。」
「何がおかしい。」
「優しいんだなあんた。」
「なっ!私は出かけるぞ!テイオー、このアホにこの里の案内頼むぞ!」
真っ赤になりながらも気遣うシリウス、揶揄い甲斐がある。
「オッケ~!サァ、ユウ!イコウヨォ!」
俺の腕を掴み、引っ張るテイオーに困りながらもついて行く。
「いってらっし。」
微笑みながら手を振る様は動画で見たまんまだった。
〜たぬきの里広場〜
たぬき怪文書で書かれてあった温泉やプールになる凹地の近くにたぬきたちの憩いの場である広場が存在している。ションボリ家のある住宅地から離れた郊外に存在し、テイオーやモンちゃんことターボたちがよく遊んでいるとのこと。
「ツイタヨー!ココガボクタチガヨクアソブコウエンダヨ!」
「へぇ。…たぬきたちの里だからてっきりやっつけ仕事かと心配してだけど…ちゃんと広い公園だな。」
「テイオー!!」
ジタバタと砂埃を舞い上げながらやって来たのはお馴染み、ツインターボだ。ギザギザの歯を出しながら高速ジタバタでやって来る。
「モンチャン!」
「……あんた誰だもん?」
「えっと…。」
「モンチャン、キョウカラボクノイエデクラスコトニナッタユウダヨ!」
「俺の名前はゆうま。ユウって呼んでくれ、ダブルジェット。」
お決まりの名前を間違えれネタを突っ込んでみる。
「ツインターボだもん!!」
「ごめん、ごめん。ターボ、今日はテイオーと遊ぶ約束していたらしいけどー。」
「モンチャン!キョウハタヌキノサトニキタバカリノユウヲアンナイシヨウヨ!」
「いいぞ!ターボも案内するもん!」
「ありがとうな2人とも。」
2人と共に里の中を練り歩く。2人が通う学校や商店街、駄菓子屋にハチミーショップと子供たちがよく集う場所を案内する。もちろん、ハチミーは俺の奢りである。
「ハチミーってうまいな。」
「デショ!!カタメコイメオオメハボクノマストダヨ!」
「ターボも飲むもぉぉん!」
「2人ともありがとうな。おかげで色んなところにー。」
[バシャバシャバシャバシャ]
誰かが水面でバシャバシャと溺れているような音がする。…なんだろう、…誰が溺れているのかが手に取るようにわかる。
近くに小池があるらしく、そこに向かうと…ションボリが水辺でジタバタしていた。
「しっぽが濡れるし…。」
「いや、尻尾どころか全身濡れてるぞ。それとお前…こんなところで何してんだ?」
「……ユウたちの後を追いに…。」
「用事があるって言っていたよな?」
「早く終わったから後をつけたし。これはもう生姜ないし。」
しょうもないダジャレを入れたので今は亡き歌丸師匠ぽい返しをする。
「…山田くん、座布団一枚とって。」
「…む。」
納得がいかないジタバタを披露するションボリであった。…さながら、笑点で座布団を取られる際の木久扇師匠の様に見えたのはここだけの話。
「カイチョー、ダイジョウブ?」
「おぉ、テイオー。私は大丈夫し。」
「…尻尾だけ乾かないことについて…。」
「ションボリの定めだし。」
「…しっとりしてる。ほら尻尾拭くからこっちに向けて!」
「……母親の様に優しいし。」
「んなバカなこと言うなよ…。昔、人間の頃は犬飼ってたんだよ。…そん頃を思い出す。」
「犬科のたぬきと私たちたぬきは違うし。」
「それもそうだな。よし、あとはー。」
カバンの中にあったファイヤースターターでススキで火種を作り、落ち葉や乾燥した枝で焚き火をする。
「ワァー!タキビダー!」
「あったかいもん!」
「…キャンプを嗜むしか?」
「まぁ、少しね。…芋とかあれば焼き芋するけど…それはまた今度だな。」
「それは楽しみし。シリウスたちも喜ぶと思うし。」
「ターボも行くもぉぉおん!」
「…こんどな。」
静かに焚き火を眺めながら晩酌するのも良いが…、こうして騒がしく過ごすのも悪くないと思う俺であった。
〜一方その頃、エアグルーヴとシリウスはと言うと…〜
「遅い…。買い物に行くっつって何時間ほっつき歩いているだ…。夕飯はルドルフが作るはずだろ?」
「会長だからな、仕方ない。大方、テイオーたちを見に行ってそのままなんだろうな。」
「覚えてろよ、ルドルフ。今日の食事当番をサボったこと…後悔するがいいさ。」
今日が食事当番であったションボリにお小言を言いつつも、なんだかんだ料理をしてやるシリウス。
その後、ションボリがシリウスに平謝りしている様子をションボリハウス内で多数目撃されたとのこと。
その様子を肴に和むユウたちであった。
〜たぬきのあとがき〜
ショ「最近めっきり寒くなったし。」
ユウ「だな。あったかいものも食べたくなるな。」
エア「そう言えば貴様、台所で何か作っていたが…。」
ユウ「すまん、ベロちゃん。少し冷蔵庫から拝借した。今度その分のお金払うから許してくれ。」
エア「…かまわない。…なかなかうまそうだったからな。それにベロちゃんはやめろ!」
シリウス「たしかに。…卵焼きを作っていた様だがなかなか様になっていたぞ。」
テイオー「イイニオイ!アッ!タマゴヤキダァー!」
ショ「私にも卵焼きを作るし!紅生姜入りを所望するし!」
テイオー「ボクハアマイヤツガイイナァ!」
シリウス「私はネギ入りだ。」
エア「私は貴様の家庭の味を食べてみたい。なかなかない機会だからな。」
ユウ「…へ?」
↓
↓5人分作り終え…
↓
ユウ「はぁ…はぁ…。ようやくありつける。」
テイ「オイシー!(๑˃̵ᴗ˂̵)」
シリウス「ほぉ、なかなかやるな。」
エア「なるほど、醤油か…。イケる。」
ショ「モグモグモグ(о´∀`о)。うまいし。さて次回は、
「たぬきの里での初勤務〜ジタバタジタバタ」
だし。」
ターボ「ターボも食べるもぉぉん!」
ユウ「いや、君どこから入ったの!?」
ショ「次回もジタバタしながら見るし?」