山育ちの竜胆と不殺の彼岸花   作:トウチ亀

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17話

 

 

 

 

 

 

 

 

「私の心臓(ココ)について、聞きたい?」

 

 耳に据えたその言葉を、呆然と聞いている。

 穏やかに微笑む赤い少女。

 真意を映さない赤い瞳の先には真っ直ぐと、僕の姿が映り込む。

 抜身の刃に等しい僕を見て、それでも包み込むように笑っている。

 敢えて聞かないようにしていた事実を改めて突きつけられて、僕は――。

 

「――機械、か?」

 

 漠然と、それでいて確信を抱きながら。

 陽だまりの様な温かな声や仕草とは裏腹に、凍てついた声が病室を反響した。

 

「お、正解」

「……理由は、聞いてもいい?」

「先天性の、あー、心疾患って言うのかな? 私、本当だったら七歳くらいまでしか生きられなかったんだよね」

「――…………」

 

 口を動かそうとして、紡ぐ言葉が無いことに今になって気づかされる。

 やっとのことで追いついた思考は、此処に来ていま一度漂白された。

 書いて、消して。

 消して、書いて。

 真っ白にされた頭の中にある紙の上で、無意味な反復をくしゃくしゃになっても繰り返している。

 

「サイボーグ千束さん、なーんてね。お陰で、今でも生きてます」

 

 千束の声音はあくまで軽い。だが、部屋の空気は一向に軽くなることはない。

 自分でも驚くほど波立たない感情は、そのまま衝動として頭の中を破り捨ててしまいそうだった。

 

 曰く――その心臓は現代医療における技術の結晶らしい。

 機械仕掛け、絡繰の臓器。人工の心臓に内蔵されたバッテリーが蓄えた電力によって、脈拍を生むことなく全身へ必要な血液と酸素を循環させるという、明らかに現代医学を超えた逸品。

 

 だけど、機械だ。

 

 どんなに神懸った技術を用いたとしても、人が生み出したものだ。

 人が生み出したものに『永遠』など存在しない。

 機械による仕掛けだから、いずれ劣化という終わりがやってくる。

 ……ましてや、そんな技術を使われたものが出回っている筈もない。予備なんてものがあったら、千束もこんなことを僕に言いやしないだろう。

 

 故に、絡繰と同じ。

 『部品』が等しく迎える最期を迎える。

 

 

 朽ちて、この世から消えるだけ。

 

 

「は――」

 

 からからの喉から掠れ出る声に、忘れていた呼吸を思い出す。

 それで冷静になった頭はどうしようもないほど、目の前で見聞きした現実をいっそ冷徹なまでに現在進行形で認識している。

 ……なんだ、それは。

 なんだよ、それ。

 そんなの、そんなの、あんまりだろう。

 

「――――」

 

 白い病室が真っ暗になったみたいに、何も感じられない。

 五感は遠く、沈められた言葉が鉛みたく重い。

 声の無い吐露は決して形にならず、彼女に置かれた冷ややかな現実だけ胸に燻ったまま、喉元で霧散していく。

 

 ……どうやら、自分が思っている以上に堪えているらしい。

 僕自身が剥き出しの刃物だというのなら、彼女が紡いだ言葉は火を伴わない爆弾だった。

 錦木千束を大事だと、死んで欲しくないと思えば思うほど重く無慈悲な現実として圧し掛かる、見えない爆弾。

 

 だからこそ、解せない。

 

「――なんで」

 

 口から這い出る疑問には微塵も理解が宿らない。

 だがそれでも口にせねばならなかった。

 きっと、千束からすればそれすら乗り越えた過去の一つに過ぎない。

 そんな現実すらもせずバネにして前を向くだろう。

 

 

 だというのに、どうして。

 

 

「笑って、いるんだ」

 

 

 ――そんなにも優しい(泣きそうな)顔で、僕を見つめているんだろう。

 

 

「少しでも笑って欲しい人が、目の前にいるから」

 

 人が持ちえないものをたくさん持っているのに。

 人なら誰でも持っているものを持っていないのに。

 

 たった一つだけの違いが、いずれ自身を排斥するというのに。

 己のその境遇を嘆かず。その理不尽を叫ばず。

 そんな不条理がまかり通る世界を、ただの一度も呪うこともせず。

 

 『それでも』と――身近な誰かを祝福するために、彼女は笑っている。

 

「千束は、死ぬのか」

 

 だけど、呪わずにはいられない。憎まずにはいられない。

 こんなわかり切ったことを口にするのは、現実感がないからだ。

 信じたくないからだ。

 だからこんな、身が捩れる様な言葉が、こんなにも渇き切った口から零れ出てくる。

 

「死なないよ」

「でも、永くないんだろ」

「そりゃあ、そうかも」

「……あとどれくらい、生きられる」

 

 

「んーっと――良くて、あと二年かそこらかな。もしかしたら、それより短いかも?」

 

 

「ぁ――」

 

 

 あどけなく口にする事実に、逃げることが許されない現実を目の当たりにする。

 言葉にした疑問は残酷に溶けて、じくじくと沁みる様な痛みを胸に刻んだ。

 なんでだ、と。

 どうして、と。

 自問自答を繰り返すたびに、それは抗いようもなく積み上がっていく。

 

「ほんとは、こんなこと言うつもり無かったんだよ?」

「……千束」

 

 ――わかっていた。

 わかって、いたんだ。

 でもそんなワケないって都合よく、見て見ぬふりをしていだだけだ。

 千束を刺した時、だけではない。

 戦場で戦う時。リコリコで一緒に居る時。帰り道で一緒に歩く時。家で一緒にご飯を食べる時。映画を一緒に観る時。

 

 誰かを、助ける時。

 

 どれだけ笑っていようと。

 どれだけ楽しんでいようと。

 途切れることが確定している『先』の無い全てで、千束はきっと必死だった。

 

「もっと明るくさ……死ななくて良かったって、生きててありがとうって、言いたかった」

「千束」

 

 性分でもあるのだろう。

 僕を見つけてくれた、あの雨の日のことを忘れたことなど一度もない。

 僕を救けにきてくれた、あの夜の日のことはよく覚えている。

 僕を独りにしないと言ってくれた多くの言葉を、今だって鮮明に思い出せる。

 世話焼きで、お人好しで、人の事情を知ったうえで辻褄を合わせて人を助けてしまう。

 そんな生まれながらの英雄気質。

 

 

「だってカナメくんは――そうじゃないと、生きてるのに独りになっちゃう」

「――千、束」

 

 

 だけど、違ったんだ。

 やりたいことを優先するのも。どこまでも自分のまま『今』を生きようとするのも。

 

 

 己の戦いが決して――『自分の時間』に還ることが無いのに戦い続けるのも。

 

 

「私じゃ、だめなんだ」

 

 

 その全てが――錦木千束には『後』が無かったからに他ならない。

 

 

「私じゃ、カナメくんを幸せに出来ないよ」

 

「――――」

 

 

 胸を這う白い指が、くしゃと赤い握り締めた。

 その下、心の臓の輪郭を辿る無垢な指の先には、本来あるべきものがない。

 耳を澄ませば聞こえてくる筈のものは聞こえず。

 波打ち巡る鼓動も感じない。

 何度も感じてきた温もりを生み出す胸の内には――人体ではない、仮初の心臓がある。

 

「――千束」

 

 簡単な話だ。

 太陽みたく生きることを祝福された少女が。

 生きていくのに必要な最低限の内臓(モノ)を持ちえなかっただけのこと。

 

 笑(わら)えてくる。

 嗤(わら)えてくる。

 嘲(わら)えてくる。

 

 醜悪な殺人者の癖して、一丁前に人間らしく狼狽えている自分が、酷く滑稽だった。

 

 

「あ」

 

 だから、浮かぶ言葉なんて一つもない。

 

 気づけば、ぐちゃぐちゃになった感情のなすがままに、千束へ飛び込んでいた。

 

「……カナメくん……物事には順序ってものが……」

「――――」

「……おーい……」

 

 身の程を弁えない、人斬りの咎も責任も全て無視した抱擁。

 いつもの軽口も、今の僕では答えることすらままならない。

 純白の頭も、赤い制服に包まれた小さな身体も、たくさん抱え込む。

 だが、回した己の腕はどれだけ強く抱き締めても頼りない。

 

「…………これじゃ、どっちが慰めてるのかわかんないじゃん」

 

 そう口にする千束は力なく、僕の腕の中で脱力した。

 彼女の息遣いも、体温も感じ取れるのに、心臓の音だけが聞こえない。

 認めている。把握している。理解している。

 ただ、自分より先に居なくなってしまうという事実がどうしようもなく切なくて。

 

 やっぱり聞こえない心臓の音が、千束の口にした遠くない未来を確信させた。

 

「――カナメくんは私に居なくなられると、イヤ?」

 

 やがて諦めたように、千束はそう口にする。

 

 そんなの、答えるまでもない。

 だからきっと、口にすべきなのだろう。言わずとも伝わるなんて道理に甘んじるつもりもない。

 近くか遠くか、いずれ会いたくとも会えなくなる日がやってくる。

 

 

 だが、それでも――それだけは言ってはならないと、そう直感した。

 

 

 口にすればきっと、千束は『英雄』になったまま戻れなくなるだろうから。

 剥き出しになった錦木千束を二度と、見られなくなるから。

 だからこうして、言葉ではない言葉を交わしている。

 

「そっか」

 

 嫌だ。

 嫌だ。

 嫌だ、と。

 口にするのも憚(はばか)れるくらい、子どもみたいでみっともない。

 自分が壊れそうになるくらい、抱き締める。

 

「そっか、そっか」

 

 何度も何度も、ゆっくりと、噛み締める様に彼女は口にした。

 するすると、布の擦れる音が聞こえる。

 戸惑いがちだった生傷だらけの身体を辿る細い指は、徐々にその輪郭を捉える。

 その感触を確かめるように腹と背中を這う手のひらは、こんなにも温かい。

 

「そう、だよね。うん――逆の立場だったら、私も正直どうなるかわかんないなぁ」

 

 手のひらは細く小さくとも、温もりを失っていた体に熱を取り戻す。

 一方的だった抱擁は均衡し、いつしか僕の肩から力が抜けていた。

 

「カナメくん、あったかいね」

 

 そう安心するような言葉と共に、千束は僕の胸に顔を埋めた。

 ぐりぐりと、塗り潰すようにその額を彼女は押し付ける。

 同じように背中へ回された腕はすごく頼もしくて、更に強く僕の体を包み込む。

 

「あの時のカナメくんの体、凄く冷たかったんだ。だから――もう戻ってこないんじゃないかって」

「……」

 

 静かに語る彼女の言葉に、何も言わずに耳を傾ける。 

 

「死んじゃうかと、思って」

 

 今にも震えそうな語感を以て、その胸の内側をさらけ出した真っ直ぐ届く言葉を聞き届けている。

 彼女が今、どんな表情をしているのかはわからない。

 否、もとより人でなしの、殺人のための『部品』に過ぎない竜胆要人にとって、そんな人の機微なんてわかるはずもない。理解できるはずもない。

 できたところでそれは、見るも醜悪な人間の模倣に過ぎない。

 

 

 それでも、大事な人が傷つくのは――本当に悲しいことだから。

 

 

「でも、でも、ちゃんと生きてる……よかった……ほんとに、よかった」

 

 今の僕に出来る精一杯の人間性を焚べて、目の前にいるただの『ただの女の子』を安心させるために、もっと強く彼女を抱き締めた。

 

 ――――何度も何度も、何度も自分で良いのかと、そう問いかけながら。

 

「……たきなはどうしている。生きてるのか」

 

 そして、聞きたくても聞けなかったことを問う。

 

「たきなは大丈夫。一回だけ起きて……頭(・)痛(・)が(・)酷(・)い(・)っ(・)て(・)言(・)っ(・)て(・)それからもう一度眠ってるよ」

 

 ……それを聞いてどうしようもなく安堵を覚える。

 無事だったということもあるが、こ(・)こ(・)か(・)ら(・)先(・)の(・)こ(・)と(・)を見せるには、あまりにも酷が過ぎる。

 楠木さんは、僕は誰も殺していないと言った。

 千束には、『不殺』を誓った。

 

 だが僕はそれを――一度裏切った。

 

 結果論に逃げる怠惰を、僕は絶対に許さない。

 

 だから、報いを受けないと。

 

「千束」

「……なに?」

 

 こんなこと、口にして良い筈がない。

 それは千束に罪を抱えて生きろということだ。

 僕の罪を、千束に背負わせるという大罪に他ならない。

 

 だが、大丈夫。

 

 これはいつか清算すべきだったものを、少し早く清算するだけの話。

 

 

 

「僕を殺せ。きっとそれには、意味がある」

 

 

 

「――――」

 

 今度は千束が息を呑んだ。

 きゅっと引き絞られた口元。震える瞳は石を放り込んだ水面(みなも)のように揺れている。

 性懲りもなくそんな顔をさせてしまう自分に嫌気がさす。

 

 だけど、それで良い。

 その力に見合わない人間臭さ、情を捨てられない甘さ。

 それこそが、僕が憧れ、信じた錦木千束という『人間』の在り方そのものなのだから。

 

「カナメくんは、誰も殺してない」

「けれど、いずれ誰かを殺すかもしれない」

 

 咎など、何度でも受けよう。

 だが僕は――千束が助けた誰かが誰かを殺すかもしれないということが、耐えられない。

 それを罪だと。

 そんな筈がないと大きな声で言えるのに、きっとこの目の前の女の子はそれすらも『自分の人生だ』と笑って抱え込む。

 

 そんなの御免だ。

 そんなものは、僕に背負わせておけば良い。

 

「わかっているだろ。きっと僕は千束やたきなと、リコリス達とは違う。使命も役割も関係なく、自分のためだけに人を殺す――生粋の殺人者だ」

「……」

「あんなこと、人を殺したことの無い人間が出来る筈がない」

 

 自分でも信じられないほどの手際の良さだった。

 それこそ、人間の肉に何度も刃を通していなければ出来ない筈の芸当。

 ならばそれが事実だ。

 千束が信じた潔白な僕は、彼女と出会う以前のとっくの昔から存在していない。

 

 だから、今しかない。

 彼女が彼女らしく、錦木千束としてその生涯を全うしたいというのなら。

 誰かの時間を奪うことを悪と断じるのならば。

 誰(・)か(・)の(・)時(・)間(・)のうえで生き永らえている僕こそ、彼女は裁かねばならない。

 

 だから僕を殺すことは――その罪は、ようやく意味があるモノになる。

 

「――だから」

 

 ――ただ、それでも。

 

 ほんの少しでも、我が儘が許されるのなら。

 

 

「裁かれるなら、千束が良い」

 

 

 僕が善も悪も内包した、どこまでも真っ当な『人間』である彼女に。

 

 誰よりも愛おしいと思った女の子に、終わらせて欲しい。

 

 

「――殺さない。誰が、どんなことで、カナメくんを責めても。カナメくんは、絶対に殺させない」

 

 確固たるものを感じるその言葉は、錦木千束を知るなら予想できたこと。

 聞くだけ野暮だろうが、敢えてそれを口にする。

 

「……なら僕は、どうすれば良い」

「それはカナメくんが決めること」

「千束は、どうしたい」

「カナメくんは、どうしたいの?」

「僕は――千束に、幸せでいて貰いたい」

 

 永く、永く。

 いつもみたいに元気にいてくれて、悲劇を吹き飛ばす笑顔を振りまき続けて欲しい。

 償(・)い(・)の(・)先(・)延(・)ば(・)し(・)でしかない僕の人生に色彩を与えてくれた女の子に、それに比肩することすら叶わないくらい祝福を。

 悪人が裁かれるべきであるのなら。

 善人は誰かを助けた以上に幸せになるべきなのだ。

 

 

「そこに、カナメくんはいない?」

「いるわけがない」

 

 壊れた天秤を連想する。

 破綻したソレは最初から釣り合いなんて考慮していない、物が乗る前から片方に傾いている。

 

 それこそが、僕が千束を通して見たものだったのだから。

 

「私がリコリコに連れて来たから、そうなったのかな」

「違う。千束が連れてきてくれたから、僕は僕になれた――キミが、今の僕を創ってくれたんだ」

 

 

 たまたま、僕はその天秤に救われたのかもしれない。

 十分だ。

 

 だから、やめてくれ。

 

 それ以上先の言葉は、言ってはならない。

 

 

「――なら、カナメくんをそうした私が責任を取らなきゃね」

 

「――――」

 

 頬に添えられる手の感触に、その先の言葉を直感した

 紅玉の様な赤い瞳を静かに覗き込む。

 柔らかに慈しむソレに、直感は肉感をともなった確信へと変わる。

 

「私は――」

 

 

 駄目だと、何度も口を止めようとして、それでも止められなくて。

 

 

 

 彼女が口にしようと――。

 

 

 

 

「――オイオイオイ押すな押すな馬鹿ー!?」

 

 

 

 

 ――ここに居ない筈の声が、聞こえた気がした。

 

 

 がっしゃーんという緊張感が皆無の騒音と、悶えるようにくぐもった声が静かな部屋に響き渡った。

 びしり、と亀裂が入ったみたいに固まる僕と千束。少しでも動けば砂の城みたく瓦解する、そんな硬直っぷりだった。

 ぎぎぎと視線を変える千束、僕の視線の先。

 具体的にはこの病室の入り口。引き戸式のソレは今もその衝撃が健在なのか、ゆったりと開閉を繰り返している。

 

 

 

 その間抜けな扉の間に、その『四人』は居た。

 

 

 

 

「……結論から言います――終わりましたね」

「っじゃねーよ馬鹿ッ! そもそもたきな、急に起きたお前が竜胆の様子を見に行くって言うから……っ!」

「いや、フキも最終的には納得してたような……」

「あ″ぁ!?」

「ごめんなさいぃ……」

「あの、あの、先輩がた……その、漫才中に申し訳ないんスけど……その、千束さん、見た事ない顔でこっちを見てんスけど……」

「…………終わったな」

「フキ先輩っ!!?」

 

 

 

 

 

「………………カナメくん」

「……ウス」

 

 

 

 

 

 数秒後、いくつもの悲鳴が木霊した。

 

 

 

 

 

 

 




短いけど長くなったので今回はここまで。
年末の仕事の追い上げにコミケ、初詣に親戚の集まりと中々にタイトで更新が出来んかった。反省。
理想は限られた時間の中で投稿出来るのがベスト。

次回でアニメ3話終わりそう。そいて幕間少しやってからアニメ4話に突入予定。

改めて、明けましておめでとうございます。
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