オーブ1000個使っても欲しいのが出なかったら逆に召喚されて件について 作:人中の蝮
当たらねーーーーー、俺はファイアーエムブレムヒーローズのアプリをやりながらそう叫んでいた。どう頑張っても欲しいキャラが当たらなくてイライラが溜まって叫んでしまった。
真面目に出なくて叫んでしまっだけどだって伝承英雄ガチャで確率が15%まで普通、上がる?
しかも2回連続!?お陰様でオーブを1000個も使ったよ!なのにキャラは真面目に少ない。まだ70ぐらいしかいないぞ。
仕事場の先輩は欲しいキャラを300位で揃えたのに真面目に不幸になれと心からそう願ったよ、ついでにその先輩はパチンコで数万円勝って楽しんでいたよ。
畜生め!あの豪運野郎が!本当に落ち込むわ、親友は病気が悪化して意識がなくなって命には別状はないらしいけどいつ目が覚めるか分からないし。
本気で親友は一人しかいないからやることが無い。そう落ち込んでいる時に俺もなろうみたいな事が起きないかなと考えていた時に急に俺の周りに異変が起きた。
急にアニメで見るような魔法陣が現れてもしかして異世界召喚というやつですかと思いながら俺は期待を膨らませていた。とうとう俺もなろう主人公になる時が来たようだなと興奮していた。
しかし、この時になって俺は重大なことを思い出すのであった。仕事場の仲間に迷惑を掛けてしまうことに、不味いよ。
こう見えて時には一人でその場を回していることもあるのに俺が居なくなったら誰がそれをやるだよ。意外にも仕事が早いと言われているぐらいには仕事をしているだぞ。まあ、見方次第では良いように使われてるとも言えなくもないけど。
どうしよう、でも召喚した人の話を聴いてからでも遅くはないか。だって務めている会社は正直に言ってブラック企業と周りからは言われているからそこまで・・・ここは使っていない有給休暇を使ったことにしよう。
と言うか親友にお別れの挨拶を済ませていないですけどせめてそれをさせて下さい。でも召喚の特典など良くあるからそれで親友を助けてくださいとお願いすれば良いじゃないか。俺って天才ね!
まあ、そんな事で考えは纏まったのでそのまま俺は流されるままに召喚させるのであった。そうして俺の目の前にはとても美人な女神様がそこに存在した。
やば、真面目に女神様って美神だなと思った。このすばみたいに神らしくない女神ではなくしっかりと美神と言える存在がいた。
でもせっかく召喚させるのであるから俺はあの有名なあのセリフを言う事にした。親友と良くこのアニメは楽しんで観ていたよなと思いながらできる限り格好良く言った。
「問います、貴方が俺のマスターですか」
Fateで有名なあのセリフを言わせて頂きました、だって召喚されたら絶対に言ってみたいとずっと思っていたぐらいだから。それにしても俺を召喚して何をして欲しいのかな。
生憎な事に俺は正義感などあんまりない男だから期待はしないで欲しいのだけど、なんせ歴史から好きな知人からは蝮と呼ばれるぐらいには性格は悪い男だ。
そんな男になんの目的で召喚したことかと思っていた時に相手が言葉を話し始めた。聞きたいことを言ってくれるから助かるなと思いながら聞いた。
「急に召喚をしてしまいまして本当に申し訳ありません。私はツクヨミと言います。どうぞ覚えてくれたら幸いです」
ツクヨミ様ーー日本で有名な神様ではないですか、そんな女神からの依頼ってなんだと考えていたらこれも向こうから答えてくれた。
「実は貴方にはやって欲しいことがあるのです。それはとある人物を守って欲しいのです。とある人物は今はファイアーエムブレムの各地の英雄達に包囲をされて絶体絶命なこの状況をあなたの腕で救ってほしいのです」
いやいや、とある人物を助けてほしいは分かるけど相手が今、やり出しているファイアーエムブレムヒーローズに関する人物たちから守って欲しいってそれは流石に厳しいと思うのですけど。
俺なんかよりも適任者がいると考えていますと答えようとした時にここでツクヨミ様がとんでもない事を追加情報出してきた。
「その助けてほしいのはアジ・ダハーガと言う最古の龍であり、その正体は貴方の親友でもあります」
本気で親友がアジ・ダハーガなの、やはり親友はなにか違うなとは思っていた。俺の目は正しかったわけだ、そんな事を今は感心している場合ではない。
とにかく今は助けに行かないとファイアーエムブレムシリーズ通して確かドラゴンが相手なのが多かった筈だからこれは本当の事だろう。
ここで親友を見殺しするぐらいならば戦って死んだほうがマシだ。ツクヨミ様、どうか親友の場所に転移させて下さいとお願いするとツクヨミ様は俺に対して親友を手助けする為に物資も用意してくれた。
それはなんとトヨタ自動車・・・・これで敵の包囲を突破して親友を助ければよいのですね、喜んで向かわせてもらいます。
ファイアーエムブレムシリーズが敵、十人来ようが百人来ようが俺が全て倒せば問題なしだ。大乱闘スマッシュブラザーズで出てくるほど有名で強くても倒せば良い。
こちらだって御先祖は日本の戦闘民族と呼ばれている薩摩隼人の子孫だ。戦ってやるさ、決意を改めて言うとツクヨミ様は転送させるので車に乗ってくださいと言われた。
親友よ、今助けに向かうから待っていてくれ。お前の親友であるマムシが向かうからそれまで耐えてくれ。
俺は転移を終えた瞬間、遠くで大勢が包囲しているの光景が見えたので親友はあの包囲の中にいるのかと考えた。車のスピードをマックスまで上げて俺は包囲網に向って突撃をするのだった。
これが後に月光の召喚師と呼ばれる男の始まりと言われることになるのであった。