オーブ1000個使っても欲しいのが出なかったら逆に召喚されて件について   作:人中の蝮

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これしきの包囲、打ち破ってやる(車で)

車を走らせた先では完全な包囲網が形成されていた、恐らく親友はあの包囲の中にいる。ならばここは車の力で包囲網を広げてから車に乗せて突破をする。

 

 

これしかないなと考えて俺は車で猛スピードで包囲網に突っ込み始めた。かなりの速さで当たれば即死クラスかもしれない。

 

 

実際に昔に交通事故で車にはねられて生死を彷徨っていた事もあるから余計に車の威力は理解をしているつもりだ。

 

 

例え主人公クラスでも倒せるほどだと思っている。まあ、俺の実力ではないけどそこは今は置いといてさぁ、大勝負と行きましょうか。

 

 

俺は車のクラクションを鳴らしながら大声で叫んだ。

 

 

「日ノ本の民、人中の蝮。仁義でアジ・ダハーガにお味方する、いざーーーー」

 

 

すると車のあまりの速さで包囲が左右に避けて包囲が無くなった。良しと思いそのまま走り抜けて包囲網の中に入るとそこには親友と見たこともない女性がいた。

 

 

親友の仲間なのかなと思ったので二人を守るように包囲網の中で走り回った。包囲が車を避ける為に大きく拡がったのを確認した俺はすぐに親友の元に向って車を停車させた。

 

 

「豊っち、大丈夫か?かなり遅れたが助けに来たぜ。急いで乗ってくれアイツらが来る前に、さぁ、早くそこのお嬢さんも」

 

 

親友と青髪の美少女を車の中に入れ終えたらすぐに扉を締めて二人にしっかりと捕まっていてと伝えてから急発進させた。迫りくる敵兵を待たしても驚かしてから猛スピードで走り出した。

 

 

そんなスピードが出ている車の前に立ち塞がる男が2名ほど現れた。俺は車のクラクションを鳴らしたが避ける様子はなく立ち塞がるから車にはねられても恨むなよと思いで猛スピード出して前に進んだ。

 

 

それで二人は避けずに車を切って壊そうとしていた。無理な事をそうも無理をやらずとも逃げてくれたら怪我などならずに済んだのにと思いで二人に衝突した。

 

 

車のスピードはかなり出っていたので二人は物凄い勢いで吹き飛ばされた。外からアイクーーとか先生ーーとか叫び声が聞こえてきたが誰と思いながらそのまま走り抜けた。

 

 

それからだいぶ距離を走ってからスピードを落としてから会話を始めた。

 

 

「豊っち、本当に久しぶりだな。もう会えないと思ってこちらは泣きそうだったよ。それとそこのお嬢さんは・・・自己紹介がまだだったね。俺は吉田雅也、どこにでもいる普通の社会人だ。変わった所は中二病が完治してなくて小説が書くのが好きぐらい」

 

 

 

「ふっふ、面白い人。豊喜さんの言う通りの人ですね、私はリリーナと言います。先程はありがとうございました」

 

 

俺は気にしないで親友を助けにきただけだからと言って親友からどんな状況なのか教えてもらった。

 

 

簡単にまとめると親友は病気で意識を失ったと思ったらこの世界に召喚されてそこで共に戦ってほしいと言われたので協力していたけど途中で前世の記憶が蘇ってその前世はアジ・ダハーガで最古の龍で仲間たちの殆どから討伐するべきだと言われて一斉に攻撃された。

 

 

しかし、一部の人達からはそんなことはないと言って助けてくれて共に戦ったが余りにも戦力差があり過ぎて撤退を余儀なくされて親友とリリーナさんは他のみんなを逃がすために殿を引き受けて頑張っていたが追い詰められて絶体絶命と言うときに俺が助けが来たというわけらしい。

 

 

はぁ、親友を異世界に読んだ挙げ句は殺そうとしているの・・・・親友を召喚したやつ絶対にぶっ殺す!!泣いて謝っても許してやるか。じわじわとなぶり殺してやる!

 

 

溢れ出しそうな殺意をなんとか抑えて俺たちは親友が先に逃した仲間たちの方に向かって走り出している。まあ、親友の事だから良い人達なのは理解はしているけど。

 

 

そんな事を考えながらもう少し話を続けようと親友に対して話をした。そう言えばさと言って隣のリリーナとはどんな関係と軽い気持ちで聞いてみると二人とも赤くなっているのを確認した。

 

 

あれ?もしかしてもうかなり深い関係だったりすると思ってもしかして彼女さんと聞くと親友は違うと恥ずかしそうに言っていた。

 

 

うん?ならばどんな関係なの、こんな反応を見て絶対に彼女さんと思っていたのにと考えていたら想像の斜め上の答えが返ってきた。

 

 

「雅っち・・・実は彼女ではなくて・・・夫婦なんだ。リリーナとは3年前に結婚して妻なんだ」

 

 

・・・・本気でそれって滅茶苦茶、おめでたいことじゃないですか。祝い金、全然用意していないですけどやばいこんな事を知っていたら口座からお金を下ろしていたのに。

 

 

そんな事を必死に考えいたら更に追撃をかけるような言葉を耳にした。

 

 

「それに実はこう見えて・・・子供も一人、いるだよ。まあ、リリーナに似て本当にかわいい息子が一人」

 

 

 

ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ、祝い金をなんで持ってこなかった俺は。知らない間にとんでもなく祝をしないと行けないことがあるじゃないか。

 

 

と言うか滅茶苦茶に会いたい、とても可愛いと言っている親友の子供に。そう言うと親友は落ち着いたらいつだも良いと言ってくれた。

 

 

俺は良しと思ったが、冷静に今はそんなことを言っている場合ではなかったよね。仲間たちと合流してからこれからの事を考えないと行けないからね。

 

 

もしかしたらこれまで無意味だと思っていた歴史オタクに異世界転生を期待していろんな溜め込んだ知識が活かせるかもしれないと思いながら俺は車を進めるのであった。

 

 

親友の仲間はどんな人たちなのであろうか、そしてかつて夢に見た親友を国の主にさせる夢が叶いそうと心で喜びながら作戦や内政などこれからの事を考えるのだった。




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