オーブ1000個使っても欲しいのが出なかったら逆に召喚されて件について 作:人中の蝮
ですけど頑張りますので応援をお願いします!
小谷周辺に戻ってくると親友たちが作戦通りに事が進んで大勝利をしていた。俺は流石、我が親友だなと思っていた。と言うか作戦通りに動かせる親友たちが凄いと言うべきだろう。
これならば次の作戦に移行できると考えてその内容を教えようと思いで親友の元に向かった。親友の元に辿り着くと親友が嬉しそうにしながらこちらに向かってきた。正直に言えば嬉しいのはこちらなのだけどね。
「雅っち、お前のおかげで勝てたぞ。ありがとう、これで残っている領土を守りきれる。でもそちらの方はどうなっている。本当に奪われた領土を取り返す事が出来そうか、無理なら別に構わないぞ。お前のおかげで守りきれて勝てたことだし」
親友が嬉しそうにしながらも心配そうにして聞いてきたので勿論だと言って安心させた。まずはみんなの状況を見たいと言ってすぐに集めてくれるようにお願いした。この作戦はまじで時間との勝負になるからね。
集まってきた皆が嬉しそうにしていた中で少しばかり不満そうにしていた人がいた、ナーシェンである。まあ、何となく理解はしていたが一応、彼の言い分を聴いてみた。
「なんでこの私が囮などしないといけなかったのだ。もっと相応しい内容があった筈だ。説明し給え、雅也」
皆がうわーと顔に出ていたけど俺はすぐに丁寧に落ち着いて説明をした。
「それは簡単なことですよ、誰がどう観ても立派で一番目立つナーシェンさんを討取れば一番手柄は目に見えています。だからお願いしたのです、囮は一番この作戦で難しい立場です。そんな難しい事を出来るのはとても立派で優雅なナーシェンさんしか出来無いと思ったのです。ですがナーシェンさんをこんな難しい任務を与えてしまった不才の俺を許して下さい」
そう言うと機嫌が治って何だそれならば仕方がないね、私はこの中で一番立派で優雅だからねと楽しそうに言っていた。
皆はナーシェンの扱い方がとても上手いと思いで見つめていた。まあ、これでも販売業で色々といろんなお客様を対応してきたから慣れていただけだけどね。その後すぐにこれからの事を伝え始めた。
「戦い終えた疲れているかもしれませんがここから5百名はこれから奪われた領土の奪還に向かってもらいます。疑問がある方は話が終わったら聴きますのでどうか話を最後までさせて下さい」
親友もここから5百名だけで奪還が出来るのかと疑問の顔をしてみていた。親友でさえこんな感じだ、他の者はもっと分からないだろうからすぐに説明に入った。
「別にこれからは主に戦う必要はありません、あくまで脅して城や領土を取り返すのです。俺は皆様が戦っている時に各地の村や街などに向かいましてそこであることをする為に集めました」
フロリーナちゃんは俺の話を聞いてそのあることは何ですかと聞いてきたのですぐに答えた。珍しくフロリーナちゃんが発言するぐらいだから他の人も疑問に思っているだろうしと考えたから。
「簡単なことですよ、擬兵すなわち幻の兵力を見せて相手が驚いて逃げ出して捨てた城や領土を拾うと言う作戦です。相手はこちらが勝ったことは知られると思いますがどの様に兵力はどれぐらいなど詳しいことが伝わるまでは時間が掛かります。その間に奪われた領土を取り返すのです」
ここでタクミ君がなるほどそれで車で移動をしていたのかと納得の表情を見てた。そしてフロリーナちゃんたちも納得して分かりましたと答えた。するとタクミ君が考えてハッと何かに気がついて様子ですぐにならばこれは時間との勝負だねと言ってきた。
「はい流石でございます、タクミ君の言うとおりです。ここからは時間との勝負です、ですので豊っちには精鋭の5百名を貸してほしいのです。これと俺が集めた擬兵で相手を脅し戦意を失くして城や領土を取り返す為にもお願いします。それが次の策の布石になりますから」
俺は自信満々にそう言うと親友が呆れた顔でもう次の策を考えているのかよと言ってきた。勿論だと言って俺は臆病だから次の手、次々の手を考えておかないと安心できない男だからね。
まあ、更に3つ目の手を考え始めているところだけどね。それはまだ確定わけではないから言わないけどそれはともかくこれで自信がついた親友はとうとう俺に対して5百名の精鋭を貸してくれた。
それとそれを率いる為にタクミ君とフロリーナちゃんが一緒に着いてきてくれた。これは心強いと思いで共に行動した。これで奪われていた領土は奪い返せると確信をした。
親友たちはこのまま千五百の部隊を引き連れて本拠地に戻ってくれる様にお願いをした、子供もいるし疲れていると思うから。
そして二人にはこれからのことを詳しい内容を説明を始めた。その内容を聞いてタクミ君にフロリーナちゃんは何も反対することも無く分かりました信じてやってみますと答えた。
それから俺たちは村と街の協力してくれる人たちと合流して奪われている城に向かっていた。そうして敵の城の近くで俺が大きな声で叫んだ。
「勝った勝った勝ったぞ、この戦い我らの勝利だ。盛大に教えてやれ、皆の衆。勝った勝った勝ったぞ」
そう言いながら俺は車に乗って軍勢共に迫ってきていた。ついでにこんな事を言うのは相手に脅す為とこちらを勢いを付かせる目的がある。
意外にも有効的であるのだ、実際に日本の戦国時代に今の勝った勝った勝ったぞと言いながら敵陣に向かっていた戦国武将がいたぐらいだからね。しかもその武将は地味に有名だし。気になったら戦国時代の北条家に関する人物だから調べてみてねと誰かに伝えるならばそう言うかな。
効果はあるのは歴史が証明している。敵はこの勝った勝った勝ったぞと後ろに迫りくる軍勢を見て驚いて城を守ることをせずに逃げ出した。
そうして敵が放棄した城に入り更に声を高く上げて天まで届くように声を上げた。
「ハッハッハッハ、城も手に入りさらなる大勝利だ!勝った勝った勝ったぞ、勝鬨を盛大に隣の城まで聞こえるように声を上げて教えてやれ」
付いてきた者たちも効果が出ていることが実感したので先程よりも更に声を高く上げていた。ここで取り返した城に百名ばかりの守備兵を置いて更に追撃を開始した。
もちろん進撃をしながら言うことは唯一、勝った勝った勝ったぞと言い続けているとこの勝馬に乗ろうと義勇兵も道中に参加して軍勢を更に増えたように見せながら奪われた城、領土に進軍をするのであった。
その結果はすべての領土を奪還する事に成功したのであった。タクミ君とフロリーナちゃんはお互いに物凄く喜んで声を上げて勝った勝ったぞと言ってくれていた。
さて俺は次に来るだろう敵の精鋭達をどのように破ろうかと考えていた。まあ、この親友の領土。国境付近で良い戦場になりそうな場所を見つけただけどね。
そして国境付近の城や町並みを壊しても良いならば例え精鋭数万でも勝てる策があるだけど、それは親友と相談しないとな。
次に来るのは恐らく親友とリリーナさんを包囲していた者達だと思うからね。盛大にお礼をしないとね、俺の親友に手を出したという意味を教えてやるさ。
覚悟するが良い・・・敵の名前が全然わかっていないですけど!?・・・・っあ、アイクと言う人がいるだけしか分からないや、親友に後で聞こうと。
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