オーブ1000個使っても欲しいのが出なかったら逆に召喚されて件について   作:人中の蝮

6 / 17
遅れてすみません・・・お気に入り、評価されるととても嬉しいですのでどうか!


英雄たちから見た蝮の評価

アクア王国で召喚士を務めている男は悩んでいた。数日前まであのアジ・ダハーガを完全にあと一歩まで追い詰めたのにとある男が救い出してせっかくのチャンスを見逃してしまった事。

 

 

それだけならばまだ良かった、けれど現実は甘くは無かった。残党兵のみで追撃部隊を壊滅させた上に奪った城や領土を軒並み奪い返されてしまった。

 

 

それも相手の被害は全くないというのだ、とても信じられない報告だが時間が進むにつれてそれが現実なのだなと理解をした。

 

 

すると次に来るのは恐怖であった、僅かの兵力であそこまで巻き返される実力が持っている人物が敵に現れたのだ。

 

 

男は召喚している英雄達を集めて会議を開くことにした。なんとしても突破口を見つけないといけないと考えたからである。

 

 

そうして集まったのはフォドラの英雄たちが集まって話し合いをした、これからの行動を決める為に。

 

 

「皆はもう分かっているかとしれないけどあのアジ・ダハーガをあと一歩まで追い詰めることが出来たが横槍が入り見逃してしまったばかりかせっかく奪った領土まで奪い返されてしまった。そのために会議を開いて話し合いをしたい。みんなの意見を聞きたい、まずはクロードからお願いします」

 

 

そう言うとクロードと呼ばれている男が立ち上がり話を始めた。少しばかり余裕そうに見えるが実はあんまり余裕がなく内心は真剣であったがそれを表情には出さずにいた。

 

 

「まあ、わかってはいるかもしれないが素直に言う・・・敵に頭が相当冴えている奴が現れた。その上で俺らが見たこともない物も持っていた。動く巨大な鉄の箱、あれに激突したら深手は確定だろうな、現に先生はあの鉄の箱に激突して未だに完治はしていない」

 

 

その場の人は真剣にクロードの話を聞いて考えていた。どうすれば勝てる事ができるのかと考えていた時にクロードがついでに追撃隊が破れた戦いを詳しく解説すると言って解説をみんなにした。

 

 

すると知れば知るほど相手が相当な戦術の持ち主という事が分かるだけであった。

 

 

「地の利を生かし、それぞれ個人の特徴を最大限まで引き出す、そして迅速な行動力、どれを考えていても厄介な相手ですね」

 

 

発言したのはレスター諸侯同盟のリシリアであった。彼女も相手の強さを確認してため息付きながら考えている一人である。

 

 

ここでとある女性が発言をした、その人物はエーデルガルト。フォドラ大陸のとある皇帝陛下であり、彼女自身も努力家であり天才と評価されている。そんな彼女がこれからの事に関する提案を出してきた。

 

 

「正直に言うわ、このままでは相手の国力を回復してこちらが不利になるわ。ならばここは時間を置かずに攻めるべきと考えているわ。このまま時間が過ぎれば再び防衛陣が出来て突破するのは苦労するわ。ならばここは少し無理をしても攻勢に出るべきよ!」

 

 

その意見に大半が反省したが反対する者もいた、主な人物はディミトリである。彼もフォドラ大陸のとある王様であり、帝国にも負けない国を持っている。

 

 

彼はあまりにも危険すぎると言って反対していた、それほどの者ならば反撃など予測してある筈だと言ってここは専守防衛するべだと主張した。

 

 

エーデルガルトの作戦ではあまりにも危険がありなおかつ勝つ見込みが薄いと言う事で反対していた。逆にエーデルガルトはそれではいずれこちらが負けてしまうわと言ってお互いに意見を譲るつもりはなかった。

 

 

「ここで攻勢に出ないとこれまでの犠牲が無駄になる上に相手の国力まで回復させるのよ。ここは多少の犠牲を出しても戦うべきよ」

 

 

「お前の多少は多少じゃないだろう、今は軍の士気も低下をしている時に先程の知らせを聞けばさらなる低下が出てくるのは分かっているだろう。ここは一旦、体制を立て直して落ち着いてから戦うべきだ」

 

 

ここでクロードがお互いに落ち着いてと言ってからそれならば皆がどちらの意見に賛成か聞いてみてからでも遅くはないじゃないかと提案されてお互いにまあ、それならばと言ってみんなの考えを聞いてみた。

 

 

半々で分かれてしまったのでここでクロードが代案を出したのであった。それは今回の戦いで相手を滅ぼす所までは攻めずにある程度の領土を取ったらこちらが回復するまで防衛すると言う考えである。

 

 

お互いの考えの中間辺りの作戦を出して来た、これならば相手に打撃を与えてこちらの危険もかなり少なくなると思うだけどなと言った。

 

 

確かにと言ってだいぶみんなの考えが纏まって方針が決まってきた時に会議場にとある人が入ってきたのである。その人物はエリウッド、とある世界の貴族であり人望もある人物。

 

 

 

そんなエリウッドが慌てながら頼む様に次の戦いに一緒に連れて行ってほしいとお願いをしてきたのである。理由は奪われた城には実はニニアンとニアンが置いていかれて捕虜にされたと噂で耳にしたと言うのだ。

 

 

現実にこのアクア王国にニニアンとニアンが帰って来ていないのでその噂はかなり信憑性が高いと考えられている。その為にエリウッドは必死にお願いをしてきたがクロードはそれを断った。

 

 

エリウッドは必死になりながらどうしてだとクロードの服を掴んで叫ぶとクロードは真面目な顔で答えた。

 

 

「簡単な話だ、今の貴方に戦場を出ても感情的に動く可能性が高い。相手は戦術がかなり上手い相手だ、一歩の間違いが全軍の命取りになる状況で勝手に動きそうな人物は連れていけない」

 

 

エリウッドはならば軍勢の邪魔をしないから、勝手に動く時は一人で行動すると約束するから頼むと言ってきたがディミトリがここで優しくエリウッドに声をかけた。

 

 

「・・・分かった、無茶な行動をしないと約束するならば俺が責任持つ。エリウッド殿、約束してくれるか、無茶な行動をしないとそして軍の迷惑に掛けないと誓えるか」

 

 

エーデルガルトとクロードが先程の話を聞いていたのと言ってきたがディミトリはこの男はおそらく無理矢理でもついてこようとするだろう。

 

 

そうなれば最初から一緒に目の届く場所にいてもらった方が良いだろう、それにエリウッドも戦力になる人物だと言ってディミトリの元で同行を許可された。

 

 

エリウッドはディミトリに感謝の言葉を伝えると感謝は終わってからで構わないと言ってこの先の事をどうするかを考えようと言った。

 

 

そうして会議はなんとか進みその結果、エーデルガルト、ディミトリ、クロードを大将に指揮下にはリシリア、エリウッドなどの英傑を従え、兵力は総兵力の半分である5万ほどで再び侵攻を再開させた。

 

 

アジ・ダハーガに大きな打撃を与えるためにそして奪われている仲間を助ける為に出陣をした。刻一刻と決戦の時は迎えようとしていた。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。