オーブ1000個使っても欲しいのが出なかったら逆に召喚されて件について   作:人中の蝮

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すみません、遅れました!
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大勝利の後・・・

想像以上の戦果だな、俺は自身で考えた作戦があまりにも想像以上の戦果を上げて困惑していた。

 

 

本来ならば一万から二万ほど倒せたら良いと思っていたのに四万・・・作戦を考えた俺が言うのも何だが向こうの国と軍を指揮していた人たち大丈夫かな。こんな負け方をしたら責任取って死ねとか無いよね、中世の時代ならばあり得るかもしないけど。

 

 

と言うか相手は国の維持だけで精一杯になると思うからここからは内政に力を入れて国を豊かにしないと。それでもこの勝利は大勝利だけど色々と反省点が多い、一番良い勝ち方は誰も犠牲を出さずに勝つこと、味方はもちろん、敵も。

 

 

しかし、今回は味方こそは被害は無かったが敵の被害は甚大であり、本当の天才ならば被害を出さずに勝てただろうにな。

 

 

俺は次はもっと良い策を考えないとなと思いながら辺りの状況を確認していた。この地域の復興は文字通り1から作り直さないとと思い、どの様に街を作るか、そしてこの地域を守るための城をどうするか、意外とこのようなことを考えるのは好きである。

 

 

今度は前よりも要塞化してこの地を敵国に対する防波堤代わりにしようと思っている時に勝ったのでこの地に来たいと言っていた、ニニアンちゃんとニアン君を呼んでいた事を思い出してすぐに迎えに行こうと向かい始めた。

 

 

その時に瓦礫が動いたような気がしたが今は二人を迎えに行くのが優先だと思って気にしないで・・・・やはり気になると思って瓦礫をどかして見るとそこには美少女と言えるほどの少女がいた。

 

 

なんでなんで子供とかこの地域の住民は避難は終わらせていたはずだ。でも現実にこの子が傷ついている、俺は全力で担いで衛生兵!衛生兵!と叫んで助けを求めた。

 

 

俺は密偵ーーーと内心で叫んでいた。あれ程、確認してよな、子供とか残っていないよなと言ったのにいるじゃないか。とにかく今は治療させないとこれで死んだら一生後悔すると思いで走って衛生兵がいる場所まで到着した。

 

 

俺はぜぇぜぇと息を荒くして呼吸を整えていた。流石に子供を抱えて走ったから疲れた、でも衛生兵の話だと助かるみたいだからそれを聞いて安堵してその場に座り込んだ。

 

 

マジで良かった、本当に焦ったよ。でも助かるならばひとまずは良しかな、それとこの子の親も探さないとな、明らかに俺の責任だし大変でも頑張らないとそう決めた時、少女が目を覚ましたのであった。

 

 

俺は優しく声をかけた、名前は分かる。親が何処にいるのかも分かったら教えてほしい。そう言うと少女が私を子供扱いしていますよねと言ってきた。俺は勿論だと真っ直ぐな目で返事をしたら少女がこちらに対して。

 

 

「私を子供扱いして、いい度胸ですね。今すぐその訂正しないと痛い目に遭わせますからね、覚悟してください」

 

 

うんうん、可愛い子供の反抗期だなと思いで見ていた。少女はほっぺたを空気で膨らませて怒っていたけど可愛いだけだからと笑って返事をしたら。

 

 

これでも同じ事を言えますかと言った瞬間、こちらにも聞こえるぐらいの大きな腹の音が聞こえた。少女は顔を真っ赤にして黙り込んだ、お腹が空いているのかと思って何か食べ物を渡そうとしたが生憎な事にその時に持っていたのは饅頭だけであり、好みかなと心配になりながらも聞いてみた。

 

 

「そうか、お腹が空いているなら饅頭しか手元にないが食べるか、お嬢ちゃん。この饅頭はかなり美味しいだよ」

 

 

「お嬢ちゃんは余計です・・・・ですが貰っても良いですか」

 

 

俺は勿論だと言って持っていた饅頭を渡して少女が食べると美味しいと言って物凄い勢いで食べ始めた。相当空腹だっただろうなと思って俺の手元にある予備の饅頭もあげた。

 

 

基本的に和菓子は誰にも渡さない主義だが子供がお腹を空かせていたら話は別だ。大好物でも渡す、それが俺の信念だ。

 

 

それにこんな事もあろうとたくさんの予備があるのだ、もう少しだけ持ってくるかと思ってその場から離れようとした時に少女が俺に話をしてきた。

 

 

「その・・・ありがとうございます、素直に助かりました。貴方は恐らくアジ・ダハーガ側の人間ですねよ。どうして私を助けたのですか」

 

 

うん?もしかしてこの子は戦いに参加していたの、こんな歳で・・・でも今はこの子の返答をしないと考えて俺はすぐに返事をした。

 

 

「まあ、簡単な話だよ。助けたいから助けたそれ以上でもそれ以下でもない、逆にそれ以外の理由はないのと言われると困るかな。そうだ、自己紹介がまだだったね、俺は吉田雅也、どこにでもいる普通の社会人だ。まぁ、変わってい所があるとすれば中二病が現役というだけかな」

 

 

「助けてくれたお礼です、私はリシリアと言います。あなたに恩を返すまでは無闇な抵抗はしませんからここで待っています。貴方の決断を」

 

 

いやいや、そんな怖い事はしないからね。それとそろそろ饅頭でも取りに食料庫に行きますか。俺はそれで食料庫に向かってみると俺の目を疑った。

 

 

あれ程、たくさん用意をしてきた饅頭が半分以上無くなってきたのだ。可笑しい、俺はまだ食べていないのに無くなるなんておかしいだろと思って原因はなんだと思っていたらゴソゴソと物音が聞こえて来た。

 

 

まさかと思って向かってみるとそこには幸せそうにしながら寝ているイレースの姿があった。そして口元にはあんこがついていたので犯人は間違いなく彼女だ。

 

 

・・・・俺は許せない事は大きく三つあるのだ、一つは親友を害する者、二つ目は子供に対する非道なことをするやつそして最後は俺の和菓子を勝手に食うやつ。

 

 

イレースーーーーー、貴様!!そんなに俺を怒らせたいのか。貴重な和菓子を食べやがって文字通りに体でその言葉通りに犯してやろうか。と言うかいつの間にこの場所に来ていたのだ、戦いに呼んだ覚えは無いですけど。

 

 

他の食べ物ならば笑って許してやるが和菓子だけは話は別だ、落ち着いたら絶対に最低限でも胸とかその辺りを使わせてもらうからな!

 

 

俺の分が・・・・でもリシリアちゃんと約束してしまったから破るわけには行かないよなと溜め息を付きながら残っている饅頭を持ち出してリシリアちゃんの所に戻ってきた。

 

 

リシリアちゃんがこちらに対して何か向こうで叫んでいましたけど大丈夫ですかと聞いてきたので俺は苦笑いでまぁ、少しばかり予想外なことが起きただけだから心配しないでと答えた。

 

 

そうして約束通りに饅頭をリシリアちゃんに渡して俺はそれをゆっくりと見ていた。リシリアちゃんが元気になって良かったけどその代わりに俺の和菓子が・・・親友に泣きついて作ってもらおうかな。

 

 

俺はそう思いながら落ち着いてきたリシリアちゃんに休むようにお願いをして今度こそニニアンちゃんとニルス君が来る予定の場所に向かい始めるのであった。

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