何ですあれ、通常で強いくせにまだ進化形態あるとか、貴女悟空ですか?
空座町
「っぱ圧倒的っすわ…藍染圧倒的っすわ」
「君、なんか口が軽いよねぇ」
「何言ってんすかギンさん。俺は藍染に」
「話してる暇があんのかよ!」ザンッ
やば、黒崎君立ち直るの早くない?強制始解も良いが…十三隊よりも厄介な奴が現れてるからそれも無し。範囲を指定出来るかどうかは分からず…せめて始解にさせれば簡単に攻略出来ると思ったんだが、志波一心のせいでそれも叶わず。一心の斬魄刀ってどんな能力だっけ
「あっちは痴話喧嘩してんのに、こっちは雑談も許されんのかよ!?」
「うっせしるか!」ブンッ
「空振りぃ!」
「でぇや!」
「おいギンさん!助けて!」
「ちょっとサボってもバレへんて」
「どーも黒崎君がそれをしないんですけど!」スカッ
「もう無理やって。藍染隊長と長いことおるけど、あんなん見るの初めてや。ま、知らん間に崩玉と取り込んでてんから、当たり前か。分かるやろ?もうどうもならへんよ。あの人ら、君も、殺されておーしまい、や」
「そんなことさせるかよ!」ブンッ
「ええね。そう言うやろと思ってたわ」
さて、黒崎一護が実質的に自分はこの戦いを諦めた発言をしたので、腕を貰い…って、ギンさんが邪魔すんのかよ。やっぱ、虚化を要らないで終わらせたギンさんつえーわ。マジつえー。てかマジでサボろうとしてんの?ねえ、マジで?サボる気?殺されても知らんよ!
「君、もしかしてどっかでこの戦い、諦めてるんと違う?」
「そんな…!」
「やれやれ、しょーもな。中身脆いなぁ」
「で、どーすんのギンさん」
「こないな腑抜けを藍染隊長にやらせる訳にはいかんなぁ」ズササササ
「おま、馬鹿!」ブンッ
「ぁっ!?」
「あぶねーわぼけ!殺すぞ!」
「殺されるんは嫌や」
「何で俺が殺されかけてんだよ!」
「そこにいるからやろ?」
「そうですけど!」
「うるぁぁぁあ!」ガキィンッ
「援護よろしく、ギンさん」
「何で僕が援護に回るかなぁ」ズササササ
「援護って言葉知ってんのか!?辞書で引いてこい!」
「そこだ!月牙天衝!!」ブォンッ
「縛道の八十一 断空」ガンッ
「な…!?」
「虚化した俺の縛道、隊長の足止めも出来るんだ。隊長格以下のお前が突破できるわけねえだろ」
「えらい残酷な現実やね」ズササササ
「ほっほーう!?」
やっぱ辞書で引いてこい!意味を見出してこい!やっぱクソ!藍染の仲間ってクソだわ!はー!ったく!何で俺がギンさんの攻撃避けてるんだかねぇ!…あ、待って今少し当たった!ダメだやっぱ黒崎一護打ち上げて刺してもらうしかねぇ!!
「うー…らぁ!」ガンッ
「!」
「やべ、打ち上げてチャンス作っちった!」
「ぜぇあ!」ブォンッ
「惜しいなぁ。そやけど、所詮はそんなもんやね。君の斬魄刀で僕の斬魄刀を防げたのに、何で同じようなことが僕に出来ると思えかったん?甘すぎや」
「!」
「仮面が剥がれたな、黒崎一護」
「クソッ…」
「しょーもな。君、こない弱かった?仮面も脆い。虚化って、そないなもんなん?あの頃の方が。まだ君、怖かったで?」
「あの頃はまだ若く…」
「そんなボケいらんて…やれやれ。君、逃げ」
「!?」
「そーだそーだ、逃げろ逃げろ!回道である程度治してやっから!逃げろ!」
「君そういうのやめてくれる!?」
「何で!」
「なんか、こう、ムカつく!」
「酷い!?」
「(余裕そうに何を言ってるんだこいつら…)」
「藍染はなんかよく分からん格好で気取ってんだから」
「それ本人に言ったら斬られるからね?」
「え、マジ?じゃあもう聞こえてるんじゃない?」ドォーン
「!?」
「なんや、月牙天衝言うんは、どうやら限界みたいやね。僕にも効かへんし、藍染隊長もダメージ受けてへんし。君、もう無理やね。虚化に月牙天衝に。全部ダメやったんやし、どうもならんと思うけど」
「…」
「これ以上隠し玉あるん言うたら話は別やけど、君。他に何もできへんやろ。それに君、半端な状況でここにおって…あの三人が負ける相手に、君が勝てる思う?」
「ぁ…」
「口が止まったな」
「悪いこと言わん。まだ死ぬん嫌やろ?僕、君にもう興味ないわ。藍染隊長も、今の君にはガッカリするやろ。怖いんやろ、藍染隊長が。理解できてるんやろ?藍染隊長の力」
「刀を手放すのかよ!これだから最近の若者は!」
「警告は今のでおしまい。まだ逃げへんのやったら、僕がここで切るわ」
「!」ズドォォンッ
「各々のステータス振り切れてる奴ら飛んできたよ。しかも一心当たったし」
「…ギン。今彼に何をしようとしていた?」
「ちょっと、力試しです」
「そうか。門を開け。本物の空座町へ侵攻する。王宮を落とすなら、そっちの方が好都合だ」
「はい」
「ま、待て!」
「いや、待たない」
「藍染隊長…?」
「垢が出てますぜ」
「垢やない、垢やないて」
なんだ、垢じゃないのか。驚きだ…え、これ垢じゃないの?垢っぽくポロポロ取れてくから、てっきり垢なのかとばかり…いやぁ、なんだかお恥ずかしいところをお見せしましたね…黒崎君。これあげ…受け取らないじゃん。受け取ってよ。泣くぞ。
「ああ…ありがたいことに、私の目がようやく機能する」
「かっこいい!」
「解錠」
「じゃねー!黒崎!」
「君を喰らうのは…全て終えた後で良い」
「あっちで待ってるね!」
藍染勝利!希望の未来へ、レディーゴー!な次回ですが。
黒崎一護が一心に呼び止められた。さて、その理由は?
はい、無間にいる藍染さん!
『私と付き合うことを』
不正解!残念でした!つか帰れ!縛道で繋がろうとすんな!