藍染の仲間じゃありません   作:覚め

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思い立ったが吉日。
虚圏。
目の前に位置するは。
更木剣八


なんか、こう、やりゃあ何とかなる!!

虚圏

 

「更木さん…何で俺んとこにいるんだい??」

 

「聞けばお前、腕が6本ある奴より強いらしいじゃねえか」

 

「おう誰だそんなこと言った奴は」

 

とにかくこいつにはさっさと黒膣通って帰ってもらいましょう。良い子は寝る時間じゃボゲ!帰れ、てめーの家に帰れ!!…帰って!お願い、帰って!!…良いもん!帰刃するもん!内なる虚よ!スターク吸ったせいでちょっと変になってる虚よ!!

 

「叫ぶべぇ!帰刃じゃい!」

 

「最初っから全力でやり合おうぜ!」ザンッ

 

「黒膣開けぇい!」

 

「は?」

 

「ばーか!誰がお前なんかと戦うか!逃げるね!俺は逃げ」ザンッ

 

「なんだ、つまんねぇな。一角の方がまだやる気出せるっつーのに」

 

「アホ!霊子で出来てる俺を外見だけでも作れない訳なかろうが!」タッタッタッ

 

「…つまり何度でも切れるってことだな!」ダッ

 

「そう捉えろとは誰も言ってねえ!誰だよこいつにそんな教育した奴!卯ノ花隊長助けてぇ〜…俺もう四番隊じゃねぇ!?」

 

「何一人でぶつくさ言ってやがる!」

 

瞬歩ミスったら死ぬ!スタークがやってた予備動作なしの虚閃みたいなアレは出来るけど!!ただ!それもぶった斬って来そうで怖い!!そして自分の足場崩れそう!!スタークのお陰で最上級にはなれたけど、その弊害が大きすぎる!死にたくない!!

 

「現世にいる死神に門開けてもらうしかねぇ!!」

 

「何言ってやがる!!」ザァンッ

 

「ダメだ、こいつ連れて行ったら現世やべえ!」

 

「ここで切り捨てたら良いだろうがよぉ!」ガギィンッ

 

「そりゃそうよ…名案だな!」

 

「やる気になったか!」

 

「破道の一 衝 580枚重ね」

 

「!?」ズォンッ

 

「っしゃあ!黒膣の中で一生終わらせてろ!」

 

「おいおい…楽しませてくれるじゃねえか!」

 

「し、至急地獄の門開いてくれ!!こいつ連れて行ってくれ!!」

 

「逃げんなよ!」スパァンッ

 

「黒膣の空気切れてんだけど!?怖い!」

 

「さあ!早くやろうぜ!!」ザンッ

 

「ひぃっ!?」

 

十一番隊隊舎

 

「そういや更木隊長どこ行った?」

 

「虚圏」

 

「ふーん」

 

「その虚圏からやって来ました助けて!」

 

「邪魔すんなよテメェら!」

 

「弓親…」

 

「ああ、分かってるよ」

 

「だー!もう、死ね!」ゲシィッ

 

「さっきの破道みてーなの、撃てよ!」

 

「破道の九十 黒棺」

 

「ぁあ?」ズォンッ

 

九十番台を囮に使う事すらできぬ私をお許しください、虚圏の王よ…いやそれよりもだ。多分本当に囮にすらならないだろうから。十一の隊は全員タイマン向きなんだってな…あ、良い事思いついた。十一番隊隊舎…丸ごと潰したらどうかな

 

「破道の三十一!!」

 

「今度は何を━」

 

「赤火砲 580枚重ね」ズドォォンッ

 

「ぐぁ…!?」

 

「へへー!どんなもんよ!このボケが!帰刃の方が俺は強えんだよボケ!一生そこで寝て過ごせカス!」

 

「言ってくれるじゃねえか…」

 

「…縛道の一 塞 580枚重ね!」ガシィンッ

 

「っ!…ぬるぁ!」バギィンッ

 

「流石は隊長だ!!俺たちに出来ないことを平然とやって行く!!」

 

「そこに痺れる!!憧れるゥ!」

 

「縛道の七十三 倒山晶 58枚重ね」ガッチィンッ

 

「ふんっっ!」バゴォンッ

 

「もう嫌!イヤイヤイヤ!!助けて黒崎一護ぉ!」

 

「もう芸は終わりか?じゃあ次はこっちから」

 

「縛道の九十九 禁 3枚重ね」

 

「っ!?」

 

「軍相八寸退くに能わず・青き閂 白き閂 黒き閂 赤き閂・相贖いて大海に沈む 四獣塞門 58枚重ね」

 

「何だ…これ…!?」

 

「意地でも58枚重ねないと…ただあるだけのうっすい壁になっちまうからな」

 

みなさん、驚きましたか?これでも元鬼道衆ですから。つーか、そうもせずに使えたあのデブ凄すぎてな。禁も四獣塞門も重ねなきゃ使い物にならん。俺が無尽蔵の霊力だから良かったものを、もしも無尽蔵じゃ無かったら…今意識飛んでるのな。絶対。さて、これでゆっくり出来るでしょ。さー寝ましょ寝ましょ

 

「うぉぉおぁぁぁあるぁぁぁあ!」ガゴォンッ

 

「無駄だ。卍解でもヒビしか入らんよ」

 

「へぇ…ヒビが入るってことはぶっ壊れるってことだろ」

 

「…おい待てあいつ禁ぶち壊してないか!?」

 

「気付くのが遅え!」

 

「と言うわけで詠唱準備しとくか」

 

「チッ…霊圧が、ちょいと足りねえな…ぁ!」ブンッ

 

「四獣塞門に少しのヒビ…って嘘!?逃げよ、もう逃げよ!!」

 

「逃げんじゃねえよ!」ゴッパァンッ

 

「破道の九十一 千手皎天汰炮 58枚重ね」

 

「うおっ!?」ズドドドンッ

 

「罠から出た時に生じる隙…そこを狩るには貴方は丁度いい死神だ」

 

「そりゃあ、どうも!」ブンッ

 

「剣を振るだけで物切るとか、死神?本当に?」

 

「知るかよ…そんなもん、今は関係ねえ!」

 

「大有りだ!!虚閃!!」ズドォンッ

 

「ハッ!今更こんなもんで倒せると思ってんのかよ!」ザンッ

 

「ぐぇっ」

 

…あっぶな。死ぬかと思ったわ。あいつ分身とか関係なくとりあえず切りますって思考だからな。いくら霊子で偽物作っても切られたらいつかは本体に辿り着くわけだし。だからもう総隊長に直談判するしかないんだよねぇ!死にたくねえし!!

 

一番隊隊舎

 

「…なんじゃ」

 

「更木剣八の…虚圏渡航を永久に禁止させてください」

 

「何かあったかのう…」

 

「何もクソも、死ぬかと思ったわ!千年前のあの日!!炎で喉が包まれた日に!!」

 

「はて…記憶にないがのう」

 

「テメェがあの別のじーさん殺し損ねたあの日だよ!」

 

「…お主か。あの時邪魔をした童は」

 

「んなことより更木どうにかして!」

 

「無理じゃな」

 

「人の話聞かねえからか!?テメェもだろそれ!」

 

「此の儂が此処にいる。それ以上の戦力などありはせん」

 

「そ、そうだけど!!」

 

「それに儂だって上手くやるし」

 

「更木ぃ!」




後日、瀞霊廷通信では更木剣八と戦ったり、逃げたり、切られたと思ったら総隊長の所にいたりと中々芸達者であると報じられた人物がいましたとさ。
ちなみに兄様はその時わかめ大使になろうと結構本腰決めてたし、卯ノ花隊長は次私かなってスタンバッてたし、浮竹は寝込んだし京楽は寝たし日番谷は更木がいること聞いて投げやりになったしワンコは急いだけど間に合わなかったし、涅マユリはブチ切れた。ネムは寝てた。
総隊長はそれ読んで更木に説教垂れ流した。
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