さて、この男の娘は。さっさと疲れるからとか言う理由で覚醒を消した。それでいて欲しい。が、逆に言えば相手からすればあの状態でも十分に勝機があると言うことだ。援軍?十刃のような組織ならば部下が来るのか?血を使った攻撃…蚊が部下とか?
「破道の九十 黒棺」ズォォォ
「もうそこにはいないよーだ」バギィッ
「ぉおっ…づっ…」
「二回目行くよ〜」
「解析は終わりじゃあ!!」バギィッ
「ごっ」
「破道の一 衝 5枚重ね」ドンッ
「お゛っ」
「その状態なら、俺の王虚の閃光で死ぬだろ!」スッ
「っ!」ズガガガガガ
「横から失礼しま〜す」バギィッ
「っ!?」ゴォンッ
「最初から出し惜しみ無しでいいんだよ、隊長格なんか」
「うるさいリルトット」
「そーだよジジ」
「解放勝手に消えちまいやがった」
「ですね〜」
「この数なら…卍解」
「させません」ゴォッ
「ぁあ!?」
「4対1で勝てると思ってんの?」
「なんだなんだ…随分と賑やかだな…さっきまで戦ってた男以外、目に悪い色しやがって。潰すぞクソカス」
「言ったな?」
「ああ言ったさ」
「後悔させてやんよ!!」
「縛道の二十一!!」
「縛道?」
「赤煙遁 50枚重ね」ボッファッ
「うぇっ!?」
「煙幕かよ!」
「今のうちに逃げましょうや!」ダッ
「敵前逃亡とはな!」
流石に俺も隊長格相手に余裕ぶっかます奴と同格っぽいの四人に対して一人はきつい。お前がいても絶対きつい。一発狙うならお前の卍解で全員一緒にドーン!するくらいしか…でもそれに気付くであろう奴もいたし。あの金髪ぺったんこめ…
「金髪の平たい奴は頭が回るな」
「何故だ」
「追いかけられてる」
「何!?」
「植木鉢 同郡」スッ
「何をするつもりだ?」
「トラップ」ザンッ
「ただ切っているだけだろう」
「ここを通った奴は縛道で縛られ、そのまま鬼道系の威力で爆散させられる奴」
「…はぁ…」
「うげぇっ!?」
「もうかかった!?」
「やりやがったな…!」ズガァンッ
「一体しかいない!?」
「その通り」スッ
「縛道の八 斥」ブンッ
「っだぁっ!?」
「あっぶねぇ〜」
縛道の八を使ってそのまま全力で相手をぶっ飛ばそうとしたんだけど…鬼道以外は全力だったんだが。吹っ飛ぶ吹っ飛ばないどころではなく、まさか俺が少し飛ぶとは…どんな質量してんだ、テメー?と思ったら霊子で壁作ってるだけだった。クソカス
「そんな使い方もするんだ」
「今度は逃さねえぞ」
「皆さんせっかちですね〜」
「いっちょやるか」
「…うるせー、平たい金色女が。こちとら現最強っぽいのが来たんだよ」
「へえ?で、それ誰と戦ってるの?」
「知るか!!」バギィッ
「ふん」バゴォッ
「破道の三十一 赤火砲」ドォンッ
「おっと」シュンッ
「っ」グサッ
「完全に勝ち目はねーな」バチッ
「ぐぇっ…なんてな」
「は?」
「残像だよ、これ」スゥッ
「やられたなぁ…!」
「クソが…」
「あれ?でも、バンビちゃんと誰か戦ってるよ」
「…何あれ、あんなデカいの初めて…」
「…」
「隠密鬼道だ…見つかりにくい場所くらいはすぐにわかる」
「はあぁっ…」
「ん、動き出したぞ…?」
「勇音治療隊、こっから先は砕蜂隊長の言う通りにするよーに」
「」ウンウン
「それじゃあ俺はアレを追うぜ」ダッ
「…治療を続けていろ」
で、今現在最強である狛村隊長のところに向かっているわけだが。いや違うな、そっち方向に用事があるのは奴らもだ。つーか何あの卍解。前鎧着てなかった?着てなかったっけ…?着てたよな?着てた、絶対着てた。
「道中に邪魔な滅却師が多すぎるな」スパンッ
「おい」
「!?」
「追いかけんじゃねーよ」
「…卍解」
「させねえよ!」シュンッ
「響転」ブンッ
「!?」
「消えたぁ!?」
「どーでも良くない?今はバンビちゃんのところに行こうよ」
「それもそうだ」ダッ
「狛村」ブンッ
「便白殿!?」
「あー!あんた、私を結晶の中に閉じ込めた奴でしょ!」
「縛道の七十三 倒山晶」
「…無駄よ!」ドガァンッ
「奴は儂にしか倒せぬ!奴の能力は奴の霊子が触れた物を爆発させる能力!」ブンッ
「ちょっ」
「あっそ。縛道の一 塞 38枚重ね」
「っ!?」
「見事!」ザンッ
「ぁっ…!?」
「早く行け、狛村」
「承知している」ザッ
「…おい、起きろ」
「死にたぅ…ない…」
「だろうな。お前はお前でクソだもんな」
「五人の中で私が一番先なんて…!」
「卍解 平和としての地盤となれ 人無」
「来ないでよ…!私、まだ…!」
「おうおう、卍解しちゃってんじゃん」
「強そ〜」
「でも4対1だよ?」
「俺はさ…可哀想な女の子って、見てるとニヤケが止まらなくて戦いに集中できないんだよね」
「はぁ?」
「何言ってんだ?」
「縛道の七十三 倒山晶 53枚重ね」ガチィンッ
「は…?」
「全回復したらあいつらの能力教えろよ…まあ性格の悪いお前じゃ教えてもらってなさそうだがな」スッ
「あいつ、回復させてやがる」
「ふんっ」バギィッ
「破れねぇ!」
「こっちも噛みつけない」
「そろそろ回復してると思うんだが」
「もう十分よ」
「よし…じゃあ教えろ。あいつらの能力」
「…私が教えると思う?」
そう言った瞬間、刀でこのクソアマの胴体真っ二つ。鈴虫はこう言う時に使いやすい。と言うより変な効果をつけずに切り付けるのに役立つだけだが。卍解で奴らの能力消してるだけあって破ることは出来なさそうだが、能力は知りたいからな。
「次だ」
「ぇ」
「次、回復しても教えたかったら即死だと思え。腹ではなく頭を切る」
「は…ぁ?」
「ほれほれ回復じゃ回復じゃ」スッ
「なんだがヤンデレみたいですね」
「どっちかっつーとメンヘラじゃね?」
「…ふんっ!」バギィッ
「おいジジ、落ち着け」
「ふん」
「オラ今度こそ教えろ」
「分かった…分かったから刀仕舞いなさいよ…」
バンビエッタちゃんは可哀想なくらいが丁度いい。と言うより性格的に嫌われてるのになんでジジは好きになってんの??
イカ臭いから?