京都行ってるからアニメまだ観れてねえんだ。
更木とわちゃわちゃする話。時系列は藍染がメガネぶっ壊す前。
「え!?俺が虚討伐に!?」
「はい。更木隊長からの御指名です。回道が下手でそれなりに腕の立つ奴を、と」
「いやいや、無席っすよ?僕無席。」
「ええ。回道は駄目、ですが並の十一番隊よりは腕が立つでしょう」
卯ノ花隊長に呼ばれてへいへいと更木隊長の下へ。今回同行します便白ですと挨拶すると、手始めと言わんばかりに一角とか言うやつと勝負を組まされた。聞けば今回の討伐対象はなんとびっくり
「よし、始解はできるか?」
「出来ませんよ?」
「…それで四番隊でも腕が立つ方なのか?」
「斬り合いはしませんけど、木刀なら卯ノ花隊長の次くらいには」
「なんの指標にもならねえ…まあ良い!ほら、やるぞ!」
一角さんは始解して来るのね。そしてこれ斬魄刀でやるのね?鞘で槍を抑えて頭を蹴り上げる。蹴り上げた顔を鞘でぶっ叩いて、一歩引く。斬術だけならお前には負けねえよハゲ!と言いたいが。始解か槍なだけでリーチ差が大きい。うーんどうしたものか。
「テメェ…出来るじゃねえか」
「加減してるんでしょ?」
「あ゛ぁ!?」
もう一度と言わんばかりにまた槍が飛んでくる。受け止めて手首を回し槍を奪い取る。呆気に取られたのか動きが固まった一角さんに対して槍の持ち手で頭を叩き、鞘を投げ当てる。お見事、一角さんは地に伏した。
「がっ…」
「一角とここまでやり合えるなんざそうそういねえな。良し!一角、準備しろ。そろそろ出るぞ」
「っ、はい!」
と言うわけで。俺も最低限の治療用具を持って同行する。頼む、中級であれ。最大は無理。一度見たことあるんだけどさ、結構隊長が苦戦してたのよ。だから頼む。この通りだ。頭の中で頭を下げる。まあ、意味ないけど。あいつら、たまに言葉の通じないほどよバカがいるから関わりたくねえんだよな。
「…この霊圧…」
「ああ。中級だな…」
「面白ぇ!」
「周りの虚片付けるぞ。着いてこい四番隊」
「俺しかいねえんだよなぁ」
周りは雑魚だった。普通の虚より大きいくらいで、これなら問題はない。あるとすれば中級の攻撃がこっちに飛んでくること。あー、怖いからどーにかして更木隊長が一撃で滅してくんねえかな。零番隊あたりからの許可ももらってるんだろうしさ。こう、寺生まれのTさんみたいに…そんなんで切れたら中級の名が泣くか。
「…しかし、弱いっすね」
「だな。弱いっつーか、歯応えが無え。もう少し斬り甲斐のある奴がいて欲しいもんだが…」
「でも変ですねぇ。どーして、中級がこんな虚をゾロゾロと集めて来たのか…」
「弱え奴らの拠り所だったんだろ。興味もねえ」
「その弱え奴後何体います?」
指差す方には、かなりの数の虚が。こりゃあ切っても切ってもキリがないって言う、良い感じの虚じゃない?そう話すと一角さんは露骨に顔を歪ませ、雄叫びを上げながら言った。十一番隊副隊長も意気揚々と走って行った。俺はと言えば、負傷した少しの隊士に手当てを行っていた。うーん、お前はこの怪我で戦場に参加すんな。
「俺も行くぞ〜!!」
「お前も来るのかよ!?」
「あっちは綾瀬川五席に任せた!」
斬り伏せ、掴み合い、投げたり相撲取ったり。たまにすごい話がわかる虚がいて、斬り殺す時は少し悲しくなったりする。すまんな、仕事なんだ。相撲取って来たでかい虚は普通に殺した。汚い手で触んな。これ破れたら縫うことを土下座して頼むんだぞ。泣けて来るわ!死ね!
「全然減りませんね」
「多分隊長も長引くだろうしなぁ」
「俺は鬼道扱えないし…」
「お前本当に四番隊か??」
地味に心にグサって来る言葉を言われながらもさっさと斬り伏せる。そろそろ目に見えて数が減って来た頃合いか。そうでなければこちらも十一番隊士を集めて戦争じゃーするしかないけど?はぁー。どうしようもねえか。んまぁしゃーなし。一騎当千を一角さんにしてもらうか。
「よし。こっちは片付いたぞ」
「ちょっとやり過ぎましたね」
「お前嘘つくにももう少し態度ってもんがさ」
寝転がってる俺にそう言われても。疲れてるんだよこっちは。中級虚の方は更木隊長も終わらせたらしく、こっちに来ていた。なるほど、途中から虚が急に減ったのは更木隊長のせいか。更木隊長強え!これから気に入らない奴全員斬り殺そうぜ!!なんて出来るわけもなく。さっさと撤退ですって。泣くよ?
「…便白」
「はい、なんでしょう」
「お前、なんで四番隊にいるんだ?」
「四番隊に入らないと副隊長にするぞ、と卯ノ花隊長に言われちゃいまして」
「絶対お前は十一番隊がお似合いだ。ね、隊長!」
「四番隊に負けた三席は黙ってくださーい」
「はぁ!?」
「カスハゲ〜」
「テメェぶっ殺す!」
ちなみに俺は俺の虚討ち取った数を知らなかったので、卯ノ花隊長に『自分でやったことくらい覚えてろ』と叱咤をいただき、代わりに仕事を押し付けようとしたらそれすらも叱咤の対象になったので、泣く泣く仕事をしました。更木隊長からは名前を少しだけ覚えられました。
「勇音副隊長…」
「変わりません」
そんな感じの話