リリネットと一緒に遊ぼーしに行きます。
織姫のお部屋
「…なんだこれ?」
「本人が自分の部屋の扉にはこれをつけて欲しいと言い出したのでな」
「それでこのガッチガチにデコレーションされた物を…」
いやはや、ウルキオラ君も割と融通が効く。いや、効いてるのかこれ?どう考えてもここ、虚圏には不要…いや不要とは言えるがどうも、白黒の世界にカラーをぶち込むのはなぁ。しかもキラキラと光りそうなくらいに色使われてるし。うわ、なんか眩しい!
「と言うわけでだリリネット」
「どう言うわけなんだ?」
「同じ女の子として、この部屋の先がどうなっているのか知りたくはないか?」
「…ない!」
「言い方を変えよう。現世での女の子はどんな部屋なのか、知りたくはないか!?」
「だってここ、藍染様が作らせた部屋だもん」
「つまり?」
「中にある家具ってそんなに無いよ」
「…うそ…だろ…?」
「本当だよ。なんなら確認する?」
「いや!ハリベルが気を利かせている!そう信じて━」
「あの…」
「うひぃぁっ!?」
「部屋の前で…何、してるの?」
ビビった。すげービビった。そのビビリ様は、ウルキオラが少し拍子抜けするくらいには凄まじかった。リリネットは我関せずだった。おいリリネット、スタークがいないからって不貞腐れた様な顔するんじゃない。仕方ないでしょ。だって…ね!
「織姫ちゃー…」
「うわ、なんだお前ら」
「何をしている?」
「な、なにかな…」
「あ、これ美味しい!」
「ぁー…お菓子、差し入れに来たわよ」
「お前ロリ・アイヴァーンだろ。何しに来た?」
「おかしなの差し入れに」
「じゃあ…メノリちゃんがお菓子を持ってるのかな?」
「え?」
「だって、貴女お菓子持ってないし…」
「あ、いや、好きなお菓子の味を」
「リリネット、お前甘いものが好きだろ」
「うん!」
「すると…」
「あ、甘い物は…好き…デス…」
「甘味ってことで!」
「異議なしだ」
「じ、じゃあ持ってくるから!」
「…絶対いじめる気だったよあれ」
「えぇ!?」
「なぁワンダーワイス」
「だー」コクッ
「いつの間に…」
「最初から居ただろ。な、ワンダーワ」
「だー…?」
「異議ありの様だが」
「…俺がついさっき連れ込みました。はい」
「見苦しいな」
「お前何者だ!?」
「だー!」
「赤ちゃんか!」
「だぁ!」
「東仙さん曰く、意味があるらしいぞ。この言葉には」
倒置法。まあどんな意味があるかは知らないと言っておこう。知らないと言うよりも知り得ない。なぜならこいつが言語を喋ることがあり得ないからだ。虚同士なら気がつけるのだろうが…藍染が作った唯一の改造虚だし。虚化したら話わかるかな?
「おい、なぜ虚化した?」
「だー」
「…だめだ、わかんね」スッ
「なんて喋ってるのかな?」
「だー」
「赤ん坊だ!スタークに任せよう!」
「スタークに頼りっきりだなお前」
「おい、ワンダーワイス」
「東仙さん!?」
「そろそろ戻りたまえ」
「ぁー」
「…君たちも、この部屋にはあまり入らない様に」
「うっす」
「わかりました」
「わかりましたぁ!」
「じゃあ…次何処で暇潰そうかな」
「暇潰しだったの!?」
「女の心傷つけたな!」ゲシッ
「…脛は、脛は無しだって…!」
「自業自得だ」
「リリネット!あいつムカつくぞ!」
「その心笑ってるね!」ゲシッ
「…?」
「硬い!硬いよウルキオラの足!!」
「じゃあ今度は俺が」
「ふんっ」ゲシッ
「なぁぁんでぇぇぇぇえ!」
「…わ、私の脛も…!」
「震えながら出すな、女」
「脛出すならグリムジョーの腕直したみたいに俺たちの脛直して…!」
「痛い!痛い!スターク〜!」
「えぇ!?」
あ〜治って行く〜…無くした腕が戻るんだから、細胞が少しでもあればそこから再生とかできるんじゃ無いだろうか…?いや、それは…んー、どうだろう。出来るのかな…藍染さんが言うには事象の拒絶とか言ってるし。出来るんじゃないかなー…
「死んだ人間戻したりってできんの?」
「試したことないから分からないな〜…」
「今試すか?」
「どうやって?」
「ウルキオラの虚閃で俺を殺す」
「嫌だよ!それ!」
「馬鹿か貴様は」
「奇妙な技は使えるのに…」
「何その評価!?」
「どーせ、アンタがここにいるってことはアレでしょ。近日中に黒崎一護来るんでしょどーせ」
「何それ!?私も戦う!」
「んでそうなったら多分十三隊から何人か来るだろ。強い奴」
「だろうな」
「つまり…それ以外は空座町で待機するんだろ、どうせ」
「だろうな」
「…あ、卯ノ花隊長来るのかな」
「?来たらどうなる?」
「…どんなに相手を傷付けても回復してくる」
「何それ!?ずるい!」
「卯ノ花さんって、四番隊の人?」
「そだよー」
「…あの人、そんなにすごいんだ」
「持久戦なら更木相手でも良い線行くと思うよ」
「へー、すごーい!」
「ところで貴様…修行とやらはしなくて良いのか?」
「私の修行は日常全てを修行とする…なんつ」
「ふんっ」ゲシィッ
脛蹴られた。ぐすん。いてえぇぇぇ!!虚化も卍解もしてない俺に対して、ウルキオラの割と強めな蹴りは痛え!痛い!死ぬ!あーもうこれ死ぬ!骨折れただろこれ!ぇぇぇぇえ!!わ、我が生涯に一片の悔い無しできないまま死ぬ!?いやそれよりも痛すぎて無理!
「加減しろお前ぇ!」
「これも修行なのだろう?」
「なんだろう、今の俺なら卍解30分以上行ける気がするわ」
「卍解はスタークの時のために取っておきなよ」
「なんで俺がスタークのために」
「卍解出来るんだ…」
「すごい意外ですって顔やめて!傷付く!」
「え!?えー…私は拒絶する!」
「拒絶しないでぇ!?」
次回、黒崎サン来ます。が、戦いません。ウルキオラ君には死んでもらいます。仕方ないね…
ノイトラ死ぬまでウルキオラと遊んでます。いえい!ノイトラ死んだらワンダーワイスと一緒に黒膣待機です。