豚の皮をかぶった凄い奴   作:ゴロゴロ鼠

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第2話

「これで良し」

 

現在ロイマンが居るのはダンジョン30階層、以前にモンスターの大量発生が確認されたのでその後どうなっているかの調査とこの階層で入手できる珍しいドロップアイテムの為だ

 

「後はこのアイテムを【ディアンケヒト・ファミリア】に渡せば希少な薬に調合してくれるでしょう」

 

ロイマンは時々このように薬の材料になるアイテムを手に入れそれを無償で医療系ファミリアへと流している。長い間ダンジョンに入り続けていることもあり貯金に問題が無いので後進の手助けになればとの考えからの行動だった

 

(いらないと言ってもきっちりとお金を払おうとする子もいますが神ディアンケヒトに直接渡せば良いでしょう)

 

しかし後日、自分の所の主神が沢山の希少なアイテムを持っている所を見た団長が主神を怒りギルドへ向かい【番人】にも怒りながらお金を渡すと言う事情を知らない周りからすれば変な光景を作ってしまうことになるのだった

 

 

 

~~~~

 

「~~~」

 

「他の冒険者ですか」

 

地上へと帰る途中、他の冒険者の話声の様な物が聞こえ、驚かせるのも悪いと違う道を行こうとするが

 

『色々と表立って出来ないこともあるだろ?皆本当のレベルや到達階層・・・』

 

「・・・」

 

ギルドに関係するものとして見過ごせない話声が聞こえため息を一つ吐き声の方向へと走り出す。向こうもロイマンと同じ道を使っていたようで向こうから歩いてくる三人のパーティが見える

 

「剣姫、今のは無かったことに・・・あ」

 

「何をなかったことに、ですか?【ヘルメス・ファミリア】のルルネ・ルーイ氏?」

 

「最悪・・・」

 

「【番人】、さん」

 

【ヘルメス・ファミリア】の二人がファミリアの秘密を一番効かれてはいけない人物に聞かれたことに顔を青くする中、アイズはロイマンに話しかける

 

「皆の本当のレベルとは?本当の到達階層とは?」

 

(怖い!目は笑ってるのに凄い寒気がする!?)

 

(だから私は正直に申告しておいた方が良いて言ったのに!)

 

「えっと、その・・・」

 

「・・・ああ、そういう事ですか」

 

ロイマンはそう言うと歩き始めそのままアイズ達の横を通り地上への道を歩き始める

 

「えっと・・・」

 

「ゆ、許された?」

 

「そんな訳ないでしょう」

 

「どうやらクエストを受けている様子、この場は引きますが地上に戻った時には話を聞かせてもらいます。あなたがたの主神も交えて」

 

((あ、帰りたくないな))

 

後日【ヘルメス・ファミリア】はペナルティを受け主神である神ヘルメスは真っ白になり倒れた。

 

~~~~

 

アイズ達から離れてしばらく歩いた後、立ち止まり周りに人がいない事を確認してロイマンはここに居るであろう人物に話しかける

 

「・・・フェルズ、いますね?」

 

「ああ」

 

「彼女らに例のクエストを?」

 

「そうだ、何か問題が?」

 

「いいえ」

 

そう言うとロイマンは再び地上に向けて歩き出す

 

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