Second Real Online!   作:はひろ

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第5話

検証班が帰った後、私は考える

 

ホント、どうしたらいいんだろうか?

 

あの幼女目当てでくっついてる不浄の輩が多そうなあの集団の目の前で中々グロいことやってくれたこの子の扱いは

 

本当に宗教でも作って戒律を定めたほうがいいのか?

 

いいや、私は生粋の日本人

 

どんな宗教の祭事でも祭と一括りにするタイプの日本人なのだ

 

渋谷のハロウィンを見て、一人で行きたくないと思うだけで忌避感はないのだ

 

野次馬感覚で行けば楽しそう

 

馬といえば天秋ありましたね...

 

パンサラッサくん…なんで買うとき来ないのに買わなかったら来るんだい?7-5-3は買ってたけど7-3-5は買ってないんだ…

 

いや、まあそこはどうでもいいんだ

 

…何の話をしていただろうか?

 

ああ、アカネをどうにかしなければいけないという話だ

 

正直な所、ここまで尊敬されている?執着といったほうがいいのか?まあされている理由に心当たりが全くない

 

いや、宗教に興味のない人間がそれっぽいと思うエセ神官ロールだぞ?心に響いたら純粋すぎて心配になる

 

の割にガラは悪いし、すぐ手が出る

 

私はちらりと横を見る

 

女性にしては長身と言える身長と、控えめな胸に少しかかるくらいの赤い髪

 

こちらを見て申し訳無さそうにこちらを覗いている瞳は黒く、光沢がないため引き込まれるように感じる

 

んー?このゲームハイライト消せたっけ?意図して作り込んでいるなら中々地雷だけど…外見は気にしないからなぁ…意識しないとぼやっとしかわからない

 

そんな感じで観察しているとアカネがぷるぷる震えだす

 

何事か?と思っていると力が抜けたように倒れ込んだ

 

恐る恐る近付いてみるが、全く反応がない

 

瞼を開いても瞳孔が定まっていない

 

あー気絶?外的要素がないなら極度の緊張か?なんで?というか、ぷるぷる震えるもんだったか?近いなら息止め発作…でもアレは小さい子供しか起きないんだよなぁ

 

とりあえず、抱き抱え自室のベッドに寝かせる

 

セクハラ判定出ないんだなぁ

 

検証班の幼女にチャットを送ると、好意を抱いている相手には出ないようになっているのかもしれないと帰ってきた

 

このゲーム凄いなぁ…気絶しているのに脳波読み取ってるのか?それとも、行動が記録されてそこからの総合判定的なやつか?

 

私にはよくわからない

 

頭脳労働は嫌いなのだ。単純作業がいい

 

心の中で永遠のブルーカラー宣言をしたあとに思う

 

…どうするよ?

 

結果、何もわからないので意味のない不在札を家の前に掲げ、ポーション作りに勤しんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドから悲鳴が上がる

 

ああ、言葉にならない悲鳴は甲高いモスキートーンのような音なのか

 

痛む頭を抑え、とりあえず声をかける

 

「おはようございます。よく眠れましたか?突然倒れてしまったので自室のベッドに運ばせて頂きました。男が普段寝ている場所で、となると少し気が引けたのですが、床で寝られるよりかはマシかと思いまして…不快でしたか?」

 

「い、いえ、そんなことありません!寧ろよろしかったのでしょうか?」

 

「気にすることはありません。人を助け、人を導くのが私の役目なのです」

 

「あ、ありがとうございます」

 

「いえいえ、構いません。所でお伺いしたいのですが、よろしいですか?」

 

「はい、何なりと!」

 

「それでは、何故私は教祖と呼ばれているのでしょう?」

 

今までずっと疑問に思っていたのだ

 

教えは説くが、一度も自分が教祖だと思ったことはない

 

エセ神官と言われるならわかるのだが

 

元々接触を避けていたから、理由を聞くこともしなかった

 

だけど、こうして話す機会が出来たのなら聞いてみたくなる

 

「ご存知ないのですか?」

 

「はい、私は、神官です。教祖になったこともありませんし、どんな宗教の教祖になったかもわかりません」

 

「そう…でしたか…」

 

あれ、選択肢ミスったか?

 

もしかして何も聞かない以外の√はダメなやつ?

 

「いえ、あの、教祖様が、このゲームの宗教であるナイア教を崇めているように見えなかったのでてっきり他の宗教であると…」

 

全然違った

 

まあ確かに宗教観や発言的には、今の本流と離れている自覚は本で読んでいるためあるし、なんなら聖水の効果が低いのもそのせいだと思っている

 

そんなことはどうでもいいか、どう返すかで色々大変になりそうなんだよな

 

「確かにそうかもしれません。ですが、私もナイア教徒、ではあるのです。文献を見なさい。そこに答えは乗っています。まあ、その答えが出たとき、たしかに私は教祖様である。と、言えるかもしれませんね」

 

中々に言っていることがわからない

 

だが、アカネには伝わったらしく、お布施を置いてお礼を言ったあと家を出ていった

 

最近の若い子は元気でいいなぁ

 

そんな老人みたいなことを思いながらポーション作りに戻った

 

なんとなく、その前に聖水を作ると、いつもより効果が高かった

 

よくわからん

 

 




魔法少女育成○画、赤枠のビタ難しくないです?
半コマ引きつけてと何度表示されたことか…
大人しく青枠打ちます
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