Second Real Online!   作:はひろ

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第6話

 

私は、モンスター蔓延る街の外に出ていた

 

周りには幼女含めた数人の検証班に所属するプレイヤーが居る

 

この幼女おかしくない?

 

いや、うん。フレにはなったよ?

 

でも昨日の今日で狩りに連れ出すとかおかしくないかな?

 

 

 

「そう文句を言わないでくださいよ。私が殺された件についてはこれで不問にすると言っているではないですか」

 

 

 

殺したの私じゃないんだけどな

 

知り合いってだけで脅されるのはフレンドと言っていいものなのか。友達だよ?脅すとか脅されるとかの関係じゃなくないか

 

 

 

「まあ、そうですね。他のプレイヤーなら関係ないって一蹴されると思いますよ?でも、神官さんなら来てくれると思っていました」

 

 

 

過大評価…と言いたいけど、そのとおりなんだよな

 

親切な神官さん脅して楽しいですかね?

 

 

 

「いいえ?でも、神官さんがいれば考察は捗りそうなんですよね」

 

 

 

それは過大評価と言えるなぁ

 

だって、基本街の外に出ない神官さんですよ?戦闘経験はないに等しいかと

 

 

 

「でも、神官としてのレベルそれなりに高いですよね」

 

 

 

まあ、リリース開始からやっていますしね

 

知ってるだろうけど、聖水作るだけで経験値入るんですよ

 

 

 

「ええ、効果が高いほど経験値が入ることは聖女に依頼して確認は取れています」

 

 

 

聖女の話は辞めてもらおうか?商売敵なんだよね

 

 

 

「それは失礼、ですが商売敵だから、ですか?過去の事が影響していると私は思うのですが」

 

 

 

プライバシー!っていうか、私と貴女、前回が初対面ですよね?実際私は、検証班が何をしているかとしかわからなかったですし

 

 

 

「私は辻ヒーラー時代から知っていますよ?私もされましたし」

 

 

 

 

 

戦闘しなくても回復かければ経験値は共有されるからね

 

 

 

「ええ、お陰様でこちらのヒーラーも安全にレベリングすることができました」

 

 

 

感謝するならお布施くれればよかったのに

 

 

 

「いえ、当時は貴方だと知らなかったので…と、モンスターが集まってきましたね」

 

 

 

気が付けばゴブリンたちが集まってきている

 

経験値はしょぼいし、数だけが多いのが取り柄のモンスターだ

 

 

 

「今回は別に経験値目当てのものではないので大丈夫です。とりあえず狩りますね」

 

 

 

そう言って剣と盾を構える幼女と、各々の武器を構える検証班

 

てっきり魔法か、大物を扱うと思っていただけに意外だ

 

 

 

「私は長として総合的な数値を測りたいんです、大物を扱うと感覚がズレて評価も変わります。魔法に関しては、需要がないのご存知ですよね?そんな理由です。逆に彼らは専門で武器を扱っていますから、その目線での考察を出すことができるのです」

 

 

 

彼女の運営しているサイト曰く

 

放火魔の火属性、水遊びの水属性、砂遊びの土属性、扇風機の風属性、中二の闇属性、人間ランタン(回復効果もあるよ!)の光属性

 

うん、光属性しか使えないね

 

ファンタジーVRMMORPGに分類されるこのゲームは魔法職はちょっとあると便利かも、程度の扱いだ

 

今後のアップデートに期待したいが動かないこと運営の如しと言われる運営だ、期待できない

 

運営に失望している私の事は眼中にないかのように検証班は戦闘を始めた

 

一言で言えば、私いるのか?である

 

カバーや連携を行わず、ただ、各々で狩って行く姿は洗礼されて一つの流れのように見えた

 

聞こえてくるのは、ゴブリンの悲鳴とカウントの声だけ

 

うん、このゲームカウントしないと不味いことになるんだよね

 

一定数を一定時間内に狩ると強化されたボス個体が出てくるのってやばくない?

 

何故か、そのボス個体に殺されると、通常のデスペナのレベル間の経験値の消失+その間に狩っていた分の経験値没収と所持金半額、所持アイテムランダム消失のおまけ付なのだ

 

だから、リリース当初にPKだけでなくMPKも流行った

 

トレインされてきたモンスターを狩るだけで条件達成されるのだ。いつもゲームをクソゲーに変えるのは悪質なプレイヤー…だけじゃなく運営も悪いが

 

一向に対処しなかったせいでプレイヤーは離れていったと言ってもいい

 

話を戻すと、ゴブリンは20体狩るとその強化されているボス個体が出る

 

なので、カウントを行ってその数を狩らないようにしている、というわけだ

 

だから「18」こうして「19、次」カウントを?次?「ラスト行く、皆備えてください」ちょっと待て?!

 

幼女が、血迷った事を言い、実行しようとしている

 

既にボロボロになっている哀れなゴブリンは、武器を盾で弾かれ体制を崩している

 

【大治療】

 

ゴブリンに対して魔法をかけると同時にポーションを投げる

 

一か八かの賭けだった

 

まず、回復魔法がゴブリンを包み傷を治した

 

その後、幼女の剣がゴブリンを切り裂き、ゴブリンは膝をついた

 

そしてその頭で割れるポーションの瓶

 

びちゃびちゃになったゴブリンと幼女が、何事かとこちらを見る

 

その後、一度しか見たことがない、ゴブリンのボス個体であるゴブリンキングが現れて雄叫びをあげようとして止まる

 

辺り一帯が氷漬けにされたように静止した

 

何?このパターン?

 

皆がそう思っている中一番早く復活したのはゴブリンキングだった

 

びちゃびちゃになったゴブリンを見据え、なんで生きてんの?みたいな顔をする

 

するとゴブリンは、身振り手振りでここまであったことを伝える

 

うん、ゴブリンって汚らしく喚いて突撃してくるだけじゃないんだね

 

ゴブリンキングはこの状況をどうするのか、王様らしく悩んだあと武器を構えて雄叫びを上げた

 

その声は、どこかまだ、納得していない、困惑したような声音だった




リゼロって全然表記から減らないから凄いですよね
後、JCBはどうでした?私は、わからないのでかけてないです
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