【急募】見知らぬ世界で生きていく方法   作:道化所属

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 久々の連日投稿やもってけこのヤロー!
 ……………………寝ます。


十七スレ目

 

 

400:道化所属

前回は気力が無かったから出来なかった。故に諸君、存分に悩むがいい。

道化所属じゃなくなったのであと半年のコテハン

>>415

 

 

401:名無しの冒険者

ダニィ!?

 

 

402:名無しの冒険者

一か八か!0.2秒の速攻安価!?

 

 

403:名無しの冒険者

拡散する暇もねぇ!?

 

 

404:名無しの冒険者

昂ってきたあああああああ!!!

 

 

405:名無しの冒険者

イッチのこういう所スコ♡

此処にいるスレ民の確率が上がったぜ

 

 

406:名無しの冒険者

フォオオオオオオオオオオオオオ!!!!(狂喜乱舞)

 

 

407:名無しの冒険者

超絶混沌藍色剣士(スーパーカオスソードマスター)

 

 

408:名無しの冒険者

藍焔の悪魔

 

 

409:名無しの冒険者

執行官No.9

 

 

410:名無しの冒険者

道化の玩具(ロイザラス)

 

 

411:名無しの冒険者

世界最強のモブ

 

 

412:名無しの冒険者

異世界転生したモブが魔王候補になってしまったがどうすればいい?

 

 

413:名無しの冒険者

聖王断罪者(ジャスティス・モルム)

 

 

414:名無しの冒険者

アホの子

 

 

415:名無しの冒険者

超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

 

 

416:名無しの冒険者

二刀修羅

 

 

417:名無しの冒険者

藍色混沌悪魔(ブルーカオスデビル)

 

 

418:名無しの冒険者

あっ

 

 

419:名無しの冒険者

クソおおおおっ!?拡散前ならいけると思ったのにぃぃぃ!?

 

 

420:名無しの冒険者

まあ【ヘラ・ファミリア】って事は分かるな。良かったなイッチ。プークスクスww

 

 

421:名無しの冒険者

思いっきりパワーワードやけどなww

 

 

422:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

悪意しかなくない?

 

 

423:名無しの冒険者

ブッハww

 

 

424:名無しの冒険者

アカン、スレが立てられないww

 

 

425:名無しの冒険者

インパクトが強すぎるww

 

 

426:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

さて、定期報告始めるで、よしなに。

 

 

427:名無しの冒険者

よしなにー!

 

 

428:名無しの冒険者

先ずは時間だ!倍速し過ぎてワイらが分からん!

 

 

429:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

前回のスレから約半年弱、一週間後遂にベヒーモス討伐や。

 

 

430:名無しの冒険者

遂に来たか……

 

 

431:名無しの冒険者

まあ、イッチの出番はまだやろうけど

 

 

432:名無しの冒険者

まだオラリオには闇派閥主力が残っとるしなぁ

 

 

433:名無しの冒険者

まあ、確定された運命に関しては置いといて

 

 

434:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

……?何が確定されとるのや?討伐は出来るって意味か?

 

 

435:名無しの冒険者

そこは置いておいて

 

 

436:名無しの冒険者

下手に干渉し過ぎると未来が変わるかもしれへんからワイらも言葉を選んだのや、流しときぃ

 

 

437:名無しの冒険者

まあ強いて言えばイッチに関係する事やないから気にすんなや

 

 

438:名無しの冒険者

とりあえずスペックを語ろうぜ

 

 

439:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

まだLv.4やけど、半年の訓練の末にワイは最強のスキルを手に入れた

 

 

440:名無しの冒険者

ほう?

 

 

441:名無しの冒険者

詳しく聞こうか

 

 

442:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

いやあ、思い出したくもないあの半年の殺し愛。

ありがとう、これが、これが戦いだ!!って実感する剣八のようにはなれなかったよ……

 

 

443:名無しの冒険者

何基準で話しとんねんww

 

 

444:名無しの冒険者

それは余程の戦闘狂でなければ誰でも無理やろ

 

 

445:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

そして女帝は殺せなかった

 

 

446:名無しの冒険者

女帝を初代剣八に仕立てるな

 

 

447:名無しの冒険者

底知れない所は似てるけどさぁ

 

 

448:名無しの冒険者

この子だ!この子こそ、女帝の名に相応しい!

 

 

449:名無しの冒険者

男やけどなww

 

 

450:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

そして現在のステイタスや

 

ノーグ Lv.4

 力  B777

 耐久 A861

 器用 B799

 敏捷 A881

 魔力 S932

【天眼E】

【耐異常G】

【耐冷E】

【魔導H】

『魔法』

【アプソール・コフィン】

・二段階階位付与魔法

・一段階『凍てつく残響よ渦を巻け』

・二段階『燻りし焔をその手に慄け、氷界の果てに疾く失せよ』

【リア・スノーライズ】

・領域魔法

・指定した存在に氷付与魔法を付与

・極寒、氷結範囲に幻像使用権限獲得

・極寒、氷結範囲から魔素の回収、精神力還元

『それは尊き冬の幻想、今は閉ざされし幻雪の箱庭、流れて駆けゆく数多の精、黄昏に吹雪く厳冬の風、打ち震えよ、我が声に耳を傾け力を貸せ、黄昏の空を飛翔し渡り、白銀の大地を踏み締め走れ、悠久の時を経て、懐かしき冬が目を醒ます、届かぬ天を地に落とし、今こそ我等に栄光を、箱庭は開かれた、偉大なる冬の世界へようこそ』

『スキル』

天啓質疑(スレッド・アンサーズ)

・■■■■■■■■■

・神威に対する拒絶権

追走駆動(ウェルザー・ハイウェイ)

任意発動(アクティブ・トリガー)

・疾走時、精神力を消費し『敏捷』の上昇

・発動時、加速限界の制限無視

冷鬼覇豪(ヘル・フレーザー)

・発展アビリティ【耐冷】の獲得

・環境極寒時、ステイタスの高補正 

憤怒臨界(アベレンジ・ラース)

・一定以上の憤怒時発動可能

・精神力二倍消費による魔法の詠唱破棄

・怒りの丈より出力上昇

天冽氷魔(ノーザン・メビウス)

・魔法発動中、精神力超消費にて冷気隷属

・隷属範囲及び練度はLv.に依存

 

 

451:名無しの冒険者

うわぁ……

 

 

452:名無しの冒険者

イッチのチートにドン引きするべきか、殺し合い過ぎた結果こうなったのかコメント出来ねぇ……

 

 

453:名無しの冒険者

チートの上にチートを乗せて楽しいかいイッチ?

 

 

454:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

仕方ねえだろ!?これが出来るようになるまで何回も殺されかけたんやぞ!?ただこれめっちゃ疲れるし、砲弾みたいに撃つ事は二発で限界やった。

 

 

455:名無しの冒険者

いや出来ちゃダメでしょ……

 

 

456:名無しの冒険者

パワーブレイカー過ぎるぜイッチ

 

 

457:名無しの冒険者

もうイッチの応援やめようかなぁ

 

 

458:名無しの冒険者

つか魔法と同時使用すればもう無敵やん

 

 

459:名無しの冒険者

クソが、異世界でチートとか裏山

 

 

460:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

……代わりたいか?飯と風呂と部屋は豪華やけど一日三回くらい女帝達に殺されるような特訓と暴発スレスレの魔法制御と深層に少数精鋭で突っ込む事になるけど、チートにはなれるで

 

 

461:名無しの冒険者

うん、まあ女帝の所に居たら納得だよな諸君!

 

 

462:名無しの冒険者

やっぱ無難が一番だよな

 

 

463:名無しの冒険者

あー、異世界転生しなくて良かった、マジで

 

 

464:名無しの冒険者

日本に生まれた事を此処まで嬉しく思った事はない

 

 

465:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

誰か代わらない?

 

 

466:名無しの冒険者

嫌でござる

 

 

467:名無しの冒険者

嫌であります

 

 

468:名無しの冒険者

ワイらは安全な所でイッチの喜劇を眺めてるわ

 

 

469:超絶残虐破壊衝動女神(ハイパーウルトラヒステリー)の眷属

○ァック

 

 

 ★★★★★

 

 

 【ゼウス・ファミリア】の士気が上がっていた。

 陸の巨獣ベヒーモスの討伐に備え、武器や回復薬は怠らずにオラリオは騒がしくなっていた。三大クエストに挑むのは初めて、神々でさえ脅威と認識した地上の怪物を斃してくれる事を祈り、【ゼウス・ファミリア】に惜しみなく協力していた。

 

 それに引き換え、【ヘラ・ファミリア】は……

 

 

「うわっ、ダラけ切ってんじゃねえか」

 

 

 この真夏の猛暑に全員グッタリとしていた。

 いつも威厳のある女帝が力無くソファーに倒れ、他の者も死屍累々と倒れていた。テーブルに伏すレシア、濡れタオルを顔に当てて天を仰ぐメナ、アルフィアさえも眠そうな顔をしながらも暑くて眠れずにストレスを抱えていた。

 

 

「【ゼウス・ファミリア】の訓練はどうすんだ?」

「今日は無いわ、準備で訓練してる暇は無いようだし」

「しっかし、暑すぎやしないかい……」

「とける〜〜」

 

 

 レシアもメナも限界のようだ。

 窓を開けても暑く、この部屋の気温だけでも三十度はある。しかも湿気も多いせいか、熱中症で死人が出そうな環境にノーグは苦笑いした。だが全員ではない。副団長と極東侍の紅が居なかった。

 

 

「副団長と紅さんは?」

「あの二人はダンジョンだ。二十七階層に涼みに行った」

「見習っていけばいいんじゃ」

「装備が暑いし、ダンジョンに行くまでの気力が起きないようだな」

「アルフィアは何で行かなかったんだ?」

「……夏バテだ、暑くて眠れなかった」

 

 

 最近の暑さだけ言えば大体四十度といった所だ。

 この世界には魔石で冷蔵庫や洗濯機など幅広い道具があれどエアコンが未だ無い。その内作られると思ったのだが、エアコンは作られなかったようだ。アルフィアもこの暑さで眠れずに隈を作っていた。

 

 

「【凍てつく残響よ渦を巻け】」

「おー、涼しいじゃないか」

「あー、生き返るぅぅぅ!!」

 

 

 出力最低限に制御した冷気を軽く風に乗せると涼しさ求めて二人が近寄ってくる。

 

 

「お前は大丈夫なのか?冬の大精霊の性質的に」

特注品(オーダーメイド)のインナーのお陰で問題ねえよ。定期的な献血のお陰でお金もあったしな」

 

 

 インナーは魔力を通すと暖かくなる『ミッドフレア』とは性質が逆の特注品『ミッドノース』を購入し、魔力を通すと涼しくなる。メーテリアの為の献血の正当な報酬としてかなりの所持金があった為、何枚か購入していた。ノーグは大精霊ヴィルデアの性質を持っている為、夏は天敵だ。七桁を何枚も購入するのは懐が痛かったが死活問題だった。

 

 

「お前は何してたんだ?」

「メーテリアの部屋に氷塊を設置してた。夏バテで一番危険なのアイツだし」

「……私も頼んでいいか?」

「いいぞ」

 

 

 この暑さは流石に体に障る。

 倒れる前に処置しないと危険かもしれないとノーグは了承する。

 

 

「アタシも頼むわ」

「私も……」

 

 

 この暑さの中でも氷塊さえあれば暑さを軽減出来る。メナとレシアも背中から抱き着いてノーグに懇願する。胸や顔を押し付けられて若干動揺するが、半年もいるのだ。若干耐性はついてそっけなく対応する。

 

 

「分かったから離れろ暑苦しい。淑女がはしたない真似するんじゃありません」

「うー、身体も冷たい。一家一台、ノーグが欲しい」

「もう永久改宗すれば良いじゃないかい」

「出力上昇」

「「ギャー寒い!?」」

 

 

 凍り付く出力にラフな格好していた二人が飛び退いた。理性がガリガリと削られる上にレシアなどは躊躇なく迫ってくるし、メナも弟のように接してくるからパーソナルスペースが近過ぎて溜息を吐く。並大抵の男だったら理性が爆発してもおかしくないと心の中で呟きながらも付与魔法を解除する。

 

 

「貸し一つな。ほら行くぞ」

「ノーグ、後で私もお願い」

「はいはい、仰せの通りに」

 

 

 先に二人に袖を掴まれ部屋へと向かうノーグを横目に、アルフィアは飲んでいた紅茶が無くなり、キッチンへ歩き始める。

 

 

「(ノーグが来て半年、随分と馴染んだものだな)」

 

 

 ノーグは随分と馴染んだ。

 最初こそヘラの横暴な要求から反抗的な態度を取ると思っていたのだが、強くなりたいという気持ちが強く、魔法の理論だけではなく実践でアルフィアと同じく条件次第で女帝に勝てるとまで言わしめる程の剣技と魔法、前衛特化の戦闘姿(バトルスタイル)や普段の態度を見ても、変態の眷属とは違うと認識してからは人気が高かった。

 

 

「(まあ私も、それなりにアイツとの会話は嫌いではないしな)」

 

 

 静寂が好きでもノーグとの会話は嫌いではない。

 才能で共感する所が多いのか、他人との差を気にしがちなアルフィアと似ている為、妹以外と比べて話しやすい。よくパーティーを組んだりするし、メルティ・ザーラの討伐の後から距離はある程度縮まり、見掛ければ話しかけるくらいの間柄にはなっていた。

 

 ノーグが【ヘラ・ファミリア】で強さを学ぶ為と同時に、ノーグに助けられている部分も少なくはない。家事もそうだが、洞察力が高いせいか気遣いが上手い。だから馴染むのはそう時間がかからなかった。こんな日々も悪くないとアルフィアは僅かに微笑った。

 

 そんな時、ある会話が耳に届いた。

 

 

「本当凄いですよねノーグさん」

「強いし、顔立ちは可愛いけど戦ってる時は凛々しくてカッコいいよね」

「家事も出来て気遣いも出来て、頭も良くて料理も上手い」

「完璧超人過ぎない?」

 

 

 Lv.4の二軍メンバーがノーグの話をしながら通路を歩いていた。ノーグは基本的に第一級冒険者の幹部達と深層に行く事が多いが、そうでない場合は二軍のメンバーとパーティーを組む事も多い。特に第二魔法のおかげで姿を隠しながら奇襲し、他人の付与まで行える為、安全に下層まで潜れる。

 

 

「で?リリナはどうなの?好きなんでしょ?」

「わ、私はその……」

「大丈夫だって!ノーグさんに彼女とかいた事ないって聞いた事あるし」

「いっそリリナが落としちゃえYO!」

 

 

 そのせいか、組んだ者はノーグとまた組みたがる。性格や容姿も相まって惹かれる者も少なくない。煩わしいと口にしたいが色恋沙汰の話を止めるのは野暮だ。静寂が好きでも黙らせる程横暴ではない。溜息を吐きながらキッチンへと足を運ぶ。

 

 

「私も彼氏にするならあんな優しい人がいいなぁ」

「と言うかよく今まで浮いた話が無かったよね」

「あの人相当モテそうなのに、もしかしたらさ」

 

 

 一人の団員の言葉が聞こえた。

 流石に五月蝿い、と言おうと思った一言が次の言葉に飲み込まれた。

 

 

 

「ノーグさん、好きな人でもいるのかもね」

 

 

 

 ドクン、と心臓が高鳴った。

 ノーグに好きな人がいる、それ自体はどうでもいい事だ。アルフィアにとってノーグは親友であり、それ以上それ以下でもない。ノーグに好きな人が居ようが応援はする。

 

 自分には関係ない……筈だった。

 揺れ動いた感じた事のない感情に足が止まって、その場を動けない。

 

 

「(何…だ、この感情は……)」

 

 

 アルフィアは立ち止まり、胸を軽く抑えた。

 ノーグに好きな人がいる、その言葉に感じたことのない不快な感情が胸の中で騒めいた気がした。

 

 

 その感情が何なのか、アルフィアはまだ知らない。

 

 




【ヘラ・ファミリア】
Lv.8 女帝
Lv.7 副団長
Lv.7 極東侍 (くれない)
Lv.6 蛮族女 レシア
Lv.6 回復役 メナ
Lv.6 魔導師 アルフィア

その他Lv.5が8人。Lv.4が23人。
ノーグはLv.5までなら付与魔法アリなら倒せるが、Lv.6には勝てない。そしてメルティ・ザーラの偉業のせいか格上の存在と戦っても偉業が溜まりにくくなっている。

 ★★★★★
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課題がある為、合間に書く時間で投稿するので遅れたりしますが、頑張ります。

容姿がリィエルに似てるけどタグに男の娘っている?

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