処女作ではないです。
転生した。しかもTS転生。金髪幼女になってた。
何言ってるか分からないかも知れないけどTS金髪幼女になってた。でも、どちらかといえば憑依なのかも知れない。だって、
「なんでボクがエルフナインになっているんですか〜〜!?!?!?」
戦姫絶唱シンフォギアに登場するキャラクター、エルフナインになっていたからだ。これからどうしよう。
☆
とりあえず町の散策を始めた。シンフォギア世界のように近未来系の町ではなく、ボクが転生する前のような世界だった。
転生時にショルダーバックを持っていたみたいで、中身を覗いてみるとスマホと財布が入っていた。キャッシュカードと銀行通帳があったので、どこで使えるのかなーと思いながらコンビニのATM行ってみたら使えた。しかも桁がヤバい。
全然使ってなかったんだな、これ。作中でも仕事が趣味みたいな感じだったし。
あと自分の名称はボク&ですます変換されるようになった。身体に引っ張られている気がする。
まあ不自由はないんだけど。
これ超重要何だけどこの身体というか頭脳が優秀すぎる。前世では数分かかる問題が一瞬にして解けてしまう。エルフナインちゃん超優秀なんだなぁと改めて感じた。
「ここは......市役所ですかね」
行く宛もなくふらふらしていたら市役所が見えた。
掲示板を見てみると「駒王町案内板」と書いてあった。市役所じゃないみたいだ。
「図書館あるみたいですね。ちょっと町のことだけでも調べてみましょう」
町の歴史とか読み漁っても意味ないと思うけど、本読むぐらいはいいよね。無料なんだし。
☆
気がついたら閉館時間になっていた件について。
どんだけ本読んでたんだよボク。でもマジで読むのが止まらなかった。内容が理解できるから面白くて何冊も読み耽ってしまった。これが天才か...!ってなった。
図書館を出るともう日が暮れるところだった。どこかで食事摂って漫画喫茶で今晩過ごすとしようかな。でも今のボクはロリだから安全面を考えるとホテルの方が良いかな。どうしようかな。
「うーん。どうしましょう...あれ、ここは?」
今まで夕暮れが辺りを包んでいたのに急に暗くなった。あと微かに獣臭さと鉄の臭いがしている。
どこかで鳥さんとかが轢かれたのかな?とりあえず臭いのする方に向かってみるとそこには
「人が、倒れてます!」
腹部から血を流しながら倒れている学生を見つけた。
「大丈夫ですか!?意識はありますか!?」
着ていた白衣を倒れている少年の傷口に押し付けた。
所謂圧迫止血法というものだ。でも血が止まらない。
一体どうすれば。
「!そうだ救急車です!救急車を呼べば助かるはずです!」
バックからスマホを取り出し、記憶の中にある町役場に書いてあった緊急番号を押し、電話をかけてみるが
「なんで!なんで出ないんですか!」
いくら電話を掛けても一向に出る気配がない。電波を見てみると圏外と表示されていた。そりゃあ電話出ないわな。じゃなくて!
「一体どうすれば...!考えろ、考えろボク!」
少年の傷口を白衣で押し付けながら解決策を探す。しかし一向に策が出てこない。こうしている間にも傷口から血が溢れ出てくる。そろそろ白衣全体が真っ赤に染まってきている。
「目撃者が居たのね」
「ッ!誰ですかッ!?」
声がする方向に顔を向けるとそこには黒い翼を背中から生やしたボンテージ?姿の女性が宙を舞っていた。
もしかしてあの女がこの少年を?
「貴方ですか?この人をこんなにしたのは!」
「そいつは私にとって厄介な力を持っていたからね。覚醒する前に手を下したまでよ。次期にその男命は尽きるでしょうね。
「そんな理由でこの人の命を奪おうとしたのですか!?ボクには理解できません!」
「理解できなくていいの。お前もここで死ぬのだから!」
女がそう叫ぶと掌から光の槍を生成し始めた。まさか、あの女は錬金術を使えるのか!?
「どうしよう!...あっ」
どうしよう、そう思いながら辺りを見回すと赤い箱があった。これだ!
ボクはその赤い箱に入っているものを取り出した。
お、重い!けどこれを上手く使えば時間を稼げるかも知れない!
「死ね!」
「とりゃあ!」
投擲された槍と同時にボクは持っているものを全力で投げつけた。槍とそれが接触すると爆発して、辺りには白い粉が舞い始めた。
そう、ボクが投げたのは消火器だ。所謂ABC消火器と言われる粉末を吹き付けて火元から酸素をなくして鎮火させるみんなも何度か見ているあれだ。
窒息してしまうかも知れないけど、目眩しにするには丁度いいはず。
「チッ!小賢しい真似を!」
男は急に視界が見えなくなってボクのことを見失ったようだ。その隙に少年を担いで避難しようとするが、これまた重い。少年は意識を落としている見たいで、それも重なり、今のボクでは中々運べない重量になっていた。それでもボクはこの少年を助けなければならない。
「うおおおおお!!!」
少年を無理やり引き摺り、あの女から距離を離す。この際見つかってもいい。この少年が助かればいいんだ。
「あともう少し!」
あと数メートルで公園の出入り口に着く。そうすれば誰か気づいてくれるはず!
「な、なんで!どうして出れないんですか!?」
公園の出入り口に付近に着いた瞬間、見えない壁に弾かれてしまった。もしかして、結界が貼られているのか!?どうしようとあたふたしているうちに、すぐ後ろには翼を生やしたあの女がいた。
「ガキが手こずらせやがって。さっさと死ね!」
男は鈍い光を発した槍をボクめがけて何本も飛ばしてきた。すぐ後ろには結界、これは逃げられそうにもない。咄嗟に少年を抱きしめて、庇おうとしたが結局無駄に終わることだろう。
申し訳ない、少年。ボクはここまでのようだ。
そう思った瞬間、視界が暗くなった。
戦闘描写とか主人公が考えていること、その場の情景を文章にするのって凄く難しいですね。低脳チンパンジーのわたしには到底できないです。
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