遅くなってごめんよ
リア充の皆様は末永く爆散しやがれ下さいませ
話をしていると、ふと突然、茜が聞いてきた。
「そういえばお兄さんはどこ行くん?」
考えてもいなかった。特に行く当ても無いし家でゴロゴロしたいが、せっかくなのでこいつと一緒に行ってポケモンと触れ合いたい気持ちもある。考えた末に出した結論は
「そっちこそどこ行くんだよ」
そう、逆質問である。逆質問とは人類が犯してはいけない七つの大罪の内のひt(殴
「ウチは特にすることも無いし街にでも行きたいと思ってるけど」
「なら俺もついて行っていいか?」
「別にええけど… 家どこなん?」
「見失った⭐︎」
「アンタなぁ、そう言っとけば許されると思ってへん?」
「お前ッ…エスパータイプだったのかっ」
「ちゃうわどちらかと言うとほのおタイプや」
「お前のタイプなんか知らん」
「そっちから言うてきたやろ」
側から見れば口喧嘩のように見えるだろうが、向こうの言葉からは怒気を感じるどころか、嬉しそうな雰囲気さえも感じられる。尚、俺氏はめんどくさいと思っている模様。
「ほな、どっか行こか」
「どっかってどこだよ」
*
俺たちは今、ヒワマキシティまで、
今のところ出発から1時間ほど経ったが、未だ休憩なしだ。マップを見た結果、1番近いから、と言う理由でヒワマキシティに行くことになったが、全く着く様子もない。鬼畜かよ。
「そろそろ疲れたから休憩しよか」
「やっとか」
「こんなペースやと日没までに着けへんで」
「あとどんぐらいかかるんだよ」
「軽く4時間は超えるんちゃう?」
やっぱ鬼畜だわ。
今は4時。本当に4時間もかかるなら、日没なんか間に合うわけもない。
「よし、そろそろ出発しよか」
「おいちょっと待てまだ水しか飲んでねぇぞ」
「歩きながら食べればええやん」
「…」
「…」
「…」
「なんかは反応しろよ悲しくなるやん」
「お前が悲しくなろうと俺には関係ねぇから」
「ならもうついて行かへんで」
「はいはい分かりましたー」
軽口を叩きながら歩みを進めて行く。出会ってわずか5時間ほどでこれである。今の俺前世の俺にコミュ力分けてあげろよ。
「こっからは休憩なしで行くで」
「なぜに」
「そうじゃないと間に合わんで」
「なにに」
「日没に決まっとるやろがい」
「なんで」
「主語が足りん」
「なんで日没に間に合わせなきゃいけねぇんだよ」
「キレんな」
「そんなん言ってる内に光が見えてきたぞー」
「やっとやー」
「疲れたー」
「ウチも疲れたー」
「死にそうー」
「とりあえずポケセン行って泊まる部屋確保せなー」
「だるいー」
「ウチもー」
「はやくー」
「ねむいー」
「おれもー」
「すいません、本日お部屋がひとつしか空いてないんですよ」
「別にええで」
「こちら鍵でございます」
「ありがとなー」
ん?今こいつなんて言った?
俺と同じ部屋でいいって?
やばい事が起こったなー(白い目)
次回、主人公くん、童貞卒業なるか!
デュエルスタンバイ!
ごめんなさい嘘です次回は別視点です
そういえば評価9頂きました!ありがとうございます!