転生者達の地球防衛   作:蓬莱鈍足

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リハビリ

「ゲーマーと陸男」の陸男がストーム1(EDF3・4)の場合のIF
最初はコピペ。


始まりIF (EDF3・4)

目の前に巨大な蟻がいるんだが?

そしてその蟻に銃を向けて発砲している軍人達。そして同じ服装、同じ装備を持った俺。

 

「怪物を撃て!!」

「何なんだ!この化け物は!」

「EDFは化け物を恐れない!」

 

混乱に飲まれる者、己を鼓舞する者。滅茶苦茶な現場。

思わず笑ってしまった。近くにいた同僚も銃を撃ちながらつられて笑う。

 

「わかるぜ。こんなフィクションみたいな光景は笑うしかねえよ」

 

本当にな。

見たことのある空飛ぶ黄金の円盤を視界に入れながら、心の中でぼやく。

 

どうして俺は地球防衛軍の世界に転生しているんだ……

 

ここは『地球防衛軍5』の世界だ。前世によく遊んでいたゲームシリーズの1つである。

そう、前世。俺はこの世界をゲームとして楽しく遊んでいたプレイヤーだ。

記憶を思い出す前に親方日の丸的に入ったこの「全地球防衛機構軍」ことEDF。なんで入隊してから前世を思い出すかな……。いや、民間人のままでも命を落とす確率が高い。なにせ『地球防衛軍5』の物語の結末は総人口の9割を失い、社会システムはおろか文明も崩壊寸前というものだ。お先真っ暗。

俺は転生したがチート特典はもちろんなく、ストーム1でもない一般隊員なので大したことはできない。だが、民間人のまま抗うすべもなく一方的に殺されるよりは、EDF隊員になったほうがましだ。

 

あれ?『地球防衛軍6』は?ループして最終的には人類は勝っていなかったっけ?

残念ながらそれは最後の方であり、そこに至るまでとんでもない犠牲をはらっていた。

ループを自覚していたのはストーム1こと主人公とプロフェッサーだけだしな。

いまの時空も劣勢世界なのかもしれないし。

 

今、俺がいる場所は基地だ。つまり基地がプライマーに攻撃されている。

ここは市街地から少し離れた場所に位置する小規模基地だ。こんな所まで攻撃するなんて。

 

この基地はベース228のようにイベントなどで民間人を呼んでいたわけではないが業者など外部の民間人がいる。そういった人たちも怪物に襲われている。

こんな俺でもEDF隊員だ。助けないと。

 

視線の先には民間人の姿だ。ゲームではないので市民も普通に死んでしまう。

襲う巨大蟻を撃ち殺す。

 

「もう安全だ。今のところは」

 

目の前の民間人は頭を抱えながらうんうんと唸っている。苦しそうだ。あんな化け物に襲われて頭が痛くなるのもわかる。

民間人の男は突然、まるで家族のような、長年連れ添った相棒のような親しみがこもった声音と表情で話かけてきた。

 

「こんなところにいたか、指揮官。こっちでもEDFにいるなんて指揮官は根っからの戦士なんだな」

 

指揮官!?俺は平隊員なんですけど。

でも民間人からしたら階級なんてすぐ判断できないよな。緊急事態だ。指揮官のふりで避難命令に従って貰おう。

 

『武力を持たない民間人には避難を指示した。ここは俺たちに任せてくれ』

「ともに"フォーリナー"を撃退したのに俺だけ逃げろとは水臭いぞ。俺もともに戦おう」

 

戦う気満々の民間人。

民間人に武器に持たせて戦わせることなんで平隊員の俺には権限がない。

だが、民間人の一言に転生者は支配された。

 

視界のすみで転がる巨大生物の死骸も、仲間が戦う姿も何も目に入らず聞こえなくなった。口の中が渇く。

 

フォーリナー

 

今、転生者がいるEDF5・6とは別の世界であるEDF3・4で地球を侵略してきた宇宙人だ。

この世界では名前が挙がることのない侵略者の名前をどうして民間人は発言したのか。

 

固まる転生者を民間人が揺らす。

 

「大丈夫か?」

『待って、待ってくれ』

 

民間人のおかげで正気に戻ったが混乱状態は変わらない。

 

『どうして"フォーリナー"を知っているんだ』

「俺は"フォーリナー"がいて世界で特殊遊撃隊の一番隊の隊長…ストームリーダーとして戦い勝利した。前世の記憶ってやつだな」

『ストームリーダー……ストーム1か!!!』

「実際に指揮官にあえてとても光栄だ」

 

ストーム1

 

EDF5・6にも存在するコードネームだが、メタ的な流れではこのコードネームはEDF3・4から始まったものだ。

 

特殊遊撃隊ストームチームのリーダー。

あらゆる武器・兵器を使いこなす戦闘のエキスパート。地球を守るためならばと臆せず立ち向かい、敵を撃滅せしめる超人。

 

前世、俺はゲームで主人公たる彼を操作しフォーリナーを撃退していた。

つまりは彼と俺は全く関わりはない。プレイ中に彼を指揮していた人物なんていたか?本部の事か?

 

「指揮官にはよく助けてもらった。俯瞰からの指示や未来予測は俺にはどうしようもなかった」

 

もしかして第四の壁を認識していた?

なんかもう衝撃的過ぎて頭が回らなくなってきた。

 

頭を抱えてうずくまりたくなったが、ストーム1に肩を叩かれて視線を促される。

そうだった。今はプライマーの怪物こと巨大蟻に襲われていたところだった。

何も考えられなくなった俺は持っていた武器の一つをストーム1に渡し、怪物へ引き金を引いたのだった。

 

 




別タイトル「ゲーマーと嵐」

転生者さんは人前ではストーム1(EDF3・4)を「リーダー」と呼ぶ。「ストームリーダー」から。
ストーム1だとEDF5・6と被って面倒なことになるから。


あったかもしれないやり取り

ストーム1「どうやらアーマー耐久値が無くなってしまったようだ」
転生者『そんな事は無いでしょう。アーマーがなくなったら話なんかしていられるもんか。そんな事よりフリージャーの功績値が溜まったから引き撃ちしよう」

閣下のやつ。
ゲームではアーマーが0になると失敗だが、現実では肉体耐久で気休め程度だが何とかなる。この状態で攻撃を受けたら死ぬ。ストーム1はめっちゃギリギリの状態だった。
転生者さんは内心焦りに焦っていたに違いない。

*

ストーム1「不死身の怪生物アーケルスか。すごい敵がいるんだな」
転生者『実は撃てば殺せる』

「鎧に守られた宇宙人」
『撃てば殺せる』

「移動要塞」
『撃てば壊せる』

「邪神」
『撃てば殺せる』

「テイルアンカー」
『撃てば壊せるし、なんなら特定武器でバリアも無視して攻撃ができちまう(修正済)』

「前と変わらないな!」
『…ソウダナ!』

*
*
*

陸男はガチのワンマンアーミーだったので、EDF5・6で他隊員(コマンダーを除く)と一緒に戦うとデバフを受ける設定。集団行…戦闘が苦手。

だけど、ストーム1(EDF3・4)は他隊員と戦う機会が多かったのでデバフは受けない。隊長だし。


これを書いていて、5・6ストーム1でもいけるし、世界観とか何が起こったのか転生者と共有しやすいからそっちの方が書きやすいのではないかと思ってしまった。

コピペはやめて5・6ストーム1の話の「出会いIF」をリハビリがてらに書いてみるか?
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